ぽっかり、喪失感。僕は、君のあの時の声を忘れたくはない。心配そうに、楽しそうに笑ってくれる、あの声。静かに身を寄せてくれる冷たい君。気が付けば君は僕以外にも笑い掛けていて、呼吸が浅くなるのを感じたんだ。今思えばそれはきっと、嫉妬、というものだったのかも知れない。今となっては土の中に居る君に聞く事は出来ないけれど。甘くて甘くて甘い、そんな声だった事は覚えている。けれど、いつかその声もおじいさんと同じように忘れてしまうんだろう。でも、君と過ごした時間だけは嘘を吐かない。忘れない、忘れたくない。それがたとえ、もう一度触れる事が出来ない温もりだったとしても。伸ばした手が、離されたとしても。

ねぇ、君は、僕の声を覚えてる？

俺の手を取ってくれたその手は、どれくらいの人の手を取って来たんだろう。

(知った所で如何にかなる訳無いのに！)

最近気圧エグくない？寝ても寝ても眠いんだけど何？バグ？ってくらいには朝起きた後も昼も夕方も眠い。寝れる時はそのまま寝ちゃう。春までには治って欲しいけど、春は春で眠いんだろうなぁ……、っていうかもう春か？この時期って冬なのか春なのか解らない季節の変わり目だよね。だからこその不調……？よく解らないけど体調だけは崩さないように頑張らなきゃ。皆も風邪やら花粉症やら気を付けて。後者は気を付けようが無さそうだけど。それじゃあ、また顔を出すね。またね。

冬の夜は好きだ。透明で澄んだ空気が肺腑を満たしていく。ちりちりと内側から突き刺す様な、そんな痛みが心地好い。……ん？最近？そうだな……俺は変わらず藤枝の所で普通に暮らしてるよ。俺が“普通”なんて言葉を使う日が来るとは思わなかったけどな。彼奴の仕事を手伝いながら、本当に稀ではあるけど、絵を描いてる。なんて言うとレイが見たがるから言わないけど。ひっそりと絵が描ける時間は落ち着く……が、それ以上に彼奴と過ごす時間に安堵する。彼奴もそうであれば嬉しい、なんて思考が引き出されるのは全て彼奴の所為だ。責任取って一生傍に居て貰う……なんて、冗談だよ。……本気かも知れないけどな？はは、そんな顔するなよ。いずれ解る事だ。それじゃあ、今夜もそろそろ寝支度に入るとしようか。また顔を出す。……多分。それまで元気で。じゃあな。

改めて俺の口からもあけましておめでとう、を。

二人で見た黎明時の空、優しい言葉を掛けてくれたその唇。
俺は君の秘密を今まで誰にも話していない。
あれから何度目の冬が過ぎた？
透き通って喉の奥まで届く涼やかな空気。
お情けで傍に置いてくれてるのなんて始めから解ってる。
解っていても離れられないのは俺の弱さだ。
今でも昨日の事の様に思い出せる、あの空気。
俺の願いが永久に叶わない事なんて理解してる。
理解しているのに「もしも」を考えてしまうのは、
きっと俺の弱さだ。
宝石の様な限定された時間も、きっともう輝かない。
期待すればするだけ自分が傷付くだけなのに
あの輝きをまた夢見てる。

そんなもの、疾うに砕けているのに。

あけましておめでとうございまーす！今年もけーちゃんの事について呟いてくぞ！初詣一緒に行ってきたけど……え？新年早々デートの自慢かって？ぐへへ、嫌だなぁ……そう見えます？そうならそうなのかもなぁ……みたいな？ねぇ？えへへ、早く話進めろ？はぁい、せっかちだなぁ。けーちゃんと二人で初詣行ってきたんだけどさぁ、これがさっむいのなんの。思わずけーちゃんの手を握りかけたあたし、理性が保ったが故に手を途中で止めました！偉い！っつーか着飾ったけーちゃんから滅茶苦茶良い匂いがする！何！？香水でも付けてきたのか！？って思う程良い匂い。クラクラするじゃん、何なの？何なんだ杉浦契！おい！！あたしと二人きりなのにそんなに着飾って誘ってんのか！？アピールか！？なんのだよ！！って自己ツッコミをかましつつね、近所の神社に行ってきたんだけど御神酒をちょっと口に含んだだけで顔赤くしてる杉浦契！！なんなんだお前は！！可愛いの塊か！？可愛いが服着て歩いてる！！っはーーー……落ち着こ。けーちゃんを前に落ち着いてられる筈もない顔面ハーバードのあたしですので結果はお解りかと。それにしても初詣行こうなんて浮かれた脳味噌してんのあたし達以外にも結構居るモンだねぇ。暫く並んだもんね。一時間？二時間？くらいは並びっぱなしでさぁ……列が中々捌けない。そうそう、さっきの御神酒の件の前に御神籤引いたんだけど何と私横江礼、大吉でございました。やったぜ。真っ先に見るのが勿論恋愛のところですよ奥さん。「恋愛　目の前の人を愛せ」……けーちゃんの事は毎秒愛してますが！？！？！！？って感じだけどもねぇ、そっかぁ……目の前の人を愛せ、ねぇ……。これ以上に？って思ったけどもっともっと愛情を注いでくべきなんだろうなぁ。なんてね、新年早々もだもだ考えた訳なんだけど、皆は良い正月を過ごせたかな。そんなこんなで今年もよろしくお願いします！

早い事に二年経つみたい。この吐き出す場を作ってから。……ん？二年、だよね？それ程には此処の事を深く考えている訳でもなくて。でも言葉を吐き出す場としては有難く考えてるよ。こんな取り止めの無い言葉を受け止めてくれて有難う。読んでくれてる人達に感謝を。また来年もぽつぽつと考えた事を書き連ねていく心算だからよろしくね。暇な時に読める記事を書けるように頑張る。それじゃあ、良い年を。

千足さん、千足さん。何度呼んでも足りません。僕がこうして名を紡ぐ度に貴女が微笑んでぼくの名を呼び返してくれるから。……抱き締めてくれるから。千足さんに初めて会った、ぼくの運命を変えたあの日から、ずっと、ずーっと……貴女という太陽に照らされてきたぼくは幸せ者です。千足さんと一緒に過ごしていると、ぼく一人で生きてきた穢れた軌跡が嘘みたいに浄化されていくんですよ。

ふふ、……貴女は知らないでしょう？

こうして“普通”の朝を迎えられる事が、
ぼくにとってどれだけ幸福である事か。

どうも〜、久々の不破湊ですぅ。目下の悩みは使ってるシャンプーの詰め替えが全く見つからない事ですね。何でこんなに無いねん、シャンプー自体は人気なのに詰め替えが無いってどういう事や。仕方無いんでちまちまとケチって使っとります。もういっそメルカリにでも頼るか。高額の転売とかされとったら嫌やなぁ……。皆さんもありますか、どうしても必要で人気な筈なのに何処の店にも置いてない、みたいな。俺だけじゃないと思うねんなぁ。あるあるやろ最早これは。同志求む。そしてあわよくば俺が使ってるシャンプーが安く売ってる場所の情報をください。教えてくれたら指一本の在処をお教えします。っちゅーて呪術のネタも織り込ませて頂いてね。呪術おもろいよなぁ。今期もハズレ無しって感じで、兎に角甚爾がヤバい。殺戮人形化した甚爾くんやーばい。今後どんな展開になんねやろなぁ……あれ、何の話してたっけ？まぁええわ、そんな感じの近況報告でしたと。ほな。

燃えていた炎が揺れて、儚く消えて行くその瞬間のように、人の心は酷く不安定だ。大事に大事に抱えて居た心算でも、ふとしたキッカケで消えてしまう炎。消えてしまった瞬間を何度も見てきたから、少しの風にも敏感になって炎を囲ってしまう。それでも揺らめいてしまうのだからどうしようもない。どうしようもないと解って居ても煩くなった鼓動を落ち着ける術を俺は知らない。心臓が煩い、煩い。確り噛み合って動き続けていた歯車が軋んだ瞬間の不安感に似ているかもしれない。少しずつ、少しずつ噛み合わなくなって、最終的にはその動きを止めてしまうんだろう。俺は毎回逃げ出したくなる。でも最後まで見届けてしまう矛盾。……きっと俺は一抹の希望に縋りたいだけなんだ。「もう大丈夫、泣かなくていいよ。」なんて、言われたいだけなんだ。口を開いても喉で灼けて仕舞ったように言葉が出て来ない。本当は言いたい事が山程有るよ。でも溶けてしまった言葉は声に成らない。今も隔たる壁、これは俺が自分自身を守る為に作った壁だ。大事な物を守りたいが故に作ったそれの所為で相手が見えなくなって、彼の感情が解らない。それでも、それでも……もう一度向き合う事が出来たなら言えたらいい。

「ごめんね。」

そして、また燃え上がる炎を見たい。