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緋終焉
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33 :
財前光
2009/05/20 04:29
眠れず夜明けを待つ
ベランダで
肌寒く冷たい風
此が心地良い
昔に戻った気がした。
・・・・・・・・キ・・リ・・ト・・リ・・・・・・・・
優しいだけの言葉じゃ
癒される筈が無い
貴方の体を抱き締めて
冷たい海に屍を見送った
消えゆく姿を 水面の上に立つオレは
泣きじゃくりながら 見送った
フツリフツリ
怒りが込み上げた
理不尽だ 理不尽な世界だ
怒りを振りかざし 片腕を振り下ろし
ただ 無我夢中で痛み付ける
要らない
クソな世界
神様は理不尽だ 神様は無責任だ
たったの六日で世界を作った
嗚呼 オレと踊れ
綺麗なドレス よう 似合う
真っ白も 今では ドス黒く ふわりと言うより
乾いた血液に染まった
ガビリバキリ 血が乾いた血が剥がれ落ちる
朱い海で踊りましょう
朱い海で笑いましょう
笑わない御前
壁に叩きつけよう
口を塞いでみよう
天使 も 悪魔 も 住み着く世界
せやから笑おう
「勘違いするな。」
「御前なんか、」
「一回も、」
「一秒たりとも、」
「愛してなんか無かった。」
オレは気飾られるブランド
ディスプレイに展示され
皆が欲しがる
無表情で懐いて
何時か見返す機会を 愛を奪い取り
絶望を与えてやる
「愛してなんか無かった。」
ああ たまらん
オレを と しか観てなかった他人が
泣きそうな顔は
オレは理解者なんて要らない 薄気味悪い
オレも薄気味悪い 理解者なんてもっと薄気味悪い
あーあ、暗い
[
引用]
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