左馬刻と過ごす土曜日。尻を撫でたら手を抓られるなどした。相変わらず手厳しいなとも思うけど俺は左馬刻のこういうところが好き。尻触られてすぐとろんってしちまうところが見たかったら媚薬でも盛るしかねぇと思うけど、即バレしてブン殴られる自信しかねぇな!
武器強化の旅(ゲームのはなし)
左馬刻と最近出たばっかりの某有名カップ麺の合体シリーズの話題になったんだけど、マジで美味いんだよな……。パッケージはふたつくっ付けただけの雑コラっぽいけどふたつ混ざり合ってこんな天才的な化学反応が起きんのか!?って驚くくらいめちゃくちゃ美味くてよ〜!俺はチーズカレーとチリトマトのやつがすげえ好きだ。
俺らカップルは結構カップ麺好きなんだよな。用事の合間とかにささっと食える手軽さがゲームやる前の腹拵えにピッタリで……なんなら合間にも食えるし。俺はともかく、普段いいもん食ってそうな左馬刻がずるずるカップ麺啜ってんの見ると意外っつうか……うん、すげーかわいい。
朝から依頼が忙しくて左馬刻に声掛けられねぇかもっつう心配があった俺は、寂しくさせんのが嫌だっつう一心でまだすやすやと寝息を立てて寝ている天使の手に俺ぬいをそっと握らせたんだよ。まあ、運良く隙間に時間を見つけたんだけど、急いで部屋に顔を出した俺は見てしまったんだ。
──そう、眠てえと言いながら無慈悲な天使が俺ぬいを握りつぶす瞬間を。
羨ましい顔をした俺「来れたと思ったら潰されているだと〜〜〜!?」
無慈悲な天使「眠すぎてついやっちまったわ(変形したぬいをぽいっ)」
俺「あわわ……ぬい……!」
>縦長に変形して本望そうな顔をした俺ぬい「……。」
無慈悲な天使「どうせまた膨らんでくるだろ」
>俺ぬい「(身体よりも先に股間部が膨らみ)」
左馬刻「………(溜息)」
まあ俺が元になって生まれたぬいだからな。こうもなる。
無慈悲な左馬刻さん「ぬいがいっちょまえに勃起してんじゃねえぞ(ぷちっと潰し)」
〜ご精読ありがとうございました〜
俺「(勃起)」
>左馬刻「勃起はしまっとけ(よしよし)」
俺「お、おう……!(よしよしされてますます勃起)」
>左馬刻「………(じとーっ)」
いや、不可抗力だろ!?
今日の夜は左馬刻は入間さんと用事があるっつーから見送ってきた。誰と用事があってもいつもちゃんとただいまって俺んとこに帰ってきてくれるのが純粋に嬉しい。
この日記も残り10ページか〜……早ぇもんだな〜!何度も書いてる気がするんだけど、元々俺は毎日こつこつ続けるっつつ習慣とはマジで無縁でよ。いや〜これもページ数に触れるときに毎回書いてるしこれからも書き続けると思うんだけど、本当に自分に驚いてんだよな。あいつの日記に筆まめ彼氏って書いてあるけど筆まめ彼氏にしたのはあんたなんだぜ左馬刻……。
俺はスパダリとかそういう類の人種じゃねぇし、寧ろやさしい左馬刻が受け入れてくれんのをいいことに左馬刻の顔面がべたべたに濡れるくらいベロベロぶちゅぶちゅとキスをしたり、暴走して部屋のドアを壊したり、時に変な曲を作ったり、顰めっ面されて溜息吐かれたりもしてんだけどさ。こんな俺を嫌わずにずっと隣に居てくれてるんだよな〜、あいつは。すげぇよ。それを自分の日記で実感できんのも嬉しい。俺、愛されてるなあ。
この日記を500ページまで書き終えたら鍵かけて左馬刻に渡そうと思ってるんだ。左馬刻かわいいゲヘヘフヒヒしながら書きてた日もあるから、ページ同士がくっついてたりヨダレの跡とかあるかもしれねぇけど許してもらおう。