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┗45.消えゆく夢を恐れた貴方へ【保存】(16-20/26)

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20 :碧/棺/左/馬/刻
2019/01/18(金) 00:00

2019/01/17

#腕ン中に閉じ込めたら花飛ばして居眠りかます甘えん坊

用と用の間がクソほど空いてたッつ〜クソみたいな一日。暇極めて車で寝ながら理鶯に連絡とって、ダラダラ。夜こじあけときゃ良かったッつ〜後悔半分、でもまあ彼奴が目一杯甘えてきた挙句に寝支度済ませて出迎えしてきたから、いい一日だったなんて甘い考え半分。いつ寝るか危ういつった直後に寝息響いたから、相変わらず寝付き良すぎて笑えた。可愛いわ。

2019/01/18

#我儘
電話。姿違い。


でっけえ初めてひとつ、貰い受けた日。探り探り距離縮めてけンのが、楽しい。彼奴、足踏みしてるようで意外と思い切りあンだよな。吃驚したわ。

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19 :碧/棺/左/馬/刻
2019/01/16(水) 23:23

#メモ
一緒に寝て起きる生活。会える姿。


⊿ 、う、……消そうと思ったら直ぐに来たな、…消すのも、遅いか、…(む、む、)
⊿ …朝も会える、のか、…起きるのも、楽しみになるな、…しかし、朝会えたら一緒に、いたくなってしまうから、そこだけ、気を付けないと。


ドジっ子属性は可愛い

秋特有の色が好きだ。栗色だったり、芋の実の金色だったり。理鶯の髪の毛の色も、そう。身に纏う色は目に痛いほど冷たいのに、目を惹かれる色は温もりを多分に含んでいるものが多いのは、なンでだろうなァ、なンて考えだしちまった理由は、目の前のちんちくりんなガキんちょだな。クリーム色と茶色と甘そうな黄色に包まれて、きゃっきゃっつって楽しそうに声上げてたもんだから、目立ってたンだよ。季節外れな装いに釣られて、帰りがけ甘栗食ったんだが理鶯にも分けてやりゃ良かったな

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18 :碧/棺/左/馬/刻
2019/01/15(火) 22:00

丸一日なんもねえ休み。理鶯が昼に一旦戻ってきて、声返したら攫われる先は夢の中…はは、安らかに昼寝してたわ。昼下がりの暖房きいた部屋なんざ、暖かくて気持ちいに決まってんだろ。宅配便に叩き起されたンだが、そのまンま布団に舞い戻って二度寝かましてたあたり…まあ、昨日の夜ハメ外し過ぎたことを反省、してなくもない。否、同郷の奴等と久しぶりに会うってなったら景気良く酒飲むしかないだろ…あ〜、でも、理鶯との時間、削られるし暫くは抑えるわ。

重たい話をしてる時、返事こなくなるとなんかまずいこと言ったか考えちまう。すげえ真剣に悩んでるか、寝てるか、寝支度してるか。どれだろうなァ

影法師が揺れて交わって、また離れて。

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17 :碧/棺/左/馬/刻
2019/01/14(月) 02:00

2019/01/13
確保し忘れたまま寝落ちてて諦めた。時は戻らねえ。

朝イチ、早口でまくしたてられた内容から察するに、彼奴の今日は忙しい。俺様は学生時代のダチに連れられて、猫カフェなんつ〜場所に行くことに…おいこらテメェら酒飲むんじゃなかったのかよ。ニヤけたツラしてンのから察するに謀りやがったな…猫はクソ生意気で嫌いなンだッつってんだろ。餌手から食べてく時なんか赤い舌チロチロしててクソ可愛いし、気ままに伸びてる肉球とか触り心地最高だけどよ(猫好き)

⊿ 小官にも構ってほしい、会いたい。
⊿ もう、すっかり日常の一部に入り込んでいるから、…居なくなられると困る。
⊿ 全部貰う、将来も、…全部、そのつもりなら、貰わないと左馬刻も困るだろう。…小官の未来も全部、…何て、要らないなら、構わないが、


帰ってきたあいつに、駄々を捏ねた。思い描くつもりもなかった未来を望んでる、って。繕いきれねえまま自信なさげに委ねてくるもんだから、獣みてえな彼奴とそれが、対照的で。いつも思うんだが、本当に理鶯は自信がない。どこに落としてきたんだろうなってくらい、未来に臆病者で、まあそれは俺と同じか。将来的に全部捧げてもいい、って思ってくれてるらしいことに、すげえ安心した。好きなところを聞いて、答えをもらって、そしたら寝落ちてたから、幸福は微睡みを誘うらしい。

2019/01/14

白い海を眺めて、それから赤い空を指差した。
「どうして色んな色があるの?」
無色透明だった頃の夢。繋いだ手は暖かくて、夜の蔭差す浜辺は冷たくて。切り離された空間は、心地がいい。女は優しく、笑って言った。
「星月の輝きが世界に白を、おひさまの温もりが世界に赤を」
胸に秘めたお伽噺は、寝ても醒めても俺の全て。

#日記
肺が痛むほどの透き通った空気に、師が走り抜けてから半月経ったことを実感する。サイドミラーに映った空は、夜の蔭を振り払って段々明度を増していった。ようよう白くなりゆく山際、なンて唄った昔昔の天才様へ。冬の早朝も、案外見物だぜ。吐いた呼気が星月色に染まって、解けてゆくさまなんて、殊更良い。

おひさまがてっぺんに登りきった頃、黒い蝶の振袖姿で騒ぐ娘は誇らしげ。大人としての門出は、そんなにも素晴らしいものだっただろうか。自問。つい最近のようで遠い記憶は、すっかり錆びついて、結局答えは得られない。若い奴は物思いに耽ることすら許してくんねェって相場は決まっているらしい。道行く老婆にかけられた“ おめでとう ”の一言に、晴れやかな笑顔を浮かべた娘は、足取り軽く駆けていく。どこへ向かったのか皆目見当つかねえわ。お手上げお手上げ、どうか幸せな人生を。俺みたいな奴と混じらわねえよう、精々気を付けな。


理鶯の瞳は深い青。海を凝縮したような、空が丸ごと映り込んでしまったような。白が星月、赤がおひさま、それならばこの青は、蒼は。見詰めど見詰めど、分からない。彼の人の表現を、どこか恋しく思っているのかもしれない。チカチカ揺れる蛍光灯にさえ移ろうそれに、名の付けようなんてあるはずもなく。このままでも、それはそれで。

落ちた夢の中は夜の色

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16 :碧/棺/左/馬/刻
2019/01/12(土) 23:30

理鶯を寂しがらせた日。

都内某所。起きて身支度整えて、呼び出された先は妹気に入りの作家の展示会。そこそこに出来のいい展示品を一通り眺めて、興奮した様子の彼奴がもう一周巡るのを尻目に、展示品が収録されてるッつ〜冊子をパラパラ捲る。理鶯の写真集作った方が、余程売れるンじゃね?って、流石に盲目過ぎンのかもしんねえけど、珍しく理鶯が一日山から降りてきてたモンだからそっちに意識が向くのもしょうがねえ。

次の行き先は、なんて声を弾ませた妹の声は大して聞いちゃいなかった。俺とは対照的に切りそろえられた白銀が目の前を歩く度、揺れる。それを辿っときゃ問題ない。いつも通りの道標は、ごちゃついた小道の中でヘンゼルとグレーテルの残した小石の印みたいに輝いてみえた。その道を抜けて、一気に開けた視界にはデケェ鳥居と参拝客の列が広がる。促されるまま手を清めて、手を合わせて、信じてもいない神とやらに今まで通りの願いと、それから一つだけ、最近増えたそれを一応頼んでおく。頼むッつ〜よか、自分の内への宣言か。賽銭箱の上に供えられた安いパック酒見て笑ったら、罰当たりだって頬を膨らます妹が、今年も健やかでありますように、ッてのが今まで通りの願い。増えた願いは、理鶯がめいっぱい幸福なまま、俺の隣にいますように。つ〜か年始の願いと全く同じじゃねえか。たった十日と少しで変わるわけもないのに、なんで二回も神社に行ってんだ、俺。自問自答しつつ人の波に流されて辿り着いた境内の中は、広いだけあって、賑わいに反し動きやすい。他人様の願いが所狭しと並ぶ絵馬所に珍妙な顔の猪模様が密集してて、その下には縁結いの祈りの札がこれまたびっしり。案外皆、出会いとやらに飢えてんだな。確かに寒い時期は人肌恋しさも募るモンだが。知らない間に離れてた妹の元まで砂利を踏みしめてくと、要らねえッてのに押し付けられた瑪瑙石のストラップが俺の携帯を賑やかした。赤が瞳の色に似ているから、って笑う顔に少しだけ心配の色を感じ取ったら、断るもんも断りきれない。代わりに花柄の鈴が、妹の財布に今日から増えた。

午後三時を少し回った、所謂おやつの時間。昼飯は女が好きそうな、所謂カフェで。頼んだ冷しゃぶサラダ定食が、女の中でもとりわけ意識高い部類に好まれそうな彩りと分量で提供される。ご飯と味噌汁はおかわり自由ですッてから、腹が膨れあがるまで食っといた。因みにクソ健康に良さそうな品物選んだ理由は、理鶯からの野菜を食えって一言な。言われてなかったら焼豚丼一択だわ、当然だろ。そのまま妹の服探しの旅に出た俺達はここで迷宮入りする羽目になる。妹が探し求めてるような服が、どうにも見付からねえ。そもそも今思うとフォーマルな服探してンのに店の並びがカジュアルすぎたンだよな。目に痛いほど派手な色の並びとやたら露出したマネキンはどう考えても妹好みじゃねえし。ぐるぐる同じようなところ徘徊して、ああでもないこうでもないって見比べて、モール移動したらようやっとそれらしい店に出会えたが、俺は気が付いた。服は通販に限る。


⊿ それなら、1日がかりか。…帰ってきたら、で、構わないから、…沢山、…か、まって、ほしい
⊿ …小官のせいで困ってしまうなんて、少し良いなと思って、


今日も今日とて甘えん坊な理鶯に、なかなか構ってやれなかったのが心残りッつ〜かなんつ〜か。朝から寝落ちを悔いて落ち込む理鶯と、ずっと布団でだらついてたかったてのがホントのところ。妹と過ごせんのは貴重だから、そっち優先したけどな。彼奴と別れて、理鶯ンとこ戻ったときにされたいい子アピールとやらが死ぬほど可愛くて、今日道ですれ違ったどんなやつも、此奴にだけは敵わねえなッて、思う。今日序でに新調した服でデートに行く約束は、冬中に叶えたい所存。アイスも食おうな。

追伸。お前がわがままッつってるもんは全くわがままに入らねえからちゃんとわがままを言え。わがままを。

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