ZOMU
⚁ TRPG感想 (PL)『海も枯れるまで』(前半)
今も忘れられないシナリオの一つ。
いま俺は、キーパーとしてこのシナリオを友達に回しとんねんけど、
自分が通過した時のことを思い出したんで感想を書いていくぜ〜。
ネタバレ感想
HO1:久遠 光哉(ロボロ)
HO2:慈島 海(俺)
まず〜…光哉は24歳だけど身長が157cmで、海は15歳だけど身長が175cmだから、ここでも身長マウントとれたのが楽しかったっすね!!
光「おいくつですか?海くん(海の父親に聞いている)」
海「15歳~、ひかるは?」
光「……こほん。大きいね、僕はこ う 見 え て、24歳だよ」
海「24?あちゃ〜…成長期終わったんか…」
そうそう、「ひかる」って呼んでるんは、最初ロボロのキャラが本名を明かしてくれなかったからですね!
昔、芸能界で有名やったからこそ伏せてたんと思うんやけど、結構終盤まで偽名で呼んどったわww
光哉は12歳で芸能界デビューして、15歳でアイドルユニットを組んで。
そこで、歌を歌うことの楽しさを見出すねんけど、光哉の容姿の良さを売り出していこうとする周りと方向性がずれていって、メンバーとも上手くいかず、変声期も訪れて歌も上手くいかなくなって解散。徐々に周りにも忘れられていった存在やってんな。
やから「綺麗」って言われると嬉しそうやなかった。すごい希死念慮が強くて、放って置いたら死んでしまいそうな儚さがあったな。誰にも心を開かへんし、島についてからも「死にたいけど俺の死に場所はここじゃない」とずっと帰るの一点張りやった。
一方、海のほうは「the 島育ち」って感じののんびり屋で楽観的な性格やった。
だいぶ正反対な二人やけど、海の方は一緒に過ごすうちに光哉に初恋するんや。
15歳の恋なんて、世界を全部投げ打ってでもその人を守りたい!!みたいな盲目的なもんで。
けど、光哉は海が子供だからって全然相手にせえへん。
海「何があったか話さんでもいいからさ~、どうせ死ぬなら俺のそばにおってよ」
光「………」
海「世の中にはいっぱい美味いもんあるんだしさ!」
光「ガキの発想だ……」
海「俺はこの島以外のもん食ったことねぇ~、けどいつか食う!一緒に行こうぜ~」
光「お前にはまだまだやれることもやりたいこともあるだろうよ。俺みたいにはなんないことだね~」
海「目が死んだ大人にはな~」
けど、島が凄いことになって、愛していた家族や島民がみんな酷い目にあって。
海が不安定になった時は、大人として光哉が守ってくれたのが印象的やったな。
ちなみに俺は、先生が珊瑚になった後、ジンゴがサメに喰われた瞬間にガチ泣きしました(?)
KPの大先生のRPが上手いだけに、島民に愛着が出てたタイミングでこれはきついっぴ!!!
「なんで島民がこんな目に遭うんや゛ー!!!」と俺が泣き喚いてたときにロボロは「純粋で可愛い〜」と言う目で見ていたそうな。なんやその慈愛に満ちた眼差しは。
長くなったので、後半(>>59)に続く。