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┗678.閑古鳥が鳴き止むまで。

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1 :摂津万里
2017/12/18(月) 01:00




閑古鳥が鳴き止むまで。
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132 :茅ヶ崎至
2019/02/24(日) 22:54


一年二ヶ月記念日。

「駄目だ今観たものが良過ぎて記憶がない。とりあえず最初から順に語っていこう。それで、エンディングの話するけど」
「オイ」

最近良いものに触れる機会が多くてよきよき。なにかしら心に響く作品を観たあとの、世界が広がって深くて魅力的に見えるあの感覚がなによりも好きなタイプのオタクであるからして、それに最近脱オタ気味の万里くんを巻き込んでいくライフスタイル。
でも「これ俺の推しブランドなんで」って色違いのマフラーを半強制的に買わせるあたり、同じ穴のムジナなんだと思いたい。アイツ推しなだけあって手触り神だしお揃いだし、着けてるとちょっとテンション上がるから、まあ、良い買い物ではあったわけだけど。

その過程で、今更すぎる共同財布を作った。
半年同棲しといてほんと今更なんだけど、万里から提案されたっていうのがキモね。ここテストに出るから。
デート前に「はい徴収しま〜す」って、各自決まった金額を財布に入れて、デート中の支払いはそこから。
別にやってることは割勘となんら変わらないんだけど、支払い時の手間とかそういう話じゃなく、なんとなく言語化しづらい幸せをお揃いのマフラーに隠しつつ一人ひっそりと噛み締めてる。そんな記念日。



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131 :摂津万里
2019/02/14(木) 21:15


聖バレンタインデー

昼間に「俺のバレンタインは?」って後ろから覗きながら聞いたら「まだ駄目!見んな!」ってめちゃくちゃ怒られたんで若干拗ねつつ、夜にもう一回聞いたら「プレゼントは俺♡」になってた件。
アンタ昼間なんか作ってたじゃねえか。さては失敗したな。

それはともあれ、上げられた膳に手を付けねえなんて選択肢は無いんで。
可愛いラッピングをもーちょい堪能したら、有難く頂くとしますか。


追記。
1の方は随分と日記減っちまったけど、2の方はまだ結構賑わってんな…なんて眺めてたら、俺が求めてやまなかった明朝体縦書きやってるとこ見つけて感動した。
イイよな、縦書き。こっそり応援しとくわ。




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130 :茅ヶ崎至
2019/02/01(金) 12:15


一年記念デートの蛇足。

思いがけず前の日記が真面目()な感じの雰囲気になっちゃったから、興が乗ったことだしその蛇足的な話。
ほぼ自分用の備忘録みたいなもんだから、読む時はそういうノリで、よろ。


会話。

あれだけ毎日話してても、意外と会話って尽きない。
万里と居ると常に何かしら喋ってる気がする。相手に聞かせるつもりで喋ってる独り言が増えるというか。
今回の万里は終始楽しそうで俺も嬉しかった。万里の機嫌が悪い時と、疲れてる時と、眠い時の見分けもなんとなく分かるようになってきたし。ラーメン屋あれな、日当たり良過ぎてほんと眠かったわ。

今回のデートは珍しく万里の方が準備段階からずっとノリノリで、半月前くらいから「楽しみっすね!」「はあ~、あと一週間経ったら至さんとデート」「明日!やべ〜、何も準備してねえから今日至さん構えない」とかひたすらに忙しなかった。そして俺は万里が楽しそうでここ一ヶ月ひたすらに幸せだった。というか今まさに会話を遡って幸せになった。何こいつ、何月何日何時何分のどこを切り取っても可愛いかよ。


デートはほどほど計画的に。

ピザ持ち帰りにしたら車内での飯テロがエグい、たるち覚えた。これは一人だったら確実に運転しながら摘んでたわ、断言出来る。

今回のデートは今年の花見での手際の良さを踏襲し、サクサク行動していろんなことをしよう、っていうのが事前に二人で決めてたスタンス。
実際、当日は急ぎ過ぎず満喫しつつ、それなりにサクサクとことが進んでて良い感じだった。まあ、ケーキ買うのすっかり忘れてて閉店ギリギリで滑り込んだり、二日目は万里を抱き直して二度寝かまして昼から行動スタートなんて自堕落もいいとこな始まり方したけど、「俺らマジ段取り悪いわ」なんて笑いあってる空間も幸せだったのでよしとする。


迷子のばんりくん。

万里はデートの少し前から寮の方に泊まってたから、適当な駅で拾ってライブハウスに向かう予定だったんだけど、なんと今回、珍しく万里の方が迷子に。
その役目はいつもは俺なので、めちゃくちゃ慌ててる様子がちょっと新鮮で面白かった。ただ運転中で連絡に気付いてやれなくて、だいぶ不安にさせたらしいことは、ちょっとごめんね。

「よたよた」なんて送られて来たからお前どんだけ荷物持ってきたの?と思ったら本当に大荷物だった件。
ライブ用の着替えを別で持ってきて、更に俺の家で飲むための飲み物も別袋で持ってきていたらしい。
こういう時、そいつらを持ち歩く負担を考えさせずに好きなだけ持ってこさせられるし、追加で買い物もさせられるから、車持ってて良かったなとしみじみ思う。




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129 :茅ヶ崎至
2018/12/24(月) 20:33


1年記念日。

ようやくやってきた一年。
普通、こういう節目の時って「気付いたらもう」とか「あっという間でした」とか、そういう事を言うもんだと思うんだけど、俺達は揃いも揃ってまだ一年かよ?なんて愚痴る始末。
「内容が濃すぎて三年くらい経ったもんだと思ってた」なんて二人で顔突き合わせて笑えた日が365日続いたこと自体は、じんわりとした安心を俺に届けてくれてなかなか悪い気分じゃない。お祝いメッセージも沢山もらったしね。

というわけで、クリスマスイヴが記念日の浮かれリア充な俺達は、聖人の誕生日と俺達の記念日を一緒くたにして祝うため、俺の実家に向かったのであった。


ご挨拶。

「いつもお世話になってます。うるさくするっつーか…ご迷惑おかけすると思うので。これ、良かったら」

いつもより少し外行きな声を出した万里が、俺の家族にこじんまりしたケーキの箱を手渡してる。
実は実家に連れてくるのはそう珍しいことでもなくて、わりと毎年のように泊まらせてたりはしたんだけど。それでも家族とは極力関わらないように配慮してたから、なんともむず痒い気持ちでそれを眺めてた。
ピザ買って、ケーキ買って、映画観ながらゆっくりしよう。そんな予定にもならない予定を立てて、閉店間際にも関わらず盛況なケーキ屋に滑り込んだときに。俺が「家族にも買って帰ろうかな」って独りごちたら、隣にいたあいつが弾かれたように顔を上げて「じゃあ、その分俺が買う」って少し早口で言ったときの胸に広がった誇らしさは、言葉で表現するのが難しい。
手土産持参したがるとか今どきしっかりしてんなとか。
何回来ててもやっぱり緊張するもんなのかとか。
いつも俺が会計持っててちょっと気まずそうだったから、時々こうやって払わせてやるのもいいのかなとか。
俺が持っていこうか?って提案しても、自分で渡すって言い切る強さとか。
そんなしっかり者のお前のこと、この機会に家族に自慢しちゃってもいい?とか。

まあ結局俺は、ケーキを渡す万里の斜め後ろに立って、はにかんだクソヘタレ笑顔を浮かべることしか出来なかったんだけど。
一年経ってもやっぱり、毎日惚れ直し続けてる、俺。

その後、風呂上がりに某夜を歩けうさぎになって登場した万里がクッションを抱き締めてふにゃふにゃ笑う姿にまた惚れ直すことをこの時の俺はまだ知らない。
耳ふわふわ揺れて可愛いかよ。尻尾が潰れて毛艶が悪いとか気にしてるとこも可愛いし、寝る時ナイトキャップ代わりにフードをぎゅっと被るとこも可愛い。なんていうか存在が可愛い。可愛いんだけど。
……あのさあ、抱き枕ならそのへたれたクッションじゃなく、隣に俺がいるだろ!!




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