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167.X Topi ratti.〆
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<style type="text/css"><!--*{font-family:ヒラギノ明朝 ProN,MS 明朝,メイリオ; font-size:11px;color:CBCED5;}body{background:#3A4870;padding:10px;}a{color:#9E9B4B;text-decoration:none;}hr{border:none;}--></style> <div style=margin:15px;> 「あの子なんてどうだい?ブロンドの髪とサファイアの瞳を持つbellaだ」 察しは良いが口が軽いマスターだった。血管が破れるくらい真剣に且つ温厚に迷い猫の捜索に勤しんでいる中で、随分とピンポイントな女を指し示してきたもんだ。今はもうだいぶ懐かしい、それこそフィルムも変色してるくらいにはな。それでもお前が飛び込んできたあの夜のことは、これでもしっかり覚えている。 埃被った日記に書くのが昔話なんざ次は虫に食わせる気か?つうお花畑なお言葉が飛んできそうだ。チョウチョがよくお似合いで羨ましい。 今も昔も常春なお前に、俺は今も昔も変わらず一途に惚れ込んでいる。ヴェルデのドレスが印象的だったあの女にも目もくれず、ただただ健気にな。浮気性のドクズを待ち続ける俺を作ったのは、偏にお前自身が築いてきた過去に違いねえ。 …ああ、やっぱり問わず語りじゃあフェアリーテイルと変わらねえな。腐った枝木の本分宜しく丸めて焼却炉に放っておくか、不作に苦しむファーマーの役立つくらいはできるだろ。また善行を積んじまった、褒美のコインはどこにある。</div>
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