様々な「＿」を書き記していた紙を、破いた。
なんてことのない、破いてしまえば唯の紙屑だ。
あんなに大事に抱えていた「＿」だって、所詮こんなモノ。
あんなに、どろどろと思考を搦め取る言葉だって、
必死に綴った懺悔に酷似した「＿」だって、
呆気無く塵になってしまった。
今度こそ、すっかり侵食してしまった
それを棄てようと思った。
けれど、どうしても上手くいかない。
破けど破けど、破くだけ胸に刻み込まれる「＿」。

どうして、俺はまた懲りずに「＿」するんだろう。
こうして俺は「＿」する事を忘れられない、
逃れられないみたいだ。
滑稽だと思うよ、自分でも。
だから、思い切り笑い飛ばして。せめて。

俺だって、これ以上、……これ以上は傷付きたくはない。
それでも今は、今だけは、この目の前の真実だけを
「＿」して居たかった。
それが所詮叶わない願いだとしても。
結局俺は、未だに師匠の言葉に囚われた儘、らしい。
だけど、後悔なんて一つもしていない。
どうして？それは、これも俺の一つだから。

何より、情けなく後悔を「愛」するよりはマシでしょ。

伽藍堂な心に一粒、飴玉が転がり込んできた。
きっと今のボクにとっては何よりも甘い。
でも、気付かぬフリをするんだ。
いつも通り、ボクはそれに気付かない。
口の中、放り込んでみてよ。
甘味が怖いボクは黙って球体を噛み砕く。

ボクはねぇ、求めて来てくれる皆の事をぎゅーってしてイイ子イイ子、頑張ったねってしてあげるのが常なんだよね。だから逆の立場なんて知らない。知らなくたってよかった筈なのにさ。なんでそういう事するかなぁ。気紛れ？……キス、してくれた時、すっごい意地悪な貌してたしそういう意味？ボクが抵抗しなかったからってさぁ、そういうの良くない！ぜーーーったいに良くない！メッ、だよ！全く！君の身長と体格だとボクの身体なんて簡単に抱き込んじゃう。悪戯に回った両腕も、受け止めてくれた胸板も、仄かに香った香水の匂いもこんなに鮮明に刻まれちゃってさ。鼻の奥がツンと熱い、鮮やかな視界が烟る、御喋りな唇が黙り込んで震える。どうしてだろう。ボクが今まで愛でてた子達もこんな気持ちだったのかな。………いや、そんな事無い。皆笑顔だったし、「幸せ」って言ってくれたし。だからボクとは違うんだよ。ねぇ、なんでボクは今こんなにも泣きそうになってるの。必死に紡いだ言葉の数々はみっともないくらいに継ぎ接ぎだった。それもきっとあの子にはバレてる。君達を彩る筈のパレットの上もぐっちゃぐちゃ。ボクのこんなに弱いトコロを見て、君はどう思ったの。

吃驚した。急に部屋を訪ねて来ないでください、心臓に悪いっすよ！通知で貴方の名前が出た時思いっきり目見開きましたからね！？いやいや、結局自分から行かないで貴方から来るんかーい！みたいな……。慣れないツッコミしたら違和感酷いっすね……。今も結構人数は居ますけど、いつか15人フルで遊んでみたいっす。今アモアスプレイ最高人数15人っすよね？そうなるとインポスター三人とかになるんでしょうか。自分、エレクトリカルでばっかり噛むんでそろそろメタ推理とかされてエレクトリカルで肉塊を見掛けたら犯人は十四、みたいな事になっちゃいそうですね。勿論やめないっすけど！というかそれ以外に噛める場所知らないですし！それは流石に嘘で偶に別の場所でも噛みますけど。あっ、それからそれから、自分はゲーム以外でも皆で話す時間も好きだったりするんすよ。そこまでわいわいガヤガヤって感じじゃないんすけど、あのまったりした雰囲気が自分の癒しになってるんすよね。相変わらず「十四！」って呼んでくれる声は自分の心臓を掴んで離さないです。なーんて………へへ、まるで恋してるみたいっすね……ぁいてッ！殴らないでくださいよォ！！冗談に決まってるじゃないっすか！恋っていうのは………いう、のは……なんか、……こう、触れたいとか愛しいとかそういう感情が湧き起こるような……………え！？当然！？じゃあもう上手い事言える自信無いっす。自分は……相変わらずあの人の事が好きっすよ。でも、自分が幸せにするんだ！とかじゃなく、幸せになってくださいねって気持ちが大きいので主観的に見ても客観的に見ても唯々恋に酷似してるだけの何にも当て嵌らない感情なのかなって。そう思ってますね。憧れに近い、のかな。仮にあの人に大切な人が居るって聞いたとしても「そうなんすね！じゃあ今幸せっすか？！よかった！」って言える自信が有りますし。…………いや、ちょっと寂しいな。うーん、なんかこうやって寂しがりを発揮するから自分の気持ちが自分でも判別出来なくなるんでしょうね。自分の気持ちくらいハッキリしろ！うわーん！もう振り回されたくないっすよぉ！！あっ、でも一つ言えるようになったのは、名前を呼ばれると嬉しくなるのは犬みたいなものなのかなって事っすね。「十四！」「はーい！なんすか！？」みたいな……。「ワーッ！好き好き！」ではないのかなって。待ってください、自分例え話が壊滅的に下手っすね！？書くだけ書いて何も纏まりが無いように思えてきましたし、実際纏まってない。ううっ……纏め…………纏めないと……。今居るメンバーでナゴヤは自分だけなので、そろそろ空却さんや獄さんが来てくれると嬉しいんだけどなぁって事を呟いておきます。知ってますか？言霊ってやつっすよ！ふふん！こう言っておけばきっと近い内に来てくれる筈っす。でも前に空却さんが入ってきてくれた時挨拶するのが遅れて第一声で「遅ぇぞ十四ィ！！」って怒られた過去があるのでちょっと………怖、…怖、くないっす！二人が来るの楽しみにしてるっすからね！ヨコハマとシブヤも一人だけなので、そこも集まって貰えたらきっと皆笑顔になります。皆笑顔で、楽しい宇宙人狼生活を！っすね！

その何処までも優しくて、酷薄な笑み。

いつだってその笑顔に囚われてしまう。

でもそれでいい。ただ一方的に与えられる愛は

心底悍ましいと感じるから。

俺を見ていないその笑顔すら、俺を掴んで離さない。

この迷宮は果てが無く

そして閉ざされている、だけど開かれてもいる。

でも、どう足掻いたって逃げられない。

迷宮は途方も無く広大で、

寂寞とした円の

中心には。

「誠心誠意向き合う」、言葉にする事は可能であれど、じゃあ何処までの行動を起こしたら誠意を見せた事になんねんとね、最近考えてる訳ですよ。相手に全力で尽くす事か？嘘を吐かん事か？今までも何度か誠意有る行動をしたいと書き綴った記事が幾つかあったと思うんですけども………あったか？あったよな？俺を客観的に見た時に真っ先に疑うのは「此奴の頭の中に『誠意』って言葉が存在するんか？」の一言で。そりゃそうやろ、ふらっふらしとるぞ此奴。でもね、こうやって「愛」を振り撒いては居ても「自分だけだって言ってくれないの？」っちゅー問いに対してだけは確り向き合った言葉を掛けてあげてます。「僕には君だけだよ。」なんてやっすい嘘とか吐きたくないじゃないですか。そんなん誰も幸せにならないんで。あぇ、…あー……勿論仕事中はバッチバチにべらべらと嘘吐きます。それはしゃーなし、オシゴトなんで許してくらぁさい。自分に嘘を吐きたくないって思いもあるけど、一番はそんなくだらん事で相手を傷付けたくないからって思考に落ち着くんだよな。やっぱりどうしても「だけ」って言葉が重要らしくてちょこちょこ求められる。姫にも、プライベートでも。気持ちはまぁ解らなくはない、というか理解は出来る。そりゃあね、好意を抱く相手には自分だけで居てほしいだろ、と。だからこそ俺なんぞを選ぶなんて事はしてほしくないんですよ。幸せになってほしいんで、これは俺に関わってる皆に言ってますよ。言うて今プライベートで俺に関わってる人には「自分だけって言ってくれ！」とかは言われてないんで、なーんか姫とアレやコレあったんやなぁと流しといてもろていいっすかね。あい。ぶっちゃけ色々ありました。年明け早々やんちゃする姫の多い事よ。何かしらの箍が外れてるんだろうな、知らんけど。はは、フォロー出来る所は確りフォローしてるんで、あとは姫自身の精神力がポキッと折れない事を願うばかりです。また元気な姿を見せてくれ、俺はずっと店で待ってるからな。姫関連を此処に書くと笑えない事案ばっかなんでそろそろ自重します。夜の街事情はかなりエグいぞ。やっぱな、流石にな？ちなアレよ、俺が紡ぐ言葉の中で嘘だと思われてそうランキングをたった今作ったんやけど、「可愛い」と「愛しい」は絶ッ対に信じられてない気がすんねんな。どっちが一位か？ランキングになっとらん？うっさいわ、細かいトコつつくなボケ、しゃーすぞ。あ、……すいません…。なんかこんな言葉が云々って事を書いてたら最近プライベートであったある事が頭を過ぎったな。過ぎったってさも今まで気にしてませんでした風を装ってるけども、ここ数日？いや数週間かもしれんし数ヶ月？敢えて曖昧にするぞ、意味無くな。……は、ずっとその事について考えちょります。俺の思考独占しとるんやぞ。お前だお前！！自覚有るよな！？今！私不破湊の思考はァ！！ほぼほぼ貴方のモノです！！つってな、その人に日記教えてるか？どうやろなぁ。教えてへんからこんな事書けとるんかもしれんし、まぁまぁ、そこは大して重要じゃないっしょ。万が一、万が一この言葉が届いたのであればこの言葉を噛み締めて貰ってね。

……そういえば俺は煌びやかなネオン街を歩いてる光景が似合うとかそういう印象が強いって言われがちやけど、自分自身を分析するなら底の知れない深海に沈んでる様子が一番に思い浮かぶわぁ。真っ暗闇、周りには縋るモノも何も無い、音も光も何も届きやしない。だからきっと陸に生きる人達には俺の言葉の証跡すら残らない。広大な陸に、言説という光が点在して主張する星空に想いを馳せたとして、それを欲したとして、まるで手が届かない、水を掻くだけ。それに不満を抱いてる訳でも、不安になってる訳でも無い。これが俺の生き方なんやなぁってちょっとしみじみしました。


光届かぬ深海から見上げる夜空は、
俺みたいな暗い底に沈む水棲生物には
迚も触れられやしない禁忌、なんやろなぁ。

今日はねぇ、前に書いた日本酒を飲んでる訳なんですが、飲むキッカケになったのが何と郵便からオススメのおつまみを教えて貰ったからって事でして。マジで感謝でございますよ。なんたってそのメールが送られてきた5分後には商品調べてポチってたんでね、こうして早々に口に出来たって訳です。ハイ。自分だと絶対に口にしないタイプのおつまみだったんでめちゃくちゃ新鮮な気持ちで食ってますねぇ。「食べる削り節」ってヤツで、まぁまぁこの段階で日本酒には合うやろなって思ってたけれども、マジで、マージで相性が抜群。濃い味って訳でもなく、噛めば噛む程味が染み出してくる感じで少量でも全然満足出来るし、「生ハムみたいな」って文言がピッタリな商品やと思いましたねぇ。これ一つ買っておけば暫くはつまみに困らんやろって感じなんで数本貰った日本酒のお供は全部これに決まりかなって所です。裏面にも書かれとるけどおにぎりの具にもイケそう、というかイケるらしいんで試してみよかな～って思ったり。この記事を見た人にも是非食ってみて欲しいなって感じなんで、広まれ食べる削り節の輪！……メールで名前出していいか聞きそびれたんで取り敢えず教えてくれた人の名前は秘密にしとこかな。また何かしらメールくださった時にはね、名前出していいすか！？って聞くんで、そしたら堂々と○○さんからこんなの勧められました！ええやろ！ってね、自慢していきたい所存です。きっと美味しいおつまみ沢山知ってるやろなって個人の見解なんでね、もっと聞きたいんですよ。もし此処を見て「じゃあアレも勧めるか。」みたいな気持ちになったらまた連絡ください。俺の世界がどんどん広がります。お酒一つでこんなに楽しく満たされたのはかなり久々で感謝感激雨不破湊です。俺の食レポ壊滅的にド下手クソなんやなという事を今回で自覚しました。なにはともあれあざましたぁ！オキニのおつまみリストが更新されました。ヤッタネ！

重い鈍色の空に澱む月がこっちを見てる。
今までと何ら変わり無い筈なのに、俺を嗤っているように感じるのは現状の俺の心の変化に因るものなんだろうと思う。白黒の景色に淡い青を彩った月光は心地好くも冷たくも感じる。烟る視界では月が空に溶けて行って、それはそれで綺麗だと思うし、もし夜空に月が完全に溶けてしまったら、それはどんな景色になるのかって知的好奇心からの疑問も生まれる。「三日月よりも満月が好き。」そう言った彼の仄甘い声が記憶に刻まれてる。なんてことのない一言なんだけど。もし、もしも彼が今同じく月を見上げているなら、こう一言、聞きたい。




「今日の月は綺麗？」

日本酒を呑む時っていつも熱燗にするか冷酒にするか迷うんだよな。オーナーがくれた酒の一つは生酒らしいからそこから呑んだ方がええんかなぁ。オーナーはさぁ、俺の酒の好みを完全に把握してるからハズレがねえんだ、これが。ウン。皆さんも飲んでみては如何でしょうか。なんか地方から取り寄せたとか言ってたんでそう簡単には見つからないかもしれんけども。日本酒と言えば、っぱこれよ！って言いたい雪の茅舎。勿体無くて飲めねー……。またオーナーにオネダリするかぁ。ちなこのオーナー、結構手土産を控え室に置いておく人で、前はドライフルーツ？のマンゴー？を控え室のテーブルの上にドーーーン！！！って山程置いてあったんやけど、あれ美味かったんだよなぁ………。また置いてくれへんかな。あぁそうそう、そんでぇ、或る日なーんか物騒な瓶が置いてあったんすよ。控え室のテーブルの上に。

「これ何すか？」
って聞いたら、

「ちょっと舐めてみれば解る。」
の一点張りで。

いやいやいや、無理やろ。だってキャップ髑髏だもん。物騒極まりないて。パッケージが凡そ口に入れられるデザインちゃうねん。まぁそれでも好奇心旺盛な僕は口にしますよね、二滴くらい。そして数秒後、

「………！？アﾞ、ウオﾞオﾞォォオオﾞウ……！！ア、オﾞォ…？！！？！胃が、胃、あﾞぁﾞぁああぁ……！！！」

と蹲り悶絶。死ぬかと思ったぞ、ガチで。デスソースをあんな所にぽんと置いておくな。……で、なんやっけ。あぁ、つまみの話だ。日本酒に合うつまみってなんやろ。ホッケの塩焼きとか焼き鮭くらいしか思い付かない俺は親父脳か！？！？ええやんか普段つまみ用意しないんだからぁ！！皆さんのオススメのつまみを教えてください。今の時期は熱燗が美味いだろうし、一発目は熱燗でいくか。刈穂の熱燗、君に決めたッ！！！辛口じゃなく超辛口だそうです。どんなモンか御手並拝見といきますかァ！

そろそろ新しい御猪口が欲しい不破湊でした～、ばいば～い。

白豚「キスしていい？」

私「山葵でも食ってろ。」