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┗忍ぶ猫の足跡が残る部屋(76-85/455)
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85 :
跡部景吾
2011/11/16 13:14
昨日から躯の芯に帯びた寒気が収まらない。
カシミアのコートを取り出し身に纏うが冷風が耳朶を悪戯に突き刺して行く。
何を思ったか今着てるコートでは飽きたらず又新しいコートを行き付けの店で購入。今シーズン二枚目だ。無類のコート好きにも程が有る。
アルパカウールと上質。
デートに着て行かれたら素敵ですよと言われ、いや通学用ですよと苦笑。
こんなに暖が欲しいと思うのは急激に変化した気温の所為。
だが気持ちはそれに反比例して仄かに暖かい。
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84 :
跡部景吾
2011/11/15 13:01
日記を綴りながら寝落ちて居た。
記憶を辿ってもう１度書き直す。
鳳から聴いた機種変更の話を本格的に考え始めた。
何故なら保護して無いメールが今日勝手に消去されて居たので。
その度に舌打ちするのも馬鹿馬鹿しい。又送れとも言えず泣き寝入りを決め込むならば保存容量が多い方が得策かと考え始める。
習うより慣れろだ。
今日ひょんな事から財前と言葉を交わし時間軸に付いて考えた。
財前の惚気は聴いてて嫌味が無く心地良いモノが有る。今度謙也に内容教えてやろうか…。意地悪じゃねぇよ。
時間軸は各自まちまちで互いがそれに沿って居れば良い。早かろうが遅かろうが歩みは人それぞれだ。
気が付けば吐く息が白くなっている。
俺の時間軸は揺蕩う様に映るがそうでは無いと言う結論。
着実に刻は確り進んでいる。
****
忍足、いや、此の場合手塚か。手塚の大切な人が何年か振りに還って来たと報告を受けた。
X'masには未だ早いが一足早い粋な計らいだぜ。此れに乗じて日記も上がり始める事を期待する。
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83 :
幸村精市
2011/11/14 09:57
夜間
真田から『世界の蘭展』の重たい添付ファイルが届いたんだが、それ昨日部活帰りに無理矢理見せられた物だったし俺は一言も送れとは言って無い気がする。
花好きの俺に気を使ってくれたのかもしれないが、あれだけ連続で何度も送られると困るよね。
何かの嫌がらせメールかと勘違いしたよ。
しかも重たいし。
せめて一括に纏めて添付する事を覚えておくれ。
蘭は綺麗だったけどね。
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82 :
忍足侑士
2011/11/13 08:54
数々の映像を見て思う事は只ひとつ。
良し悪しも勉強…に尽きるな。
学習に終わりは無い。
せやけど全ては
基本押さえとけばどうって事は無い話や。
根が腐るから葉や花まで影響を及ぼす。
欲ちゅうのは難儀なものやで。
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81 :
跡部景吾
2011/11/11 09:18
…朝日が眩しくて熔けそうだ。
昨日と同様今日も太陽は元気だ。
偶々見た番組でア.ランと言うＰＮの哲学家の
幸福論の著書名言の中に
悲観主義は気分に属し、楽観主義は意思に属する。
と言う言葉が在った。
成程、前向きな気持ちは自分の心が決める。
人生の悲観のどん底を味わった者は強い。
悲観に物事を見ない様に努力する。
言い当ててるぜ。
外観より内観を何時も見定める。
****
何だろう、昨日から甘い物を非常に欲している。
俺にしては大変珍しい。
監督差し入れのケーキより……。
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80 :
跡部景吾
2011/11/09 18:57
文字を可哀想な存在にしたくないと。
悲痛な文字で埋め付くされる日記なら書かない方が良いと思った。
彼に教えられる。
人は人。
俺は俺だと漸く分かった。
なぁ…
もういないと思って居たが色々教えてくれた処見たら未だ残存してるんだろうか。
意地張ってた俺は如何してたんだ？
悔しかった時の俺、悲しかった時の俺、楽しかった時の俺は？
知ってるだろう。
後は自分で答えを探す。
『日記は白い方がええやん、やってな…素直に書けそうや。負の感情とかあかんよ。景吾』
何で今更…
御前が居なくなって声を出して初めて泣いた。
読まなければ良かったとは思わない。
俺は…俺でしか居られない。
別町で書いている縁も所縁も無い俺の体調が気になる。少しでも少しでも一歩ずつでも前に進んで欲しい。他所で何人も見詰めているが幸せを感じてても……
以前から何も変わら無い法則。
“俺”は何故歯を食い縛り全てを甘受しないとならないのだろう。
相手を責めず自分の否を責める。
俺が消滅して彼奴の相貌になったとしても決して悲しませないと改めて決意した。
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79 :
跡部景吾
2011/11/07 17:32
夏の海より冬の海が誤魔化しが効かなくて好ましい。
暖かい缶コーヒーをオーバーのポケットに二本突っ込み彼奴が居るなら手渡す。居ないなら一本飲みながら一本は掌の中で暖取りながら閑散とした浜辺を歩く。
“海が見たい”と良く聴くクサい台詞を呟きたくなるのは何時も極寒の冬。
****
愉しい宿題が増えて行く。願わくば夜練に滑り込まねぇ様にしたいモンだが。
と…やはり会議と言う名の会食が俺を待ち構えていた。想定内の範疇。
熟すのも経験値増やす為不可欠だが、正直な気持ちは早く帰宅したい一念。
会議の最中彼奴の事を漠然と時折頭の片隅で想う。
遠征最中もそうだった。
俺の中に何時の間にか彼奴がシェアしそれから夜空を見上げる機会が多くなる。
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78 :
跡部景吾
2011/11/06 04:16
好きなアーティストの曲に“自由に縛られてる”と言う一節が有り『自由』と『縛る』のアンバランスな組み合わせが耳に残ってしまい何度もリピートして聴いていた。
己自身を縛ってこその自由なのか。
自由を失いたくないから現状に縛られたいのか。
自由は要らないのに脱却出来ず縛られてるのか。
解釈は聴く人の感性の赴く侭で良いのだろうなと感じつつ、
一日の間の希少な自由な時間は縛られても良いと思える程に…と。
流石に睡魔が今夜は腕を引っ張っていく。
大人しく誘われて行こう。
****
日記記載時間は寝惚けてたんだな、記憶に無い。
今日の遠征は愉しかったぜ。
財前、数々の心配りと持て成し感謝する。
今日はゆっくり身体を休めてくれ。謙也にも宜しくな？
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77 :
跡部景吾
2011/11/05 01:02
遠い昔に聴いた洋楽と廻り逢い情緒有る訳詞を求めて居たが如何もしっくり来ず今に至る…。
明日は早く部活が始まり多忙極める一日になるのは分かっているのに何をしているんだと心の中で葛藤しつつ、何事ものめり込んだら時間忘れる俺の悪い癖。
音楽に耳傾けながら思うのは彼奴の相貌。
こんな秋の夜長の過ごし方は久方振りに味わうな…などと思いながらも。
月の満ち欠けには左右は然程されないが今は満ちて行く月。
深々と秘めやかに思慕も満ちて行く。
****
案の定眠てぇ…（瞳こすりこすり）
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76 :
跡部景吾
2011/11/03 10:00
互いに一目置いている越前と会話した際、己は如何な風に見えると言う話になり
『御前は霧のロンドンの靄の中に何時も居るから恋人に理解出来ないと言われねぇか』と言ったら
『有りますね。アンタは鉄のカーテンだったけど今は防弾硝子。見えるんだけどね、見えるんだけど…先に行けないや』と言われた。
似通った言葉は他にも何度か言われた事が有る。
言わなかったのは数年間過保護に過剰な程の愛情注ぎ合った彼ぐらい。
雁字搦めが心地好かった程に。
きっと彼は解析Passwordを持って居たんだろうな。
晴れのロンドンも偶には良いんじゃねぇのか。
****
失敗した…。祝日は出張るモンじゃねぇ。人々は何か目的有って出て来てるのだろうか。
非常に煩いので隠れ家的場所に一旦逃げ込む事にする。
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