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110 :た／だ／て／る(実／況)
2020/07/02(木) 07:24

#書きかけ供養
#2018/10/27くらい

《た／だ／て／るの映画批評のコーナー》
第十回「クワ／イ／エット・プ／レ／イ／ス」

#お約束
※これは個人的感想です
※ネタバレも幾分か、もしくは盛大にあります
※批評に対する批判的感想は受け付けません
※ただし、討論や意見、考察は歓迎です
※映画のリクエストは気分により受け付けます

>注意)ホラー映画ですが、怖い描写等記載無し

絶対に、音を立ててはいけない。
そんなキャッチフレーズ。青い鳥の広告にもあったので、ご存知の方もいるんじゃないでしょうか。かく言う自分もそれで知った(と思う)んですが。
まずは俺の話しようか。ホラー映画は実は好きな部類なんだよね。ただ、一人であまり見る気分になれなくて。これは本当に怖いとかじゃなくて、普通の映画以上に感想を言い合う仲間が欲しいと思うから。ホラー映画にありがちなツッコミどころ(ドキドキする場面とも言う)を話したり、考察とか。普通の映画以上に抑えきれない。グロとか全然平気な人間なんでね。そんな訳で、友人と観てきました。
感想。泣いた。いやこれ、ガチで泣く。普通にヤバい。説明難しいよこれ。
あらすじ。未知の敵は音に反応して襲ってくる。未知の敵に襲われ人間達が殺され、荒廃した世界でとある家族が生き延びていた。音を立ててはいけない、そのルールを守って静かに過ごしていた家族。しかし、母は妊娠しており、出産を間近にしていた。そんな家族が未知の敵からどう生き延びるのか？

###

そんな訳で、2020年現在もうすぐ続編が出るということで期待してます。こうして見返すとホラー映画じゃないなこの作品。
公開延期してるだろうなー。観たい。

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109 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/06/16(火) 16:59

あろまの世界

前編>>108

ホタル狩り(２)「居ましたよ」
オッサンの囁き声にハッとしてそっちを見た。
「……どこだ？」
見えない。俺の目が悪いからか見つけられない。眼鏡を上げて目を凝らす。
「あろま……あそこに」
のそりと隣の影が動いて指し示す。そこには小さな光があった。
ちかり、ちかり、と明滅して動く光。本物のホタルだ。
「すごい……」
一匹、二匹。そんな少ない数しか居なかったけど、惹き付けられるには充分だった。携帯のライトとも蛍光灯とも全然違う、暖かい緑の光だった。
この時程自分の目が悪いことを後悔した時は無かった。遠くの小さな光だから、どうしても視界がボヤける。もうちょっとハッキリ見えたら良かったのに、そう思った。
オッサンが時折携帯を使っている人達を注意しながら、奥へ進んでいく。時々ホタルが居て、俺たちはそれをゆっくり眺めた。

ホテルとか観光地の催しでは人工的に飼育したホタルを放流する行為も行われているらしい。多分、ホタルを見たいならそっちの方が沢山見れるに違いない。けど、俺はたった数匹のホタルに感動していた。実際生で見た初めてのホタルだったから。同時に、たった数匹しか繁殖していない現実に焦りを感じた。……だからと言って、環境活動家になろうだとか、自然を大事にと声高らかに言い始めたなんてことは全くない。それについての俺の心境詳細は話がそれるから割愛。

それから卒業するまで毎年俺らはホタル狩りに行って野生のホタルを楽しんだ。
話には登場していないけど実はFBも居た。FBもホタルにいたく感動したらしく、その後曲を作っていた。ホタルの曲かと思いきや、なんとオッサンに捧げる歌(これは他になんて形容したらいいかが分からない)だった。その曲は俺らのなかでしばらくブームになった。


思い立って調べてみたら、今年は一般人開放はされてないらしい。
また来年、見れるといいなー。

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108 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/06/16(火) 16:59

あろまの世界

ホタルの時期は六月初旬。
子どもの頃から最早野生のホタルなんか見れない世の中、ホタルと言えば墓が出てくるようなそんな想像力。
高校生の時にホタル狩りをした話。

ホタル狩り(１)「野生のホタルが見れるってマジ？」
部活という名のゲームをやっていた時、えおえおがホタルの話を持ってきた。
「うん、○○で見れるらしいよ」
○○はわりと学校から近い場所だった。正直な話、虫なんか見て何が楽しいんだと思わなくも無かったけど、期待した目を向けるえおえおにそれを言うのは流石の俺も忍びなくて。
「……行く？」
「うん」
そう言ってしまったのだった。

ホタルと言えば夜。というか、日が沈んでからじゃないと光ってるのも分からないらしく、適当に学校で時間を潰してから向かった。
「こんばんは」
えおえおの案内でそこに向かうと、入口にオッサンがいた。
「今日はよく来てくれましたね」
えおえおがぺこりとお辞儀したのを見て俺も慌てて頭を下げる。このオッサンはどうやら○○に住むホタルの観察や調査をしている研究員(管理人かもしれない)らしい。何故かえおえおが事前に話を通してくれたらしく、迎えにきてくれたようだ。勘違いさせない為に言っておくが、○○は無料解放されている公園で許可なんて特に必要が無い。アイツが何を話したのか知らないが、俺らはオッサンに案内されて事務所のような所に通された。
そして待っていたのは、パワーポイントのスライドだった。
「ホタルにはヘイケボタルとゲンジボタルがいまして……」
何が悲しくて放課後になっても授業を聞かなきゃいけないんだ。オッサンのホタル解説(子どもにも分かるように説明していると言いつつ、かなり学術的というか大学の講義的な雰囲気だった)は三十分〜一時間程続いて俺は眠気に耐えて虚ろな目をしながら過ごした。多分寝てたと思う。オッサンには悪いけど、授業で疲れてる高校生にこれはマジでキツかった。今度昼間に聞かせてくれ。

そんな感じで終わった頃には陽もすっかり沈んでいて、公園内は真っ暗闇だった。オッサンの案内で俺たちは奥へと進んだ。
「生息地に入ったら携帯は使わないで下さいね」
ホタルの光っていうのは結構繊細らしく、携帯の光というより強い光で自分が発光出来なくなるらしい。だからこの公園には外灯は無く、周りも明かりのようなものは見えない。オッサンは慣れているようで普通に歩いている。真っ暗で全然見えないと思っても、人間その暗闇に慣れてくるもんで俺も次第に薄ぼんやりと見えてくるようになった(暗順応)。
生息地に入っていくと割合人が居た。有名なスポットなんだと思う、家族連れとかカップルとか平日にも関わらずそれなりに居て人の気配で賑わっていた。
「ホタル、楽しみだな」
隣の陰の塊が言う。えおえおだった。俺はこくりとうなづいた。
ホタルの生息地は水辺だ。公園の中にゆったりとした流れの川や池があり、それを跨ぐ様に人間の通り道である橋が架かっている。ホタル以外にも虫はいっぱいいるんじゃないだろうか。騒がしい程の静寂の中に何かの気配がする。俺ら人間と、何かの。
(注釈：脚色的にこう言ったが、正確に言うと昔のことなので音は覚えていない。静かだったような気がするが、もしかしたら虫の鳴き声で煩かったかもしれない)


後編>>109

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107 :K／I／K／K／U／N／-／M／K／-／Ⅱ(実／況)
2020/06/11(木) 20:08

えおえおの推しの今回の衣装、だっさ…………………

俺は好きだけどな！？
むしろ進化させなくてもいいと思う！！！！！！！！

きっくんに推しの可愛さを見せ付けるはずが、まさかのダサい発言ですよ。
まあ俺も第一印象はなんだこの服だったけどな！！
あと、推しがどれだけアホなのかを分かって貰えたのは大きな収穫だと思う。アホの子は可愛い。

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106 :K／I／K／K／U／N／-／M／K／-／Ⅱ(実／況)
2020/06/03(水) 05:57

3/3

YOU LOSE！
俺の勝ち！
なんで負けたのか来年までに考えといてください！

#たいせつなきねんび

えおえおとずっと一緒に居れてしあわせ〜〜〜〜〜〜！！！
はぴはぴ！！！

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105 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/06/02(火) 18:23

2/3

あろまほっとでーす。
早速嫌味なこと言うけど、うちのカップルは他とは全然違う気がするんだよね。それは良い意味か悪い意味かって、どっちとも取れる。でも違うのは確か。
これのポイントは、それを本人達がどう捉えるかってこと。悪い意味で捉えれば、普通と全然違う変なカップル。良い意味で捉えたら、普通じゃない変なカップル。あ、どっちも同じだったわ。
普通のカップルが普段どんな会話してるのか分かんないけど、うんこの話で小一時間盛り上がったり朝イチでゲームのカブの話はしないと思う。でもハゲもジジイもそれが不愉快だなんて思ってない。楽しいと思ってるからそうしてるわけ。こんなん友達でも出来るじゃんな？確かにそうだわ。でも大は小を兼ねるって言うだろ。恋人とは恋人らしいことと友達らしいことの両方が出来るけど、逆は違う。別にいいじゃん、友達っぽくても。うんこの話しながらキスしたって、ムードがなくたっていいじゃん。えおえおは苦笑いするかもしんねーけど、結局アイツは「俺ららしいな！」って言うんだから。
「きっくんさん！流石にうんこの話しながらキスは駄目だと思います！」
「え？キス味のうんこ？」
言いそ〜〜〜〜〜〜〜〜


#えおえおがきっくんと出会った日

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104 :F／B／7／7／7(実／況)
2020/06/01(月) 18:40

1/3

はーい、どうも！ワタクシFB777です！
さて皆さん、今日は一体何の日ですか！そう、記念日！
しかも普通の記念日じゃない、特別な記念日！三周年です！
いやあメデタイ！
まあねえ、他のカップルからすれば出会って三年はそうでもないかもしれませんが！きっくんと三年も恋人を続けてくれる奇特な野郎なんて居ませんでしたよ！なあえおえお！？
三回目ともなると思い出の振り返りも語り尽くされてる感がある気もしますが、きくおにとって思い出は何回振り返っても飽きることはないんじゃないでしょうか。好きになったきっかけは何回聞いても嬉しいし、何回話してもドキドキするものだそうで。
きっかけというのは意外と何気無いものです。きっくんがえおえおを見付けたのも気まぐれ、何なら応募したのも何となく。でも案外そんなものの方が続くんじゃないかなーと思っています。だってずーっと気合入れたら疲れちゃうでしょお？だから、ふわっと、自然体で相対出来る方が意外と長続きするもんなんじゃないかなって。きっくんとえおえおを三年間見ていた感想はそんな感じです。
一番良いと思うことは、えおえおもそれを受け入れてくれたことだと思います。だって、きっくんがゆるぐだでテキトーなことしてるのが嫌だって人もいるでしょ？しっかり恋愛しろよ！って思う人もきっといると思います(別にテキトーに恋愛はしてませんけども)。でもえおえおはそういうきっくんが良いって言ってくれたんです、たぶん。無理に言ってる訳じゃなくて、自然とそう言ってくれる人で。自然とそう思えるなら、きっと無理なくこれからも付き合えることでしょう。


#きっくんがえおえおを見付けた日

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103 :K／I／K／K／U／N／-／M／K／-／Ⅱ(実／況)
2020/05/20(水) 07:12

旧日記再掲。軍パロ風味寿司好きのシェパードとかき氷の森
77 :eたoいhちeょoうh(実／況)
2015/10/26(月) 22:23

《eたoいhちeょoうh隊長のダイエット講座》

嘘。そんなコーナー無い。
この前さ、かつての同僚(ここポイント)の女の子にこんな相談されたんだよな。
「私、ダイエットしようと思うんだけどどうしたらいい？」
困った。簡単に言うなら運動するのと食生活改善が一番手っ取り早い。でも、ダイエットしようと思っていきなり高いハードル設けたんじゃ絶対に挫折する。ので、簡単そうなものをいくつか挙げてみた。

その一。生活の改善。
まあ、基本的に早寝早起きってのが大事。
(中略)
そこに至るまでが難しいって？一人じゃ挫けて難しいかもな。
じゃあ飴と鞭。運動して、お菓子も食えないんじゃ辛いばっかりだ。かといって、甘いもん我慢しなかったら太るだけ。でも食っちゃいけねえって訳じゃねえの。俺がオススメしてるのは「好きなお菓子のお徳用パックを買ってきて、一日一個食べる。お徳用パックが無くなるまでダイエットを続ける」ってこと。チョコ一個、小袋一個を糧に頑張って、一日の終わりにご褒美として食う。良いと思うんだよな。人間、目標がねえとやる気出ねえし、目に見えて数が減ってく方が分かりやすいしな。俺は実際にやったことねえから効果があるかは知らねえ。

その二。運動する。
「運動しようしようって思っても、後回しにして結局やらないんだよねー」って同僚の意見。俺らみたいに仕事が運動とかならいいんだけどな、世間じゃそうもいかない。
(１)運動時間の設け方
これが一番の課題。重い腰を上げるまでが大変なんだよな。
俺が同僚にオススメしたのは「動画を見ながら」だ。動画とか、テレビを見ながら体幹トレーニングをする。体幹ならゴロゴロしてる時に突然始めてもいいしな。
他にもいくつか意見貰ったから、自分に合いそうなのを選んでくれ。
え新ふ参び兵ーいわく「物で釣るんですよ！漫画一冊ごとに腹筋20回とか！それで逆に漫画読まなくなったら、オタク卒業できますよ」ってよ。き大っく将んは「他人にダイエットするって言い触らすのが一番！周りに見張って貰ったら自分でやらざるを得ないだろ？」だって。
(２)運動の仕方
一日腹筋100回とかそんなの毎日続くわけねえだろ。それに、一般人に出来るわけねえべ。痩せたいならちょっとずつでいいんだ。
(中略)
あ軍ろ医まは「自分の出来る限界の回数までやって、毎日一回ずつやる回数増やしてけば一年後には最低365回出来るようになるぞ」って言ってる。筋肉ってのは限界までやらなきゃ成長しねえから理に叶ってる。毎日一回ずつ増やすってのは無茶だけど、例えば二分間だけ全力で腕立て伏せとか腹筋をする。それを毎日やれば二分間で出来る回数は絶対に増える。全力でってのがポイントだ。


第二次筋トレブームが来たから第一次筋トレブームの時の日記掘り返してみたんだけど、結構無茶言ってんね？プランク50秒複数回は中々厳しいんじゃないかなあ……最近のアドバイスは30秒だけでいい！って言う様にしてます。1日たった30秒だよ！？これなら毎日出来るだろ！寝る前30秒頑張る。それだけ！
30秒で何が変わるかって、ぶっちゃけ変わんないかもしれない。でも続けるってのが大事で、自分が続けられるっていう自覚をすると他のこと(筋トレだけじゃなく)とかも色々変わるんだよ。続けられそうなら増やすことはいくらでも出来る。あの当時は、筋トレで筋肉を付けるのがメインじゃなくて、根性を付けたかった。ついでに筋肉もつくならいいと思ってたんだけどさ。当時の俺は相当厳しかった。
継続は力なり。って何やったって言うじゃん？０と１の壁は相当大きい。世の中の筋トレマスターはオススメの筋トレを教えるけど、問題はそこじゃない。続くヤツは何やっても続く。続かない、そもそも始めない(所謂口だけの)人をどうやってやらせるかなんだよ。
最近の話で申し訳無いんだけど、その点リングフィットはかなり上手く出来てると思う。まずゲームで筋トレのハードルはぐっと下がるし、気軽に続けやすい。自分の体力に合わせて負荷も変えられるし、目の前に見本があるから真似しやすい。何より筋トレにありがちなバリエーションの乏しさによる飽きをフォロー出来る！

どうかな、やってみようって気になってくれればいいんだけど。
あ、運動が嫌いなうちの恋人の話です！俺も運動音痴だから気持ち分かるぞ！

久しぶりに「メッセージが長すぎます」って出たわ

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102 :F／B／7／7／7(実／況)
2020/05/19(火) 07:21

釣りオジ日誌

実は釣りというものは実際にやる機会が少ないのです。皆さん思い返してみて釣りをしたことがありますか？想像するのはとっても簡単ですが、意外と実際にやったことがない。そんな釣り。
思い返せば俺も子どものころは釣りとは無縁の生活でした。いや漁師以外に釣りが身近って中々居ないでしょうが！多分アユ釣りとかしたのかもしれませんが、鳥頭のワタクシは全く覚えていません！

ほぼ最初の釣り記憶は、小学生時代。学習教材ってあるでしょう、チャ○ンジ的なっていうかチャレ○ジなんですけど。あれでシールを貯めると好きなものが貰えるという中に釣りセットがあったんです。しかもご丁寧にルアーもついている物。それが滅茶苦茶欲しくて。トップスリーに入るくらい点数が高いヤツだったので大分頑張って貯めたんですよね。
で、貰いました。
しかし釣りのつの字も知らないクソガキ、適当な沢(知人の持ってる山奥の沢)に行って適当に投げても釣れる訳が無い。しかも結構流れが早い場所だし、デカい擬似餌じゃ釣れる訳が無え！そんなこと知る由もないクソガキは釣りというものがよく分からないまま、クローゼットの肥やしとなったのでした。両親も流石に釣りには縁が無い人間でしたので。今アレ何処にあるんだろうなー……。

そこから時は飛んで、次の記憶は高校生位の頃。確か部活の合宿での話です。目の前に海、というか漁港がある町だったんですよね。オーシャンビューの民宿。田舎と言ってはいけない。それで、部活のメンバーと一緒に民宿のおっちゃんに釣り竿を借りて釣りをしたんです。本当にそこら辺でふらっと。釣り針にエサは付いていなかったと思います。未だに釣りというものをよく分かっていなかったので、ただ垂らすだけ。意外にもサクッとメジナが釣れました。まあ15センチ位と小ぶりなのが主だったんですが、何を思ったのか宿のおっちゃんが小魚を刻んだ撒き餌を大量に持って海に撒き始めてくれたんです。餌に釣られて魚が寄ってくるわ来るわ。最終的に30センチ位のメジナが釣れて、その日の晩飯になりましたとさ。その民宿は夕飯にタカアシガニが出るとか大変フレンドリーで豪勢(宿泊費は普通です、合宿ですので)なところだったので食べ切れなかったのが口惜しいです。

そしてまた時は飛んで大人時代。おそ松さんが流行った頃ですかね、聖地巡礼が己の中でブームになりました。その中の一つに釣り堀があったんです。分かる人には分かるあの釣り堀。通いました。いや、一回行けば普通は充分なんでしょうけど、あの空間にハマって何度か行きました。小春日和に友人と共に釣り堀に行く。釣れるのは鯉とか食べられないものでしたし、エサも付けてません。ただ釣り針を垂らして缶コーヒーを飲みながらぼんやり友人と駄弁る。時々煙草をふかして70分(確か時間制だったのでそれくらい)の時を過ごしました。時々釣れたら写真を撮ってリリースする。そんな空間でした。
あの釣り堀は釣る為に行っていた訳ではないので、カテゴリは違うかもしれませんね！

そして時はまた飛び現代。立派な釣りおじさんとなったワタクシは大海原へと！旅立った！
太刀魚の話はいつかまた。

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101 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/05/18(月) 06:46

>>41-45の旅行記、俺で書けば良かったなってちょっと後悔した。
次から俺で書きまーす。

今は色々大変だからリアルタイムネタはないけど、昔の記憶引っ張り出してなんか書きたいよね。と思ったからゆっくり書いてる。
そんな感じでメンバー四人全員に持ちネタが出来たから、せめて一回は更新していきたいわ。

###

>>>530のshoutげろとし夫婦遅くなったけど、私信あざます。
えおえおの誕生日も祝ってもらったみたいで。いや、なんだかんだで反応できてないけど見てるからね。某日記の友人さんらも出てきて生存確認というか、元気そうで良かったと思ってるし。
あと、紹介もありがとうございました。そういう風に他の人に出会いとか色々書いてもらうのなまら嬉しい。俺書きたいこと書いてるだけだから照れるわ……。
またどっか茶室でわいわい出来たら、機会と場所があれば……。


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WHOCARES.JP
108 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/06/16(火) 16:59

あろまの世界

ホタルの時期は六月初旬。
子どもの頃から最早野生のホタルなんか見れない世の中、ホタルと言えば墓が出てくるようなそんな想像力。
高校生の時にホタル狩りをした話。

ホタル狩り(１)「野生のホタルが見れるってマジ？」
部活という名のゲームをやっていた時、えおえおがホタルの話を持ってきた。
「うん、○○で見れるらしいよ」
○○はわりと学校から近い場所だった。正直な話、虫なんか見て何が楽しいんだと思わなくも無かったけど、期待した目を向けるえおえおにそれを言うのは流石の俺も忍びなくて。
「……行く？」
「うん」
そう言ってしまったのだった。

ホタルと言えば夜。というか、日が沈んでからじゃないと光ってるのも分からないらしく、適当に学校で時間を潰してから向かった。
「こんばんは」
えおえおの案内でそこに向かうと、入口にオッサンがいた。
「今日はよく来てくれましたね」
えおえおがぺこりとお辞儀したのを見て俺も慌てて頭を下げる。このオッサンはどうやら○○に住むホタルの観察や調査をしている研究員(管理人かもしれない)らしい。何故かえおえおが事前に話を通してくれたらしく、迎えにきてくれたようだ。勘違いさせない為に言っておくが、○○は無料解放されている公園で許可なんて特に必要が無い。アイツが何を話したのか知らないが、俺らはオッサンに案内されて事務所のような所に通された。
そして待っていたのは、パワーポイントのスライドだった。
「ホタルにはヘイケボタルとゲンジボタルがいまして……」
何が悲しくて放課後になっても授業を聞かなきゃいけないんだ。オッサンのホタル解説(子どもにも分かるように説明していると言いつつ、かなり学術的というか大学の講義的な雰囲気だった)は三十分〜一時間程続いて俺は眠気に耐えて虚ろな目をしながら過ごした。多分寝てたと思う。オッサンには悪いけど、授業で疲れてる高校生にこれはマジでキツかった。今度昼間に聞かせてくれ。

そんな感じで終わった頃には陽もすっかり沈んでいて、公園内は真っ暗闇だった。オッサンの案内で俺たちは奥へと進んだ。
「生息地に入ったら携帯は使わないで下さいね」
ホタルの光っていうのは結構繊細らしく、携帯の光というより強い光で自分が発光出来なくなるらしい。だからこの公園には外灯は無く、周りも明かりのようなものは見えない。オッサンは慣れているようで普通に歩いている。真っ暗で全然見えないと思っても、人間その暗闇に慣れてくるもんで俺も次第に薄ぼんやりと見えてくるようになった(暗順応)。
生息地に入っていくと割合人が居た。有名なスポットなんだと思う、家族連れとかカップルとか平日にも関わらずそれなりに居て人の気配で賑わっていた。
「ホタル、楽しみだな」
隣の陰の塊が言う。えおえおだった。俺はこくりとうなづいた。
ホタルの生息地は水辺だ。公園の中にゆったりとした流れの川や池があり、それを跨ぐ様に人間の通り道である橋が架かっている。ホタル以外にも虫はいっぱいいるんじゃないだろうか。騒がしい程の静寂の中に何かの気配がする。俺ら人間と、何かの。
(注釈：脚色的にこう言ったが、正確に言うと昔のことなので音は覚えていない。静かだったような気がするが、もしかしたら虫の鳴き声で煩かったかもしれない)


後編>>109

109 :あ／ろ／ま／ほ／っ／と(実／況)
2020/06/16(火) 16:59

あろまの世界

前編>>108

ホタル狩り(２)「居ましたよ」
オッサンの囁き声にハッとしてそっちを見た。
「……どこだ？」
見えない。俺の目が悪いからか見つけられない。眼鏡を上げて目を凝らす。
「あろま……あそこに」
のそりと隣の影が動いて指し示す。そこには小さな光があった。
ちかり、ちかり、と明滅して動く光。本物のホタルだ。
「すごい……」
一匹、二匹。そんな少ない数しか居なかったけど、惹き付けられるには充分だった。携帯のライトとも蛍光灯とも全然違う、暖かい緑の光だった。
この時程自分の目が悪いことを後悔した時は無かった。遠くの小さな光だから、どうしても視界がボヤける。もうちょっとハッキリ見えたら良かったのに、そう思った。
オッサンが時折携帯を使っている人達を注意しながら、奥へ進んでいく。時々ホタルが居て、俺たちはそれをゆっくり眺めた。

ホテルとか観光地の催しでは人工的に飼育したホタルを放流する行為も行われているらしい。多分、ホタルを見たいならそっちの方が沢山見れるに違いない。けど、俺はたった数匹のホタルに感動していた。実際生で見た初めてのホタルだったから。同時に、たった数匹しか繁殖していない現実に焦りを感じた。……だからと言って、環境活動家になろうだとか、自然を大事にと声高らかに言い始めたなんてことは全くない。それについての俺の心境詳細は話がそれるから割愛。

それから卒業するまで毎年俺らはホタル狩りに行って野生のホタルを楽しんだ。
話には登場していないけど実はFBも居た。FBもホタルにいたく感動したらしく、その後曲を作っていた。ホタルの曲かと思いきや、なんとオッサンに捧げる歌(これは他になんて形容したらいいかが分からない)だった。その曲は俺らのなかでしばらくブームになった。


思い立って調べてみたら、今年は一般人開放はされてないらしい。
また来年、見れるといいなー。