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スレ一覧
┗1962.未明の空

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1 :本/田/菊(A/P/H)
2020/10/29(木) 04:14

徘徊、いえ散歩をしていたら見つけたので一冊頂きます。

1PL多PC
半完入り乱れ
乱入は申し訳ございませんが無しで

恐れ入りますすみません。

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6 :本/田/菊(A/P/H)
2021/02/14(日) 05:03

誰かの為に流す涙の何と美しいことか。

他者を思う気持ちですとか、向けられる言葉で一喜一憂ですとか、未だに憧れています。
すべからく綺麗ですよ。たとえ想いの強さ故に表現が歪んだとしても、根底にあるものが同じであるなら。
そういった類のものは、柔らかすぎて指の隙間から零れてしまうのです。
乱暴に扱ったら壊してしまいそうだとか、心配したところでどうせ掴めやしません。
服の袖くらいならどうにかなったでしょうけどね。

でも、遠くから眺めるのも悪くはないですよ。何せ綺麗ですから。
睫も頬も濡れていて、拭って差し上げるべきかと思ったのですが、結局、できませんでした。

擦ったら傷になってしまうと思ったんです。

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5 :本/田/菊(A/P/H)
2020/11/19(木) 04:06

これは時折吹く風のような感情ではないでしょうか。

今の季節のような木枯らしではなく、春先のような風のイメージです。
肌を撫でる時は暖かく、体を抜ける時は少し冷たい。
花を散らすように少し荒々しい所も。

常に揺れているのです。
そう書くと女性のようかもしれませんが。
はためく布、あるいは何かが触れた水面、
そんな流動的な線の上で生を感じております。

不安定とも言えそうですが、感情をもって生きる喜びはここにこそあるのだと思います。

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4 :ア/ー/サ/ー/・/カ/ー/ク/ラ/ン/ド(A/P/H)
2020/11/04(水) 04:01

全部を忘れたと言えば嘘になるし、たまに思い出さないこともない。
まあ悪くない経験だったとも思う。

そんな毒を食らうような思い出が俺にも多からずあった訳だが、それでも忌々しい隣人の中身は未だに理解できないでいる。
理解しようと思うこと自体が既に屈辱的なんだ。
ただ位置関係的にどうしても、やむを得ず、不可抗力で嫌でも顔を合わさなきゃならない時が多すぎる。
お互い望んでないから喧嘩になるし、マトモに話し合えた事なんか数えるぐらいしかない。
その中で、どうしてそういう話になったかは覚えてないがあのクソ髭が珍しく寂しそうに零した言葉がある。

「誰か一人選ぶなんて無理だよ」
その時はなんだこの髭野郎と思ったが、今となってはそういうこともあるかもしれないと納得しつつある。
有り得ない、と思った事でも案外覆っちまうもんなんだ。

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3 :本/田/菊(A/P/H)
2020/10/31(土) 04:01

目は口ほどに何とやら、とはよく言ったものですが特に魅力的なパーツだと思います。
感情に合わせて揺らいだり、輝いたりする様は十分鑑賞に値します。
そのまま抉って保管する方も極稀にいらっしゃるようですが、私はそのままありのままを眺めて動くのを楽しむ方が断然に好きです。
まあ、直接視線を合わされるのは苦手ですけどね…。こんな事を空色の彼に知られてしまうと狡いだ何だと言われかねません。

そういえば、そんな彼の瞳も最近は曇りがちになってしまいましたね。
気心の知れた身内(と表現するとあの方は怒るのかもしれませんが)以外の前ではいつも輝いていたのですがねえ…
一度始めた事は、中々やめられないものです。正義とは、貫き通す剣です。
我々の歩みを海と小舟で表現することもしばしばありますが、まさしくその通りで同じ場所には戻れないんですよ。戻りたいと願ったところで押し寄せる波がそれを許してはくれないのです。
なに、誰もが通る道でもあります。明日は我が身でもあります。


若くて丈夫さが取り柄のような方ですからあまり心配も要らないでしょうけど、ご自愛はなさってください。せっかく綺麗な色をしているのですから、くすんでしまっては勿体ない。
いくら積み上げるのに時間を掛けようとも、崩れる時は一瞬ですよ。
まあ、これもよくご存知でしょうけどね。

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