ちゅっちゅやたまちゃんが要らないって捨てた思い出を、むぎだけがずっと大事に宝箱にしまって抱きかかえている。時折顔を出しては悪意を持ってむぎを刺すそれを宥めつつ、一緒に夜を過ごして、あの頃は楽しかったねって独り言をかけてあげる夜を最近は過ごしています。あたりまえだけれど、この宝箱の中身はいい思い出ばかりじゃないんだよね。唇から血が出るほど悔しい思いをしたことも、もう二度と会いたくないと強く思ってしまったことも、全部ぜ~んぶしまってあるこれを捨てることが出来ないのは、多分むぎが弱いからなんだろうな~って思うのね。弱いから、過去に縋って大人になりたくないと、忘れられたくないと駄々を捏ねて、誰かに笑われて、そうしてこれから先も生きていくのかもしれない。
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ここから先はバーチャルという隔たりがあるという前提で、私とあなたの世界を同一のものとして話させてください。有限の時を過ごす私やあなたが生きているこの世界に永遠はないし、絶対もない。あるのは刹那的な時間の繰り返しだけで、その中であなたの「絶対に忘れないよ」を信じるのは、些か難しすぎるとは思いませんか。むぎだって、あなたの言葉を盲信的に信じてみたいよ。けれども、人間の記憶は自分が思っているよりもずっと信用のならないものなんだよね。忘れたくないと強く願った事象ほど記憶から抜け出てしまうものだし、逆に忘れたいと思ったことほど記憶に残る。そんな曖昧なものに、むぎは信用を預けることなんて出来ない。人間の記憶に一番残ると言われている匂いを、むぎは使えないんだよ。むぎが普段使っている柔軟剤やシャンプー、香水を教えたとて、むぎの匂いにはならない。体温が高い人が香水を使うと、ほんの僅かばかり甘さが増すと言うよね?きっとそれは柔軟剤やシャンプーにも適応されることだとむぎは思う。柔軟剤の匂いを直接嗅いでも、むぎの体温が混じっていないそれはむぎの香りではないのではないだろうか。むぎの声を忘れたあなたは、どうやってむぎを覚えたままでいるのかな。誰の記憶にも残らず、記録しか残らないのは、怖い。むぎというVTuberがいて、むぎという人生があって、むぎの言葉があったという記録しか、なくなってしまうのは嫌だ。忘れてほしくないよ、どんなに嫌な印象を抱かれたとしても、むぎのことをずうっと、覚えていて欲しい。こんな願いは無駄だと分かってはいるけれど、弱い私は薄っぺらな可能性にかけるしか出来ない。強くなりたいねぇ。
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誰かの言葉が好きだ、誰かの思考が好きだ。あなたの口から溢れ出るあなたしか知り得ないもの、あなたにしか感じられないもの。それら全てに触れているようなそんな感覚がむぎは好きで好きで堪らない。時々、世界の膨大さに気付いて足が竦んでしまうことがある。私の前に聳える大きな壁はむぎひとりでは登りきる事が出来ないのだとわかってしまうから、どうしたらいいのかと、思考をすることすら放置して、ただ、その場に立ち竦んでしまう。諦めることは怖い、私が唯一握っている綱はむぎの全てを支えているものであって、むぎがなにかを諦めた時、一番最初にこの綱を手放してしまうんだろうと分かっているから怖いのだ。むぎが全てを諦めた時、きっとむぎの体はゆるいスライムみたいにどろどろと溶けていくんだと思う。そのまま綺麗に死ねるのであれば、それでもいいんじゃないかとも最近は思っている。後ろ向きでも、悲観しているわけでもない。寧ろ、前向きでポジティブな思考の果てに許された発言なので、悲しむことは無いよ。
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海はどこまで広がっているのだろうか、冬の終わりが近付いている音がする。
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久方ぶりにちゅっちゅの夢を見たんだよう~、沢山のお友達に囲まれていたちゅっちゅを見て通り過ぎようとしてたむぎを引き止めて、手を繋いでくれた夢の中のリリを思い出してはどうしようもなく、むぎはリリのことを好いているんだなぁと、再確認してしまった。
時をかけるなら二年前が良いな。
眠い時の人間の判断力を信じちゃいけない。これはライフハックです。みんなも眠い時はお口を滑らせないように気を付けろよお~!嘘をつくのも、なにかを誤魔化すのもむぎは下手くそでたまらない。本当のことだとわかっていても、それの原因はむぎにあるとしっていても、全部むぎが悪いってことに気付いていても、それでも正論で詰められると僅かばかりに心がささくれてしまうのはもうどうしようもないことであって、こればっかりはむぎの人間くささっていうやつをむぎ自身が愛してあげるしかないんだよね~…。自分を愛するの、なによりも難しいんだが~~??
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寂しいよりも、むぎのせいかも知れないが勝っちゃうのはどうしたらいいんだろう。あの子が会いに来てくれないのも、あの人がいなくなってしまったのも、むぎのせいかもしれない。
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大丈夫だよ
信じてるとか信じてないとか、好きとか嫌いとか、飽きてるとか飽きてないとか、そういうのって実はどうでもいいんだよね。俺と君たちが見据えている未来って永遠に続かないものだし、そこに曖昧な感情を重ねることほど無意味なことってないんじゃない?と俺みたいな人間は思ってしまうわけでございます。ただそこにいて、きんときのこと気に入ってますよ~って顔を上っ面に浮かべていてくれたら俺は満足です。嘘なんかじゃないよ。
むぎはちょっと抜けてるリリのことがだいすきだよう~!来年もむぎとのんびりすごそうね。
あれもこれも気に食わなくって困っちゃう。誰かの一番になりたいとかそういう気持ちは薄れてきてるのに人の感情に触れてたいって気持ちはいつまで経っても色濃く残ってんだよな~~。らっだぁさんが俺と遊んでくれるらしいし、シャケもなんだかんだ俺の傍にいてくれてるし、他はもういいかな。
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らっだぁさん、Nakamuが遊んでくれるなら~って秒でゲームソフト一本購入決め込んでくれたんだけど流石に俺の事好きすぎじゃない?
俺がポケモンをしている間に新しい日記が増えて、ちらほら本棚にも追加してもらえていたらしい。いや~~、ゴミみたいなことしか書いてないこの日記も誰かの目に付いているんだなってわかるの、非常にありがたいですね。これからもよろしくお願いします。
スケジュールが更新されなくなったから、なんとなくもう終わりなんだろうなぁって。思っちゃったよね。一年ってさ、長すぎると思う。一年間毎日話してたわけでもないし、なんなら話してない時間の方が長いわけなんだけど、それでも長いよ。季節の巡りをなんとなく一緒に感じて、冬の始まりに終わってくのかぁ~…。やだなぁ、まだ俺に情持っててよ。
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って言ってたら更新されました、スケジュール助かります。
俺ってそこまで頻繁に友達とか知り合いに連絡取るタイプじゃないし、誰かひとりに死ぬほど執着するってこともあんまりないんよね。そらもちろん親友とか恋人とか、そういう類いの特別なやつらにはそれなりの執着はする。当たり前だけどね。大事なやつには定期的に居なくなるな!!って生存確認しにいくけど、他のやつに対しては業務連絡たまにするくらいのあれそれでいままで生きてたし、そのスタンスって後天性なものじゃないから基本的に誰に対しても変わんない。いいことかは知らないけど。んでさあ、あんまり言ってやると可哀想かも知れないんだけど、ナポリのおじさんたちに対して俺あんま興味持ってないわけ。いいヤツらだとは思ってるし、居なくなったら寂しいな~くらいの感情はあるけど、恋人がいようが嫁がいようがどうでもいいし。俺らと楽しく遊んでくれるんならどこでなにしてても構わないくらいの興味しかないんだよね。だからね、ふふ、はっちからの返事をね、長い期間未読でスルーしてたんよ。今までも一週間とか一ヶ月とか平気で返事スルーしてたし、ナポリのグループラインはちゃんと返事してたから平気っしょって思ってたんだけど、め~~ちゃくちゃ拗ねられた。「蘭たんって俺のこと好きじゃなかったりする…?」から始まって「やっぱりしゅーさんとかすぎるさん相手の方が話やすいよね…ごめん…」って俺が編集に勤しんでる間に何通もの激重メッセージが飛んできてて、すげえ笑っちゃった。おまえは俺の恋人なのかよって言わなかった俺を褒めて欲しいわよね~~。メンヘラかよとは言ったけど。俺にメンヘラ扱いされたことに対しても凹んでたのも面白すぎてダメだった。ありえんくらい笑いはしたけど寂しがらせたことに関して申し訳なさ感じたし反省もしたから許されるはず。後日俺の動画投稿が途絶えたら許されなかったんだな~って察してもらって。
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ここを見ていないメンヘラおじさんは早めに恋人作って俺への執着レベル薄めてください。よろしくお願いします。