体温が沸騰した頭の中からつま先に向かってすー、って落ちてく感覚、……って言って伝わる人もおるんかな。今の僕が正しくそうなんちゃけど。
イライラする、はー……自分がイライラしてるってわかってるだけ助かるっちゃけど珍しく物分りのいいなあなんて思ってられる内は花よなあ。付けっぱなしのゲームにひとつも触っとらんことなんて誰にも伝わらんけん、いーいカモフラージュになってくれとるコイツは。
体温と一緒に深海に落ちてみたかったけん、一回下げるようの場所。鍵もかちゃりかちゃり。開けれる人は開けれるやろうし、鍵屋の魁星は今は呼ばれても出んよ。
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色んな人からせっせと奔走して集めた「︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎」を両腕いっぱいに抱え込んで、その結果特に愛されてもないことを思い知ってなにか楽しいんか?俗物的な愛を欲しがってそれが貰えてんのはひとえに僕が言ってるだけで、なんも言わんかったらお前にはなんも残らん、ってことを理解して僕にどうしろと?はー……僕が ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎が嫌いな理由が全部詰まっとる。生を全うしたいなんて言っとらんのに生きなあかん理由もないんすわ、って思う日のなにが ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎なんほんまに。生きとし生けるもの須らく幸せになったってええやんか、なあ?そうは思わんか。思わんけん、幸せに生きてられるんでしょうなあ。ええことええこと。
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遊征から無理矢理貰った「︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎」が一番あったかくて、今の僕には液体窒素になりよった。僕の素直すぎる心臓がキュルキュル鳴っとるのに手と足の先からずぶずぶ海の中に沈んでて、でも頭の中が暑くて熱くて何も落ち着かん。てか一気に暑りすぎやろ、夏の気配どころか物理的に夏のご到来果たしとらん?
灰かぶり / 十明