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らゐご撫で戻り日記
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457 :
跡部景吾
2015/09/16 22:17
海の話をもう少し。
午後は風が収まらず、砂をある程度流してから遊泳する気にはならなかったので釣りへ。
このおっさん等、昔は男はスキーだと豪語して俺にまで教え込んだ癖をして最近は釣りらしい。いわく、怪我しないんだとかで。
腕前は聞くなと言われているので聞かない。
竿とルアーさえあれば良いのかと思いきや、竿のセッティングが中々に面倒だった。
まず、おっさん等は竿に釣糸を通せない。細すぎて見えないんだそうだ。
何とか通して竿をセッティングし終え、海岸からレッツトライ。
風に煽られ岩に引っかかり早々に糸巻?みたいな所が壊れていた。凄く笑った。
テトラポットの辺りでトビウオが元気に跳ねておっさん等を煽る。が、釣れる訳が無い。物凄く笑った。
翌日帰り道、良い場所を見つけてまた懲りずに釣りを始めるおっさんらに交じって、少しだけやらせてもらった。
見事に、おっさんが釣れた。
いっつ、たふ。そー、たふ。
このおっさん等は元々、ウチの庭師の旧友だった。
信頼のおける仲だったようで、俺のガキの頃からたまにはワイルドに外で遊べと連れ出され遊びまわること幾年月。
うっかり懐いて腐れ縁になり今に至る。
此れだけ年の離れたトモダチは時に面倒だが時に的確なアドバイスをくれる。
親ほど年の離れた教師の懐に入りやすいのもこんな環境の所為じゃないかとさえ思う。
その内気が向けば恩返しに高級車でもプレゼントしたい。どうせ改造されそうだけどな。
[
引用]
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