カタシロLOG-5※以下新クトゥルフ神話TRPGシナリオ「カタシロ」にまつわるネタバレ大量につきご注意ください※
「あなたは、明日からもあなたとして生きていくことでしょう。」
#対面
「お兄ちゃん?アカリ、…変かなあ。」
「あ、ああ、いや、全然、へんじゃないよ」
「あは、はは、あんまりかわいくて、びっくりしちゃって」
「こんなにかわいいなら、見てすぐ、わかるね。はは、」
>確かにすぐにわかるね(脳みそシリンダー)
#不破湊(ロリ)とシリンダーと190cmに囲まれる不破湊(ロボットのすがた)
「…っ…これ、なんなんすか、なんでおれ?アカリちゃんって、ッあんたなんなんだよ一体!」
「…君が混乱するのも無理はない。すまない。まさか、この部屋に入るとは私も想定していなかった。」
「すまないで済むかよ!?なんなんだよこれ…!」
>今回は対話式なのでSANチェックはなかったんですが、しっかりRPしてもらえて僕は満足です。
「なに…言ってんのか、わかんねぇよ…くるってる、」
「…その通りだ。狂っていると、自分でもわかっている。それでも、…それしか方法はなかった。」
「だからってこんな、どうかしてるって、それ、俺だよ?そこにいんの、俺、」
「ああ、君だね。でも、そこでそうしている君も、君には違いない。」
>狂ってることを認められると詰め寄れない不破くん、優しいな、って思いました。
「…率直に言おう。君の体が欲しい。君にはその、機械の体をあげよう。お願いだ。君の体を、……アカリに、譲ってくれないか。」
「……そん、なこと、言われても…、………、テセウスの船、ってこと、すか。」
「…はは、そうだね。……君は、パーツが変わっても、そこに宿る意思や、記憶、思い出が大事だと。君がその体になっても、君の意思だ。君という存在の意思は、その体に宿る。」
「ッでも、だからって!アカリちゃんの意思はどうなんだよ!俺の身体だぞそれ、遊園地で一緒に遊ぼうねって、約束したんだぞ!」
>「不破湊(中身がロリ)」『普通に「いやこの身体でええんか?お前」が出てきてしまう』
「私は、アカリに、生きていてほしい。外を出歩いて、人生を、楽しむチャンスを掴んでほしい。これは私のエゴだ。」
「 ……エゴだよ、マジで。最悪だ、狂ってんなほんと。…ッ、クソ……、」
「…どう言われても仕方ない、と思っている。だからこそ、私は君に、お願いをしている。選択権は君にある。…この臓器くじは、あくまでも……君の意思で、決められるものだ。」
「……は、…クソ。………あ゛〜〜…、こんなん、この場ですぐはいそうですかなんて、決められるかよ…」
「 ………、…俺は、最悪いいよ。機械の身体、かっけぇな、って言える気がするし。なんかみんなそれはそれで受け入れてくれる気がする、みんなって誰だよだけど。…でもアカリちゃんは?俺として生きていく、ってこと?」
「………、…アカリちゃんが俺の身体で生きたくないって言ったら、ちゃんとその希望に沿うなら、いいよ。くれてやるよ身体くらい。」
「幸いこの身体でも生きていけるっぽいし。俺には待ってくれてるやつらがいるから、死ぬわけにはいかないけど。アカリちゃんだって俺と遊ぶの待ってくれてる内の1人だし。」
>最後まで意思の確認を大事にしてくれる不破くんが、アカリちゃんの意思も大事に扱ってくれるところが好きですね。このシナリオ、医者と当人の対話で進むんで、アカリちゃん置いてけぼりなのは僕もちょっと残酷だな、と思う部分だから。
「…………最後に、もう一度。確認をさせてほしい …その体を、譲ってくれ。」
「はは、身体くれって言われること人生であると思ってなかったわ。…いいよ。大事にしてくださぁーい。」
>ここ好き。ココスキ!
#一言
———あなたは、不破湊は、なんと言ってこの物語を締めくくりますか?
「………サイボーグホストって、かっこよくね?社長に自慢しよ。」
>正直、めちゃくちゃ羨ましがられそう。