曖昧なままは悪いってなったあいつが、部屋を出ていくと決めた。
俺を恋人にしたいけど幸せにする覚悟がないまま手をとるなんて半端なことは出来ないと。
俺は幸せにしてもらおうとか思ってない、一緒に幸せになりたい。今までは恋人いるしってイイコぶって、聞き分けいいふりして我慢してきたけどそれも止めた。
好きだと伝えて恋人になりたいって伝えて…まじで強欲(笑)強欲のたるち。
もうお前がいない日常には戻れないよ。忙しいからって放っておく恋人より、俺の手を取ってほしい。
ねぇ、俺にこいつちょうだいって言いたい。
紬が、至くんの良いところをプレゼンしたい！って言ってくれたけど…本当にしてほしいくらいだわ。

結局、あいつとは添い寝してハグして……これで恋人が戻ってきて、あいつがそっちにいったら俺はどうするんだって感じ。
好きなのか、もはや意地で手に入れたいのか…。はぁ…真澄じゃないけど溜め息出て好きって言いたくなる。
戻ってきてあげてほしいけど、戻ってきてほしくない。悩ましい。

あいつが恋人と距離を置いた？らしい。置かれた？
でも素直に喜べない俺がいて…あいつには幸せでいてほしいんだなって思った。
戻ってくる場所を守るって言ったって言葉に踏ん切りついた。
あー……流れ弾わらう

恋人じゃないけど恋人みたいに触れあって、それで良いじゃんと言われてしまえばそれまでなんだけど、俺はちゃんと羽を休めるところが欲しいよ。
こんな風に隙を狙って羽を休めるんじゃなくて、安心して羽を休めたい。
一度でいいからでろでろに愛されてみたい。
色んな欲求が俺の中を渦巻いて、満たしていって、溢れていく。
どうしてこうも上手く出来ないんだろう。てか、俺の決意が毎度緩すぎ案件www

あいつの恋人が嫌な夢を見たって言うから、ちゃんとケアしてあげなと言ったら紬に、至くんの心のケアは誰がしてくれるの？自分を大事にしてと怒られてしまった。
仕方が分からない俺はどうしたらいいんだよ。
ハグして、額にキスして、それでも俺たちは恋人じゃないなんて……寂しすぎて笑うわ。