昨日は心底苦しくて、それを吐き出せないまま朝を迎えた。嫌だな、気分が悪い。
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なんやかんやで仲直りした僕らだったんだけど、ローレンが珍しく本当に珍しく起こしてくれるって言うからお言葉に甘えようとして、何時に起きるか聞かれたから大体8時半って伝えたんだけどさ。そしたら「
日記がバレたってことはこの時間に僕が平気で起きてることがバレるわけで、いやしょうがない。今から寝るよ、うん。寝れそうならだけど。明日は起きて収録の合間に葛葉と勇気さんと渋ハルの4人で初地図に行ったことでも書こうかな。
考えたくないことばかりで、何もかも忘れて眠りたかった。それでも"僕"は優しくあるべきで、頼られることも信頼されることも、褒められることも嬉しいことで。口角は上がったまま、戻ることを忘れる。どうしてだろうね、嬉しいって気持ちは嘘じゃない筈なのに。
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僕が勝手にやったことだよ。「
どうしたら良かったの。どうしたら、誘ってくれたことを変なことって言わせないで済んだの。どうしたら、声が聞けたの。どうしたら、こんなにも好きだって気持ちが、ちゃんと伝わるの。
そうだよ、思ったよりなんて言葉に傷付いたけれど、ローレンが思う以上に僕はローレンが大切で好きで、重たく濁った感情すら向けてるんだよ。
何とか1ヶ月を無事迎えました。よくよく考えたら僕とローレンのオフがあってたのは前日で、それでも一緒に居てくれたことには変わりないし、日付が変わってこれからも宜しくねって出来たから嬉しかった。一昨日はローレンの任務が遅くまであって、多分帰ってきてそのまま寝ちゃったんだろうね。音沙汰も無くて、もしかして他のところ行ってて僕のことなんて忘れてるんだろうなあ、なんて不貞腐れたりもした。けど起きたら連絡が来てて、寂しかったとか浮気してない?とかって言おうか、それとも物分りのいい子を演じるか迷った末に結局後者を選んだ。でも、ローレンはそれに気付いて僕の言葉を待ってくれて、ちゃんと伝えた。全部は伝えてないけど、「
不安だったのも相まって、好きなとこをお互い言い合うように仕向けたりなんて馬鹿なこともしたけど、ローレンは喜んでたしいっか。何やかんや僕の恋人は僕に凄く甘くて、でも照れ屋で可愛いんよね。可愛いって言ったら怒るけど。格好良いとこもちゃんとあるんよ、真面目な話の時は茶化さず真剣だし、リードしてくれるし。紳士的なとこもあってさ、格好良いんよ。褒められて照れてるのも調子に乗るとこも好きだけど、僕が恥ずかしいからよく可愛いって言っちゃう。
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確かに謝って欲しいわけじゃなかったけれど、それでも何か一言でもあったらと思うのにおはようすら無くなって。