今日は出張中の先生が居ないからひとりで映画鑑賞会してたら真夜中に急に携帯が鳴り出してこんな時間に誰だよとか思ったら、先生だった。めっちゃごめん。
ゆーじ寝るまで話そっか。なんて言われるとまあ俺ってチョロいし、今日はボッチで先生ん家に過ごしてたから寂しかったのもあると思う…すんげぇ話したかったから一言オッケー！って答えた瞬間の五条先生の即寝落ち！！！完璧な不完全燃焼…っ！ゆるさん。ってのは嘘だけど。任務で疲れてたんだろうし良いんだけど期待してた分の仕返しにちょーっと拗ねた顔で我が家に帰ってきた先生をお迎えしてやろうと思います。

帰ってきた後の先生の俺への扱いが、昨日秒で寝たことを気にしてんのか抱き着いて泣きながらベタベタに甘やかしてくる。ゆるさんし。ってのは冗談。とりあえず４７都道府県の飲み物を今すぐトんで買ってきて欲しいって条件で寝たことを許した。

先生の温もりがないと安眠出来ん。先生の出張明けはいつも先生んちの広いベッドで寝るけど今日は狭い寮の俺のベッドで寝る予定だったから、はよズカズカと部屋に上がって抱きしめてほしい。

AM02:56
ウトウトしてきてこれは完全に寝落ちるわって時にモゾモゾしてんなって思ったら先生だった。横向いて強く抱きしめたら逆に腕の中に収められちゃったから鼻先から先生の匂いに満たされて安心して寝れる。

俺が卒業したら誰にも見つからない所で二人暮らしをしようって決まった。そんな夢が決まったってなったら俺は今すぐにでも卒業したいくらいなんだよな。
どんな感じのがいいのか、先生と意見を言い合いながら俺たちが住む理想の話をしてる。正直すんげぇ楽しい。アレがいいとかコレがいいとか話してんだけどめちゃくちゃ先生らしい所もあんだよな。お風呂は二人が入れる広めにしようね♡って、先生が今住んでる所もバカでかいから今と変わんねーだろって、心の中でツッコミしちゃったわ。今はまだ独り占め出来んけど先生と一緒に暮らせるようになったらずっと俺だけが独り占め出来るんだなって思ったら頬が緩んじまう。今はまだ、でもいつか暮らせるんだって思えるとなんでも頑張れるし先生といるとあっという間に時間が過ぎちまうから卒業するまでの間も大切にしていこうと思う。今度、街へ出かける時間が作れたらお揃いに良さげなやつ見てこよーっと。先生にはまだ内緒。

は〜〜これ以上俺の心臓が止まりそうすぎてどうしたいんって先生に言いたい。ちょっと昔俺の勘違いから起きた出来事を思い出感覚に振り返ってたんだけどまさかそんな経緯があったとは思わんかったし、先生の話し相手だったナナミンの助言で俺のこと更に離さないようにしてくれてたのが純粋に嬉しかった。包み隠さず話してくれる先生から聞いたナナミンの言葉もさすが大人すぎて…そんな人に応援されてたことにも感謝しかねーのにこんな大人達に囲まれてる俺幸せすぎじゃね？今なら大きな声で言える！俺は先生に出会えて本当によかった。絶対に離れる気はねぇし、ずっと傍にいて同じ時間を過ごして生きていく。