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スレ一覧
┗379.誰のためのウタ(保存)(6-10/71)

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10 :伊/能/栞(わ/ろ/て/ん/か)
2018/03/24(土) 01:26


生まれる時代が違えば、生まれる場所が違えば、僕は此処にはいなかった。君とこうして、酒を酌み交わすこともなかった。
んん?何当たり前なこと言うてんの、か。その当たり前が、とても尊いのだと気付いたのは、ほんの最近の話なんだ。
過去であれ、未来であれ、同じ時代だとしても異国の地に生まれたとしたら、今の僕は存在しない。何しろその時代には、その場所には、僕の大事な人たちはひとりも居ないんだ。同じ境遇で同じ職を選び生きていたとしても、周りに同じ人間はいない。とても恐ろしく、とても寂しいことだ。太陽のように微笑む彼女にも、小鳥のように飛び回る君にも、出逢えていなかったかもしれないだなんて、まるで思い描けない。それほどまでに、今の僕を満たすのは君たちという存在なんだ。
出逢いは必然。出逢いを運命に変えていくのは、他ならぬ自分だ。僕は、この運命をとても愛しているよ。たとえ過去に遡ることが出来たとしても、変えるつもりはない。僕は間違いなく、幸せ者なんだ。
あぁそうだ、笑ってくれ。酔っ払いの戯れ言だと、笑ってくれ。

>夢の中でも、君に逢えて本当に嬉しいんだ。

夢、幻の如くなり


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9 :東/海/林(不/自/然)
2018/03/23(金) 01:52


>深夜てんしょん
明日も仕事なのに眠れなくて、眠ろうとすればするほど目が冴えてくる現象ってどんな人でも絶対に遭遇すると思ってるんだけど、実際はどうなのかしら。論文とかあるのかもー、意外とどんな分野も調べられてるしね。因みに今回の原因は、バクが間違って悪夢になる前の睡魔を食べてしまってるに一票。小さな頃絵本で読んだバクが、そんなことをしていた気がする。突然のファンタジー。
白状します。恋しかけてる。数日前の私、ごめん!恋愛体質なんて言われたくないし、正直これが恋とも呼べないけど、限りなくグレーな感じだわ。
あの人の声が聞けたら、その日一日がんばろうって元気が出る。今は、たったこれだけ。恋人になりたいとか、そんな具体的な願いはないの。あの人は細マッチョでもなければ、紳士的とも縁遠いから、今までのタイプとは全然違う。猫をかぶって大人しくしおらしく、女の子ーって感じでアピールすることは見事に失敗してるのよね。でも、そんな無理をしなくても笑ってる私がいる。これなら友達、友達でいい、はず。
心の片隅で、いつかあの人から「恋人ができたよ」と言われたら、「おめでとう」って笑顔で祝える気がしない。でも、既にもう恋人がいるかもしれない。確認してないんだよね~、はははは……はぁ。意図的に避けてしまってる私。さすがに不倫じゃない!だって指輪はしてなかった!普段からしない既婚者だとしたら!?知らないわよばか!

#恋と名付けるには、何もかもが足りてない。

バクに食べられちゃえ


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8 :境宗介(あげくの果てのカノン)
2018/03/22(木) 22:53


意識に問題なし。身体の異常もなし。記憶に異常は、ある。
最近の僕は、忘れてしまうことが殊更怖くなってしまった。変わることは仕方がない。それは“修繕”の影響で止められないことだからと言い訳して、覚えていられないことを正当化した。味覚が変わった。好みが変わった。大好きなものが、大嫌いではなく、興味が無くなってしまう。きっと普通の人間だって、それが当たり前の変化だと信じてきた。
だけど、覚えていたい。忘れたくない。君の手のぬくもりを、くすぐったそうに笑った時に伏せられた睫毛の影を、僕の名前を呼ぶ声を。どんなに書き記しても、闇に融けていくんだ。少しずつ、少しずつ。忘れたくない輪郭はぼやけて、ぬくもりは冷たくなり、僕の名前を呼ぶ声なんてずっと前から聞こえない。
忘れたくないのに、覚えていたいのに、それが悲しくなくなってしまうのが、一番怖い。だって今の僕はもう、君に対して何の興味も抱けないんだ。過去を美化することさえ、思い出を保持することさえ、できない。
想いを募らせる君が羨ましい。一途に情熱を傾ける君が羨ましい。僕は忘れていくばかりで、その熱を覚えてさえいられない。

>いっそ、身を焦がせてしまえたら、どれほど幸せだっただろう

愛の反対は何だ


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7 :伊/能/栞(わ/ろ/て/ん/か)
2018/03/21(水) 16:59


秘する恋というのは自己満足だ。相手を助ける策を講じ、けれども助かった相手の隣には立てないし、立たない。見守るだけでいい。見つめるだけでいい。君が幸せで、まぶしく笑ってくれているのなら、他に何を望むというのか。
思えば僕は、生まれてからずっと他人を疎ましく感じていた。妾腹を馬鹿にされまいと知識を詰め込み、所作や立ち振る舞いを西洋に学び、そうして誰もが僕のご機嫌を窺うようになった。その所為か、世界はすっかり灰色に染まってしまった。
偽りの笑顔で成立する世界を壊してくれたのが、彼女と、たったひとりの親友だ。胸倉を掴み喧嘩をしたのも、馬鹿になるほど酒を浴びたのも、何度となく夢を語り合えたのも、他ならぬ彼がいてくれたから。自分の想いを素直に口に出来るのは、どれほど素敵だろうか。偽らず、窺わず、媚びへつらうこともなく、好きなものに直向きになれる。世界は、輝かしい色を取り戻していた。幾度となく助けられたと君たちは言ってくれるけれど、僕の方こそ君たちに助けられていたんだよ。
まぶしく照らされることに慣れてしまったのだと、離れてから気付く。失ってから嘆いても、もう元には戻らない。戻れない。
だから、秘する恋のままでよかった。どれだけ傷ついて苦しかろうとも、誰に知られることもない。これは自己満足の話。

小鳥は鳴いたか


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6 :海_野_亮_太(S_P_E_C)
2018/03/20(火) 17:00


喫茶店で休憩していると、興味深い話を耳にしました。曰わく、『恋は死にたい者に生きたいと思わせ、生きたい者に死にたいと思わせるようだ』、と。僕はそこそこの医者なので、そりゃあ生きたいと願ってもらいたい。患者さんだけではなく、患者さん未満の人もね。
恋を知って、まだまだ生きていたい、こんなところで死んでたまるかと地べたを這い蹲るほどの情熱は泥臭くてとても人間らしいじゃないですか。けれども、常に明るくて前向きでこれまでの人生に欠点ひとつなかった人間がね、「ああこんなはずじゃあなかった!」と見苦しいほどに取り乱して死にたくなる恋もある。ある人には至福であり、ある人には汚点となる、それが恋。
だとするなら、恋は麻薬とはよく言ったものですね。無くても生きられるのに、知ってしまえば最期、無くしたら禁断症状が出てしまう……ん、これだと生きたいでも死にたいでもなくて、ただ失いたくないだけなのかな。
まあともかく、第三者から見た恋なんて、結局は他人事ですから。お喋りな女子高生たちの話題はあっという間に流れていきました。たくさんのピクルスを補給して、さて夜勤に備えますか。

>命短し恋せよ×××
ステーキが食べたい


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