ロナルド君が私をおいて寝やがった。 ぷんぷんを通り越してぷすぷすしている。 日記を書いたのは偉いが、はやくねるのはよくない。私を寂しくさせる。 うーん…ロナルド君、大好きだよ はやくおきて、たくさんそばにいて |
ドラ公がせっせこと日記書いてくれてっから、天才作家様ロナルドも何かを残そうと思う。 …と言い出して軽く20分は経ったわ、俺絶対作家業向いてねぇ。 メモ程度に色々残す。いざ書こうと思うと書こうとしたこと一瞬で忘れる魔法どうにかならねぇかな。 って、こんなことで行間稼いでるとまたドラ公にアホだと思われるっ!何か書くぞ。 そういやアイツが酔ってる時ってめちゃめちゃ分かりやすくて、上機嫌になるのはあるけど、すげぇ俺の事呼び始める。おぽんち吸血鬼退治に外に出てっと、いきなり携帯ポコポコ鳴り初めて通知見ると、ひたすら俺のこと呼んでくる。「ロナルド君、まだか」「ロナルド君早く」「ロナ造」なんて、意味もなく俺の名前呼び始めるから可愛いよな。 ドラ公に言ったら、どうもこれは甘えてる訳じゃなく生存確認の一環らしいわ。たじたじになるドラ公も可愛かったからそういうことにしといてやるよ♡ |
今日のロナルド君は、いつにもましてわやわやしてた。 改めて私が可愛いと感じたとかなんとか。私はいつでも可愛いが、可愛いと言われることは悪くない。でもなんで、突然そんなことを言い始めたのか。ゴリラの生体が気になる。 ロナルド君が、胸をもみたいとおもっているのは常である。だが、今日は私が揉まれたがっていると、あらぬ疑いをかけられた。心外だ。 私は揉まれたいわけではない。どちらかというと、揉まれるとちょっと、少し、…だいぶ、なんかセンシティブな気持ちになるから、あまり揉まれたいとはおもわん。 でも、君にくっついて、触れられてるのは好きだから、揉まれるのがいやだって訳ではない。君がそばにいるなら、他は気にしないというか、揉めるくらい近いなら、私としては…ね、つい、ほらあれ、ゴリラに面白味を感じるだろう。そういうことだ。 |
ロナルド君のことを考えながら寝たからか、ロナルド君が夢に出てきた。 出演料取ってやろうか。 出てきたと言っても、なんか電話してたんだよね。直接話したんじゃなくて。なんの電話か忘れたんだけど、長いことしゃべっていたような…?夢だから、鮮明になんぞ思い出せんが。なんか不思議なことがあった気がする…本当に気だけ |
やっぱり、ゴリラをからかい足りない。私から、からかわせてよって言うのも何か違うし、からかい足りないんだけどって言っても直ぐに暴力に訴えられるだろうし。ここは穏便に書き置きでからかうか? こういうとき、向こうが同じ気持ちだったら、話が早いんだがな…ないな、からかわれたりないってならないな。そもそもからかわれることに、積極的じゃないだろう。ドラドラちゃんがいくら可愛くても、人のこのみはあれやこれや…私がもっと魅力的で彼好みならば「からかってくださいドラルク様畏怖~」って頭を垂れてくるだろうが。 あいにくそうではないらしい。無だな、無。垂れるどころか、のしつけて返されるぞ。 どちらかというとやつは、私にからかいではなく母性的ななにかを求めているバブルドくん。 まぁ、からかいたくなったら右に受け流す要領で行こう。二三周寝かせておけば、からかいたい欲も薄れるさ。その寝かせておく過程が、どうにも慣れないんだがね。我慢できなくなったら、それとなくこっそりからかってやるとするか。とりあえず嫌われたくはないから、自分からからかわせてっていうのは止めておこうね。 |