08/01

先生が起きないから前髪をヘアピンで飾り立ててやる。釘崎に押し付けられたいちごとかくまのやつ。全体的にピンクだけど、色合いはすげえ似合うなこの人……。キ○ララ感がある。

というか書いてて思ったけどもう8月か。夏。梅雨が明けて、この季節にも先生と居られるのはなんだか感慨深い。

諸々あって体調不良で。せっかく休日被ってるが…困らせちまうと思うとあまり会いに行けない。
日記を辿ったら先生が体調不良の時を思い出して。あの時はめちゃくちゃ突撃しちまってたな…心配で。
とりあえずネガティブ撃退しないとな。元々の俺はこうじゃ無いだろ。

07/26

手は大事だと。言い聞かされてきた。そのせいか虎杖相手でも手が触れると少しは緊張するが、……あの人には自分から手を伸ばしちまう。
よく手に触れられる事が多い。いや、俺が触れるからやり返される事が多いのか…？雑談しながらも指絡ませたり、甘噛んだり。まあ頻繁に触るわけだけど。触れられてむしろ落ち着くのはアンタだけだって…ちゃんとわかってます？
わかっててくださいね。

07/22

呪霊が多すぎてうんざりする。でも疲れ果てて帰っても、あの人の声を聴くともう疲弊もどうでもよくなるな。
二人で話す時間の貴重さも改めて思い知る。ただ手が触れるだけで、視線が交わるだけで。愛してる、と…自覚する。
今日も隣に居てくれて…ありがとうございます。

五条さんは。甘えたで寂しがりで俺にはすげえ可愛いところが目立つんですけど、ふとした時に俺のことちゃんと見ていてくれて。自分でも気付いてない感情に真っ先に気付くのもあの人で。こんな事を言うと不甲斐ないが……あの人無しだと俺は人間として何段階も下がりそうなんですよね。五条さんが隣に居ると俺も人間だったんだなと再認識するというか。

例えるとしてなんだろうと考えた時に、お互いの影であればいいとふと思った。
意識しなくても一緒に在って、例えそれがなくなったとしてもきっと呼吸し立っては居られるが…周りから見れば何かが欠けて不安定な存在に成り果てる。
そして影をなくしたら「俺」は、

無くす事より目の前の事をずっと考えるようにしてきたのに。怖くなる事を考えてしまうのは、アンタに出会ったからだ。それほど大切で愛おしいです。

とくべつな日。おめでとうございます。
悟さん。