┗過多想い。PLUS+＋(312-321/500)
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321 :手塚国光
2007/09/05 00:42
９月４日の日記
今日は越前とアフタヌーンティーセットを食しに行く約束をしていたんだが、昼前に家族の方が体調を崩したので遅れるとのメールが届いた。話し合いの結果今日の約束は延期する事になりいつも通り過ごす。
３時過ぎに日程の取り決めの事で越前にメールすると「１時間くらい時間出来たから祭りに行きません？」と返事が来た。すぐに待ち合わせ場所を決め夏祭り会場へと急ぐ。越前もすぐにやって来たので林檎飴を購入し二人してかぶりついた。
せっかくだからと輪投げ勝負をする事にする。
戦果
越前>肩たたき券セット
>ブタの貯金箱
>くろまめのぬいぐるみ
俺>一投目はずれ(…)
>願いの叶うミサンガ
>くろまめのぬいぐるみ
二人仲良くくろまめのぬいぐるみを獲得した。「伊達に付き合い長くないっスね、俺達」とニヤリとする越前。
その後「ミサンガの願い叶えてあげるよ」と越前は去り…
>晩夏の白昼に夢のように幸せな時間を貰った。
>一緒に林檎飴を食べるという約束、果たせたな。この夏一番の幸せな思い出が出来た。ありがとう。
結局勝負に負けたので今度会った時は越前の肩叩きだ。
本気で行かせて貰うからな。
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320 :手塚国光
2007/09/03 08:50
本屋でふと目について手に取った本に「人の運命は眉間に現れる」と書かれていた。
…物心ついた時には既に眉間に皺があったんだが、一体どんな運命が現れているというんだ。
昨夜は所属している部室仲間での花火大会だったんだが、疲労がピークだったらしく挨拶だけしてすぐにお暇した。(乾が)
心身共に疲れ気味なのでいつもの調子が出ないらしい。時間の経過と共に落ち着くだろうから、余裕が出来たらまた遊んでやってくれると有り難い。
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319 :手塚国光
2007/09/02 09:17
日記に寂しいなどと書いたせいか、昨日うちのベランダに張ってある葦簀に蝉が飛んで来て力の限り鳴いていた。五月蠅い事この上ないのでどうにか追い払ったがな。
思った事をあまり迂闊に言葉に綴らない方が良いようだな。言霊という概念はまだ生きているらしい。
言葉には力がある。汚い言葉を書いた容器の水は結晶化しないが、「ありがとう」と書いた容器の水は美しい結晶になるという実験結果もある。
矢鱈な言葉を口にしないよう肝に銘じておこう。
…それにしても面白味のない日記だな。(ずーん)
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318 :手塚国光
2007/09/01 11:10
ここ数日急に涼しくなったな。あれほど五月蠅かった蝉の声も聞こえない。こうなるとあの真夏の強い日差しが恋しくなるのだから不思議なものだ。
ともあれ段々涼しくなって過ごしやすい季節になるのは確かだ。今はやりたい事も考えつかないが、計画を立てて出歩くのもいいかもしれない。
そういえば夏祭りの期間も残り少なくなって来たな。一応まだ全ヶ所制覇の夢は諦めていない。友人達と誘い合わせて町に繰り出すとしよう。
まだ色々葛藤はあるがこの日記は必ず最後の頁まで書き終える！１頁ずつ大事に使おうと思っている。
今更だがバトン回収も始めるつもりだから、友人知人は回される覚悟をしておいてくれ。
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317 :手塚国光
2007/08/31 09:01
この２日で本当に自分が駄目な男であいつがいないと何も出来ない事を実感した。同時に如何に今まで負担を掛けていたのかもひしひしと感じた。
今朝もだらだらしていて危うく練習に遅れそうになってしまった。生活の全てに張り合いがないとついだらだらしてしまう…と言うのは言い訳だろうな。
世界は未だ色褪せて見え鮮明に感じられない。だがこの世界でどうにか生きて行かなければな。
まずは散らかっている部屋を片付けよう。部屋の乱れは心の乱れだ！(自分がだらしないだけ)
まだ心の整理はつかないが、まずは身の回りを片付けるところから始めようと思う。
>Aug不二
>Andante不二
>マルマロ跡部
周助へのメッセージをありがとう。きっと届いていると思う。
近々板からきちんとした私信を送るので、見て貰えたら有り難い。
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316 :手塚国光
2007/08/30 09:05
一昨日の夜から昨日の夕方に掛けては随分友人達に救われた。誰かと話しているだけで気が紛れるものだな。
日記で周助が町を離れるのを惜しんでくれた面々もありがとう。良い友達がたくさんいて俺も周助も幸せ者だ。
今年は既に(分身が)２回祭りに行ったが、今後も何人かの友人と一緒に出掛ける約束をしている。今年は全ヶ所制覇を目指してみるか。
昨夜から小さなお目付け役に世話になる事になった。
これからよろしく頼むぞ。
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315 :手塚国光
2007/08/29 10:16
>>314
>周助へ
…馬鹿だな。ずっと一緒なのだから「さよなら」はなしだろう。
いつまでも俺の胸で微睡んでおいで。ずっと大事に抱き締めているからな。
おやすみ、俺の大事な宝物…(額に軽く口付け)
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314 :不二周助
2007/08/29 09:26
僕が書く、最後の日記です。
僕は、この町とさよならすることになりました。
だから、国光ともお別れしなくちゃいけない。
僕の大切な友達のみんな。
どうか、僕の旦那様をよろしく。
とても優しくて素敵だけど、たまに寂しがりになったりするから。
支えてあげてください。
新しく国光の恋人になる人。
どうか、僕ができなかったぶんも幸せをあげてください。
国光を恋人にして、絶対に損はないって僕が保証する。
僕は姿を消すけど、心は国光に丸ごと捧げるよ。
だから、ずっと一緒だよ？
我が儘で、迷惑ばかりかけて、どうしようもない僕だったけど。
君に会えて、世界で一番幸せ。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
さよなら。
君の胸で、いつまでもまどろんでいる周助より。
一生分の愛を込めて。
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313 :手塚国光
2007/08/29 06:05
もう届かない手紙を綴ろう。胸に収まり切らない程の愛情と感謝がお前に伝わるよう祈りながら。
１年と４ヶ月という月日はやはり大きい。
全ての季節にお前との思い出が色濃く残っている。桜が散る下での出会い、タイムリミットぎりぎりに飛び込んだ夏祭り、二人で密やかに神に愛を誓った後は皆に祝福して貰った披露宴…新婚旅行はコスモスを見に行ったな。クリスマスには一緒にイルミネーションを見に行った。はしゃいだお前の姿が今も目に焼き付いている。そして出会って１年目の春はまた二人で早めの花見をした。
夏祭りも一緒に林檎飴を食べようと約束していたのに果たせなかったな。
今も以前のようにお前が「おはよう、国光。今日も暑いねえ」とか「今日もお互い一日頑張ったね」とか話し掛けて来てくれるような気がして仕方ない。
きっとこれから俺は思い知らされるのだろう。
どんなにお前が支えだったか。
どんなにお前を愛していたか。
だが途方もない喪失感と寂寥感を俺は乗り越えて前に進まなくてはならない。
お前が愛してくれた…お前が「世界一の旦那様」だと言ってくれた俺は、それを乗り越えて前に進まなくてはならないんだ。
お前の気持ちに恥じぬように、な。
俺に取ってもお前は世界一の妻だった。
最高の妻であり恋人であり一番の親友だった。
ありがとう。
出会って１年４ヶ月18日…俺は幸せだった。
ずっとずっとお前を忘れない。
最大の感謝と愛情をお前に…
可愛い可愛い俺の白うさぎへ
お前の前でだけ甘えたで寂しがりだったわんこな旦那より
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312 :手塚国光
2007/08/29 01:09
半月ぶりに妻と一緒に眠る夜…。
これが二人で眠れる最後の夜になる。この温もりを、感触を一生忘れずにいようと思う。
俺の可愛い妻は本当の白うさぎになって月に帰る事になった。
体は月に帰るけれど、魂はずっと俺と共にある。
愛してる、俺の可愛い白うさぎ…。
お前と結婚出来て本当に幸せだった。ありがとう。
日記は俺個人名義で書いて行こうと思う。
今夜はまだトップも連名のままで…。
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