好きで好きでしゃあなかった。多分まだ好きやと思う。気ィおかしい事する位には好きやったわけやし、まあそう人間変わらへんし…好きなった部分がなくなった訳やないから多分また好きやなーて思うんやと思う。分からんけど。
今日も飯が美味い。あいつと食うとった飯も美味かった。1人で食う飯やって当然味は悪くないけど、記憶て厄介やなあと思う。

飯を食って、生きていく。
違う場所で、違うものを見て、違う時間を過ごして。

ノートに書き殴ることさえ出来ひんなった。書くことが無いんやない、書ける事が無いだけや。

宝物は人目につかへん場所に、ずうっとしまっとる。そのまま忘れてまわんように、それでも何時かは薄らいでいくもんやから書いておかなアカン。
宝物やった、取り出して懐かしいて笑える日がいつか来るかも知れへん。

侑へ

お祝いしたい思とったから伝えれて嬉しい。
お前が楽しいて毎日過ごしとるならほんまそれでええねん。今年もいっぱい幸せが注ぎますように。
ベッタリ隣居らんでも俺が大事にしたい思たお前に変わりないし、俺の片割れはお前だけやで。

お前とおって楽しい毎日やった、ほんまに感謝しとる。楽しいばっかりでテンション上げて燥ぎまくれたんはお前やったからや。息継ぎする間もなく燥いどったなあ、…燥ぎ過ぎたな、ツム。
いっぱい時間くれてありがとう。



おやすみ、侑。ええ夢見るんやで。
俺もまた寝るわ。

大事な場所に大事にしまって、墓の下まで連れていく。俺の恋慕とともに。
おやすみ、これで一生一緒やな。