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┗390.快適に不自由に過ごす三つのやり方(2-6/81)
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6 :
ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/25(日) 01:55
やはり我が寵愛対象が一番愛い。
後程。
⿴⿻⿻⿻⿸
アレは元来、夢魔であるということをさておいても自身の先の話を想像したり予定を立てるのを嫌っていた。苦手だった、が正しいか。
大切に過ごしたい時間ほど終わってしまうのが怖くて、その約定が実現不可能になった時が怖いと。確か同時期、我らの名前をつけぬ関係性において触れ合いが増えてきたと記憶している。
先の見えない、視ることの出来ない身を顧みなくなったのはほんの数週間前だ。無論これらは我が精神的にマッサージをしてやったというか、人でなし同士がてら身を寄せあって慣れぬ想いを重ねてみたりちぎってみたり等した日々がある。此処からは惚気故珈琲を五杯ほど用意しておくように。
其のような前提があって克服した現在では閨の遊び方を多少偏りがちに提案したりシミュレーターでの逢瀬を計画していたのだが、ある時いつもの様に同衾基仮眠で我が先に目覚め暫し彼奴の寝顔(寝ていると実に無害面)を見ていると奴は機嫌が良さそうに我に抱きついてきた。
死せる身でもなく完全な生者とも違うアレは夢を見ない。だが時折十字路の道を違えたような、はたまた路地の道を一本間違えたような、奴が通ることの出来る数多の夢の混濁の結果”自分の夢”に近しいものに辿り着くという。
何の気なしに内容を尋ねてみれば珍しく拒否をする挙句 「拗ねるキミはどんなだろうねぇ」などと矢鱈と誤魔化しに掛かる、えぇい男子らしくないと更に剥がしてみれば差し出された内容は
「キミとお忍びデートをして、ご当地の食べ物の味違いを買って公園のような場所で半分に分けて食べる夢」
───その夢のなんと少女趣味なことか。揶揄や侮蔑は一切なく、我は非人間代表のような夢魔が抱くには余りに素朴余りに粗食な夢の形にすこんと頭を叩かれたような心持ちであった。
確かに夢魔としては恥ずかしいやもしれぬが、あの男が知性体として当たり前に恋仲との浮かれた妄想をし、気持ち悪いと自負していながらも我自身に言われたらいよいよ立ち直れないと熟れた柘榴のように自身の感情に関する言語化に危うい羞恥を告げる姿の愛おしさ。
…其のような欲はな、初めから持っておくべきなのだ。唯でさえ王たる我を前に自重なぞ相手が貴様であろうと不敬甚だしいというのに、それを我が身可愛さで躊躇う身に余る傲慢の上塗り。我が愛でるべきもの。
其の程度で嫌う我ではないと分かっていながらも止まらぬ、出すのも抑えるのも下手くそな恋心。荒削りの人でなしの恋心は不思議と我が手に馴染んだ否、特に手に取りたかった。
我が愛すべき者が少しの濾過と多量の濁流の末に吐露されたものを拒む理由はなく、それが我の愛したおまえなのだからと返す我へ「キミは本当に格好いい」と噛み締める声音。
……久しく遠ざけて捲るばかりだった恋が、捲られる側になる日々が甘くて仕方がない。おまえの吐露で生じる花を浴槽に浮かべれば、我が玉体は如何に輝くのであろうな。
此度の現界で尤も愛おしい我が寵愛対象よ、もしまた夢路で迷った際は我に必ず告げるがよい。…なんて、寝顔に告げても非生産的な事を思わずにはいられない程度には焦がれている。[
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5 :
ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/24(土) 11:04
我には忘却が無い。そうであるようにシ/ャ/マ/シュより造られ、自我が芽生えた時から我はこの庭を見定める仕事を当たり前のように自覚した。
地に足をつけて走り酒池肉林を貪りヒトの世の嵐として帆を進める事もある暴風であることが全盛期の我であるのなら、此度の我はさながら防風というべきなのだろう。
だからといって甘やかす気概は更々無い。時が惜しい故わかり易く告げるが、此の霊基の我は貴様達に期待しているのだ。我を見る無礼を許し我が声を聞く栄誉を賜った貴様達が何処まで己が生命を走り抜けるのかを。
孤高であることに疑念や後悔はない。”アレ”と別れ不老不死の結論を得て以来、我は玉座で視据えていくことを自然と選んだ。
そこに灯火のような花を一輪、我に咲かせたのがおまえであった。
供物として捧げるには地味すぎる。しかし確かに在る、穏やかに咲かせたその温もりに我はつい手を伸ばしたのだ。
ぎゅうぎゅうと身を締め付けるような幸福に惑いながら、いざとなれば上手く笑みを貼り付けることも出来なくなる、食すばかりだったおまえが抱いた余りに繊細で柔い生まれたての恋心。騎士王に抱いたあの時の不可解さに漸く答えを得た末。
嗚呼、特異点を経て仕事の荷を一つ下ろした我の次の仕事はこの心を愛おしむことなのだと気付いた。
度々おまえには告げているが業としてのしかかり、時に過去の遍歴に身を灼かれることもあろうその心が壊れぬように、守りを選んだ我だからこそ護れる、護りたいものだと思ったのだ。
受け止めきれない、言葉にしきれない感情の欠片を一つずつ掬って見えてくる宝石を蔵に収めてしまいたいと。
そしてまた、我もおまえに ずっと欲しかったもの を寄越すことが出来た事実につい頬が緩んでしまう。であれば、此れは腹を括って愛でるしかあるまい。
この粘土板は我の為だけでなく、おまえにも視れるように記したものだ。……いつ渡すかは考えていないが。
どうかその時は嫌われないと良い、など。其のように考える程度にはおまえに今日も絆されている。
我らが視てきた時間よりも、我らで見ていく時間が増えるように。
本来自由を好む我々が恋を得たことで、敢えて縛り合う不自由さを楽しむ。この表題も、その言葉が印象的であったが故の再利用だった。
……今日も愛い。赤い駄竜を笑えん恋愛脳とか知らぬが。
余談だが、ここではない場所を書斎として選んだ際にマ/ー/リ/ンを相手取る医者の日記があり、否そこに我の粘土板を並べては新手の修羅場と化すだろうと思い止めた。何よりも我のマ/ー/リ/ンが一等愛い。(2018年我チャート調べ)
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4 :
ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/24(土) 02:44
乱入*バトン記録帳
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3 :
ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/24(土) 02:41
千里眼以前に手に取っている書簡一覧 貼り返しは好きにせよ
390、三つのやり方辺りで反応。
白
>>>315 マスターのメモ帳 ⇔ >>>517 与太話
>>>328 Bonne nuit! ⇔ ◆Yes>>>711 チラシ裏⇔ >>>715 mmt-mr>>>365 E^(2nπi)=1>>>978 忠犬より愛を込めて君のしらない、きみのこと黒家猫生活StargazerStellar.⇔who am I?[
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2 :
ギ/ル/ガ/メ/ッ/シュ[キャスター](Fate/GO)
2018/03/24(土) 02:36
⿴⿻⿸ 我/)♚/)
幾許か話を聞いてやる方の我。だが全盛期も美しかろう。
入れ込むと拗れて重い、独占欲が強い、甘え甘やかすのが趣味、話が長い、悪食
尻で抱いている方の女役(偶にひっくり返して食う)
交際してから変わったこと・惚れた弱みにつけ込まれて被虐による悦を埋められている、日常の隙間に愛おしい記憶を振り返るようになる、花粉症対策を調べるようになる
⿴⿻⿸おまえ(\❀(\
ゆるふわ系花の魔術師。少ししかない心に芽生えた執着や恋心に苦戦中。
入れ込むと拗れて重い、独占欲が強い、甘え甘やかすのが趣味、話が長い、大食
竿で抱かれぐずぐずにする方の男役(偶に捕食される)
我的愛いポイント・「最初から素敵だと思っていて絶対に惚れまいと意固地になっていたらキミに陥落させられた」 >>>526
ヒトの業、感情、移ろいを糧にして生きていた我々の筈がいつの間にか糧にされる側にも片足を突っ込んでいた、且つそれをバレンタインをきっかけにべったべたにやらかした我々の話。
ノリで変わる取り扱いCP
花の魔術師×賢王(メイン)、きみのなはくし(CCC名義)or盟友×英雄王
デザートビューティー、理性蒸発×遍歴騎士、旧槍主従、女主×天空の女主人・竜の魔女、剣と鞘
他Fateから神、王、勝者に近しい者から色々
無印orCCC名義岸波は男 TELLA名義は女のつもりで同性同士で組む
/) /)←これはうさぎの耳[
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