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64 :
手塚国光
2011/02/13 01:42
>>63俺も何か見えない力に引き寄せられるようにお前の声に導かれた。その声を気にかけて立ち止まって正しかったな。あのまま話しだしたら逆に移動出来なかっただろう。お前が提案してくれて助かった。大概思った事をそのまま口に出しているだけだ。ただ何かを大事にしたいと思うと必然的に扱いは優しくなるだろう。俺はお前との縁を大事にしたいと思っているから、そう言う気持ちが無意識に出ているのかもな。もしかしたら俺にもお前が眼鏡を取り上げるくらい興味を持つ奴が出来るのかも知れないのだろう?だが俺もお前の大事な物を人質に取るような野暮な真似はしたくはない。だからあまり目移りしてくれるな。
お前がそうして心を砕いてくれる事自体が俺には喜びとなる。それだけ色々と考えてくれている、と勝手に考えてしまうのだが考える分には良いだろう。俺とお前は色々と違う部分も多い、だがお前のそう言う部分も含めて好ましいと思う。お世辞にも他の奴と平等に見ているかと問われれば答えは否だが。
折角お前が俺にくれた物をみすみす逃すような男には見えんだろう?何時かは分からんがな。明日かも知れないし相当先かも知れないが。ただし均等な力で支えなければ意味がない、俺はお前に合わせよう。狡いと言うより一種の正当な手段だ。お前の望む答えを出せたのなら何よりだな。
人の家で馬鹿騒ぎをするつもりはないがな…不二も何を気を付ける必要がある?俺にはさっぱり分からん。
背後には注意しておかなければならないと言う事だな。いつ狙われるか知れん。
悪気があったら流石に傷付くぞ。普通に中学生らしくコミュニケーションを取れば良い物を。そうだな、既に生徒会長としては有り得ない言動を何度も晒している自覚はあるんだ。もっと、か…そのうちまた何かの拍子に零れ落ちる可能性もある。
他の奴らが楽しむかどうかは関係ない。二人で楽しむ、今お前が言った事だ。他が楽しんでもここにいる手塚国光と不二周助が楽しめなくては意味がない。一人では気付かなかった事にも気付くようになるかも知れん。二人居れば単純計算で視野の広さも気付きも倍に増えるだろう。
明日の夜も冷えそうだ、隣にいても逆側は冷気に触れるのだからしっかり防寒して来い。
…ああ、そう言えば何とか手帳に穴は空かなかったがあまりにも開きすぎて開き癖が付いてしまった。
待ち合わせはここに記せば良いな。身体が空いたら連絡する。
では、また後でな。
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63 :
不二周助
2011/02/12 00:55
>>62うん、募集板に君が来てくれてすぐに感じたよ、「もっと話したい」って。僕は自分の直感を信じているんだけど、やっぱり正解だったみたい。一般的にはあの場所でもう少しやり取りする事が多いようだから強引かなって思ったんだけど君も同じように思ってくれていて良かった。すぐ手の届くところに僕を感じてくれているなんて嬉しいよ。君の言葉は的確で真っ直ぐだよね。淡々と紡がれる言葉の端々に優しさが散りばめられているんだけど君自身では気付いていないんだろうね。僕にはしっかり伝わっているんだよ手塚。僕が他の誰かに興味を?ふふ、君以上に僕を惹きつける人間が他にいるとは到底思えないや。…だけど君がカメラやサボテンを取り上げる程ヤキモチを妬かれるのも悪くないなんて思ってしまった僕は意地悪かな。
親しき仲にも礼儀は必要、その一線を越えた無遠慮はいただけないけれどある程度腹を割るのは深く付き合っていく為に大切な事だよね。君も僕も意識しなくても個性を尊重しているタイプなんじゃない?個々の違いを認めなければ他との交流の意味がないと思うんだ。だから僕は「他」である君に惹かれるんだろう。
そのつもりで居てくれているっていう事はきっと全部拾い上げてくれているんだと思う、ありがとう。「今は」っていう事は何時か教えてくれると期待しておくよ。ああ、それはあるね。両側からバランスよく支えていれば自ずと真っ直ぐに伸びていくのかも。修復するまでもないね。…実は君がそう言ってくれると分かって聞いたんだ。ふふ、狡い?
気をつけなくても君はそのままで全く迷惑なんか掛けないじゃない。それどころか君の対応を見習えって母さんや姉さんに言われそうだよ。
何処かで何かがキラッと光ったら要注意だね、乾の眼鏡かもしれない。
皆も悪気は全くないんだよ、それも一種の君とのコミュニケーションさ。英二は少し大袈裟にしていたかもしれないからね、君の口には合うといいけど。油断するところだけじゃなく他でも僕しか知らない君の一面はもう既に見せて貰っているんだけどね。もっと見たい。
本当だね、他の人にとってはどうか知らないけれど僕達二人にとってはきっと素晴らしい作品になるんじゃないかな。これまでの物語も明るいしこの調子でどんどん進めていきたいところ。そうだね、折角二人で歩む道なんだからゆっくり楽しみたいよ。一人で歩む時とは全然違って見えるであろう景色を一緒に堪能しながら、ね。
じゃあ二人で楽しもう。誰にも邪魔されずに。
今日も凄く寒かったね。明後日も部室は寒いかもしれないけど大丈夫、風邪なんて引かないよ。だって隣に居てくれるんでしょ?手塚。
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62 :
手塚国光
2011/02/11 15:27
>>61奇遇だな、俺もこの前最初からまた言葉を振り返ったばかりだ。たった5頁で移動しても良いと思うほどだったのだと俺は理解していたが?俺は異論は全くなかったし、あのまま募集板を埋めるより早くじっくり話したかったと言うのが本音だ。お前の言葉はまさにお前自身のように整っているのに奥が深くて読み切れない。だからこそ手放せないし惹き付けられる…常に手の届く所にあって欲しいと思えるのだろう。逆にお前が俺以上に興味を引く誰かを作ったらどうする。その時はカメラかサボテンを人質にしなければならないかも知れんぞ。あまり公言するのは褒められないかも分からんが、それだけ俺も本気と言う事だ。
確かに遠慮は日本人の美徳だが、ある程度なら遠慮を取り払っても構わんだろう。意見の食い違いも個性か…お互いの個性を尊重した上で新しい個性を取り込むという点では柔軟に対応できるんじゃないか?俺もお前も。
少なくとも取り零しのないようにしているつもりではある。俺の糧となって、日々を乗り切る力の源だな。…それは今は秘密だ。修復と言うより俺達が水をやりながら両側から支えれば折れる事はないな。今までの俺との会話を鑑みて、俺が良くないと言うと思うか?
いつかお邪魔させて貰おうか。親御さんにご迷惑を掛けないよう気を付けなければいけない。
逆に乾が収集していたら何処かから覗かれているという事だ。
そう受け取ることも出来るな。だが今まで茶化される事も少なくなかったから純粋に受け取れなくなっているのかも知れん。菊丸が食べられるなら俺も食べれるだろう。菊丸の味覚に比べれば俺の方がまだ刺激物にも耐えうるはずだ。…お前ならそう言ってくれると思っていた。
お前の字と俺の字が作り出す作品が素晴らしい物にならないわけがない。華やかな…と持ち上げはしないが確実に明るい物にしていきたいと俺は思っている。踏み出す一歩は明日への希望、道程は果てしないのだから駆け足して息切れするくらいなら時に立ち止まって周りの景色を楽しむくらいの余裕があった方が良いとは思わないか?
秘密主義と言うほどではないが、楽しみは独占したいんだ。あまり邪魔されたくはない。
あと2日…最近は寒いから油断せず体調を整えておこう。わざわざ部室に忍び込んで体調を崩したら元も子もない、第一心配で俺の胃を痛めるつもりはないのだろう?
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61 :
不二周助
2011/02/09 23:27
>>60お言葉に甘えて深呼吸しながら君を補給したよ。少し頁を遡ってみたり僕の募集記事をもう一度覗いてみたり。僅か5頁でこっちに移動してきたんだね僕達。余りの早さにもしかしたら君を驚かせちゃったかな。ふふ、そう思ってくれると嬉しいな。僕自身も自分の言葉を大切にしているつもりだからさ。そして勿論君の言葉もとても大切で宝物なんだよ。あんな風に何時も隣に存在してくれていたらなあなんて、思うくらい良いよね?今後、僕以上に興味を引く誰かが出てこない事を祈るよ。…僕の為にも、君の眼鏡の為にも、ね。兎に角君の独占欲が表れる対象に僕が入っている事が嬉しい。
遠慮は必要な時も勿論あると思うんだけど、遠慮ばかりしてちゃお互い心から交流を楽しんでいるとは言えないよね。うん、学校での君の様子からしても伺えるよ。僕もどちらかと言えば同じタイプかな。意見の食い違いも顔が一人一人違うのと同じで個性だと思うから。
これまでの交流でもきっと君は全部綺麗に飲み干してくれていたんだろうな。気持ちの込め甲斐があるよ。ふふ、そっか。どんな邪念なんだい?変化を敢えて必要とはしていないかな。だけど思わぬアクシデントで曲がってしまったとしてもそこからいくらでも修復可能なんじゃないかってね。いいの?手塚、そんな事言って。調子に乗ってもっと甘えてしまうかもしれないよ?僕。
じゃあ今度僕のサボテン達に会いに来て。「サボテンを愛でる手塚」の図を見てみたい。
乾には決して収集出来ない情報ばかりが詰まっている訳だね。
頼りになる大人な男って事だよ、喜ぶところだと思うけどなあ。そうだね、水は沢山あったほうがいいみたい。英二が相当飲んでいたから。勿論茶化したりしないよ。寧ろ僕の前だけで見せる君の一面として心して受け止めたいって思う。
そうだね、思うままに書いていれば良い未来が待っていそうだ。お互い同じ想いじゃないと方向がバラバラになる。だからこそ言葉を交して歩み寄りながら前へ進む…これが共作の醍醐味なんじゃないかな。じゃあ彼らをお手本にしようか。うん、例え立ち止まっても後退している訳じゃないからね、結んだ足を踏み出せば一歩前進…そうやってゆっくり肩を並べて歩んでいけたら最高だね。
ふふ、君も秘密主義だね。僕といい勝負だ。
漸く後4日ってところまで来たよ手塚。僕の中でカウントダウンが始まった。楽しみと緊張が交互にやってきてはカレンダーを見て…こうしてずっと君の事を考えているんだって実感する。
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60 :
手塚国光
2011/02/09 12:50
>>59俺の栄養がお前に、お前の栄養が俺に行って循環していくんだな。なら暫く酸素が持つようにじっくり触れて行くと良い。つまりお前の言葉も「不二自身」と言う事になるな。今まで以上に大切にしなければと身が引き締まる思いだ。言葉ならいつでも携帯できる、某携帯会社のコマーシャルのようにいつでも隣に存在していることになりそうだな。俺の興味を引く人か。今のところはお前くらいだから俺の眼鏡の無事は保障されたようなものだ。最初からそのつもりだし他の奴から渡せと言われても渡す気は毛頭ない。俺もこう見えて独占欲は弱くない方だ。
遠慮されるよりは多少図星を突かれても言われた方がありがたいな。頭ごなしに何かを否定するのは好きではない。そう言うお前も同じではないか?何かに対して大人気ない否定の仕方をするのが想像つかん。
抱えきれないほどの気持ちはその場で一息に飲み干してしまおう。一つたりとも取り零したくない。俺だって一介の中学生だぞ、邪念くらい持つ。たまにはそう言う変化も必要か?あまり曲げすぎてしまうのはどうかと思うが。まあ本心と建前があるからそう言うな。ああ、かなり甘い。これも俺がお前にしている最大限の優遇だ。
ああ、頼む。お前が大事にしているものなら俺だって愛でてみたいんだ。
ああ、乾が驚く程の情報が詰まっているわけだな。
間違われる事はあるが…あまり嬉しくないな。分かった、なら水を大量に用意しておくか。常に気を張るのは俺にも無理だ。気の置けない奴と一緒に居る時くらいは油断をしても良いだろう。それに不二は俺が気を抜いていてもそれを茶化したりしないと信じているからな。
著者の俺達が思う未来になるか否かは登場人物で主役の俺達にかかっているわけだ。ならば俺達の思う通りに紡いでいけば上手く行くとは思わないか?二人三脚なら大石と菊丸のように呼吸を合わせないと上手く行かない。時には立ち止まることもあるかも知れんが、その時は一呼吸おいてまた歩き出したら良い。
そうだと思っていた。俺も他の奴に言いふらす気はない。
一ヶ月はあっという間に過ぎたというのに一週間足らずがこれほど長いとは想定外だな。一日が長いのか短いのか良く分からん。俺も無意識に手帳や部屋のカレンダーを見つめていることがある。視線で紙に穴が空くならばお互い13日の所はのきなみ穴だらけだろう。
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59 :
不二周助
2011/02/07 15:35
>>58栄養補給しているようで僕も君から補給しているって言うね。酸欠になる前に此処に来て君の言葉達に触れているんだ。言葉は分身か、成程。正に「君」自身なんだね。どおりで僕を此処へ足繁く通わせる訳だ。君の隣に腰を下ろして話しているかのようにすぐ近くに君を感じるよ。君もそうだと良い。僕への言葉を考えて気付かないって言うなら眼鏡を取り上げるのは勘弁してあげる。例えば本に夢中でも平気さ。ただ、君の興味を引くものが「人」だったら眼鏡の無事は保障できないよ…なんて。此処での言葉、それに乗せた気持ちは君の為だけに放ったものだからね、独占しておいて。
うん、考え方は似ていると言えそうだよね。僕は君には思ったまま意見を言えるよ。万が一違う考えだったとしてもきっと君は僕の意見を拒んだりしない。一旦受け入れてくれた上で君の意見を聞かせてくれるんじゃないかな。僕ってね、人を見る目はあるみたいなんだ。
手塚が黙っちゃうと気持ちを読むのは相当大変だからね、そのポーカーフェイスの奥に潜む気持ちは今のように大きな器に乗せていてくれると嬉しいな。勿論僕からも抱えきれない程の大きな器を満杯にして贈るからさ。そうだね、君が問題ないと言ってくれるなら遠慮なく欲張ってみよう。君が邪念を?想像がつかないなあ。どんな邪念か気になるところだけど曲がったラインもまた味なんじゃない?そもそも下校時刻を遥かに過ぎた時間に学校に忍び込んでいる時点で健全とは言えないなんて細かい事はこの際置いておこうか。そそのかしたなんて酷いなあ。でも黙ってそそのかされてくれるとはやっぱり僕に甘いね手塚。
ふふ、さあどうかな。とにかく今度、楽しみだ。
大丈夫、君に攻撃したらもう世話してあげないよって言い聞かせておくよ。
その頃には乾のノートよりもかなり分厚くなっていそうだね。
流石手塚、やっぱり頼りになるね。だから大人に間違われるんだよ、ふふ。君の反応が僕の思うものと違っても全然平気。どんな反応もしっかり見届けるから安心して食べていいよ。まさか君を油断させる事が出来るとは思っていなかったな。普段の厳格な君と僕の前で気を緩める君か…そんなギャップ、反則だよ全く。
うん、物語のタイトルは「共有時間」だね。このままいけば相当の頁数のある本になりそうだ。今後どんな展開になって行くのか、著者の僕達も分からないなんて面白いじゃない。二人三脚しながらゆっくり歩を進めている感じかな。歩幅の違う僕達が転びもせずに順調に歩けているのはお互い歩み寄って思いを合わせているからかもしれないね。
誰にも言わないよ。もう分かっていると思うけれど僕はこう見えて独占欲は強いほうなんだ。
学校で手帳を眺めている君を見掛けたら僕との約束の日の事を考えているのかなあって勝手に思って一人で顔が緩みそうだよ。まあいつもの表情の延長で誤魔化せる自信はあるけどね。…そういう僕も手帳の13日の欄を眺め過ぎだと思う。もう少しで穴があきそうだ。
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58 :
手塚国光
2011/02/07 03:22
>>57恒例の栄養補給と言うわけか。その栄養のお陰で充足した毎日を送れているんだ、お前もそうでなければ不公平だろう。空気とはまたよく言ったものだ…なければ死んでしまうのか。実際俺は今お前の傍に常に居るようなものだろう、俺の言葉は俺の分身だ。俺の思考と気持ちが乗っているのだから。傍に居るのに気付かないほど集中することが今は思い付かないな。最近そこまで集中するのはお前に贈る言葉を考えている時くらいだが、それでも俺の眼鏡を奪うつもりか?お前が言葉の端々で見せる気持ちが無意識ならそういう部分も俺は独占していると言う事だ。
ああ、ただ全く違うかも知れんと思うと話し辛い事もあるがお前にはそういう気持ちは抱かない。それは希望的観測という範囲も含めて俺とお前が考えている事がどちらかと言えば似ていると思っているからだろうな。だから意見を交換し合うのは良い手段だと思う。時間がない訳ではないのだから互いの思いを伝えあってみようか。それもまた共有という標題に相応しい。
俺もお前の前ではなるべく心に浮かんだ言葉を口に出してみようと思っている。黙ったままでは何も伝わらないからな。…それで最近は口を滑らす事もあるが。言葉が器、か。器が大きければそれだけ重い物を乗せても持ちこたえる事も可能だ。欲張っても誰も文句は言わんし問題も起きないのなら欲張れるだけ欲張ったとしても罰は当たるまい。これ以上ないくらい真っ直ぐ育つような気がするな。もし多少の邪念を受けて曲がってしまったらそれは俺の所為かも知れん。まあ学校なら他の場所よりは健全と言えるか。どうせいつか遅かれ早かれ学校を飛び出して夜の町で遊ぶようになるだろう。何だ、生徒会長をそそのかした張本人。
今のは俺には冗談には聞こえなかったが?それも今度ゆっくり聞かせて貰おうか。
お前のサボテンから攻撃されるような事態は避けたいところだな。ご主人様の時間をかなりの割合で奪っている自覚はあるが、それで攻撃されても俺には抗いようがない。
一年もあっという間か。その頃にはこの場所もすっかり二人分のデータと分析で埋まり切っていそうだ。
はしゃぎたい気持ちも分かるが散らかしたら片付けも大変だから、まず散らかしたり粗相のないようにさせるのが俺の役目だな。お前がワサビ寿司に持つ思いは十分理解した。その心はとても嬉しいがお前の思うような反応は返せないと思うぞ。不二に大歓迎されるなら油断しても良いかも知れない…と思っている時点で相当油断しているんだろうな俺は。
俺達が主役の物語で同時に俺達が著者名に連名で名を綴る事になるか。白い頁が段々と俺とお前の字で埋まるのは気分が良いな。今や俺達は二人三脚をしているようなものだろう。一歩を進めるたび二人で歩むのが自然になってくる。すっかり違和感なく歩けるようになっている気がするのだが。
お前だけなら構わん。元々そのつもりだった、だから他の奴には一切口外するなよ。
毎日カレンダーを眺めては日付を数える事になりそうだ。そんな事をしても一足飛びに13日になる訳でないのは承知の上だが、気付いたら目でカレンダーを追って残りの日々を過ごす事になるだろう。今がまさにそうなのだから。
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57 :
不二周助
2011/02/06 22:59
>>56じゃあ今日も君に栄養を。代わりに僕も君の言葉に塗れて深呼吸しよう。僕にだって君の言葉は空気のように欠かす事の出来ないものなんだよ。うん、ありがとう。毎日此処に来て君の考えを知るのが楽しい。一人じゃこの楽しみは味わえないからね、傍に居るって感じがするんだ。僕に気付いてくれるなら良いけど気付かない程他の何かに気を取られていたら…その時はどうしようかな。それこそ眼鏡を取り上げちゃうかもしれないよ。他の何かを見られないように。君だけが気付く僕も知らない僕の一面があるとしたらそれは嬉しいな。
自分の思っている事を言葉にしてみて初めて相手も同じように思っているのかどうかがわかるんだろう。まだまだ沢山話をしてゆっくり一つずつ意見交換出来たらいいな。必ずしも同じ想いだけが正解じゃなく違う考えも出てきて当然。それはそれである意味共有だって気がするよ。
僕は元来君より口数は多い方だけれどやっぱり話し易いかそうじゃないかはあるよ。君が言葉をくれなかったら流石の僕も会話出来ないからね。僕も君の考えに賛成。気持ちが込められているのを知るのは言葉があってこそだと思う。言葉って器じゃないかな。多くある程そこには沢山の気持ちを乗せる事が出来る。器は大きい方が良い…なんて欲張りな僕の持論さ。真っ直ぐ育つような気がするよ、君も僕も真っ直ぐ向かい合っているからね。そうだね、その時感じた自分の気持ちだから恥ずかしさはあるけど嘘はない。まあ夜にゲームセンターに誘い出すよりは健全だと思わない?記念すべき初めての逢瀬が夜の部室なんてドキドキするよ。ねえ、悪い生徒会長さん。
勿論狙っているよ。アレとかコレとかね…ふふ、冗談だよ。
分かった。じゃあ今から聞きたい事をまとめておこうかな。最近明らかに話しかける内容が違っているからもし君が僕のサボテンに触ろうとしたら棘が飛んできたりして。
そうやって考えたら一年ってあっという間に過ぎそうだね。
大丈夫だよ手塚。皆も大事な仲間の家を滅茶苦茶にするなんて事はしないだろう。ただ、普通にしていても相当散らかすんじゃないかとは思うけど。他のお寿司も美味しいけどワサビ寿司は格別さ。一つは君に食べて貰って反応を見てみたいなあって。悪いなんて僕が言うと思うかい?そんな嬉しい誤算はむしろ大歓迎だね。
そうだね、此処は僕達の軌跡だ。何だか僕達が主役の物語を作っている気がしない?小説を読むのも勿論楽しいけど白紙のページを埋めて新たに作り上げていくのもワクワクする。君も同じで良かった。お互いにそう思っていれば前に進めるからさ。
ふふ、ゴメンゴメン。僕だけなら連れ歩いてくれるよね手塚。
13日…後ちょうど一週間か。今から楽しみで仕方がない。
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56 :
手塚国光
2011/02/06 10:47
>>55お前の言葉が今の俺には一種の栄養になっているようだ、欠かす事が出来ない。そうか、刺激を与えてお前の日常に少しでも変化を起こして楽しく過ごせるように出来ているならそれは何よりだ。何かに俺が気を取られた時に気が付いたら俺の近くに笑顔のお前がいるかも知れんな。そうしたら視界に入るお前の事が気になって他の物には目が行かなくなるかも分からん。その言葉は全てお前に返そう。きっとお前自身が気付かないお前の長所や魅力があるだろうしそれを「俺だけの知る不二周助」として大切にしまっておくつもりだ。
共有する物も増えていく、それは俺達がまだ互いに自分だけが思っているという思いがあるという事だろうな。こうして問題の答え合わせをするように突き合わせてみると実は同じ思いを持っていた、という事が沢山ありそうだ。
それは俺だけの話ではないはずだ不二。打てば響くようにお前の言葉が増えて行くからこそ俺もまるで頭から口へ言葉が流れるように出て来るだけだ。もしお前が寡黙で話を要点のみで済ませるような人間だったらこれほど楽しく話せていないだろう。いくら気持ちが入っていると言われてもやはり端的に話すよりはこうして少しでも多く伝えようと話す方が良いと俺は思う。俺はこのまま真っ直ぐ順調に育って行って欲しいと思っているがな。確かに後から読み返して気恥ずかしい気になる事はあるがその言葉を撤回しようとは少しも思えない。それは表現が多少大袈裟だろうが気障な言葉を使っていようが本心だからだ。学校はやはりゆっくり話せるほどの時間が取れないから仕方がない。ならそんな悪い生徒に注意もせずあまつさえ計画に乗る俺は悪い生徒会長という事になるな。俺達を最初に出会わせたテニス部の部室は最初の外出に相応しい所だろう。
眼鏡は、とはつまり他に何か狙っていると言いたいのか?…冗談だ。
13日はお前が聞きたい事を話そう、あまりに返答に困る質問は除くぞ。俺は園芸にはあまり詳しくないがサボテンに俺の話をしているのか。話しかける内容によって成長に影響しないか心配だが、サボテンが嫉妬するような話をしているのだろう?
もう一年の12分の1を過ごしてしまったわけだな。お前と話していなければそれ程楽しみも感じなかっただろう。俺も不思議だ。
……目に浮かぶな。何かやってしまってからでは遅いからやはりある程度は自重させるべきか。河村の父さんは俺達に優しいからな、それに俺も寿司は好きだからご好意には存分に甘えておこう。確かに皆には秘密にしておかないと不二の取り分が減ってしまうと困る。友人として大切なのは俺も一緒だしそれは他のレギュラーも同じくだ。…悪いか、子供じみていて。
新品だった物がどんどん風合いを増して行くその過程には時間と歴史が詰まっている、此処の場合は俺とお前が共に共有したそれが納められているのだから俺やお前の手に馴染まないはずがない。いつまでも欲が尽きる事はなさそうだ、俺もだいぶ貪欲になっている。最初に話しだした時より相当欲深くなっているんだ。
同世代の奴らを連れ歩く事はあまり似合いたくないんだが。とにかく他の奴らを連れて行く気は今の俺にはないから安心しろ。
お互いの気持ちの再確認も13日に出来るのではないかと思っている。柄にもなく浮かれてしまうな。
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55 :
不二周助
2011/02/05 22:56
>>54ふふ、嬉しいな。僕の言葉と気持ちが君の心に届いたって事だ。実は僕もそうだよ手塚。淡々と過ごしていた日常に君が色を添えてくれた。うん、聞きたいからね、しっかり覚えておくよ。君が他の人に興味を持つのをもう一度想像してみたんだけど…複雑どころの話じゃないかもしれない。全力で阻止しにいこうかな。笑顔で。「僕だけが知っている事」としておくのが良い。だって君の魅力だから君自身ではきっと中々分かりづらい事なんじゃないかな。
言葉を交していると心地良いなって思えて、相手の言葉からもその気持ちが伝わる…それがきっと相性なんだろうね。ほら、この気持ちも共有出来たね、手塚。
君は本を多く読むからだろうね、ボキャブラリーが豊富なんだよ。僕の声に対して更に割増して声を聞かせてくれる。こんな事言ったら変にプレッシャーを掛けてしまわないか心配だけど言葉の数だけの話じゃなくてそういう気持ちに僕は喜びで胸が熱くなるんだ。お互いの気持ちの持ちようでどういう風に育つか変わってくるだろうからね。この瞬間のお互いの想いが言葉となって此処にずっと刻まれているっていうのが良い。少し照れ臭い事もあるけれどね。本当だ、学校では顔を合わせてはいるけどゆっくり話す機会はないし。よく考えたら夜の学校に生徒会長を誘い出す僕って悪い生徒?もしかして。何処か他の場所でも良かったんだけど何だか学校で話してみたかったんだ。部室なら教室よりも見つかりにくそうだ、そうしよう。
仕方ないなあ、僕を呼んでくれるならなんて思ったけど分かった。眼鏡は狙わないよ、…ふふ。
その事も勿論しっかり覚えておくつもり。13日は色んな話が聞けそうで楽しみだな。僕サボテンが好きでね、手入れをしながら君の事を話したりしてるからもしかしたら本当にね。ああ植物ってさ、話しかけてやると元気になるらしいんだ。
同じ一カ月でも君と話しているのといないのとでは体感速度がかなり違ったはず。あっと言う間に感じるけれど確実に一カ月は語っているんだよね、不思議だなあ。
はしゃぐなって言ってもはしゃいじゃうんだろうけどね、数名は。大勢で押し掛けると御迷惑だろうけど大会で優勝したとしたらもしかしてタカさんのお父さんが一番はしゃいで喜んでくれるかもしれないよ。ワサビ寿司は僕用にオーダーしたいな。もし君も食べてみたいならこっそり一つあげる。皆には内緒だよ。乾の肩を持っているつもりはないけど彼は共に戦う仲間として、友人として大切だ。恐らく君が彼に対して思うのと同じ様にね。…というか、妬いてくれるの?手塚。凄く嬉しいんだけど。
うん、二人して何度も手に取っていれば古ぼけてしまうけどそれがまた味になって良いんだ。使いこまれた革製品みたいに時と共に僕らの手にしっくり馴染んでくれるんじゃないかな。ずっと大切にするよ、此処も、そしてその中に詰め込まれた言葉と気持ちも。一つ何かが満たされるとまた次の欲が出てくるのは君との交流を通して体験済みさ。満足なんてずっとしないのかもしれないな。自分の貪欲っぷりに驚くよ全く。願わくば君もそうであれば、なんてね。
へえ、それは上手い返しだね。大会が始まったら皆はテニスで頭が一杯になるだろうから忘れちゃいそうだ。それにしても君が引率の先生の様に皆を引き連れている姿がぱっと目に浮かんできた。似合う…なんて言ったら怒るかい?僕だってその他大勢の生徒の中の一人になる気はないよ。だから二人で行こう、手塚。
本当に皆高いなあ、桃や海堂も僕より高い気がするし。まあまだまだ僕も成長期だけどさ。とは言え君との身長差を埋めるのは大変そうだ。ハードルが低いとは到底思えないけれどやっぱり君から自然に僕を視界に捉えて貰おう。そして視界だけじゃなく頭の中も僕が占領する。…目標は高く設定する主義なんだ、僕。僕の言葉に君が喜んでくれるならそれは僕にとっても大きな喜びだよ。どの辺りが君の予想と違っていたのか興味はあるけどこれも覚えていたら今度13日に教えてくれたりするのかなって思ったり。「嬉しい」って君の気持ち、ちゃんと伝わったよ。そして勝手に割増して解釈させて貰った…ふふ。
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55 :
不二周助
2011/02/05 22:56
>>54ふふ、嬉しいな。僕の言葉と気持ちが君の心に届いたって事だ。実は僕もそうだよ手塚。淡々と過ごしていた日常に君が色を添えてくれた。うん、聞きたいからね、しっかり覚えておくよ。君が他の人に興味を持つのをもう一度想像してみたんだけど…複雑どころの話じゃないかもしれない。全力で阻止しにいこうかな。笑顔で。「僕だけが知っている事」としておくのが良い。だって君の魅力だから君自身ではきっと中々分かりづらい事なんじゃないかな。
言葉を交していると心地良いなって思えて、相手の言葉からもその気持ちが伝わる…それがきっと相性なんだろうね。ほら、この気持ちも共有出来たね、手塚。
君は本を多く読むからだろうね、ボキャブラリーが豊富なんだよ。僕の声に対して更に割増して声を聞かせてくれる。こんな事言ったら変にプレッシャーを掛けてしまわないか心配だけど言葉の数だけの話じゃなくてそういう気持ちに僕は喜びで胸が熱くなるんだ。お互いの気持ちの持ちようでどういう風に育つか変わってくるだろうからね。この瞬間のお互いの想いが言葉となって此処にずっと刻まれているっていうのが良い。少し照れ臭い事もあるけれどね。本当だ、学校では顔を合わせてはいるけどゆっくり話す機会はないし。よく考えたら夜の学校に生徒会長を誘い出す僕って悪い生徒?もしかして。何処か他の場所でも良かったんだけど何だか学校で話してみたかったんだ。部室なら教室よりも見つかりにくそうだ、そうしよう。
仕方ないなあ、僕を呼んでくれるならなんて思ったけど分かった。眼鏡は狙わないよ、…ふふ。
その事も勿論しっかり覚えておくつもり。13日は色んな話が聞けそうで楽しみだな。僕サボテンが好きでね、手入れをしながら君の事を話したりしてるからもしかしたら本当にね。ああ植物ってさ、話しかけてやると元気になるらしいんだ。
同じ一カ月でも君と話しているのといないのとでは体感速度がかなり違ったはず。あっと言う間に感じるけれど確実に一カ月は語っているんだよね、不思議だなあ。
はしゃぐなって言ってもはしゃいじゃうんだろうけどね、数名は。大勢で押し掛けると御迷惑だろうけど大会で優勝したとしたらもしかしてタカさんのお父さんが一番はしゃいで喜んでくれるかもしれないよ。ワサビ寿司は僕用にオーダーしたいな。もし君も食べてみたいならこっそり一つあげる。皆には内緒だよ。乾の肩を持っているつもりはないけど彼は共に戦う仲間として、友人として大切だ。恐らく君が彼に対して思うのと同じ様にね。…というか、妬いてくれるの?手塚。凄く嬉しいんだけど。
うん、二人して何度も手に取っていれば古ぼけてしまうけどそれがまた味になって良いんだ。使いこまれた革製品みたいに時と共に僕らの手にしっくり馴染んでくれるんじゃないかな。ずっと大切にするよ、此処も、そしてその中に詰め込まれた言葉と気持ちも。一つ何かが満たされるとまた次の欲が出てくるのは君との交流を通して体験済みさ。満足なんてずっとしないのかもしれないな。自分の貪欲っぷりに驚くよ全く。願わくば君もそうであれば、なんてね。
へえ、それは上手い返しだね。大会が始まったら皆はテニスで頭が一杯になるだろうから忘れちゃいそうだ。それにしても君が引率の先生の様に皆を引き連れている姿がぱっと目に浮かんできた。似合う…なんて言ったら怒るかい?僕だってその他大勢の生徒の中の一人になる気はないよ。だから二人で行こう、手塚。
本当に皆高いなあ、桃や海堂も僕より高い気がするし。まあまだまだ僕も成長期だけどさ。とは言え君との身長差を埋めるのは大変そうだ。ハードルが低いとは到底思えないけれどやっぱり君から自然に僕を視界に捉えて貰おう。そして視界だけじゃなく頭の中も僕が占領する。…目標は高く設定する主義なんだ、僕。僕の言葉に君が喜んでくれるならそれは僕にとっても大きな喜びだよ。どの辺りが君の予想と違っていたのか興味はあるけどこれも覚えていたら今度13日に教えてくれたりするのかなって思ったり。「嬉しい」って君の気持ち、ちゃんと伝わったよ。そして勝手に割増して解釈させて貰った…ふふ。
56 :
手塚国光
2011/02/06 10:47
>>55お前の言葉が今の俺には一種の栄養になっているようだ、欠かす事が出来ない。そうか、刺激を与えてお前の日常に少しでも変化を起こして楽しく過ごせるように出来ているならそれは何よりだ。何かに俺が気を取られた時に気が付いたら俺の近くに笑顔のお前がいるかも知れんな。そうしたら視界に入るお前の事が気になって他の物には目が行かなくなるかも分からん。その言葉は全てお前に返そう。きっとお前自身が気付かないお前の長所や魅力があるだろうしそれを「俺だけの知る不二周助」として大切にしまっておくつもりだ。
共有する物も増えていく、それは俺達がまだ互いに自分だけが思っているという思いがあるという事だろうな。こうして問題の答え合わせをするように突き合わせてみると実は同じ思いを持っていた、という事が沢山ありそうだ。
それは俺だけの話ではないはずだ不二。打てば響くようにお前の言葉が増えて行くからこそ俺もまるで頭から口へ言葉が流れるように出て来るだけだ。もしお前が寡黙で話を要点のみで済ませるような人間だったらこれほど楽しく話せていないだろう。いくら気持ちが入っていると言われてもやはり端的に話すよりはこうして少しでも多く伝えようと話す方が良いと俺は思う。俺はこのまま真っ直ぐ順調に育って行って欲しいと思っているがな。確かに後から読み返して気恥ずかしい気になる事はあるがその言葉を撤回しようとは少しも思えない。それは表現が多少大袈裟だろうが気障な言葉を使っていようが本心だからだ。学校はやはりゆっくり話せるほどの時間が取れないから仕方がない。ならそんな悪い生徒に注意もせずあまつさえ計画に乗る俺は悪い生徒会長という事になるな。俺達を最初に出会わせたテニス部の部室は最初の外出に相応しい所だろう。
眼鏡は、とはつまり他に何か狙っていると言いたいのか?…冗談だ。
13日はお前が聞きたい事を話そう、あまりに返答に困る質問は除くぞ。俺は園芸にはあまり詳しくないがサボテンに俺の話をしているのか。話しかける内容によって成長に影響しないか心配だが、サボテンが嫉妬するような話をしているのだろう?
もう一年の12分の1を過ごしてしまったわけだな。お前と話していなければそれ程楽しみも感じなかっただろう。俺も不思議だ。
……目に浮かぶな。何かやってしまってからでは遅いからやはりある程度は自重させるべきか。河村の父さんは俺達に優しいからな、それに俺も寿司は好きだからご好意には存分に甘えておこう。確かに皆には秘密にしておかないと不二の取り分が減ってしまうと困る。友人として大切なのは俺も一緒だしそれは他のレギュラーも同じくだ。…悪いか、子供じみていて。
新品だった物がどんどん風合いを増して行くその過程には時間と歴史が詰まっている、此処の場合は俺とお前が共に共有したそれが納められているのだから俺やお前の手に馴染まないはずがない。いつまでも欲が尽きる事はなさそうだ、俺もだいぶ貪欲になっている。最初に話しだした時より相当欲深くなっているんだ。
同世代の奴らを連れ歩く事はあまり似合いたくないんだが。とにかく他の奴らを連れて行く気は今の俺にはないから安心しろ。
お互いの気持ちの再確認も13日に出来るのではないかと思っている。柄にもなく浮かれてしまうな。
57 :
不二周助
2011/02/06 22:59
>>56じゃあ今日も君に栄養を。代わりに僕も君の言葉に塗れて深呼吸しよう。僕にだって君の言葉は空気のように欠かす事の出来ないものなんだよ。うん、ありがとう。毎日此処に来て君の考えを知るのが楽しい。一人じゃこの楽しみは味わえないからね、傍に居るって感じがするんだ。僕に気付いてくれるなら良いけど気付かない程他の何かに気を取られていたら…その時はどうしようかな。それこそ眼鏡を取り上げちゃうかもしれないよ。他の何かを見られないように。君だけが気付く僕も知らない僕の一面があるとしたらそれは嬉しいな。
自分の思っている事を言葉にしてみて初めて相手も同じように思っているのかどうかがわかるんだろう。まだまだ沢山話をしてゆっくり一つずつ意見交換出来たらいいな。必ずしも同じ想いだけが正解じゃなく違う考えも出てきて当然。それはそれである意味共有だって気がするよ。
僕は元来君より口数は多い方だけれどやっぱり話し易いかそうじゃないかはあるよ。君が言葉をくれなかったら流石の僕も会話出来ないからね。僕も君の考えに賛成。気持ちが込められているのを知るのは言葉があってこそだと思う。言葉って器じゃないかな。多くある程そこには沢山の気持ちを乗せる事が出来る。器は大きい方が良い…なんて欲張りな僕の持論さ。真っ直ぐ育つような気がするよ、君も僕も真っ直ぐ向かい合っているからね。そうだね、その時感じた自分の気持ちだから恥ずかしさはあるけど嘘はない。まあ夜にゲームセンターに誘い出すよりは健全だと思わない?記念すべき初めての逢瀬が夜の部室なんてドキドキするよ。ねえ、悪い生徒会長さん。
勿論狙っているよ。アレとかコレとかね…ふふ、冗談だよ。
分かった。じゃあ今から聞きたい事をまとめておこうかな。最近明らかに話しかける内容が違っているからもし君が僕のサボテンに触ろうとしたら棘が飛んできたりして。
そうやって考えたら一年ってあっという間に過ぎそうだね。
大丈夫だよ手塚。皆も大事な仲間の家を滅茶苦茶にするなんて事はしないだろう。ただ、普通にしていても相当散らかすんじゃないかとは思うけど。他のお寿司も美味しいけどワサビ寿司は格別さ。一つは君に食べて貰って反応を見てみたいなあって。悪いなんて僕が言うと思うかい?そんな嬉しい誤算はむしろ大歓迎だね。
そうだね、此処は僕達の軌跡だ。何だか僕達が主役の物語を作っている気がしない?小説を読むのも勿論楽しいけど白紙のページを埋めて新たに作り上げていくのもワクワクする。君も同じで良かった。お互いにそう思っていれば前に進めるからさ。
ふふ、ゴメンゴメン。僕だけなら連れ歩いてくれるよね手塚。
13日…後ちょうど一週間か。今から楽しみで仕方がない。
58 :
手塚国光
2011/02/07 03:22
>>57恒例の栄養補給と言うわけか。その栄養のお陰で充足した毎日を送れているんだ、お前もそうでなければ不公平だろう。空気とはまたよく言ったものだ…なければ死んでしまうのか。実際俺は今お前の傍に常に居るようなものだろう、俺の言葉は俺の分身だ。俺の思考と気持ちが乗っているのだから。傍に居るのに気付かないほど集中することが今は思い付かないな。最近そこまで集中するのはお前に贈る言葉を考えている時くらいだが、それでも俺の眼鏡を奪うつもりか?お前が言葉の端々で見せる気持ちが無意識ならそういう部分も俺は独占していると言う事だ。
ああ、ただ全く違うかも知れんと思うと話し辛い事もあるがお前にはそういう気持ちは抱かない。それは希望的観測という範囲も含めて俺とお前が考えている事がどちらかと言えば似ていると思っているからだろうな。だから意見を交換し合うのは良い手段だと思う。時間がない訳ではないのだから互いの思いを伝えあってみようか。それもまた共有という標題に相応しい。
俺もお前の前ではなるべく心に浮かんだ言葉を口に出してみようと思っている。黙ったままでは何も伝わらないからな。…それで最近は口を滑らす事もあるが。言葉が器、か。器が大きければそれだけ重い物を乗せても持ちこたえる事も可能だ。欲張っても誰も文句は言わんし問題も起きないのなら欲張れるだけ欲張ったとしても罰は当たるまい。これ以上ないくらい真っ直ぐ育つような気がするな。もし多少の邪念を受けて曲がってしまったらそれは俺の所為かも知れん。まあ学校なら他の場所よりは健全と言えるか。どうせいつか遅かれ早かれ学校を飛び出して夜の町で遊ぶようになるだろう。何だ、生徒会長をそそのかした張本人。
今のは俺には冗談には聞こえなかったが?それも今度ゆっくり聞かせて貰おうか。
お前のサボテンから攻撃されるような事態は避けたいところだな。ご主人様の時間をかなりの割合で奪っている自覚はあるが、それで攻撃されても俺には抗いようがない。
一年もあっという間か。その頃にはこの場所もすっかり二人分のデータと分析で埋まり切っていそうだ。
はしゃぎたい気持ちも分かるが散らかしたら片付けも大変だから、まず散らかしたり粗相のないようにさせるのが俺の役目だな。お前がワサビ寿司に持つ思いは十分理解した。その心はとても嬉しいがお前の思うような反応は返せないと思うぞ。不二に大歓迎されるなら油断しても良いかも知れない…と思っている時点で相当油断しているんだろうな俺は。
俺達が主役の物語で同時に俺達が著者名に連名で名を綴る事になるか。白い頁が段々と俺とお前の字で埋まるのは気分が良いな。今や俺達は二人三脚をしているようなものだろう。一歩を進めるたび二人で歩むのが自然になってくる。すっかり違和感なく歩けるようになっている気がするのだが。
お前だけなら構わん。元々そのつもりだった、だから他の奴には一切口外するなよ。
毎日カレンダーを眺めては日付を数える事になりそうだ。そんな事をしても一足飛びに13日になる訳でないのは承知の上だが、気付いたら目でカレンダーを追って残りの日々を過ごす事になるだろう。今がまさにそうなのだから。
59 :
不二周助
2011/02/07 15:35
>>58栄養補給しているようで僕も君から補給しているって言うね。酸欠になる前に此処に来て君の言葉達に触れているんだ。言葉は分身か、成程。正に「君」自身なんだね。どおりで僕を此処へ足繁く通わせる訳だ。君の隣に腰を下ろして話しているかのようにすぐ近くに君を感じるよ。君もそうだと良い。僕への言葉を考えて気付かないって言うなら眼鏡を取り上げるのは勘弁してあげる。例えば本に夢中でも平気さ。ただ、君の興味を引くものが「人」だったら眼鏡の無事は保障できないよ…なんて。此処での言葉、それに乗せた気持ちは君の為だけに放ったものだからね、独占しておいて。
うん、考え方は似ていると言えそうだよね。僕は君には思ったまま意見を言えるよ。万が一違う考えだったとしてもきっと君は僕の意見を拒んだりしない。一旦受け入れてくれた上で君の意見を聞かせてくれるんじゃないかな。僕ってね、人を見る目はあるみたいなんだ。
手塚が黙っちゃうと気持ちを読むのは相当大変だからね、そのポーカーフェイスの奥に潜む気持ちは今のように大きな器に乗せていてくれると嬉しいな。勿論僕からも抱えきれない程の大きな器を満杯にして贈るからさ。そうだね、君が問題ないと言ってくれるなら遠慮なく欲張ってみよう。君が邪念を?想像がつかないなあ。どんな邪念か気になるところだけど曲がったラインもまた味なんじゃない?そもそも下校時刻を遥かに過ぎた時間に学校に忍び込んでいる時点で健全とは言えないなんて細かい事はこの際置いておこうか。そそのかしたなんて酷いなあ。でも黙ってそそのかされてくれるとはやっぱり僕に甘いね手塚。
ふふ、さあどうかな。とにかく今度、楽しみだ。
大丈夫、君に攻撃したらもう世話してあげないよって言い聞かせておくよ。
その頃には乾のノートよりもかなり分厚くなっていそうだね。
流石手塚、やっぱり頼りになるね。だから大人に間違われるんだよ、ふふ。君の反応が僕の思うものと違っても全然平気。どんな反応もしっかり見届けるから安心して食べていいよ。まさか君を油断させる事が出来るとは思っていなかったな。普段の厳格な君と僕の前で気を緩める君か…そんなギャップ、反則だよ全く。
うん、物語のタイトルは「共有時間」だね。このままいけば相当の頁数のある本になりそうだ。今後どんな展開になって行くのか、著者の僕達も分からないなんて面白いじゃない。二人三脚しながらゆっくり歩を進めている感じかな。歩幅の違う僕達が転びもせずに順調に歩けているのはお互い歩み寄って思いを合わせているからかもしれないね。
誰にも言わないよ。もう分かっていると思うけれど僕はこう見えて独占欲は強いほうなんだ。
学校で手帳を眺めている君を見掛けたら僕との約束の日の事を考えているのかなあって勝手に思って一人で顔が緩みそうだよ。まあいつもの表情の延長で誤魔化せる自信はあるけどね。…そういう僕も手帳の13日の欄を眺め過ぎだと思う。もう少しで穴があきそうだ。
60 :
手塚国光
2011/02/09 12:50
>>59俺の栄養がお前に、お前の栄養が俺に行って循環していくんだな。なら暫く酸素が持つようにじっくり触れて行くと良い。つまりお前の言葉も「不二自身」と言う事になるな。今まで以上に大切にしなければと身が引き締まる思いだ。言葉ならいつでも携帯できる、某携帯会社のコマーシャルのようにいつでも隣に存在していることになりそうだな。俺の興味を引く人か。今のところはお前くらいだから俺の眼鏡の無事は保障されたようなものだ。最初からそのつもりだし他の奴から渡せと言われても渡す気は毛頭ない。俺もこう見えて独占欲は弱くない方だ。
遠慮されるよりは多少図星を突かれても言われた方がありがたいな。頭ごなしに何かを否定するのは好きではない。そう言うお前も同じではないか?何かに対して大人気ない否定の仕方をするのが想像つかん。
抱えきれないほどの気持ちはその場で一息に飲み干してしまおう。一つたりとも取り零したくない。俺だって一介の中学生だぞ、邪念くらい持つ。たまにはそう言う変化も必要か?あまり曲げすぎてしまうのはどうかと思うが。まあ本心と建前があるからそう言うな。ああ、かなり甘い。これも俺がお前にしている最大限の優遇だ。
ああ、頼む。お前が大事にしているものなら俺だって愛でてみたいんだ。
ああ、乾が驚く程の情報が詰まっているわけだな。
間違われる事はあるが…あまり嬉しくないな。分かった、なら水を大量に用意しておくか。常に気を張るのは俺にも無理だ。気の置けない奴と一緒に居る時くらいは油断をしても良いだろう。それに不二は俺が気を抜いていてもそれを茶化したりしないと信じているからな。
著者の俺達が思う未来になるか否かは登場人物で主役の俺達にかかっているわけだ。ならば俺達の思う通りに紡いでいけば上手く行くとは思わないか?二人三脚なら大石と菊丸のように呼吸を合わせないと上手く行かない。時には立ち止まることもあるかも知れんが、その時は一呼吸おいてまた歩き出したら良い。
そうだと思っていた。俺も他の奴に言いふらす気はない。
一ヶ月はあっという間に過ぎたというのに一週間足らずがこれほど長いとは想定外だな。一日が長いのか短いのか良く分からん。俺も無意識に手帳や部屋のカレンダーを見つめていることがある。視線で紙に穴が空くならばお互い13日の所はのきなみ穴だらけだろう。
61 :
不二周助
2011/02/09 23:27
>>60お言葉に甘えて深呼吸しながら君を補給したよ。少し頁を遡ってみたり僕の募集記事をもう一度覗いてみたり。僅か5頁でこっちに移動してきたんだね僕達。余りの早さにもしかしたら君を驚かせちゃったかな。ふふ、そう思ってくれると嬉しいな。僕自身も自分の言葉を大切にしているつもりだからさ。そして勿論君の言葉もとても大切で宝物なんだよ。あんな風に何時も隣に存在してくれていたらなあなんて、思うくらい良いよね?今後、僕以上に興味を引く誰かが出てこない事を祈るよ。…僕の為にも、君の眼鏡の為にも、ね。兎に角君の独占欲が表れる対象に僕が入っている事が嬉しい。
遠慮は必要な時も勿論あると思うんだけど、遠慮ばかりしてちゃお互い心から交流を楽しんでいるとは言えないよね。うん、学校での君の様子からしても伺えるよ。僕もどちらかと言えば同じタイプかな。意見の食い違いも顔が一人一人違うのと同じで個性だと思うから。
これまでの交流でもきっと君は全部綺麗に飲み干してくれていたんだろうな。気持ちの込め甲斐があるよ。ふふ、そっか。どんな邪念なんだい?変化を敢えて必要とはしていないかな。だけど思わぬアクシデントで曲がってしまったとしてもそこからいくらでも修復可能なんじゃないかってね。いいの?手塚、そんな事言って。調子に乗ってもっと甘えてしまうかもしれないよ?僕。
じゃあ今度僕のサボテン達に会いに来て。「サボテンを愛でる手塚」の図を見てみたい。
乾には決して収集出来ない情報ばかりが詰まっている訳だね。
頼りになる大人な男って事だよ、喜ぶところだと思うけどなあ。そうだね、水は沢山あったほうがいいみたい。英二が相当飲んでいたから。勿論茶化したりしないよ。寧ろ僕の前だけで見せる君の一面として心して受け止めたいって思う。
そうだね、思うままに書いていれば良い未来が待っていそうだ。お互い同じ想いじゃないと方向がバラバラになる。だからこそ言葉を交して歩み寄りながら前へ進む…これが共作の醍醐味なんじゃないかな。じゃあ彼らをお手本にしようか。うん、例え立ち止まっても後退している訳じゃないからね、結んだ足を踏み出せば一歩前進…そうやってゆっくり肩を並べて歩んでいけたら最高だね。
ふふ、君も秘密主義だね。僕といい勝負だ。
漸く後4日ってところまで来たよ手塚。僕の中でカウントダウンが始まった。楽しみと緊張が交互にやってきてはカレンダーを見て…こうしてずっと君の事を考えているんだって実感する。
62 :
手塚国光
2011/02/11 15:27
>>61奇遇だな、俺もこの前最初からまた言葉を振り返ったばかりだ。たった5頁で移動しても良いと思うほどだったのだと俺は理解していたが?俺は異論は全くなかったし、あのまま募集板を埋めるより早くじっくり話したかったと言うのが本音だ。お前の言葉はまさにお前自身のように整っているのに奥が深くて読み切れない。だからこそ手放せないし惹き付けられる…常に手の届く所にあって欲しいと思えるのだろう。逆にお前が俺以上に興味を引く誰かを作ったらどうする。その時はカメラかサボテンを人質にしなければならないかも知れんぞ。あまり公言するのは褒められないかも分からんが、それだけ俺も本気と言う事だ。
確かに遠慮は日本人の美徳だが、ある程度なら遠慮を取り払っても構わんだろう。意見の食い違いも個性か…お互いの個性を尊重した上で新しい個性を取り込むという点では柔軟に対応できるんじゃないか?俺もお前も。
少なくとも取り零しのないようにしているつもりではある。俺の糧となって、日々を乗り切る力の源だな。…それは今は秘密だ。修復と言うより俺達が水をやりながら両側から支えれば折れる事はないな。今までの俺との会話を鑑みて、俺が良くないと言うと思うか?
いつかお邪魔させて貰おうか。親御さんにご迷惑を掛けないよう気を付けなければいけない。
逆に乾が収集していたら何処かから覗かれているという事だ。
そう受け取ることも出来るな。だが今まで茶化される事も少なくなかったから純粋に受け取れなくなっているのかも知れん。菊丸が食べられるなら俺も食べれるだろう。菊丸の味覚に比べれば俺の方がまだ刺激物にも耐えうるはずだ。…お前ならそう言ってくれると思っていた。
お前の字と俺の字が作り出す作品が素晴らしい物にならないわけがない。華やかな…と持ち上げはしないが確実に明るい物にしていきたいと俺は思っている。踏み出す一歩は明日への希望、道程は果てしないのだから駆け足して息切れするくらいなら時に立ち止まって周りの景色を楽しむくらいの余裕があった方が良いとは思わないか?
秘密主義と言うほどではないが、楽しみは独占したいんだ。あまり邪魔されたくはない。
あと2日…最近は寒いから油断せず体調を整えておこう。わざわざ部室に忍び込んで体調を崩したら元も子もない、第一心配で俺の胃を痛めるつもりはないのだろう?
63 :
不二周助
2011/02/12 00:55
>>62うん、募集板に君が来てくれてすぐに感じたよ、「もっと話したい」って。僕は自分の直感を信じているんだけど、やっぱり正解だったみたい。一般的にはあの場所でもう少しやり取りする事が多いようだから強引かなって思ったんだけど君も同じように思ってくれていて良かった。すぐ手の届くところに僕を感じてくれているなんて嬉しいよ。君の言葉は的確で真っ直ぐだよね。淡々と紡がれる言葉の端々に優しさが散りばめられているんだけど君自身では気付いていないんだろうね。僕にはしっかり伝わっているんだよ手塚。僕が他の誰かに興味を?ふふ、君以上に僕を惹きつける人間が他にいるとは到底思えないや。…だけど君がカメラやサボテンを取り上げる程ヤキモチを妬かれるのも悪くないなんて思ってしまった僕は意地悪かな。
親しき仲にも礼儀は必要、その一線を越えた無遠慮はいただけないけれどある程度腹を割るのは深く付き合っていく為に大切な事だよね。君も僕も意識しなくても個性を尊重しているタイプなんじゃない?個々の違いを認めなければ他との交流の意味がないと思うんだ。だから僕は「他」である君に惹かれるんだろう。
そのつもりで居てくれているっていう事はきっと全部拾い上げてくれているんだと思う、ありがとう。「今は」っていう事は何時か教えてくれると期待しておくよ。ああ、それはあるね。両側からバランスよく支えていれば自ずと真っ直ぐに伸びていくのかも。修復するまでもないね。…実は君がそう言ってくれると分かって聞いたんだ。ふふ、狡い?
気をつけなくても君はそのままで全く迷惑なんか掛けないじゃない。それどころか君の対応を見習えって母さんや姉さんに言われそうだよ。
何処かで何かがキラッと光ったら要注意だね、乾の眼鏡かもしれない。
皆も悪気は全くないんだよ、それも一種の君とのコミュニケーションさ。英二は少し大袈裟にしていたかもしれないからね、君の口には合うといいけど。油断するところだけじゃなく他でも僕しか知らない君の一面はもう既に見せて貰っているんだけどね。もっと見たい。
本当だね、他の人にとってはどうか知らないけれど僕達二人にとってはきっと素晴らしい作品になるんじゃないかな。これまでの物語も明るいしこの調子でどんどん進めていきたいところ。そうだね、折角二人で歩む道なんだからゆっくり楽しみたいよ。一人で歩む時とは全然違って見えるであろう景色を一緒に堪能しながら、ね。
じゃあ二人で楽しもう。誰にも邪魔されずに。
今日も凄く寒かったね。明後日も部室は寒いかもしれないけど大丈夫、風邪なんて引かないよ。だって隣に居てくれるんでしょ?手塚。
54 :
手塚国光
2011/02/05 00:19
>>53そう受け取ってくれて構わない。俺も誰かの言葉にこうして気持ちの浮き沈みが起きるのは久々でな。あまり深く突っ込むな、聞きたければ今度…13日に覚えていたらな。そうだろう、もし逆にそこで全く構わないと言われていたらそれはそれで俺として少し傷つく所だった。不二の無意識や直感で、か…いつか分かる日が来るかも知れんな。まあ分からずともお前だけが知っていればそれで事足りる気がするが。
確かに相性が良いと例えば俺だけが思っていたらそれは真の意味で相性が良いとは言い難いな。気持ちが伝わり合うからこその相性の良さか。
増やそうと思っているわけでもないのに俺の中から出て来る言葉を連ねて行くと必ず前より増えてしまう…おかげで容量は頻繁にオーバーしてしまって困るな。二人で共同で育てているからこそ一体どんな成長を見せるかは全く見通せないな。だがそれも俺達の気持ちの詰まった成長の仕方を見せるはずだから楽しみの一つと言う事だろう。踏みしめた足跡はここに残るから風化する事もなく振り返ると新鮮に見つめ直す事が出来るな。もう一月近く言葉を交わしていると言うのにそれがこの中だけだった事の方が驚くべき事実だ。夜間の学校か…いつもと違う景色が見れそうだ。ただあまり推奨されるべき行為ではないから先生方には見付からないようにしないとならんぞ。そう考えると部室が一番適当そうだが…どうだ?
眼鏡は勘弁してくれ、本当に何も見えなくなってしまう。俺の眼鏡が見当たらない時にお前を呼ぶしかなくなってしまうだろう。
…それも13日に覚えていたらな。どうもお前相手だと俺は余計な事まで口にしてしまう。サボテンを育てているのか…聞いた事があった気がする。植物は人の気持ちに敏感だと言うからない事ではなさそうだ。
ならば今まで通りに勝手にさせて貰うぞ。楽しい時間と言うのはあっという間とよく言うが、俺も全くその通りだと思う。もう直ぐお前と言葉を交わし始めてから一月経つだなんて信じ難いな。
河村の父さんにご迷惑の掛からないようであればお願いする事も出来るだろうな。…数人はしゃぐ奴が出そうな気がするからそこをきっちり言い含めておけば大丈夫だろう。そのワサビ寿司はお前専用になるんだろうな?不二はやけに乾の肩を持つな、お前と乾が仲が良いのは知っているが…妬くぞ。
俺もぞんざいに扱うつもりはない、頁が焼けて少し褐色になっても表紙の端が何度も読み返した所為で古ぼけて来てもいつまでも残る物にする予定だ。俺が満足する手段を見つけるか…俺自身にもいつになったら満足するかは不明だから俺も同じ課題に取り組んだ方が良さそうだ。
皆がか。まず感付かれないようにするのが一番だが万一知れ渡ったら、全国を制覇したらとでもはぐらかしておくか。その頃には興味も薄れているだろう。俺は小学校の遠足の引率よろしく皆を連れて行くつもりはない。
俺ですら乾や河村よりは低いぞ。お前もまだ伸びるんじゃないか?また随分とハードルを上げたな…と言いたい所だが俺から見れば物理的に視界を占領するよりはハードルが下がっている気がする。お前が俺と同じ身長になるよりは確実に先に達成されると思うがな。お前の言葉は時に俺の予想を超えて俺に喜びをもたらす、そう易々と俺の予想を飛び越していくのは少しずるいな。この気持ちがお前に10分の1でも構わないから伝わっていたら良い。少しでも伝わっていれば俺がどれだけ嬉しいのか想像出来るだろう。
53 :
不二周助
2011/02/04 00:44
>>52特別な気持ちだったからね、例えるのは難しいかな。それは君の感情も揺るがす事が出来たと受け取っていいんだよね?…ふふ、どう複雑なんだい手塚。逆に君が僕以外の誰かを知りたいと思ったとしたら…うん、やっぱり複雑な気分だ。君は君の思うままに話してくれれば嬉しいな。心当たりは無いだろうね、君自身が意識している訳じゃないんだろうから当然さ。そういう僕もはっきりこの部分、って分かっていないかもしれない。ただ僕の心がそう感じてる、無意識のうちに。
うん、そう捉えてくれて良いよ。相性が良いって、どちらか一方だけが思う事って少ないんじゃないかな。心地良い気持ちも共有しているって思う。
本当だよね、読み返してみても分かるんだけど最初から自然に言葉が増えていっている気がする。毎日一度ずつ必ず気持ち入りの水をあげて大事にしているからね、ぐんぐん育っているんだろう。どう育っていくかはお楽しみって訳だね。先の予測がつかないから楽しいよこういうのって。区切りも日々の積み重ねがなければ迎えられない物…一歩一歩が僕にとってはとても大切だ。じゃあ13日に決まり。初めてだね、此処以外で君を独占するのは。行きたい所かあ…何処がいいだろう、部室か教室なんてどう?何時もの見慣れた場所だけど夜に忍び込むのもスリルがあって悪くないと思わない?
そう言えば中学入ってから君の滑稽な姿なんてただの一度も見た事がないね。見たくなったら眼鏡をそっと隠したらいいのかな…なんて冗談冗談。
気配りと言うよりかは何?気になっちゃうなあ。ふふ、今はもしかしたら僕の部屋に居るサボテン達が君に妬いているかもしれないよ。
僕もそうさせて貰っているから君も是非。君もそう思ってくれているなら大丈夫だ。楽しい時間は長いにこした事はないからね。
そうだね、だけど一人で行くのは気が引けちゃうよ。大会で勝ったら竜崎先生に頼んでまた全員でお邪魔出来たらいいなあ。その時はタカさんに沢山ワサビ寿司を作ってもらおう。乾はあの大真面目なのかふざけてるのか分からない所が良いよ。ふふ、効き目を感じられるからまあ少し我慢、かな。
勿論何度だって読み返すさ。丁寧に扱っているつもりだからね、何度頁をめくってもうっかり破っちゃうようなヘマはしないよ。何度も君の言葉に触れにくる辺り、僕も同じかな。君を満足させるにはどうしたらいいんだろう、それを見つけ出すのが僕の新たな課題。
テニスにも活かせるから頑張るよ。皆行きたいって言いそうだね。楽しい事が大好きな英二や桃なんて特にさ。もし着いてきたいって誰かが言ったらどう答える?手塚。
…確かに視界に入る為には僕の身長じゃ足りないか。言っておくけど僕が低いんじゃなくて君が高いんだよ、中学生にしては。君の視界を僕で塞ぐだけなら簡単かと思ったけど挫折。こうなったらあれだね、物理的観念は捨てよう。ハードルをぐんとあげて君が僕を目で追いかけたくなるようにすれば良いんだ、。…どうやったらそのミッションを成功させられるかは此れから考えなきゃならないけど。それにただ視界を塞ぐだけよりも相当難しい。そう。結局僕は君とこうして言葉と気持ちを通わせていられる事が嬉しいんだ。予想通りかそうでないかは大きな問題じゃないって事。どちらにしても君の想いだって事には変わりないんだから。
52 :
手塚国光
2011/02/03 09:32
>>51お前が例える言葉を探さなければならないほど俺がお前を喜ばす事が出来たという事実がまた嬉しいものだな。感情が揺れ動くのにはそれなりの理由がある。例えとはいえもし俺以外の誰かを知りたいと思ったとしたら…それは中々に複雑な気分だ。俺が意識していない所でお前に刺激を与えてるとしたら俺はこれからも今まで通りお前と会話をしていればまたお前に新しい刺激や発見を与えられそうだな。やはり不二の言う事には俺としては心当たりがないのだが…どういう部分を見てそう思っているのか逆に気になって仕方がない。
俺はお前の眼鏡に適ったと捉えさせて貰うぞ。言葉のやり取りは相性次第だと思っているが俺はかなり相性が良いと思っている。
区切り毎の総括、と言う趣向か。最初に手繰り寄せた一行が今はこれ程までに成長した、と言っても過言ではないだろう。それは俺と不二が互いに水やりをしているからだな…水、と言うよりは気持ちか。これからも成長を続ける言葉が何を成すのか、次の100頁までにそれが起きるかは今の俺にも分からんが一歩一歩進んで行けば次の区切りもきっとあっという間に到達してしまうだろう。平日は俺も22時を過ぎればある程度は時間が取れるはずだ。では13日の夜、俺の時間はお前に渡そう。行きたい所はあるか?俺は場所を問うつもりはないから不二の行きたい所を指定してくれれば良い。
眼鏡が無いと生活に支障が出る程度だからな、あまりに滑稽な所はお前の前で晒さないよう注意しないといけない。
気配り、と言うよりかは……いや、今は気配りをしていると言う事にしておこう。俺もそう容易く他の物にお前の中の順位を明け渡すつもりはないな。
そうだな、ただ分かりやすいと思っていても俺の希望で良い方に捻じ曲げていそうだから、お前の考えている事を読めているかは探り探りだ。全て良い方に取って良い思いをさせて貰っている。俺も、このラリーが終わらなければ良いと思っているから大丈夫だろう。直ぐに終わらせるなんて勿体ない話だ。
なら河村の家で食べさせて貰ったら良いんじゃないか?押しかけるのは無礼になるが事前にこちらからお願いすれば河村も分かってくれるだろう。あれは乾ほど部活に貢献していなかったら許されないだろうな。時々部活であれを飲んでしまった奴を見るとその後の調子が良くなると分かっていても少し可哀想になるな。
古本のようになっても読み返すのを控える事はないはずだ。俺もお前も頁を繰るのを止める事はなさそうだろう?何度も何度も文字と気持ちに触れても足りる事はない。それは俺がまだ満足していないからなのかも知れないな。
それが良い、下半身を強化すれば山もそれ程辛い所ではない…興味本位で聞いてくる奴がいればテニスの為だと言えるしな。秘密にせずに山に行くと言ったら着いて行きたいと言いそうだろう、特にレギュラーは。
真正面か、俺の視界に入るには少しの段差が必要ではないか?俺の視界がお前しか入らないようになるのを俺は楽しみに待とうと思う。つまり俺の考えている事と合っていても違っていてもお前には嬉しいと言う事だな。別にそれは矛盾ではないと思うし何度も言うが俺も今の答えを自分の都合良く解釈させて貰うからな。
51 :
不二周助
2011/02/01 22:40
>>50それはそうだよね。だけど僕自身もその時の嬉しさをどう表現すればいいか悩むところだよ。自分が思いつく例えよりも嬉しい気持ちが大きかった様に思うからさ。うん、僕も他の誰かではなく君だから、なんだと思う。たとえば誰かと今みたいに話す機会があったとして、その誰かの事を知りはするだろうけどそれ以上の感情を抱くかどうかはまた別の話だよね。きっと君は刺激を与えているつもりは全くないんだろうなあ。けどね手塚、君の言葉はあらゆる面を感じさせてくれるんだ。優しさだったり厳しさだったり男らしさだったりほんと、ドキドキさせられっぱなし。
僕も同じ考えだよ。相手と話していて楽しいかそうじゃないかなんて交流を始めてすぐにわかるものさ。
ふふ、区切り毎にお互いの想いを振り返ってみるのもいいかもしれないね。50頁前に開けた時には真っ白だったこのノートもこんなにたくさんの言葉で埋め尽くされてる。心も一緒に。今新たな節目へ向かって一歩を踏み出したね。100頁に達する頃に君と共有する物がどれだけ増えているか、今から楽しみだな。僕も出掛けられるのは夜かな。平日でも土日でも帰りが遅くなる日を除けば22時半ぐらいから活動出来るんだけど君はどうかな。じゃあ13日の夜、僕に時間をくれる?
油断だなんて珍しいね手塚。眼鏡は君にとって身体の一部なんじゃない?
ああ気配りか、僕がそうならそれは君がそうしてくれているからだと思うよ。うん、君を頂点から引きずりおろす物が他に出てくるとは到底思えないな。
言葉のラリーでも駆け引きなんてのも存在して敢えてストレートに伝えない場合もあるんだろうけどね。僕はテニス以外では結構ストレート派かな。だからもしかして僕の考えてる事、分かりやすいんじゃない?…良かった。君との言葉のラリー、楽しくてね。ずっと続けていたいよ。
確かに簡単そう…でも僕が作ると巻きが甘くなりそうだよ。やっぱり河村寿司のワサビ寿司がいいなあ。部員の事を思っているけど皆の叫ぶ姿を見て喜んでいるのも事実だ。乾自身も美味しく飲めないなんてどういう汁なんだろうね…けどそんな乾って面白いから良いと思う、ふふ。
まだ50頁なのに二人して読み返し過ぎて古本みたいになってるんじゃない?此処。けど何時までも新品のままよりも何度も頁を開いて味が出てくる方が良いに決まってる。今日も何回会いに来たかな、君の言葉達に。
下半身か…足腰を鍛えないとせっかく出掛けても楽しめなかったら残念だ、少しずつトレーニングを始める事にするよ。
じゃあ僕の次の目標はそれだね、「君の視界の独占」。まずは物理的観点から至近距離で君の真正面に立ってみようか。これまでのやり取りを踏まえて考えるとだいぶ分かるかな。僕が思った通りに君が考えていても嬉しいけど全然違っていても一本取られたあって嬉しいかもしれない。矛盾してるかな。
50 :
手塚国光
2011/02/01 00:41
>>49ああ、想像は出来るがその遥か上をいっているのならお前が伝えてくれないと俺には分からないな。他の奴だったらばここまで大きい存在になる事はなかっただろうし、不二もきっとそうだったのではないかと俺は望んでいる。炭酸水か…俺が与えた刺激でお前が何か得てくれていれば良い。それに炭酸水なら日常で接する機会も少なくないだろうからその度に俺を思い出すだろう?
交流の長さよりその密度の方が重要だと俺は思う。知った事実も共有した物も俺達は多いのだから、一月経っていなくても俺の中に蓄積されていく思いは嘘偽りないと思える。
記念すべき区切りの頁は二人で連ねていくと必ず俺の担当になるようだな。節目の頁は俺が、新たな一歩を踏み出すのを不二が担当するのは丁度良い。俺も町にはあまり出歩かんから似たような物だ。そうだな、近い内ならば休日なら13日の夜でそうでなければ平日夜と言う事になりそうだ。
眼鏡を掛けたままプールに行った経験はないが似た経験ならしたこともある。油断していたとしか言いようがない。
俺も大概そうだがやはりお前ほどではないだろう。心配性と言うか…それより気配り屋と言った方が合っているような気がしてきた。頂点にいるからにはそこに居続ける事を次の目標にすべきかも知れん。
言葉のラリーとボールのラリーとの最大の違いはそこだろう。言葉を交わす方がお互い素で手の内を明かして行える。お前が何を考えているのかを知りたいと思うし逆もまたしかりだ。終わる気配は一向に見えんな、終わらせるつもりは俺には微塵もないが。
ワサビ寿司なら家でも手軽に作れそうだな。部員の事を思っているのかいないのか良く分からん。身体に良い物を使ってくれるそのサポートには大いに助かっていると言うのに何故手放しで喜べる物に仕上げて来ないんだ。
俺も常に手の届く場所に置いてある。お前の言葉を読み返す度に何か俺の中に暖かい物が宿るのが心地良いのだろう。日に何度かはお前の言葉に触れていたいと思ってしまう。
ああ、奥が深いから一筋縄ではいかないぞ。お前は少し下半身の筋肉を鍛えた方が良いと思う。春先までは時間があるから今から始めたら十分すぎるくらいだ。
お前用のスペースは取り過ぎる事がなさそうだから俺の視界に入るのがお前だけになるくらいにしてみせろ。お前の中で俺の存在がそこまで大きく占めていると言うのは俺にとっては好都合だな。俺の事ばかり考えていれば俺が何を思っているかも伝わっていそうだ。
49 :
不二周助
2011/01/30 22:19
>>48ふふ、あんな言葉を聞いて後ろ向きに捉えるなんて僕には出来ないよ。僕がどれだけ嬉しかったか、きっと君の想像の遥か上をいっていると思う。僕の中でも君の存在はとても大きいし特別なんだ。…例えが上手いね君は。僕にとって君の言葉はそうだな…炭酸水だね。水だからすんなり沁み込んでくると同時に刺激もあるからさ。
うん、優越感も加えたら一体どれだけの事を「共有」してきただろうね僕達。まだ交流を始めて一カ月も経ってないけれど濃厚な気がする。時間の長さだけでは想いは測れないものなんだなあ。僕にとっても同じだよ。君とこうしている事は大切だし落ち着くんだ。
本当だ、次はもう50頁なんだね。一つ目の節目をいい形で迎えられて嬉しいな。なら次の目標も共有しようよ手塚。僕も君と出掛けてみたい。長く町に出ていないんだけど君と一緒なら楽しめそうだ。部活がなくて都合の良い日が分かったら教えてくれるかい?
ふふ、もしかしてプールに眼鏡をかけたまま入っていったりした?油断すると眼鏡落としちゃうよ。
ストレートな言葉の中にも君の優しさがちゃんと表れているから大丈夫。僕に心配性だって言ったけど君だってそうじゃない。心配が晴れるまで心配しないでって言い続けようか、なんてね。…君の分析は正しいよ手塚。頂点にドーンと君が君臨してる。
お互い詳しくなったって訳だね。テニスの時は手の内を探らせないように気をつけるけど此処で君と話す時には素で居たい。僕をもっと知って欲しいから。そうだね、それがラリーを長く続ける秘訣かな。ねえ、手塚…僕達ずっとラリー続いてるね。
皆は食べたがらないようだからね…ってこんな話をしていたら久し振りに食べたくなってきたよ、ワサビ寿司。うん、味は皆には不評でもやっぱり体には良い物みたいだ。僕のはただ好きな物を入れようとしただけだから乾の駄目出しも当然か。
そう、すぐ開けるようにしておかないと。ちょっとした空き時間でもふと頁を捲っちゃうんだよね。読んでいる途中にクラスメイトに呼ばれて慌てて閉じたりなんて日常。
毎日の部活でもかなり鍛えられてはいると思うけど念には念をでトレーニングしておいたほうがよさそうだ。テニスとは使う筋肉が違うのかもしれないし。
ふふ、やっぱり君のほうが心配性なんじゃないかな。本当?どうしようか…ならもっと君の中で大きな存在になって僕の事しか考えられないようにしちゃおうかな。だって僕がそうだから。
48 :
手塚国光
2011/01/29 23:54
>>47お前にとってあの言葉が前向きに受け取られているなら良いんだ。最初に話した時とは比べ物にならないほど、俺の中で不二の存在は大きくなっているからな。言っているお前本人には分からないだろうが、お前の言葉は俺にとって蜂蜜のように甘く優しい。
他の奴とは共有する物の内容が桁違いだ。お前と共に重ね合う時間や言葉がどれだけ今の俺にとって大切かは計り知れない。まあ言葉で表現するのも難しいが。これで優越感も共有した事になるか?
取り敢えず最大の目標は50頁を迎える前に達成されたと思うぞ。俺の今の目標は部活が休みの時にお前と町に出る事だ。この先何時か、とは考えているんだがどうだ?
少なくともその時ばかりは眼鏡を掛けているわけにはいかないな。お前は眼鏡を掛けていないから分からないだろうが、掛けているのを忘れる事もあるが。
お前がそういうなら安心だ。俺はあまり言葉を遠回しに言わないから時に不快な気分にさせていないか心配になってな。勝手に想像させて貰っている分にはお前も俺を優先順位の頂点に置いている。俺の分析だ。
俺も不二の情報は他と比べて多く手に入れているという自信がある。お前の話が俺に楽しいと伝えようとしているように思えてな。そう思えば俺も随分とお前に詳しくなったようだ。お前も俺もラリーは得意分野だろう。相手の為に言葉を投げ掛ける時は相手が受け取りやすいようにしなければ…と言うより相手のためを思えば当然の事だな。
少なくとも青学レギュラーの中ではお前専用の裏メニュー寿司だろうな。流石に栄養に関しては厳しいか。乾もそこには手を抜くつもりはないようだな。不二の物もまだ改良の余地があると言う事だ。
開き癖が付いたうえ常に栞を挟んである愛読書と言ったところか。気付くと開いているだろう?
分かった、山にせよランニングにせよ無理をさせるつもりはない。山に登る前にはランニングで足腰を鍛えておくと良いだろうな。
そんな事はないと思うがお前は時に変な心配をして悩みを抱え込まないとも限らないだろう。すっかりと日常生活にお前の言葉が染み着いて離れないんだ。テニスのように最初から俺の中にあったかと思うくらい自然にお前が存在する。どうしてくれる、不二。
47 :
不二周助
2011/01/28 22:53
>>46そうだね、身体の作りだけじゃなく脳の作りも前向きに出来ているんだろう。君からああ言って貰ったあのへ頁は他の頁にも増して読み返しているよ。ふふ、僕の言葉の魔力か…あるかな。あったらまた何時か手塚の口から嬉しい台詞を引き出せるのかもしれないね。
うん、二人だからこそ共有、そして君とだからこそ僕には意味があるんだ。望みも共有って事はその望みは既に叶っているって事だよね。次は一体何を共有出来るのか楽しみだな。前にも言ったと思うけど君の言葉に乗せられた気持ちを読むのが楽しい。僕の方こそ気持ちが込められた言葉を貰っている事で優越感を得ているんだよ。
本当?それは嬉しいな。優先順位の上位に置いて貰う事が当面の僕の最大の目標だったからね、他に何かなんて目標達成の今は思いつかないや。
へえ、そんなに悪いんだ。じゃあ君の眼鏡を外した姿は夏のプールの授業の時にでもこっそり見る事にしよう。僕の姿を見て貰えないのは僕も残念だしさ。
ふふ、勿論悪くなんて最初からずっと思った事ないから安心して手塚。聞きたくなったら何時でも応えてあげるよ。で、どう?僕の心は垣間見れたかい?
交流を始めた頃よりもだいぶ想いが見えてきたように思う。日々確実にお互いを知ってまた言葉を重ねて、気付いたら結構手塚博士になってたよ僕。情報は溜まりつつあるけどまだまだ貪欲に収集するつもり。言葉を受け止めるにはまずその言葉がなきゃ始まらない。僕が受け止められるのは君がちゃんと投げ掛けてくれているからだよ手塚。まるで僕の得意なコースにボールを返してくれるようにね。
ワサビ寿司を頼んだら流石に最初はびっくりしていたけどね。メニューの中にも無いようだからあまり一般的じゃないのかもしれないな。乾に僕の考案した汁の材料を言ってみたら栄養面が全然だって駄目出しされたよ。難しいなあ。乾って凄いんだね。
だから此処も何度も読み返してしまうんだろうね。愛読書かと思う程に。
テニスコートやグラウンドみたいに足場が整備されている場所とは違って山道は起伏があって普段通りにはいかないだろう、手塚が僕でも行けそうなところを選んで。
分かった。でも困る手塚も見てみたい……なんて冗談だよ、ふふ。
ありがとう。もし心配事が出来たら聞いてもらうよ。一人で抱え込むなんてしおらしい事、僕がすると思う?僕の言葉が君に効いているならそんな嬉しい事はない。僕が君の武器に捕らわれているのは確かだからね、同じ様に君にもって此処でもまた希望的観測。
46 :
手塚国光
2011/01/28 04:14
>>45その方が気負う事もないから楽だろうな、人間はとても良く出来ている。あんな口説き文句のような台詞を俺の中から生み出したのだから俺も相当お前の言葉の魔力にあてられているという事だ。
共有と言う言葉が良いんだろう。共有するのは俺だけでもお前だけでも出来ない事だからな。お前だけの望みだと思うなよ?これはもう俺の望みでもあるのだから…今度は望みまで共有してしまったな。さあ、どうだろう。ただ俺はお前がそうやって俺の考えている事を気に掛ける事で十分すぎるくらいの優越感を得ているぞ。
俺の中の優先順位の先頭部分は既に不二、お前の存在が占めている。他に何か欲しいか?
コンタクトにするつもりはないが、眼鏡を外してしまうと視力が落ちるから目の前のお前もぼやけてしまうだろう、それが残念だ。
なら俺の言葉を受け取ったお前が感じている俺の性格が気になる所だが、取り敢えず悪い印象は与えていないようだから今は聞かないでおこう。ああ、遠慮なく好きにさせて貰っている。俺も言葉の端を手繰り寄せてお前の心に触れようと思っているんだ。
そしてこうして言葉を重ねていけばその端々から自ずとお前の込めた想いが見えるわけだ。
嬉しい誤算も新たな発見も、お前が俺の言葉をしっかりと受け止めているからこそ起こる現象だと俺は思う。どうだ、ここのノートに記せる情報は手に入ったか?
河村は不二の好みを良く知っているな。少なくとも平然とした顔で食べられるかどうかは分からんがあまり進んで食べる物ではなさそうだ。そうか…お前なりに色々と考えているのだな。
後から読むと楽しみや解釈が増える、という物に関しては俺が今ここで感じている気持ちと同じだろうな。読み返せば当初気付かなかった事に気付いたりする事がある。見付けたら部活の時にでも渡そう。
任せておけ、最初は初心者向けから始めるつもりだ。いくら体力に自信があっても最初は標高の低い山から始めた方が良いだろう。楽しむために登るのだからな。
俺がお前を褒めているのは紛れもない本心だからな、あまり謙遜されると逆に俺も困る。
だが本当に心配事があるなら心配だと口に出せ。一人で抱え込むくらいなら話せる事であれば俺に話してくれた方が良いだろう、不二。ところで気付いているか、お前がそうやって話している言葉も俺にとって絶大な効力を発揮している事を。
45 :
不二周助
2011/01/27 22:57
>>44そうだね、そう考えると前向きで居るって事が人間にとってとても自然な姿勢なんだろうなって思う。君からの言葉も「ポジティブ」が引き起こした作用だったんだね、嬉しいよ。
僕が願っていた君との交流のあり方をそのまま、何の捻りもなくシンプルに文字にしたらあのタイトルになったんだ。僕も他に思いつかなくてね。やっぱりお洒落さには欠けると思うんだけど飾りたてるより僕の望みを全面に出したかったっていうのが本当のところ。君にも気に入って貰えて良かった。ふふ、そうだね。じゃあ皆天才だ。…うん、十分答えを貰った。僕の都合の良い耳には「お前だけ特別だ」って聞こえるよ手塚。
1分は言い過ぎだと思ったからね、半分だけ冗談だって言ったんだ。要は君をこのまま独り占めしていたいって事。
そうかな、僕はきっと雰囲気がかなり変わるんじゃないかと思うんだけど。じゃあそれも何時か。大丈夫、コンタクトにしたらなんて言わないから。
全く同じ言葉を放つ人なんていないからね、言葉は個性の塊だと思うよ。それにその人の性格が最もよく表れるんじゃないかな、言葉って。うん、君の思うように解釈してね。君なら僕が伝えたい事を読み取ってくれるって思える。ふふ、僕だって相当読んでいるよ。多分君が思っているよりずっと。
そういう事だね。特に君は言葉から僕の想いを読んでくれるから尚更さ。
ああ、本当だ。僕も君からの返答が予測通りな事って少ないかもしれない。それは嬉しい誤算だったり、新たな発見だったり…毎回君からの返事が楽しみで仕方がないよ。うん、ただでさえ負けて悔しいだろう相手をがっかりさせちゃあ申し訳ないね。全力で勝ちに行こう。
勿論寿司だよ手塚。タカさんが作ってくれたんだ。ワサビ寿司を食べたら流石の手塚も泣くのかな。僕の好きなものばかりを入れると辛味が強くなるかもしれないね。リンゴを入れて少しまろやかにしたらどうだろうって今考えているんだ。美味しくなる可能性大だよ、期待してて。
へえ、そうなんだ。あ、でも小さい時に読んでいた絵本を考えてもそうかも。大きくなってから読んでも楽しかったり得るものがあったりしたなあ。洋書も同じなんだね。ゆっくり待っているから見つけた時に頼むよ。
ふふ、僕は君と一緒なら安心だな。だって君が油断するなんて思えないし安全な登山方法をちゃんと教えてくれそうだからね。部活のお陰で足腰は丈夫だしゆっくり散策していたら満喫出来そう。
そう?まあ折角褒めてくれているのに謙遜ばかりもなんだしありがたく受け取っておくよ。
大丈夫、もし何か心配事が出来た時の話だから。君に無駄な心配をかけるなんて馬鹿な事はしないよ。…君の武器は僕には効果絶大だからね、僕はあっと言う間にやられちゃいそうだよ。
44 :
手塚国光
2011/01/27 05:08
>>43ああ、例えば後ろ歩きをするより前を向いて普通に一歩一歩を重ねる方が簡単だろう?それと一緒だな。不思議な話だが物事を前向きに考えているとそれに引っ張られるようにその物事自体が良い方向に進んでいくと言う事を前に聞いた事がある。まさにお前が前向きに考え願った事に惹かれるように俺の中から言葉が出て来たのだろう。ごく自然な事だと思うぞ。
最初にお前がここの名を付けた時に「恰好つけた割にセンスが欠如している」と言ったが大きな間違いだったな。変に装飾されていないし俺達の核心をついている。これより良いタイトルは思い付かない。努力には天才も凡才もない、俺が天才ならレギュラーは全員天才だ。不二の思うままに、俺はそれで構わない…これが十分答えになるだろう?
それは中々難しいな、1分では流石に必要な用事も済ますのが困難になるだろう。短くしろ、と言うのなら善処はするが元々それ程話し込む性質ではないぞ。
…眼鏡か?掛けるか掛けないかでそこまで変わる物ではないだろう。見たいのなら構わないが。
言葉は己の一部だからそれを通して人となりが見えるのは分かるかも知れん。どうしても言葉の端々には俺の生き様やお前の心に持つ物が滲み出るだろう、俺はお前のその部分を見て俺の良いように解釈している訳だが。本当に出来るかは分からんがあり得ない話ではないはずだ。不二はそのくらい読んでくれないのか?
逆に言えば言葉を駆使したら伝えたい事はきっと伝わるという事だな。
俺はお前とのやり取りもそうだと思っている。俺が予測しているように返って来る事はそう多くない、自然や試合と同じくだ。勝利するのは自分だけの事ではない、勝つ時には負かす相手がいるのだから今まで下してきた皆に恥じない試合を悔いなくやり遂げたい。
それは、寿司と言って良い物なのか?流石に俺には食べる勇気がないな。不二が作るからには辛味に関してはかなり覚悟をしておくべきか?実際に上手く出来たら代謝が良くなりそうだ…試飲は、考慮しておこう。
そうでもない、子供向けの本も改めて読み返すと新たな発見がある事も多いぞ。ならそうさせてもらおう、すぐに見える所には見当たらなくてな。
いつになく浮かれてしまいそうだが油断は禁物だ。油断したら思わぬ怪我を起こしやすい、山は逃げないのだから焦らず楽しんで何事も起こさずに自然を満喫すれば良い。
お前も俺の事は言えないくらい謙遜が多いな。素直に受け取っておけ。
口に出さないと雰囲気から察する事は出来ても形に残らないからな。全くお前と言う奴は、心配事がないなら心配だと言うな。俺までお前の事を心配する事になるだろう。そうか?俺は思った事を口にしているまでだ。それがお前の心を揺さぶるなら、俺は最大の武器を手にしているという事だ。
43 :
不二周助
2011/01/26 18:15
>>42うん、後ろ向きに考えて得する事なんて一つもないよね。僕は元来ポジティブな性格らしいんだ。現にほら、前向きに考えていたら君から思いがけず嬉しい言葉を貰ったしさ。そう思って欲しいっていう僕の願いが届いたみたい。好意を抱く相手にそう思って欲しいのは当たり前の事じゃない?
君と交流を始める時にこれからこうなっていけばいいなって想いを込めてこのタイトルをつけたんだ。だけど共有している物が時間だけじゃなく言葉や記憶もってなると…ふふ、タイトル以上だね。これは嬉しい誤算だったよ。君はさながら努力の天才といったところかな。手塚が誰かを贔屓しているところは今まで見た事がない。僕だけだって、自惚れててもいいかい?
好きにすれば良いなんて言ったら我儘言うよ僕。例えば「僕以外と1分以上話しちゃ駄目」とか……冗談だよ、半分ね。
そう言えば手塚が眼鏡を外したところ、見た記憶がないんだけど。あ、我儘その2「裸眼の君を見たい」なんてどう?
以前「言葉には魔力がある」って聞いた事があったんだ。此処で君と話してきてそれは本当なんだなって思うよ。相手から気持ちと共に放たれた言葉を自分が読む時に想いを乗せると色々なものが見えてくる。言葉通りの意味だけじゃなく相手の人柄とか表情まで見える気がする。読み返したくなるのは文章を通して感じる君の雰囲気が僕に心地いいんだよきっと。…ふふ、君程の頭脳なら暗記もあり得るね。それだけ読んでくれたら嬉しいな。
言葉を怠ったら気持ちも伝わらない、そんな悲しい事ってないよ。君が僕と同じ考えを持っていてくれて良かった。
ああ、本当だ。テニスでも同じ試合なんてないね。その日の体調や天候で攻め方も変えていくし。だからこそ面白いんだね、テニスも山も。そっか、勝ち上がるという事はそういう人達の思いも背負っていくって事…成程、気を抜いたプレーなんて出来ないや。
そう。真ん中に山葵をどっさり入れた巻き寿司なんだ。英二がつまみ食いした時は辛い辛いって泣いてたなあ。美味しいのに。そうだね、一度作ってみようか。乾汁ならぬ不二汁。乾に飲ませる前に試飲してくれるかい?手塚。
今の君ならその本は簡単過ぎて読み返す事もないんだろうね。本棚の整理をするタイミングででも良いよ。
僕は初めてづくしだ。君と出掛ける事もその行き先の山もそこで出会う自然も。君が好きな場所へ君と出掛けて楽しくない訳がないじゃない。今から楽しみで仕方がない。
何言ってるんだい、君には敵わないよ。
誰もが思っているけど口にしていないだけだと思うけどね。「心配しなくて良い」って言って欲しくなったらまた心配だって言う事にするよ。…ふふ、潔いなあ。さっきからさらっと僕の心を惹きつけて離さない事を言うんだから…全く、君には勝てる気がしないよ手塚。
42 :
手塚国光
2011/01/26 04:40
>>41そうだな、何事も考え方次第か。前向きに物事を捉えれば道が開ける時もあるだろう。ただ希望的観測でない事実を言えば、俺はお前を好ましく思っている。
気持ちが入る分厚みが出る言葉を収納するのにも、お前の言葉を飾る飾り棚代わりにもなる万能の場所だ。俺達が言葉も時間も記憶も共有する…お前が付けた物は良いタイトルだったな。努力は己に返ってくるからな。他の奴とは少なくとも区別と言うより贔屓しているつもりだが。
お前を独り占めさせて貰っているのだから俺の事はお前が好きにすれば良い。そのくらいは当然だ。
ラケットは言わずもがなだ。俺にとっての眼鏡のようなものだろう。俺も眼鏡がなければ困る。
だからこそ今俺は何度となくお前とのやり取りを読み返してしまうのだろうな。このままだと暗記してしまいそうだ。
言葉を大事にするのは俺の中では当たり前となっているからな。それが親しい相手ならば尚更言葉には丁寧になるべきだと俺は思っている。
一度として同じ物がないのは試合も山も一緒だ。そうでなければ四季一巡りしただけで飽きてしまうだろう。他のレギュラー、部員、下してきた他校選手の思いも背負っているからその分感動も二乗三乗、だな。
ワサビ寿司…それは具が山葵のみということか?少なくともレギュラーの中でそれを食べられるのは不二だけだろう。なら不二が汁を作って乾に飲ませて納得させれば良い。ただし俺は責任は取れんぞ。
ああ、探せば見つかるはずなんだが。しばらく読むつもりが無かったからな。
俺はお前と出向く山なら意識せずとも記憶に刻み込まれそうだ。下山した後は感想を楽しみにしていよう。お前が山を楽しんでく、れたら万々歳だし、俺も連れていった甲斐がありそうだしな。ああ、後から見返してそう思った。
不二は努力家のうえに勉強熱心だな。良い事だと思う。
器が大きいというのは初めて受け取った。しかしお前の心配は晴れたようだな?ならしばらくの間は言わずに済みそうだ。俺は…そうだな、甘いという自覚はあるが変えるつもりはないのでな。
41 :
不二周助
2011/01/25 13:01
>>40あ、希望的観測が悪い事じゃないっていうのは僕も思ってるんだ。どんな事でも額面通り受け取るだけじゃなくそこに自分の思いも乗せて考えるのってポジティブでいいよね。
成程。詰め込み過ぎちゃあ折角得たものも意味を成さないよね。その点此処なら何時でも君の言葉と気持ちを確認する事が出来る。加えて自分の言葉も再認識出来るからね。おまけに引っかかって開かなくなる事もない…僕達の大切な言葉置き場として最適だ。分かっているよ手塚。努力を怠る君なんて想像すら出来ない。ふふ、他の人と僕と区別して考えてくれているんだね…嬉しいから冗談で終わらせてあげるよ。
そうか、家族とも土俵が違いそうだからね。ああ、その言葉はそっくりそのまま君に返すよ手塚。僕のほうこそ君を独り占めさ。
うん、何時も小脇に抱えているね彼。きっと眼鏡の次に大事なアイテムだろう…っと、勿論ラケットも。ふふ、まだ槍が降るほうが普通かな。
そうだね。一度では読み取れなかった事も読み返してみると伝わってきたり。言葉って不思議だなあ。
今まで君と交流してきて知った事は沢山ある中でとりわけ嬉しいのは君が言葉を大切にしているって事。僕と同じだなって思って嬉しくなる。
同じ山、同じ道でも毎回景色が違うものなんだって誰かから聞いた事があるよ。登頂の達成感に加えそういう面も癖になる要因じゃない?団体戦は誰か一人だけが頑張っても勝ち抜けない、だけど一人のバッドコンディションを皆でカバー出来る。一人では決して味わえない感動が得られるだろう。
ああ、タカさん家でワサビ寿司をオーダーしたからかな。乾の事だから僕のアドバイスは聞き入れてくれなさそうだよね、美味しくしてあげるのに。作った側もウケ狙いだったんだよきっと。ジンギスカン…ふふ、何もキャラメルにしなくてもいいのにね。
君の部屋の本棚のどこかに隠れているのかな、気長に待ってるよ。
自然の風景、大地を踏みしめる音、君との会話…神経を研ぎ澄まして記憶に残そう。視覚の部分は写真で補って後から散策の余韻に浸るなんて最高じゃない。ううん、そんな事ないよ。その時思ったままの言葉だよね?僕もそう。
皆のテニスから自分のテニスに役立つ情報を貰う事も多々あるからね。「見る」事もとても大事な勉強だなって思うよ。
心配するなと言い続けてやるなんて今までに言われた事がない。君の器の大きさを感じたよ。…ありがとう。おかげで心配なんてすっかり晴れた。君こそ僕に相当甘いんじゃないかな。
40 :
手塚国光
2011/01/24 22:48
>>39俺はそれで良いぞ。思考に希望的観測が入ることは決して悪い事ではない。
引き出しは詰め込みすぎると開かなくなる、だから此処も有効に活用するのが良いだろう。此処に言葉として置いておけばスペースの減りも遅くなるし俺はお前の考えを知れる。そうだろうか、俺には分からん。完璧に近い所に行くための努力は惜しまないつもりだ。どうとも思わない奴に言われれば褒め言葉も気にも留めないんだが…冗談で終えてくれ。
大石とだってそこまでは多くない。他と比べればの話だ。後は家族くらいか。不二は人気者だと言うのに独り占めしてしまっているな。
俺が見た限りではいつでも持ち歩いているから中を見るのは至難の業だ。槍より眼鏡が降ってくると言う表現が気に入ってな。
文字は無機物だがそこから何か目に見えない気持ちが滲み出ているんだろう。それを感じ取っているんだ。
お前の信頼を無駄にするつもりはないし俺も信頼に足る誠意と言葉を贈りたい。こう思えるのはお前が俺が贈った言葉を大切にしてくれているという確信があるからだ。
登山の達成感は今度山に登ってみれば分かるだろう、癖になるぞ。ただ、登山は一人でも出来るが全国制覇は無理だ。だから今までに見た事のない程の絶景が見られると思ってな。
前に河村か菊丸が言っていた気がするのを思い出してな。言うほど大袈裟か?タバスコも山葵も少しだけでもかなりの威力を発揮しそうだ。あれは商品化した人が何を思ってそうしたのか問いたい代物だと思うぞ。受けを狙う事以外使えん。
確かに古書店のあの独特な雰囲気も俺は好きだ。ああ、見つけだすまで待ってくれ。
好きな物に向ける情熱は俺にも分かる。お前がそうしたいなら写真だけでなく不二の記憶にしっかりと記録すれば良い。どんな写真より自然をそのままに残す事が出来るわけだからな。照れると言うよりは気恥ずかしい風に聞こえているかも知れんと思ったんだ。
まだ俺達の知らないようなテニスをする相手に出会うこともあるだろうから、油断せずに行こう。
休憩中なら他のレギュラーの試合を見るのは勉強になる。魅せる試合をする奴も多いから仕方がないだろう。
お前は本当に心配性だ、恐らくお前が思う以上にな。だから心配が晴れるまで俺はお前に心配するなと言い続けよう。俺も喜ばせて貰う事が多いから、五分五分だ。
39 :
不二周助
2011/01/24 01:54
>>38そう?じゃあ僕なりに解釈して受け取らせて貰おうかな。希望的観測もかなり入ってしまうのは否めないけどね。
勿論まだまだ手塚の事を知りたいからね。色んな引き出しを押しやってスペースを確保しようと思っている。まあ君の中では完璧じゃないって思いがあるんだろうけど僕達からすれば十分完璧なんだよ手塚。…ふふ、そうだったね。こういう時照れるんだよなあ君は。もっと褒めたらもっと困るところが見られるのかな…なんて、冗談だよ。
うん、流石に先生は同じ土俵に居ないね。だけど大石を除くと他に思いつかなかったんだよ。僕も普段よりかなり話しているよ、此処では。
あのノートは彼の脳内と言ってもいい代物だろうから意地でも死守しそうだ。ふふ、槍の方が危なそうなのに。勇者だね手塚。
それなら良かったよ。…そうだね、僕もそう思う。言葉の端々から何となく感じられるものだよね。
上辺だけの言葉を並べるような相手なら僕は此処まで腹を割って話していないよ。誠意を持って真正面から向き合ってくれているから僕も心からの言葉を君に向けられる。そういう面で一方通行じゃなくて嬉しいし楽しいよ。きっと登山もやり遂げた時の達成感は素晴らしいんだろうね。それを超える程の絶景って僕には想像つかないや。見てみたいな、全国の頂点からの絶景。
うん、よく知ってるね。辛いもの大好きなんだ僕。ふふ、大袈裟だなあ手塚は。トラウマだなんてそんなに酷くならないよ。タバスコか山葵を隠し味程度に入れるぐらいさ。へえ、君は食べてみたんだね?そんなに酷いならやめておいたほうが賢明か、食べ物はやっぱり美味しく食べないと。
君もそう思う?町の古本屋さんとか、結構好きなんだよね。じゃあ待ってるよ。初めての洋書だしゆっくりと読ませて貰う。楽しみだな。
そう言って貰えると気が楽だよ。衝動でカメラを構えてしまうから何度も立ち止まってしまいそう。だけど写真は程々に、メインは自分の目で視界を広くして堪能しようって今から決めているんだ。フレームの中ではどうしても雄大な自然を切り取ってしまうからね。…ふふ、また照れたかい?
僕も君の後ろからついていくよ青学のウィニングロードを。
タイプは多種多様なんじゃないかな。勿論データテニスだけじゃなくどんなプレイスタイルを持っている相手でも気は抜けないよ。
それどころじゃないっていうのが正直なところ。自分のプレー中はともかく、君や皆のテニスを見ている時なんてもしかして僕もギャラリーと同じ気持ちなのかもしれない。惹きつけられる。
無理してないのが分かって安心した。意外と心配性なのかな僕。
君の貴重な時間を僕の為に惜しみなく使ってくれているなんて光栄だよ。…それにしても手塚…最後の一行にはやられた。全く…君は僕を喜ばせるのが上手いね。
38 :
手塚国光
2011/01/23 23:06
>>37多少の差異はあれどお前が「俺がきっとこう考えるだろう」と思った事は大概合っている…それを踏まえて、好きに受け取ってくれれば良い。
それはお前も一緒だろう。お前が容量を拡張する時にどこにしまうかは俺には分からんが、より大きい所に入れるつもりがあると言うならこれからも俺の知識を増やす用意があるということだ。こういう時は俺の表情に出ない所は助かるな…完璧に、とは言い難いぞ。ああ、褒めすぎだ。もう知っているだろう、そう面と向かって言われるのは慣れないと。
先生と張り合っても話す内容が全く違う。俺がこれだけ喋る事の方が珍しいんだ。
そんな無責任な男なら信頼していないからな、乾自身もノートを見せれば手の内をばらしてしまう事になるだろう。……眼鏡が、降ってきたら、それはかなり困るだろうな…槍の方がまだましかも知れない。
俺の勝手な考えであれば届いていると思うがな、答え合わせは互いの様子を見ていれば自ずと分かってくる気がする。
心ない言葉は他を傷付けるだけだ、言葉にも俺は誠意を持ちたい。お前も本心で話していてくれるのだから俺も本心でなければフェアでない。きっと俺が今まで登って山から見た景色のどれよりも、素晴らしく美しいものだろう。何物にも代え難い絶景だ。そんな美しい物を見ないまま青学テニス部を卒業する訳にはいかないな。
不二は確か辛い物が好物だったな…あれ以上刺激を加えたら俺は確実に何人かの部員のトラウマになると思うぞ。食べる事は勧めないと言うよりはむしろ止めるな。幾らお前だからと言え恐らくしばらく食事を取れなくなるぞ?
確かに古書にはその良さがある、何か心惹かれるものがな。では今度探して学校に持って行くから待っていてくれ。返すのは読み終わるまでで構わない。
気にするな、俺は何度も登り慣れているから最初からお前の歩くペースに合わせるつもりだった。自然に色々目移りする気持ちも分かるしな。俺が先に言い出した事ではあるが言われてみるとなかなか気取った言葉だったか?
少しでも長くこの夏を謳歌したいんだ。その為には突き進むしかない。
乾のようにノートを駆使する奴だけではないと言う事か。いずれにせよ油断して掛かると痛い目を見そうだ。
だろうな、俺はお前がギャラリーを気に掛けている所を今まで一度も見た事がない。
無理はしていない、だからお前の優しさが甘く感じるんだろう。
確かに時間は互いにかなり使っているが、俺はお前に俺の持つ時間を使うのならその時間も全く惜しくないと思える。無駄ではないと知っているからな。考える時間も言葉を重ねる時間も俺にとっては必要な物だ。
37 :
不二周助
2011/01/23 16:54
>>36そう言えば大きく外れた事はなかったように思う。これだけ沢山の言葉を交してきたからかな。
しっくりくるというよりも嬉しい気持ちだよ。だって君にとってテニスがどんなに大きな存在か、分かっているつもりだからさ。ふふ、それもそうだね。だけど言わなければ絶対に周りに悟られる事は無いよ。君は完璧にこなしているんだから。褒め過ぎかなあ…つい思った侭言葉にしちゃった。
竜崎先生は問題外だったようだね。一人勝ちか…嬉しいな。僕より多く話している人が居たら妬けるじゃない。
あのノートに何が書いてあるのか、知らない方がいいのかもしれないよね。それに乾は取ったデータを無闇に流出するような男じゃないだろうし気を抜かずに居れば平気かな。僕はあの汁は好きだからね、僕以外の人が美味しいというドリンクだったらもしかしたら槍…いや、眼鏡が降ってくるかもしれないよ。
ふふ、まあね。言葉に込められた気持ちを読むのって凄く楽しい。僕の気持ちも上手く届いているといいけど。
お世辞っていうのは相手の機嫌を取る為に褒めたりする事でしょ?君は僕の機嫌を取ろうと思ってもない事を言うような人じゃないからね。だから手塚の言葉は手塚の心だと思っているんだ。勿論僕だって同じさ。チームメイト全員で見る頂点からの眺めは一体どんなだろうね。きっと達成感と満足感と、何とも言えず素晴らしいものだろうって思う。
僕がプロデュースするならあの汁にもう少し辛味を足したいな。あれじゃあ刺激が足りないと思わない?ジンギスカンキャラメル…それはまたパンチの効いたキャラメルだね。今度食べてみようかな。
じゃあお願い。新しい本の匂いも好きだけど古くなった本もまた味があって好きだなあ。そこまで使いこんであげたら本もきっと喜んでいるんじゃないかな。
うん、そうさせて貰うよ。出来るだけ君を待たせないつもりではいるけど、初めてだからね、そんな自然一杯の場所は。色々目映りして君を待たせてしまいそうだよ。ふふ、それなら僕もその瞬間の君の姿をしっかり脳裏に焼き付けておく。写真には写し切れない君の表情を。
そうだね。折角のチャンスだ、少しでも長く皆と一緒に戦っていたいな。
何処にでもデータマンって居るんだね。データの収集方法も色んなパターンがあるのかも。
うん、僕はコート外に女子が居ても男子が居ても然程気にならないかな。風景の一部って感じ。
甘いかい?僕はただ手塚に無理してほしくないなって思ってさ。
君の方こそ僕の言葉をとても大切にしてくれているじゃない。僕も返事を考えているとあっという間に時間が経っていて驚くよ。あっという間に感じてはいるけれど実際はとても長い時間、君の事を考えてる。
36 :
手塚国光
2011/01/23 01:24
>>35そうだな、だが今までお互いが考え方を読んできてそれが大きく外れた事があったか?
テニスと一緒だと一番しっくりくるだろう。それは助かる…あまり大っぴらには出来ないだろう、俺がそんな心構えでいると言うのは。……不二、全くお前は本当に…褒めすぎだ。
竜崎先生か、それは予測出来なかったな。しかし大石を越える程話す相手は確かにいない、間違いなくお前の一人勝ちだぞ。
とんでも無い所まであのノートに詰まっていそうだな。何が書いてあるのかが分からない分恐ろしい気もする。もし乾が美味い汁を作ってきたらその時は喜ぶべきなのか体調を心配するべきなのか迷うかも知れない。
そうか、やはりお前はこの二週間で随分俺の気持ちを読むのが上手くなったようだ。
お前も俺に対してはあまりお世辞は言わないな。直球で投げてくれる言葉だから俺も受け止め甲斐がある。そうだな、皆己の信念に基づいたプレイスタイルのテニスをする。俺もそうだ。…皆と一緒に頂上の景色を見たいな、不二。
お前がプロデュースしてみるか?世の中にはジンギスカンキャラメルのような物もあるくらいだ、お前の言うように良薬口に苦しと言って売り出しても大丈夫だろう。
確か家の本棚に残っているはずだ。俺が使い込んだから少し古くなっているが良ければ貸そう。
お前は好きな被写体を見つけたら好きに立ち止まってくれ。俺もそこでお前が写真を撮り終わるまで待っていよう。撮るものに困る事はないだろうからな。時々俺の記憶からお前の姿を引き出して、その時の話も出来るだろうしな。
これほどまでの良い仲間と出会えたのだから後は勝ち上がる事だけを考えれば良い。
ルドルフにも乾ばりのデータマンがいるのか…要注意だな。大会で当たる事があれば心していこう。
女子の偵察か…どうだろうな。どうせお前も俺もさほど興味を示さないだろう?
優しいな、と言うより俺に大分甘いな不二は。俺はかなりその部分に甘えてしまっている気がする。
お前から交わされる言葉は俺の中では硝子細工のように繊細で輝く物だ。丁重に扱いたいと思えば思うほど時間が掛かるようになっていく。本当ならば駆け足で返したいのだが、色々と込めていると時間が経つのが早くて困る。
35 :
不二周助
2011/01/22 01:50
>>34僕は君の考えを読む振りをして自分の都合の良いようにしか考えないよ?それでも良いのかい?
テニスの知識のスペースと同等に僕のスペースを確保してくれているのは嬉しいな。ふふ、わかった。秘密にしておくよ。だけど勉強にしろ生徒会にしろきちんとこなす君はやっぱり凄い。
そうだな…大石を超えるとテニス部員では目標にすべき人は居ないかも………次は竜崎先生辺りかな。どう?僕の目標は妥当だと思う?
うん。役立つデータが殆どだけどね、何処までをデータ化しているのか分からないだけに油断出来ないよ。今まで試合直前に汁を差し出された時はなかったかな、乾もちゃんとわきまえているんだね。それにどうも罰ゲームとして汁を使う傾向があるからやっぱり皆に美味しいと思わせる気はさらさらないんじゃない?彼。
君の言葉の端々から本音で話してくれているんだろうなって感じているよ。そしてそれを感じて喜んでいる僕。
君はお世辞なんて言わないからね、本当にそう思ってくれているならきっとそうなんだろうって思えるんだ。うん、皆がそれぞれ自分の特性と伸ばすべきところを理解していて、尚且つ強化する為に努力をしているっていうのが凄いところだよね。他の人のプレーは意識はするけれど決して真似をするんじゃなく、自分を持っている。ああ、頂点目指してついていくよ手塚。
確かにね。あんなに効果的なら滋養強壮のドリンクとして商品化したら人気が出るかもしれない。駄目だよ手塚、嫌な想像は。ほら、良薬口に苦しって言うじゃない。…それありそうだ。微妙な調合をしていそうだからね後ろから覗くぐらいなら気付かれない可能性も……15%ぐらいかな。
へえ、その本、今も持ってる?もし持ってるなら貸してくれない?
そう。君と山に行って自然の景色に包まれながら散策。そして辿り着いた渓流では君が釣り糸を垂れて魚との駆け引きを開始する…考えただけで楽しそうだ。きっとその時の僕は良い表情になっているんじゃないかな。ふふ、写真に残るより君の記憶の中に残るほうがよっぽど贅沢な気がするよ。
本当だね。一つの目標を掲げてその目標達成の為にお互い高め合える仲間がいるって素敵な事だよね。
ルドルフでも楽しく頑張っているみたい。あそこにも乾のようなデータマンが居てね、なかなか侮れないチームみたいだよ。対戦してみたいな。裕太とも、そのデータマンとも。
それだけ危険視されているという事だろうね。偵察に来た子が女子だったら気が緩むのか引き締まるのかどっちだろう…なんて。
そう?それなら良かった。ホント言うとね、僕ももっと早く言葉を返したいし君の言葉にだって早く触れたい。けど君が僕とのやり取りをとても大切に思ってくれている事が何よりも嬉しいんだ。
スピードは二の次。大切に紡いでくれた言葉は僕の宝物だよ、手塚。
34 :
手塚国光
2011/01/21 18:13
>>33気になるようなら俺が何を考えているのか当ててみると良い。
俺の中に他にそれだけの場所を取る関心事はテニスくらいだ。勉強も生徒会も及ばない…無論手は抜いていないが、そこまで熱中していないと言う事は秘密だぞ。
大石が第一目標か。なら目標は達成したようだ。次は誰が目標だ?
あいつのデータには助けられる事も多いが嘘を吐く確率まで書き込まれたくはないな。流石に試合当日に作って来ないと思いたいが…自分で用意する方が間違いないだろう。
そうだな、俺も随分お前には本音で話している。これからもそれを変えるつもりはない。
心強い言葉だな不二。俺の言葉でお前が自信を持ってくれたのならば俺もお前の役に立ったという事か、良かった。他の皆のプレイスタイルを真似しようと思っても無理だろうな。自分のスタイルと対比して新たな発見がある、その多様性が青学テニス部だ。…今年こそは、必ず青学を頂点へ導いてみせる。
効果がある分余計に気にならないか?普通に身体に良い物を混ぜてあの味になるだろうかと考えたら嫌な想像をしてしまう。疲労回復の抜群な効果には助けられる事も多いな。気付かれる確率か…案外集中していて気付かない事もあるかも知れん。
ああ、俺も最初の頃に読んだ。そこで面白かったと思ったから今も洋書を読み続けている。
歩いている過程もか、俺は全くそこまで思い浮かべなかったがきっとお前の良い表情も見る事が出来るだろうな。俺はその表情はカメラに残さず記憶だけに留めておく事にしよう。
俺も幸せだと思う。同じ目的を目指す仲間とも出会えた事だし、素晴らしい環境の元で過ごしているという自覚がある。
自分の思い描くテニスが出来る環境がルドルフにあると言うのなら不二の弟の決断も報われるだろう。いつか大会で戦う日が来るかも分からん。
そうだな、それに偵察されていると言う事はある意味喜ばしい事なのかも知れない。偵察の他校生が居ると女子だけの時よりは部員の気が引き締まりそうだ。
別に義務的に返そうと思っているわけではない。お前に早く言葉を返したいのになかなか上手く行かない俺が歯痒いだけだ。
俺はお前と交わす言葉は大切にしたいと思っているから少し時間が掛かってしまうがお前に喜んで欲しいんだ。
33 :
不二周助
2011/01/21 01:59
>>32ありがとう。それはちょっと自惚れちゃう言葉だなあ。
ふふ、結構スペース取ってくれているんだね手塚。そんな広大なスペースが僕の事だけで埋められるなんて考えただけでワクワクするよ。
君と大石はうちのチームの二本柱だものね、二人共ほんと頼りになるよ。大石すら抜いた?密かに第一の目標だったんだ、大石より多く君と話すって。
本当だよ全く。目を酷使して視力が落ちたんじゃないかって思うよね。…ああ、言いそう。彼の打ち出す確率は殆ど外れないからね。いくら身体に良い物が入っていたとしても味が余りにも酷いとそれだけで皆体調を崩してしまう、試合の日には彼が差し出すコップは受け取らないのが賢明だと思うな。
そう言って貰えると嬉しいな。尤も既に君には気兼ねせずに言いたい事を言っているけどさ。これからも遠慮なくそうさせて貰うよ
手塚からお墨付きを貰ったら自信を持たないではいられないな。君の信頼を裏切らないように全国に向けて努力を続けるよ。皆それぞれに独自のテニススタイルがあって面白いね。だから余計に刺激を受け、尊敬出来るんじゃないかな。そうだね、皆揃って全国制覇…それが僕の願い。君と同じ。
流石にそれは心配しなくても大丈夫だと思うよ。事実、あの汁を飲んで皆気持ち悪そうにするのはするけどその後元気になったりしてない?疲労回復の効果が出てるんだよきっと。ふふ、今度こっそり乾の作業を盗み見してみようか。気付かれる確率…どれくらいだと思う?
星の王子様か、良いね。その物語は僕も知っているし取り掛かりには最適かも。君も読んだのかい?なら僕も挑戦してみよう。
魚が釣れるのが一番良いかもしれないけどきっとそこに辿り着く迄の君の様子や渓流の雰囲気なんかを見ていたら十分楽しさが伝わってきそうな気がするよ。僕もカメラの準備をしっかりしておかないと。
テニスが僕達の中の多くを占めている事は間違いないね。これだけ熱中出来る事があるって幸せだ。そう思わない?手塚。うん、裕太は僕の弟。今はルドルフで頑張っているみたい。僕も一緒にテニスが出来ると思って喜んでいたんだけどまあ裕太が決めた事だから仕方ないね。
うん、警備の人もチェックはしているだろうね。校舎に入らず真っ直ぐにテニスコートに来ているんだろうし学生だしそれ程怪しくも見えないか。
僕も君と、君に出会えたこの縁に感謝してる。
君は募集要項に「一日に一度は言葉を交したい」って書いた事を忠実に実行しようと努力してくれているんだね。ありがとう。
部活や生徒会で忙しい上に毎回字数制限ぎりぎりなぐらい書いてくれて…それで一日一度は必ず、なんて贅沢な気がしてきたよ。前にも話していたように本業は疎かに出来ないし此処は君のペースで来てくれたら僕はそれでいい。
急いでくれている君の気持ちは十分伝わっているから無理しないでね。本当にありがとう。
32 :
手塚国光
2011/01/20 23:14
>>31不二が言うならそうかも知れない。俺はお前が理解してくれれば問題ないと思っているしな。
テニスコート一面分、と言うのは冗談だが気持ちとしてはそれくらいだ。
大石には部活の伝達事項があるから話す回数は確かに多いな。だが今は追随を許さん程不二と話しているぞ。
目が悪いと言うのにやけに鋭い観察眼もきっと乾の努力の賜物なのだな。「嘘の確率100%」と言いそうだろう?あまりにも酷い物を作ったら部長として止めさせるつもりだ。レギュラーが試合に立てなくなったら困る。
そうか、俺にはゆっくり話してくれる相手が少ないからな、不二が話したい事は俺は何でも聞こうと思っているぞ。
心配しなくてももっと自信を持って良いと思う。お前は強い、全国でも通用するはずだ。俺が保証しよう。俺もお前から刺激を受け続けている。俺とは全く違うテニスをするからな。青学の為ならどんな困難にも立ち向かっていくつもりだが、あくまで誰一人欠けるような事はしたくない。
…人の食べられる物である事を願うのみだ。身体に良い物でも正直進んで食べたくないような食材があるからな。探ってみるのも良いかも知れん。
星の王子様なんてどうだ、子供向けだから導入には良い教材だろう。かと言って絵本ほど単調な話でもないから俺は楽しめた。
責任重大だな、不二に釣りの楽しさや醍醐味を伝えたいからには目の前で俺がしっかり獲物を釣り上げないといけない。準備も丹念に行う必要がありそうだ。
結局の所俺達はテニスが好きと言う事だな。悪い事ではないだろうが改めて俺達がテニス漬けだと再認識するな。ああ、不二も何かがあったらやってみれば良い。裕太…確か不二の弟だったか?すぐに転校してしまって残念だったな。桃城や海堂と共に良い選手になると思っていたが。
だが下手に侵入するくらいなら逆に堂々と入って来た方がマシかも知れないな。不審者なら流石に入れないだろうからテニス部関連と分かるなら良いのかも知れないと今思った。
互いに何かの縁を感じて出会ったと言う事だろうな。俺はその縁に感謝しないといけない。こんなに楽しい時間を過ごせているのだから。
文字数も時間も今日はギリギリになってしまった。生徒会の仕事が長引いてな、気付いたらこの時間だ…もっと油断せずに行かないといけない、気を引き締めよう。
31 :
不二周助
2011/01/19 23:37
>>30ふふ、皆もそう言いつつそんな君をちゃんと認めているから大丈夫だよ。
そう?それなら良かった。一体どんな大きさの入れ物を用意してくれていたのか気になるなあ。溢れる前にもっと大きくしておいてね手塚。
そうだろうね。事実僕も君が誰かと話し込んでいるのは見た事がないかも。…ああ、大石と話しているのは何度か見かけたかな。
あんなに細かい角度や距離が何でわかるんだろう、乾にしか出来ない芸当だよね。…成程ね、それすらも見破られる可能性は考えてなかった。彼をかわすにはポーカーフェイスを身につけないと。今のところは、だけどね。試作はずっとしているようだから何時かとんでもない汁を突き付けられるかもしれない。
うん、君には心を許しているなあって自分でも思う。友達は沢山いるけどこんなにじっくり話する事が少ないからね、君には色々聞いて貰えて嬉しいよ。
僕が全国で本当に通用するのか、不安な面もあるんだけど君にそう言って貰えると少し自信が持てるよ。何しろ「全国区プレイヤーでありながらさらに高みを目指している」お手本のような人がすぐ目の前に居るからね、良い刺激を受けているんだよ僕も。…そうだね。君の身体の事は君が一番分かっているだろう。大会を目前にして無茶するような君じゃないってね。
一体材料は何なんだろうね、あの汁。そう言えば作っている所は見た事がないよね。彼は人のデータは取るのに自分のデータは取らせないつもりなのかな。
洋書の方が合っているなんて恰好良いね手塚。僕が挑戦するなら君の言う通り有名な話が良さそうだ。それも短編ね。…そうだよ、君が魚を釣り上げるところを期待しているんだからさ。僕、目の前で魚が釣れるところは見た事がないんだ。勿論魚ばかりじゃなく君の表情にもちゃんと注目するからね。
何でもテニスに結び付ける気持ちは凄く分かるよ。僕も同じだから。へえ、深呼吸か。新しい空気を吸い込んで気持ちを落ち着けるんだね。今度裕太にも教えてあげよう。
本当だ、明らかにうちの学校の生徒じゃない人があれだけ自由に入ってきているって今思ったらどうなんだろうねそれ。まさか警備の人に「テニス部の偵察に来ました」なんてそんな大っぴらな偵察はないだろうし。
ううん、素早くないのは僕も同じ。ちゃんと来てくれると分かっているから早さはそんなに問題じゃないんだ。だから謝らないで。それに一度に沢山の言葉を貰っているからね、負担を掛けていなければいいけど。時間は貴重だよね。だからこそ君とこうして話す時間にあてるのは僕にとってとても有意義なんだ。
勇気を出して呼び掛けてみて良かったなって本当に思ってる。気付いて貰えた僕はもっと運が良かったんじゃないかな。
僕がどんな想像をしているか気にしてくれるかなって想像してた。ふふ、どうやら当たっていたみたいだね。
30 :
手塚国光
2011/01/19 19:58
>>29恐らくお前が思っている以上に言われているだろうからな、それだけ言われ続けると少しは気にする。皆が皆そう言ってくれれば俺も悩む事はなくなるのだが。
俺の中の不二のスペースも色々なお前のデータで埋まり始めている。俺としては容量はかなり大きく取ってあるがそれでも油断は出来ないな。今の勢いならもっと拡大しておかないと遠くない未来にお前のデータが入りきらず溢れ出すかも知れん。
学校ではここまで誰かとじっくり話す事はないから他の奴らが驚くのも無理はない。
俺の零式のクセ、あの微妙な角度まで正確に測った男だから侮れない…飲んだ時の反応が嘘か誠かも調べ尽くしているかも知れんぞ。不二は楽しんであの汁どもを悠々飲み干しているのか、ならば余程の事がない限り今の所は乾に勝ち目はなさそうだ。
それだけ心を許して貰っていると手放しで喜べるな。お前には友人が多いからその中でも優先されていると勝手に思わせて貰っている。
お前が既に全国区プレイヤーであるのにそうやって高みを目指してくれるから俺は一人ではないと思えるな。無理をしないようコントロールしているから平気だ。心配してくれる不二の気持ちだけ有り難く受け取っておこう。
そんな事はないときっぱり断定が出来ないのが辛い所だ。一回制作現場に立ち会って作っている最中に強制的に修正させないと無理かも知れない気がするな。
和書も面白い物は沢山あるが俺には洋書の方が合っている。不二も挑戦する機会があれば読んでみれば良い。最初は日本語訳されているような有名な話の原文を読むと分かり易くて良いのではないか?…ならまずは俺が釣らないと本当に表情が変わるか調べようがないな。折角不二が撮ってくれると言うのだから一匹は釣りたいしお前が俺の表情を読めるようになったのかは俺にとっても興味深い。
そうだな……またテニスに結び付けて考えようとしてまった。どうしても冷静になりきれない時は深呼吸が良いそうだぞ。
偵察も俺たちの実力を見るには役不足だが他校生が勝手に校内に入る事実を考えれば警備の面で不安になるな。
素早く返せないのは本意ではないし申し訳ない。俺がそうだと言うなら俺も不二の貴重な時間を貰っているのだからな。
それもお前が俺を呼んでくれたからだ。呼び声に気付く事が出来た俺は運が良かったのだろう。
俺はお前がどんな想像をしているかが逆に気になるな。
29 :
不二周助
2011/01/18 22:38
>>28君が気にしていたとは意外だな。まあ何度も話題にあがればどうしても気になっちゃうものだよね。僕はとても君らしくて良いと思うけど。
君がくれた言葉は取り零す事なく全部吸い上げているつもり。僕の中の「手塚」っていう引き出しが最初に比べるとだいぶ詰まってきたみたい。そろそろもっと容量のある引き出しに入れ替えないといけないな。…ねえ手塚、君の中の僕のデータもだいぶ増えてきた?
ふふ、皆はまさか手塚がこんなに話をしているなんて思いもしないんだろうね。しかもその話し相手が僕だなんて。優越感。
味覚のデータはもしかしたらテニスのそれよりも取りにくいんじゃないかな。美味しくても不味そうに振舞うのは簡単だし、その逆だってさ。取り敢えず乾の作る汁は全て攻略してやりたいな。飲み干した時の彼のあの複雑な表情が面白いじゃない?勿論誰彼構わず素を曝け出す気はないよ。本当に心を許せる相手にだけ、ね。君でさえ彼に零式のデータを取られていたっけ、全く気が抜けないよ。
現状に満足していては勝ち抜いていけないからね、お互い頑張ろう。それなら良かった。痛いとか辛いとか、そういう感情を表に見せないじゃない君は。だから少し心配していたんだ。そう?あの青臭くて鼻につく感じがお勧めなのになあ。飴と鞭作戦…面白そうだねそれ。だけどどうも彼は味よりも効能を重視しているようだから飴用のジュースですら皆に受け入れられないなんて事になりそう。
へえ、やっぱり洋書なんだ。前図書室で見かけた時も確か洋書コーナーの近くのデスクにいたからそうかなって。日本語とは違った表現なんかも楽しそうだよね。僕も機会があったら挑戦してみようかな。…ふふ、二人で行くんだからそれもそうか。じゃあ撮り合いっこだね。魚が釣れたら表情も少し緩むんじゃない?今なら僕、君の小さな表情の変化に気づけるかもしれないよ。
本当だね。何だか嬉しいや。
その冷静でいるっていう事が難しい事なのかもしれない。どうしても予想外の事が起こると焦ってしまったり。やっぱり日頃から色々経験を積む事が「冷静」への近道かな。
他校の偵察か…そう言えば最近増えた気がしない?うちの皆は試合の中でどんどん進化していくからね、余り意味は成さないんじゃないかな。
勿論本業を疎かにする訳にはいかないよね。多忙な君の僅かな空き時間に此処の事を考えてくれているなんて光栄だよ。
君と一緒に同じ景色を見て同じ思い出を持つんだ…部活以外ではなかなかそういう機会がなかったし楽しみだよ。
それは僕も同じだよ手塚。君がどう受け取ってくれているか、想像するのも楽しかったりするんだ。
28 :
手塚国光
2011/01/18 18:54
>>27同じ事を言われたのが一度や二度ではないからな。個性か…そんな事は初めて言われた。
取り零しをしたくないと思ってしまう、もっと伝えたいと思うからこそだ。不二もそんな俺の返答に更にしっかりと返してくれるから俺の方こそ喜ばせて貰っている。
案外そうなのかも知れんな。なら俺は此処で言葉をより重ねる事が出来るようになった。不二にしっかり伝える為に口数少なではいられない。
流石、テニスだけでなく味覚でもそう易々とデータは取らせないつもりか。本当のお前を知る事が出来るのが限られているという事だな。その枠内に入れて貰えているようだから有り難い。油断して痛い目を見るより気を引き締めて立ち向かう方が良いだろう。
高みを目指す事は良い事だと思う。俺も負けないよう上に行かなくてはならないな。肘は本当に心配ないから気にするな。あれは数えるほどしか口にしていないが進んで飲みたいとも思わない。もし出来たとしてそのうち皆が美味しいと思う物と従来の物とを使い分けた飴と鞭の作戦を使い出すかも知れんぞ。
最近は洋書の推理小説を読んでいる。教科書にはない言い回しや単語もあるが理解した時には普通の小説の倍楽しめるからな。山に人を案内する事は新鮮だが、俺としては不二しか案内する予定がないからな他にお前を撮る奴はいないだろう?魚相手だとか…有り得ない事ではないと思うがどうだろうな。
そうか、お前とは色々と気が合うようだな。
何事も慌てず冷静に判断すれば困難な事にもきっと解決の糸口が見つかるはずだ。
それは良い、自主的に皆が走り出せば偵察に来ている他校生にも良いアピールになるだろう。
だからと言って授業や部活を疎かには出来んが空いた時間は少しくらいテニスや此処の事を考えても罰は当たらないはずだ。
お前はカメラのレンズ越しに、俺はこの眼鏡越しに俺達の瞳と記憶に刻み込めるだろう。写真を後で振り返る度にそれを撮った時の事を鮮明に思い出せるようになると思うぞ。お前の写真も最大限に活用出来るな。
それならば良かった、毎回連ねる言葉をお前がどう受け取っているか俺は想像の範囲でしか分からないだろう。
27 :
不二周助
2011/01/17 23:44
>>26そうなのかい?ふふ、気にしなくていいのに。ポーカーフェイスは君の個性じゃないか。
君が僕と真摯に向き合ってくれているのはちゃんと分かっているよ手塚。一文一文丁寧に返してくれているよね、気持ちが籠っていて嬉しいな。
もし僕の頭の回転が速いとすればそれは君のおかげだと思う。此処で君とのやり取りで進化したのかな僕。
ふふ、僕に効く汁の開発だと面白いのに、受けて立つよ。尤も僕の動向に注意していても味覚のデータなんて取れないと思うけどさ。君の言う通り敢えて隙を見せる事もないか。彼もまた油断してかかれる相手じゃないからね。
そうだね、相手がどんな猛者でも自分のテニスを楽しみたい。その為にはもっとレベルを上げていかなきゃね。怪我と言えば君の肘、もう大丈夫なのかい?青学の皆は本当に強い。僕には到底出来そうにないテニスをする人ばかりだからね、勉強になるよ。
手塚は僕に比べると飲んだ回数が少ないんじゃない?だからまだあの美味しさがわからないのかも。だけど皆が美味しいと思うジュースが完成したらペナルティにはならなくなるね、乾はそれも計算しているのかな。
相変わらず凄い集中力だね。熱心に何の本を読んでいたんだい?撮られる側っていうのも新鮮で良いな。勿論君が撮ってくれるんだよね?釣りの時の君はどんなだろう。対魚だからね、テニスの時よりももしかしたら表情豊かかもしれないよ。
驚いたな、僕も全く同じ事をしていたりするんだ。気が合うね手塚。
データにない状況に陥った時にどう対処するかが彼の腕の見せ所だよね。まあそれは乾に限らず僕達にも言える事だと思うけど。
君と僕が走っていると皆も走り出すかな。チームに良い影響が出るなら僕にとっては一石二鳥だよ。
ああ、確かに僕にもあるそんな事。ふとテニスに頭が戻っていたりする。最近は君の事もよく考えてるかな。
生まれた時から四季があるのが普通だからその素晴らしさに気付きにくいんだよね。自然に目を向ける趣味を持っていたから意識出来たんだろう。折角だから季節の変化をしっかり目に焼き付けていきたいな。勿論写真に収める事も忘れずに。
ふふ、容量一杯まで書いてくれたって事、面白い以上に嬉しかったよ。
26 :
手塚国光
2011/01/17 17:32
>>25俺は普段から表情が硬いと言われているからな、すぐに変わるものではないがこれでも少しは気にしているんだぞ。
そうだな、お前とのラリーは楽しくて力が入る。文字に乗って気持ちが届いていると良いのだが。
お前にその言葉をそっくりそのまま返そう。お前の頭の回転の速さに驚かされてばかりだ。不二のデータを取って試合に生かそうという事ではないだろうか。後はお前にも効果のある汁の開発なんて理由もあるのかも知れん。乾なら放っておいても勝手にデータ収集するだろうから無理に隙を作る必要はないのではないか?
お前も俺も慢心出来んな、まだ見ぬ強い選手が全国に沢山居るだろう。校内ランキング戦も毎月激しさを増していく事だろうし、怪我にだけ気を付けて勝ちを重ねて行きたいと思っている。ああ…本当に良いチームだ。お前のテクニックは俺もよく参考にさせて貰っている。
まず何度も飲みたいと思えん。乾の自信作なら身体に良いのは認めるが、味にはまだ改良の余地があるだろうな。
本を読んでいる時は大概集中しているから、気付かなかったのかも知れん。いつもとは逆に撮られる側になってみるのも偶には良いのではないか?写真を撮る時の表情はテニスとは違った物があるだろうな。釣りをしている時の自分の顔など鏡で見るわけにもいかないから写真に撮って見るのは良い手段だ。
覗きに来てお前が書いていなくても、前までのやり取りをついつい読んでしまうんだ。もう何度も読んでいるのに不思議なものだ。
そうだ、データを超える出来事などざらにある。その為に更にデータを集めるか他の手段を講じるか…。
礼には及ばん、むしろ望む所だ。お前と二人で走るのは俺達だけではなく周りも発奮させると思いたい。
お前はないか?自分の好きな事をしていても、ふとした瞬間ににテニスについて考えている事が。今はテニスだけでなく此処の事を考える事も増えたがな。
他の国では自然がこれ程まで色々な表情を見せる事はない、だが住んでいる側からすればそれに気付かない事も多い。俺も不二もその特権を知っているというだけで少し優越感があるな。今は澄んだ空気が空の色を一層際立たせているだろう。
そうか…納得いかないが容量のせいでは仕方がないな。
25 :
不二周助
2011/01/16 23:01
>>24ふふ、万が一君の眉が微動だにしなくても君を薄情だなんて思わないな。今までの交流でそうじゃないって分かっているから。
テニスでは中々打ち会う機会がないけど此処では毎日ラリーをしているよね。僕も楽しいよ凄く。
まあそれはそうなんだけどさ。回転が速いなあと思って。ふふ、乾は一体僕の何を知りたいんだか。だけど彼が集めた敵チームのデータには度々お世話になっているからね、少しくらい隙を見せてあげたほうが良いのかな。
そうだね。全国にはまだまだ強者が待ち受けているんだろうな。対戦して自分の力を試してみたいよ。団体戦である以上、全員団結しないとね。皆もそれはよく分かっているはず。強い結束力を感じるよ。…良いチームだよね、青学。
そう?君も何度か飲んだらきっと美味しさが分かると思うんだけど。身体に良い事は確実のようだしお勧め。
うん、皆のテニスは見ていて飽きないからね。それどころかとても勉強になる。
話し掛けたいのはやまやまだったんだけど見掛けた君も熱心に本に向かっていたしね。ふふ、そうかな。そう言えばカメラを向けられる事って余りないかも。テニスの時とは違った顔をしているかな。意識した事がなかったよ。じゃあ君も釣竿を持って魚と攻防している時は違った顔なんだろうね。
読み返してくれてるのかい手塚。それは嬉しいな。僕もつい何度も此処に足を運んで読み返してるんだよ。
彼にも理屈通りにいかない事もあるって教えてあげるのも良いと思わない?きっと今後の乾にプラスになるんじゃないかなあ。
ありがとう。じゃあ一緒にランニング、君の隣を予約させて貰うよ。苦しいランニングもすぐ終わってしまいそうだ。
へえ、趣味の時間も自ずとテニスのトレーニングになっているなんてね。渓流には癒し効果もあるって君が言ってたっけ、部活で疲れた体も休まりそうだ。四季の移り変わりを楽しめるのは日本に生まれた特権かな。今の季節だと澄み切った空と張り詰めた空気が何とも言えない幻想的な景色を作っているんじゃない?
意図していないから余計に面白いんだよ手塚。
24 :
手塚国光
2011/01/16 15:43
>>23流石に空から不二が降ってきて眉の一つも動かさないほど俺は薄情ではないぞ。
テニスも会話も1対1の代物だ。俺はお前とラリーをするのが楽しくて仕方がない。
ただ単純に365日を7で割っただけだぞ。その週数が減る分ページが積み重ねられて、知識も増えていくという事だな。俺も乾がデータを取れない相手である不二を知れて興味深いぞ。
目指すは全国大会優勝、油断せずいかなければならない。部長として、俺は青学を優勝に導きたいだけだ。そのためには皆の力が必要だからな。乾の知力も大石の優しさも不二の技術も、他のレギュラーも皆俺は頼りにしている。お前達あってこその青学を誇りに思う。
…不二、あれを美味いと言うお前はやはりただ者ではないと思うぞ。試合の中で進化を遂げるメンバーが多いから部活中でも隙を見せる事は出来ないな。
そうか、確かに一理ある。すまん、気付かなかった。赤い光に照らされるお前はさぞ幻想的だと思ってな。静まり返った放課後の校舎、何かにカメラを構えるお前を逆に撮ってみたら良いんじゃないか?きっとお前はテニスをしている時とは別の真剣な表情を見せてくれるだろう。
俺もお前の言葉はつい読み返してしまうな。不思議な魅力があるようだ。
なるほど、あの乾を動揺させるか…さしずめ「理屈ではない」という事だ。
ランニングに勝ち負けはないが隣を走る相手が居ればやる気が出るのもまた事実だ。それすら許さないほどの鬼部長でも融通利かないこともない…つもりだが。
そうだ、相手は自然だから予測は不可能。集中力と反射神経に粘り強さ…テニスに通ずる所がある。偶には日頃の生活を忘れてのんびりするか、新緑の緑は俺達に活力を与えてくれる。同じ場所に行くのは良い案だ。春は桜、夏の緑、秋の紅葉に冬の澄んだ空気…四季折々の自然が楽しめるな。
…意図していたつもりはないんだがな。
23 :
不二周助
2011/01/15 22:37
>>22それもそうだね。それに色んな意味で皆には驚かされ慣れてるのかもしれないな。
ふふ、コート上でもコート外でもテニスって楽しいよ。相手に真剣に向き合っているからだろうね。
52分の1か…すぐにそんな数字が出てくるなんて流石手塚。1ページ毎にそれぞれの考えが書き足されていっているんだから確実に互いを知っていけるんだろう。一週間前より手塚について詳しくなった…面白いね。
相変わらず謙虚だなあ君は。皆君を先に見据えつつそれぞれの得意な分野を生かしたトレーニングが出来ていると思うよ。ほんと乾の各人の弱点指摘なんて的確過ぎてびっくりする。優秀なトレーナーが居ると頼りになるな。大石の細やかな気配りも君のリーダーシップも尊敬しているよ。
僕はあれは美味しいと思うんだけれど皆とても嫌がるよね、きっと効果が出るんじゃないかな。ギャラリーは全く気にならない。部活中はコートの外よりも中のほうがよっぽど興味深いからね。
図書室だったから話をするのは控えた方が良いと思ったからさ。そう?夕暮れの教室、好きなんだ僕。夕陽で少し色が濃くなった机とか長く伸びる影とかとても雰囲気が良いよね。
ほっと一息ついた時に此処に来て、君の言葉を見つけると何か嬉しいや。
僕だって全然構わないよ。動揺するなら乾のほうじゃないかな。データにない!なんて言ってさ。
それなら良かった。走るのに前も隣もないと言われるかもしれないと思って。…いや、君ならそれくらい許してくれるだろうって思いが殆どだったけれどね。
釣りは結構時間を掛けて楽しむものなんだよね?それなら何か食べ物を持って行ってのんびりシャッターチャンスが来るのを待っていよう。新緑か、良いね。木の生命を一番感じられると思うよ。同じ場所に四季を通じて散策に行くっていうのもいいな。
…やってくれるね手塚。君の最後の一文を見て早速笑っちゃったじゃないか。
22 :
手塚国光
2011/01/15 15:16
>>21まあ俺達の周りにいる奴らはそんな些細な事を一々気にするような奴らではないからな。
こちらこそお手柔らかに頼む。慢心しているとお前の得意のカウンターで足下をすくわれてしまうだろう。
一年の約52分の1だ。こう考えるとそれだけ話し込んでいるとも言えなくもない。一週間あれば新しく知る事も発見し直す事もあるだろう。そうやって週を重ねて行くのではないか?
俺だけを目標とするのではなく更なる高みを目指してくれたらなお良い。俺とて更なる高みに向かっているのだからな。…各個人の強化点は乾に任せたきりでメンタルサポートは大石がいる。俺に出来るのは部長として何事にも取り組む事だ。
物理的なペナルティがあれば気を抜くような事も減るだろう、乾のあの汁なら効果は絶大だ。大概の奴はちらつかせただけで真面目になるだろう。あれが唯一効かないお前は元々ギャラリーの影響はあまり受けんだろうしな。
そうか、見掛けたなら声を掛けてくれれば良いのだが。夕暮れの教室ならお前も似合いそうだな。夕陽に照らされる姿が思い浮かぶ。
そうか、なら良い。不二が疲れた時にここに来るような、そんな場所になれば良いからな。
その確率が弾き出されたとしても俺は構わん。例え試合中にその事実を使って心理的な揺さぶりを掛けてきても、事実だから動揺する事もないだろう?不二も同じだと思っているが。
言われてみれば確かにいつもの部活と変わらんか。お前の隣なら俺もいつものペースを崩さずに心地良く走れそうだ。不純な動機だと不二が思われたいならばそうするが、俺は今の所そこまでは思わん。
釣りはそうすぐに釣れるものではないからな、その時は食べ物を持ち寄って釣り糸を垂らしながら食事をするのも良い。釣りの勝負は糸が引き始めてからの一瞬だから、シャッターをきるのはなかなか大変だろう。季節は…桜の時期も良いが、俺は新緑の季節か紅葉の頃も写真に映えると思うぞ。
心の赴くままに書いたら一度字数制限に引っ掛かってしまった。
思ったより容量が少なかったな。………笑うか、不二。
21 :
不二周助
2011/01/14 18:53
>>20うん、それで困った事は今までには起こらなかったな。「冷静だね」って言われるくらいで。
ふふ、油断なんて何時でもした事がない君が何言ってるのさ。お手柔らかに、手塚。君の力は測り知れないからね。
そうなんだよね、未だ一週間。ほんとかなり話したような気がするけど未だ一週間。ねえ手塚、僕達次の一週間ではどれだけお互いの事を知れるんだろう。
君は僕達チームの柱だからね、部の全員が君を目標に毎日頑張っていると言っていい。何かを直接誰かに指導する事もあるだろうけど君が部活に取り組む姿勢で以って皆に指導しているというのは尊敬するよ。
あれだけギャラリーが居て平常心で居ろと言うのは酷な話だね。だけどコート内では気を抜くとうっかり怪我にも繋がってしまう…うん、やっぱり気を抜いた部員にはランニングと乾の例の汁を飲ませるといいんじゃないかな。
何度か図書室で君を見掛けた事があってね、そのイメージが強かったから。教室も良い。それならそうだな…夕暮れの教室の窓辺が良いと思うんだ。
ちゃんと伝わっていたようで良かった。随分リラックスさせて貰っているよ。
敢えて答えずに居たらきっと乾の事だからあの四角い眼鏡をギラギラ光らせて分析しだすんだろうね。「手塚と不二が仲が良い確立は…」なんてノートに妙な計算式書いてさ。ふふ、ありがとう。じゃあ僕はこの場所と僕の心の中に大切にストックしていこうかな。
君の後ろからついて走るんじゃあ何時もの部活と同じ。そんなつもりも悪戯するつもりもないよ。勿論前を走るつもりもない。君の隣に並んで走るつもり。……ほら、少し不純度が上がった?
そうだったのか、じゃあお言葉に甘えて趣味に没頭する手塚を撮影させて貰おう。釣りの時は大物を仕留めた瞬間もきっちり収めるから。シャッターチャンスは逃さないよ。何だか楽しみになってきたなあ。お勧めの季節はやっぱり暖かくなってくる春?
何字が制限なんだろう。今までに一度も引っかかった事はないんだけど。
もしそうなったら笑おうか。一気に詰め込み過ぎたねって。
20 :
手塚国光
2011/01/14 15:07
>>19俺も顔には出ないな。表情に出なくとも困る事はそんなにないだろう。
油断したら逆に俺が返り討ちに会いそうだ。本気を出してお前と対等になるようにしよう。
…そうか、未だ一週間か。随分長く話し込んでいた気になっていたがそれだけ中身が濃いという事だな。俺こそお前が内に持つ物を、これからも見極めていきたいと思う。
お前の向上心に俺が一役買っているというなら気分が良い。校内ランキング戦も切磋琢磨していく為の手段だからな。お前達や後輩が成長しているのを見ると気が引き締まる。
部としての規律が乱されるのは歓迎出来ん。平常心で物事に当たるのは当然だ。レギュラーでなくともコートでは試合や練習に集中すべきだろう。今までは黙認していた部分も多いが、やはり気を抜いた部員は走らせるべきかも知れんな。
図書室か、確かに俺が頻繁に利用する場だ。本を読む事は好きだしな。俺は定番だが教室も良いかと思う。どうだ?
お前の持つ雰囲気がいつも柔らかいから気を張ってはいないだろうとは思っていた。肩肘張らずにいてくれるなら心配することはない。
仮に「不二と仲が良いのか」と問われてもそれは事実だから否定する必要はない…いや、敢えて答えずにいるのも良いだろう。不二以外と話していたら俺の言葉もまた違った物になっているはずだ。お前に向けて放った言葉はお前の好きにして良いんだぞ、俺もそうさせて貰う。
十分すぎる理由ではないか。後ろから俺に悪戯でも仕掛けようとするなら話は別だが。
写真嫌いなのはあくまで良く知らん相手に撮られるのが慣れないだけで不二は俺が知っている存在、しかも俺の負担にならないよう気を使ってくれるから平気だ。趣味の相性も良いしな。お前のカメラマンとしての一面、楽しみにしている。
ならば魚拓として残せるほどの大物を釣らなければならないな。渓流沿いは癒し効果も高いそうだから心を落ち着けて互いの趣味に没頭出来そうだ。
前を越えようと重ねていくと、近い将来制限に引っかかりそうだな。
19 :
不二周助
2011/01/13 23:12
>>18確かに僕は驚きを顔に出さないタイプかもしれない。勿論君もそうだよね、手塚。
うん、全力だ。君を目の前にして手を抜くなんてあり得ないな。あっという間にラリーが終わってしまったらお互い楽しめないからね。君の次の手を予想して何処までも喰らいついてやるつもりでいるんだ。
沢山の言葉を通して僕の気持ちを伝えたいなあって思ってる。交流が始まってまだ1週間程だけれど、沢山会話をして少しずつ、君って人の内側を垣間見れている気がするよ。次はどんな君を発見出来るか、楽しみだな。
天才なんて言われてるけど何だかこそばゆくてね。勿論努力をしていないとは言わないけど手塚や他の皆の努力や向上心には敵わないな。そんなチームメイトに囲まれていると僕も負けていられないって気になる。校内ランキング戦も油断ならないよね。君がギャラリーを歓迎していないのは何となく分かっていたよ。中には気が散って練習に身が入らない部員も居るみたいだし。まあレギュラー陣はそんな事はないだろうけどさ。とは言え見学禁止なんて事は出来ないだろうから逆にその騒がしさを使って本番の練習だと思えばいいよ。あがらず自分のテニスをする為にさ。
じゃあ是非撮らせて貰いたいな。今ふと頭に浮かんだ撮影場所は図書室。本と君って絵になりそうだ。
ありがとう。僕の前でも決して油断をしているようには見えないけれど心を許してくれているのははっきりわかるよ。僕もそうなんだけど、ちゃんと君に伝わっているかい?
そうだね、乾は君のデータを欲しがっているようだし怪しむかもね。…ふふ、僕は案外秘密主義だよ。君との事を誰かに漏らすつもりはない。だって此処で君がくれた言葉は僕にだから、だよね?僕にくれた言葉は僕が一人占めしてもいいはずだからさ。勿論僕の言葉は君へ贈ったものだから手塚が一人占めしてて。
純粋な興味…どうだろう、君と時間を共有したいっていうのは立派な理由になる?
手塚も写真嫌いなのに被写体になってくれようとしたり僕の写真に興味を示してくれたり嬉しいよ。君の趣味は山や釣りといったアウトドアだから僕の趣味の写真と相性がよさそうだと思わない?
ふふ、協力的なモデルさんだね手塚。その厚意に甘えて無茶な要求はしないように気を引き締めていくから安心して。
番外編か、良いね。僕の写真の他に山で拾ってきた綺麗な落ち葉を入れておくのもいいな。…あ、後は君の釣った魚の魚拓なんてのもファイルしておいたらどう?これはああだこうだと語るのも楽しそうだ。
心の籠った言葉を沢山ありがとう。僕も貰った以上の言葉と心を君に。
18 :
手塚国光
2011/01/13 17:30
>>17そうか、では訂正しよう。俺の中でお前はあまりすぐに驚いた顔をする事はないんだ。
互いに全力を尽くしているという事だな。心のこもった言葉、いやボールなら打ち返すのにはこちらも真剣になる。次に返ってくるのが何なのか想像してしながらの…ラリーだ。
会話を端折って要らぬ誤解を生むくらいなら言葉数を多くして伝える方が妥当だろう。俺の事も不二の事も少しでも多くを分かり合い認め合えるようになっていきたいと思っているんだ。
そんなものか…実力が努力の積み重ねなら、天才と呼ばれるお前もまた努力の天才という事だな。トリプルカウンターとて一朝一夕では生まれなかっただろう。それは…撮られたうちには入らん。第一女子達が見学に来ると騒がしくなるだろう。俺はあまり好かん。なら試しに今度撮ってみるか。俺は特に何もしないから不二が好きに撮ってみれば良い。
そう受け取って構わん。油断している姿はそう易々と見せられんだろう。此処に来るのが楽しみなのは右に同じだ。お前が何を伝えてくるかを考えるのも楽しい。
乾あたりがデータ収集を始めるかも知れん…秘密にしておけよ、俺達が二人で口をつぐめばいくら乾でも調べはつかんだろう。
それだけでなく思考も秘密も約束もだ。此処で互いが思ったことを言葉に乗せて伝え合っているのだからな。不思議と最初から抵抗がなかったのだから相性が良いのだろう。
部の規律を乱した訳ではないからな、俺から周回を増やすつもりはない。純粋な興味として俺と走りたいのなら立派な理由だと思うぞ。
喜んでくれたならば俺も嬉しい。自分の好きな場所を肯定されるのは少なからず気分が良くなる。俺は写真にはあまり詳しくないが、少しは勉強してみても良いな。
不二が俺を被写体に選びたいというなら協力は惜しまないつもりだ。折角選んで貰えたのならモデルはカメラマンの要求を聞くものだろう…多少は。
そうか、なら楽しみにしていよう。風景や草花や人物、不二の気に入った作品を集めたアルバム…さしずめこの板の番外編といった所か。写真を通してお前が何を考えたのかに思案を巡らすのも良いかも知れないな。
急ごうとは思っているんだが、授業の間の休憩時間は俺が言葉を紡ぐには短すぎるな。言葉も心も詰め込んでいるからだろうか。
17 :
不二周助
2011/01/13 08:14
>>16高さにもよるだろうけどやっぱり驚くと思うよ僕。まあ受け止めてもらえると分かっているから半減はするかな。じゃあ僕は何て答えよう…「何をしていると思う?」って聞き返すのも手だね。
そうだね、零式はテニスコートで堪能させて貰おう。僕だって全く気が抜けないよ。僕のカウンターをいとも簡単に打ち返されているし。流石手塚。手強いな。
それを聞いて安心した。言葉が足りないと、思っている事が全部伝わらなかったりする事もありそうだよね。多く話すとそれだけお互いを早く知る事が出来そうだ。
自分では分かり辛いかもしれないけれどきっと何でも努力した分だけ身についている。君の強さもそこから来ているんじゃない?…君の気付かない所で写真を撮られているなんて事もあると思うよ。ほら、テニスコートに沢山見学にくる女子達とか取材とかね。ふふ、何と言っても被写体が良いからね、リラックスしてくれれば僕の腕に関わらず良い写真に出来そうだ。
それは皆には見せられない姿を僕に見せてくれていると受け取っていいのかな。勿論僕にとっても君は一緒に居てほっと出来る存在だよ手塚。毎日此処に来るのがとても楽しみなんだ。
そうなったら部の皆は驚くどころの話じゃないよきっと。僕達がこうして交流している事も知らないだろうし。ふふ、でも優越感だな。
一方通行だとは思っていないけれど少しは心配になるさ。だけど君の言葉で心配もなくなったよ。楽しい気持ちも安らぎも共有しているんだね、僕達。
最初に言ったように僕がランニングしてもいいって言ったのは君が一緒に走ってくれるって言ったからだよ。自分のトレーニングの為なんて事よりそっちが優先…なんていうとランニングの周回を増やされそうだけど。
君の好きな場所に誘ってくれるのは関係が少し進展した感じがしてね、正直嬉しかった。山にしても写真にしても、お互いの趣味も分かりあえるって貴重だなって思う。
写真に写ってくれるだけで十分無理なお願いを聞いて貰っている気がするけどね。だからカメラに向かってVサインをしてなんて言い出したりもしないよ、多分。出来た写真は勿論君にも焼く。わざわざアルバムを用意してくれるのかい?じゃあ気合いを入れて撮らなきゃ。一緒に目にした風景を沢山残しておきたいね。
ふふ、何時になっても平気。だけど僕の為に急いでくれたのかなって勝手に喜んでおくよ。
16 :
手塚国光
2011/01/13 00:07
>>15それを言うなら不二、お前も高い所から落ちたくらいではそこまで驚きはしないだろう。まあ下で俺がクッション代わりになるのなら心配も要らんだろうしな。俺が声を掛けるならまず最初に「何をしている」から始まると思うが。
零式は使っても良いが話がそこで終わってしまうから使いどころには中々困るだろうな。俺は既にお前からカウンターを何回か受けている気分だ。俺が思っているよりキレのある返しが来るからな、心していないといけない。
話が長くても俺は一向に構わない。俺も長くなっているし、話していて楽しいからこそ長話になるんだ。不二と長く話す分には俺は全く苦ではないぞ。
ああ、その方が良いしお前らしいと思う。
上達には地道な積み重ねが一番だというのはテニスも写真も何もかも一緒だな。撮った分だけ経験が不二の中に積み重なっていくだろう。それがステップアップへの糧になる。…やはりな、撮られ慣れているようには見えんだろう。だが不二が撮るなら俺も気を張る必要もない、きっと今までにはない良い写真が出来るだろうな。
頼りにしているぞ、俺の写真への苦手意識もこれで少しは解消されるだろう。
常々気を張っていたら流石に疲れてしまうがかと言って誰彼構わずその前気を抜くのは出来ない、だからお前の前で何に捕らわれるでもなくゆっくり出来るのは良い事だ。お前にとっての俺もそうであれば良い。心が互いに読めるようになったら面白いかも知れんな。他の奴らに驚かれるだろう。一方通行で楽しんでいると思っていたか?不二は心配性なところがあるようだな…気にしなくて良いんだぞ、互いに共有していると思えば気にもならなくなるはずだな。
何だ、そんなに不純な動機でもあったか?他でもない山に誘ったのは俺の好きな所だからという理由だ、これも十分不純な動機だとは思うぞ。
無理な注文は聞いて聞かぬ振りをするつもりだ。良い写真が撮れたら焼き増して貰わんないとな。不二の渾身の作品の為に今からアルバムでも買っておくか。俺の部屋には飾る所が極端に少ないから不二の作品用にアルバムを用意するのも悪くない。
昨日中に書き上げるつもりが集中していたら日を跨いでしまった…油断せずに行かないといけないな。
15 :
不二周助
2011/01/12 18:48
>>14ふふ、君なら分かってくれると思っていたよ手塚。衝撃の余波を受けても君はきっと腕を組んだまま、驚いた様子もなく浮いているんじゃない?そして僕に一言、「危ないぞ」って。
君には零式サーブがあるからね、あれを喰らったら流石に驚きを隠せなくなっちゃいそうだ。だけど僕だって負けてはいないよ。不意を突いてラリー中にフェイントするかも。覚悟しておいて。
無理なんてしていないから安心して手塚。僕って自分が思っていた以上に話すのが好きみたいだ。ついつい話が長くなって君を困らせていないかと心配になるくらいに。
ありがとう。僕は僕のまま、等身大でいる事にするよ。
そうなんだよね。やっぱり数撮ってコツを掴むのが上達への一番の近道なんだと思う。普段はうちにある植物なんかを撮影して練習したりもするんだけど。…意外…じゃないね。表情を無理に作る事に抵抗がある気持ちはよく分かるよ。僕が撮るならそんな要求はしない。自然な君が一番に決まっているからね。
じゃあ僕もその約束の実現に協力するよ。被写体と優勝への貢献。
僕からすれば部活中の威厳のある君の姿と、此処で僕とのんびり話してくれるリラックスした君の姿と、両方楽しめて贅沢だな。僕が君の心情を読めるようになるという事は君にも僕の心情が読まれるようになるだろうね。…本当?それは何より僕を喜ばせる言葉だよ手塚。僕ばかりが楽しませて貰っていたら申し訳ないから。…時間と気持ちを共有出来るって、良いね。
君は努力家だなあ。僕の走る動機が不純に思えてきたよ。
自然は大好きさ、山に行けるのを楽しみにしていよう。ふふ、大丈夫だよ手塚。こっち向いて笑ってなんて言わないからさ。山の素晴らしい景色を楽しむ君の姿を後ろから撮りたい。きっと良い写真にして見せるよ。
まだ寒い日が続きそうだし僕も気を引き締めておこう。
14 :
手塚国光
2011/01/12 11:57
>>13言いたい事は十分伝わっているぞ。俺としてはそこまで凄い事をしているつもりはないが、不二が安心を得ているなら俺にとっても少なからずプラスだから良いだろう。お前が飛び降りた衝撃の反動で俺も地面から少しばかり宙に浮いているのかも知れないな。
丁度ラリーの真っ最中と言って間違いないはずだ。緩く長く続けていければ良いな。…偶にはサービスエースを狙って不二の驚く顔も見てみたい気も少しするが。
そうだな、だが俺も前々から不二とは話がしたかったから俺の希望も叶ったという事だ。「もっと」となることは無理なく喋れている証だから良かった。正直無理をさせていたら悪いと思っていたからな。
あれは菊丸だから許されることだろう。不二は今のままが一番お前らしいと思う。
そんな物なのか。ただこれからもっと撮る回数が増えていけばお前の求める理想の写真が撮れるようになっていくだろう。……意外か?写真を撮る時にもっと笑えと言われるのは確かに苦手だ。逆に表情が強張るな。約束は破るつもりはない、お前の写真も青学の優勝どちらもな。
部活中には部長としてやるべき責務があるからな、あまり気は抜いていられないが今は無駄な気遣いなく話せているから違うように見えるのだろう。心情も段々読まれてしまうようになるだろう…今はただ、お前と言葉を交わすのが楽しくて仕方がない。これでもかなり楽しんでいるんだぞ。
己へのトレーニングにもなるだろう。誰かに付き合って走るのも悪くない。
山は良いぞ、一度行ってみれば色々な発見も出来るしきっとお前も気に入るのではないかと思う、が…被写体には俺はあまり向いていないぞ?不二がそれでも良いというなら俺で良ければ被写体になるが。
勿論風邪予防は万全だ。油断なく気を引き締めて冬を乗り切ることが肝要だ。冬場は体調を崩しやすいからな。
13 :
不二周助
2011/01/11 23:17
>>12君にそう言って貰えたらとても心強いな。例えるならそうだね……高い所から飛び降りる僕を君が下で大きくて分厚いふかふかのマットを敷いて待っていてくれるような。上手く言えないけれど安心して言葉を投げ掛けられるって、そう言いたかったんだ。
じゃあ今僕達はラリーを打ち合っているって事かな。コート上のテニスではサービスエースは気持ちが良いけれど会話のテニスに於いてはずっとラリーが続けば良い。相手が君だからそう思うんだろうな。
実はもう僕が叶え難いと思っていた希望が叶っているんだよ手塚。「君とじっくり話したい」という希望が。こんなに早くに手塚が応えてくれるとは当初は思っていなかったんだ。だけど一つの希望が叶うとまた次の希望が出てきて、「話したい」から「本音で話したい」へ進化しちゃった。貪欲なんだなあって自分でも驚くよ。
うん。英二はあんな風だから常に輪の中心に居るからね。
写真を撮るのはとても好きでよくシャッターを切るけれど、技術はまだまだという感じ。現像してみると残念な仕上がりの場合も多々あるんだ。撮られるのも苦手なのかい?笑顔を要求されるのが困るなんて理由だったりするのかな、…ふふ。その時は約束、守ってくれている事を確かめに行くよ。
きっとそうだね。事実、部活中の君と此処で話す君では表情が違うように思えてきた。だけどまだ君の心情を読むのは難しいな。何を考えているんだろう、教えてくれる?手塚。
最初からランニングに付き合ってくれるつもりで居てくれたんだ、優しいね。
山を散策か、いいね。山は四季折々色々な表情をすると聞いていたから写真を撮りに行ってみたかったんだけど何処に行けばいいかわからなくてさ。君と一緒なら安心だし楽しいだろうね、うん、行こう。写真ならいくらでも見せてあげるよ。その代わり君にも被写体になって貰わなきゃ。
ふふ、風邪予防は万全だから大丈夫。君も気をつけてはいるだろうけど気をつけて。手塚が風邪を引いたら困るからさ。
12 :
手塚国光
2011/01/11 21:49
>>11まあ俺達はお互いにもう気兼ねすることはないだろう。言いたくなればそのまま伝えれば良い。お前の言葉はしっかり受け止めよう。お前の心がこもっているから尚更だ。
コートの外では言葉がテニスボール代わりだな。こうして会話しながら常に次にお前が何を俺に伝えようとするかを考える。その通りに返ってくる事もそうでないこともある。会話が弾んでいるから俺としては心地が良い。
それが希望なのだとしたら俺の行動一つですぐに叶うぞ。折角押し出すならもっと叶え難い希望にした方が良いのではないか?
確かに菊丸の居る教室は常に賑やかなイメージがあるな。天真爛漫な菊丸らしい。
写真が趣味なお前には程遠い仕上がりになるだろう。俺は写真を撮るのも撮られるのも不得手だ、技術もないしな。だがもしそんな機会があったとしたら、お前を撮った写真は部屋に飾ろう…青学の全国制覇の記念写真と一緒に、約束だ。
別に感情を一切表に出していない訳ではない、そのうち俺の顔から表情が読み取れるようになるかも知れん。それにお前と話している間はいつもより感情の起伏が激しい気がする…不二、今俺が何を考えているか分かるか?
いや、俺のはあくまで願望に過ぎなかったからな。
部活外なら構わん。折角歩くならいつか山にでも行くか?お前はカメラを持って行けば互いに楽しめるだろう。それに俺はお前が撮る写真を見てみたい。
病み上がりのランニングにならないようにしてくれ。第一不二が風邪を引いたら困るだろう。
11 :
不二周助
2011/01/11 11:49
>>10面と向かっては言うほうも少なからず気恥かしいものだからね。
うん、せっかくこうして話す機会を貰ったんだ、言葉に心を乗せて君に届けたいじゃない。
それもそうだね。心を読まれるのは手の内を晒すも同然試合じゃ完全に不利だよ。例えば君とテニスの試合をしたら少しなら君の戦略を読めるかもしれないね。だけどこうしてコートから離れて向きあうとなると話は別。どう返ってくるか読めない。それが楽しくて仕方がない。
ふふ、ありがとう。信頼されているんだなって嬉しくなるよ。謙虚なように見えて実は僕の希望を全面に押し出しているっていうね。
特に英二が同じクラスに居るからさ、賑やかな場合が多いんだ。ふふ、君がカメラを持ち込んで僕を被写体にしてくれているところを想像すると何だか凄く照れ臭いな。出来た写真は君の部屋の勉強机に飾ってくれるかなとか、もしかしてピントが合ってなくて「油断した」って呟いていないかなとか、色々想像しちゃったよ。
君も僕と同じ気持ちでいてくれているんだね手塚。じゃあ遠慮なくその言葉受け取っておく。ありがとう。
君の表情が大きく変わる事は少ないけれどきっとその時々の感情は必ず表されているはずだよね。こうして話しているとだんだんわかっていけるかもしれないな。
僕だけが知る手塚の一面、か…何だか嬉しいや。
やっぱりお見通し。
確かに走りながらは話し辛いよね。じゃあウォーキングにしようよ。部活外ならそれもありだよね?
大石の雷、意外に怖いんだよなあ。その上君に厳しくランニングを命じられたら病み上がりの僕にはきっと堪えるだろう。気を抜けないな。
10 :
手塚国光
2011/01/11 01:13
>>9そういうものか…まあ面と向かって言うことは俺もそこまでないか。
それは俺にとっても光栄な話だ。全て本心で話しても良いと不二が思ってくれているという事だろう。
テニスは駆け引きが勝敗を左右する。対する相手に本心が読まれ難いに越したことはないはずだ。思う事が筒抜けになるなど笑い事ではないな。それに俺は桃城達が言うほどお前の笑顔が恐ろしいとは思わないぞ。
褒め殺すことが出来るほど、俺はお前を軽視していない。不二がしないというならそれが真実だろう。これは我儘の内にも入らないぞ、お前は謙虚だな。
決して容易くない事をしても良いと思うその気持ちは有り難く受け取ろう。不二の周りには大概誰かが居るからな、お前が珍しく一人で居る事を想像して最適な言葉を探した結果がそれだ。生徒会長としては正しくないだろうが、カメラを持ち込んで写真を撮りたくなるくらいには絵になると思う。
あまり謙遜するな不二。未だ共有した時間は少ないがその中でもお前とは実のあるやり取りが出来ていると思っているんだ。素直に受け取っておけ。
俺は表情に出ないらしいからな。俺だって人並みに照れる事もある。…言ったのはお前くらいだが。
保留としてくれれば良いとは思っていたから結果的には予想が的中したと言って良い。本来ならば走りながらの私語は相応しくないが、部活以外の時間に喋りながらでも走るか。
油断して倒れでもしたら回復した後、大石の雷が落ちる中を問答無用で走らせるぞ。
9 :
不二周助
2011/01/10 23:02
>>8ふふ、そういう事って当の本人の耳に届くのはほんの一部で意外と周りの人間のほうが知っているものなんだよ。
僕の言葉にお世辞がないと思ってくれているのは光栄だな。全て本心さ、君への言葉はね。
そんなものなのかなあ。別に氷帝の忍足みたいに心を閉ざすとかそんなつもりも全くないんだけど、それでも僕の考えが皆にバレバレよりはまだいいかもしれない。手塚もそう思わない?
君に「褒め殺し戦法」が効くとは到底思えないよ。さっきも言ったけど此処での言葉は紛れもなく僕の本心。出来れば君にもそうして貰えたらなあなんて思ってる。我儘かな。
実際学校で友達から離れて一人で居る事は結構難しい事だけどその気持ちはあるって事。絵になるなんて初めて言われたよ。じゃあ今度声を掛けてくれた時に聞こう。「今の僕、絵になってた?」って。
アイデンティティーを奪われた乾が泣く姿は見たくないしね。これまで言葉を重ねてみて君の雰囲気が少し見えて来た気がする。僕の事を頭の回転が早いと言ってくれるけど君には遠く及ばないよ。
ああそれと、褒められると照れるっていうのも発見かな。ふふ、安心して。口外しないから。
それでどうだった?君の思っていた答えと僕の答えは同じだった?
ほんと大石は母さんみたいだ。彼が心配し過ぎて胃を悪くしないように気をつけるよ。油断せずに、ね。
8 :
手塚国光
2011/01/10 15:54
>>7説得力、か。なかなか言われ慣れん言葉だな。別に褒められ慣れているわけではないぞ。特に身近な人物からそう言われるのは気恥ずかしい。お前の言葉にはお世辞がないと思っているから尚更だ。
桃城や越前から見たら先輩とは得てして分かり難い存在だろう。お前は中々何を考えているかも読み難いしな。まあ俺も同じようなものだが。
…一つ聞くが、不二は俺を褒め殺そうと思っているのか?それとも素がそうなのか?
返しが上手いな、お前は。俺に話し掛けられるためにわざわざ一人になろうとしなくても良いだろう。一人で居る不二はそれはそれでなかなか絵になる光景だと思うが、気付いたら遠慮なく声を掛けせて貰おう。
乾のアイデンティティーを奪う訳にもいかないな。此処で少しずつ互いの新たな発見を連ねていくのは効率的だ。ひとまず最初に書けるのは、不二はなかなか頭の回転が早いと言う事だな。
意地悪なつもりはないぞ。俺の思い違いでは困るから確認は必要だ。
第一いきなりランニングをして体調でも崩したら大石から怒られるぞ。風邪は万病の元、体調管理も油断せずにやらねばならないな。
7 :
不二周助
2011/01/10 09:13
>>6英二や桃も確かに相手を楽しませる話術を持っているよね。君の場合は説得力と安心感が得られる。…ふふ、あらゆる事で褒められ慣れているくせに何言ってるの手塚。
本当?君にそう言って貰えると嬉しいよ。桃や越前にはたまに笑顔が怖いなんて言われるんだけど酷いと思わない?
話していて落ち着くのは僕も同じ。君の包容力を感じるからかな。
…今ね、頭に「学校でわざと一人になって君から声が掛かるのを待っていよう」なんていう考えが浮かんだ。興味のある相手から話し掛けられたいと思うのは自然な事じゃない?
うん、そうだね。お互い有りの侭でいるのが良い。
ノートと四角い黒縁眼鏡の用意が必要かな。だけどそうすると乾から苦情がきそうだ。二つとも言わずと知れた彼の専売特許アイテムだからね。
そうだ、此処がノート代わりなんてどう?君と僕共有の、ね。
確かに自主的に走るには心が折れそうな程寒いね、今の時期。
どうしたいかって…君は僕が何て答えるかわかっているはずだよ意地悪だなあ。
ランニングの件、保留にしておいて。君との時間が欲しいから。
6 :
手塚国光
2011/01/10 02:53
>>5不二はそう思うか?俺は菊丸や桃城のように話せないから話し下手なのだと思っていたが…褒められるのは少しこそばゆいな。
俺はお前のその柔らかな口調や優しさの滲み出る雰囲気はお前の長所だと思う。喋っていると落ち着ける気がする
そうだな、少なくとも今ならば迷わず声を掛けるだろう。言い方は端的だが、興味のある人間に話し掛けるのは自然な事ではないか?
逆に気を使われたりするよりは楽だ。堅苦しくなる間柄でもないだろう。
乾のノートよりも詳細にと言うならそのうち互いが互いに関してのデータマンになりそうだ。今の内から乾にならって不二専用ノートでも準備をした方が良いだろうか。
今の時期のグラウンドは寒いだろう。走るならもう少し陽気になってからの方が良い。
俺と走りたいというなら帳消しにせず保留としておいても構わないぞ。どうしたい、不二?
5 :
不二周助
2011/01/09 22:59
>>4手塚は決して話し下手ではないよ。言葉数が少ないだけで。
端的に話せるっていうのは実は君はとても話し上手なんじゃないかな。
僕もそうだね…一人で居る事は少ないかも。でももし僕が一人で居たら君は話しかけに来てくれた?
そう?じゃあ遠慮なく自然体で居るよ。
そう言えば手塚とはテニスの話はしてもそれ以外の事はなかなか話す機会がなかったし、これから少しずつ君の事を知っていきたい。乾のマル秘ノートにも書かれていないような君の事をね。
ふふ、手塚らしいよ。受け入れてくれてありがとう。
というわけでランニングは帳消しだね。時間を共有出来るという意味ではグラウンドを一緒に走るのも捨て難いけどさ。
4 :
手塚国光
2011/01/09 16:13
>>3確かに俺は他の奴ほど饒舌では無いな。お世辞にも話し上手とも言えん。
かく言うお前も常に誰かと居るだろう。あまり一人で居るところは見かけんな。
俺との交流をプラスに思ってくれているのは嬉しい限りだ。不二もあまり気負わなくて良い。
お前が日々感じたことや部活で話すような内容では無いことを、語り合い共有していくだけでも俺は不二を知ることが出来るからな。
タイトルの苦情が言えるほどユーモアのセンスはない。それにお前が俺達の使う板のために考えたタイトルだ。文句を言う必要がないだろう?
こちらこそ宜しく頼む、不二。
3 :
不二周助
2011/01/09 01:30
>>2うん。君の記憶はきっと正しいよ。
君は口数が少ないタイプだし大体周りには部の誰かが居る事が多いからね。
僕も手塚国光という人間を知っていきたい。
こうしてゆっくり話す機会が貰えて嬉しいよ。
僕はもう既に手塚の言葉からこれから始まる交流への期待と喜びを貰っているんだ。僕も何かを君に感じて貰えるような言葉を贈れたらと思う。
君こそ早くにこっちに来てくれてありがとう。
タイトルへの苦情なんてのも少しは覚悟していたんだけど…一緒に走ってくれる上にアップ程度で良いって事はどうやらこのままで許してくれるのかな。
じゃあ改めて…これから宜しく、手塚。
2 :
手塚国光
2011/01/09 00:53
>>1俺の記憶が正しければ、こうして周りに他人を介さないでお前とゆっくり話したことはないな。
同じ部活の仲間としてだけではなく、不二周助という人間を知りたいと思う。
お前の言葉が俺に何を与えてくれるか、俺の言葉がお前に何を与えられるか…楽しみだな。
最後になるが板の設置、ありがとう。仕事が早いな。
グラウンドは一緒に走っても構わないが、アップ程度にしておくのが良いだろう。
1 :
手塚国光・不二周助
2011/01/08 23:05
同じ学校、同じ学年、同じ部活…
何時も近くに居るのにこうしてじっくり向き合う時間ってあった?
ゆっくり君との時間と言葉を此処に重ねていこう。