Ｃｒａｚｙ　Ｔｅａｔｉｍｅ

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┗Ｃｒａｚｙ　Ｔｅａｔｉｍｅ(161-170/500)

170 :忍足謙也
2007/04/08 03:18

遅れとるけど町一周年との事目出度い事やな。此処で暮らしとる町民。それから皆を暖かく見守ってくれとる町長さんに感謝をしつつ＿＿是からも暖かな町で暮らせる事を。

侑士が暫く遠出してもうたさかい留守番する事になったんやけど俺も一日を部活に費やし久しぶりに夜にダチに逢う為に外へと出た。

綺麗な桜も散り急ぐ時期やさかい夜桜見物したいなぁとダチと珈琲片手に久しぶりに語りあっとった。

今日は綺麗な月が出とって彼を想い出した。
綺麗な付きに惹かれてベランダへと躰を出してまだ夜風は肌に少し寒くカップに入れたブラック珈琲片手に携帯を取り出す。

月を見上げて彼に連絡を入れようかと思うとったら彼からの着信を知らせるメロディが携帯から流れ出した。こんな時は繋がっているんだと感じる瞬間で携帯片手に笑みを浮かべる一瞬＿＿。

俺が彼の躰や心を気遣うと同時に
彼も俺の躰や心を気遣ってくれる。

そんな電波を通してでも伝わる心地に笑みが浮かぶのはホンマに癒されとると言う証拠なんやと＿＿。

何時もは煩いこの家が今は俺以外は留守で静かに流れるメロディと湯気立ち上る珈琲の匂い。

今日は月夜を仰ぎ夜を過ごす。

私信を返す言うとったんに返す事が出来へんかったんは侑士が述べとる事情により布団に押し込められてもうたから＿＿。

この手紙に色と散りゆく花弁を添えて明日にでも〒ポストへと投函予定。

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169 :忍足侑士
2007/04/05 14:31

町の一周年おめでとうさん。
何時も町長さんには御世話に為っとります。
此れからもあったかい町で在ります様に。

めっさ久々に謙也が日記書いとるやん。
全然顔出さんさかい家出したか思うたわ。

昨日は夜私信書こうとしとったみたいやけど、熱出た言いよったさかい無理矢理ベッドに押し込んどいた。
ヤン…派手な見てくれしとる癖に体弱いさかいなぁ。
まぁ、もう治ったみたいやし心配無いやろ。

>っちゅうか、わざわざ宣言せんでええわ。

あないなド変…まぁ、俺等が付き合うなん在り得へんわな。
今日の夜から毎月恒例の短期合宿やさかい、ちゃんと留守番しとってや。

帰ったらバトン掘り起こしと私信返さな…。
夜に検索使えんのが痛いなぁ(苦笑)

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168 :忍足侑士
2007/04/04 22:00

寛にたゆたにの俺が配布しとったバトン拝借。
まだ回答出来とらんバトンも早よ掘り起こさな…(汗)

> 大人って…バトン
製作：寛/に/たゆ/たに忍足侑士
このバトンは青少年(少女)の視線から見たものなのでなるべく未成年の方で答えて下さる様お願いします
既に大人の方は昔を思い出して答えて下さい
>１．大人は好きですか？
大人な行為は好きやな。

>２．早く大人になりたいですか？
永遠の中三で居りたいわ。

>３．大人の何が魅力的ですか？
経験の差云うんやろか？
めっさ余裕在る雰囲気とかええなぁ。

>４．大人の色気を感じる仕草は？
カウンターの隅とかでぼんやり遠く眺めとる横顔とかええなぁ…って仕草ちゃうな(苦笑)

>５．煙草を吸う大人をどう思いますか？
ええんちゃう？
煙吹き掛けんといてくれれば。

>６．20歳になってから最初に飲酒するとしたら何を頼みますか？日本酒(何)

>７．大人のセクってどんな感じ？
静かでねっとりしてそうな…(謎)

>８．大人に言って欲しい台詞は？
「一緒に愉しい事しない？」
綺麗なおねえさんに言われたいな。

>９．大人になったらしたい事は？
ススキ野原広がる崖っぷちに家建てて隠居したいわ(ぇ)

> 有り難う御座いました。もしバトン回答が気になるって人が居たら回して下さい
ちょお保留…。

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167 :忍足謙也
2007/04/04 14:35

もう私信は意味も成さない様な時間くうてしもうたから華麗に桜の樹の下に埋めて綺麗な花弁を付ける養分にさせて貰う。

って何や俺にもお帰りのコールがきとる見たいやんな？律儀な方々おおきに。

せやけど…俺のはただの出不精なだけで一応ちゃんと居ったとだけ…勘違いさせてもうて堪忍な？せやけど嬉しかったんでお礼に＿＿…侑士の伊達眼鏡外して好きに出来る券を進呈。

後は何やあったやろか＿＿…

嗚呼、せやせや重要なモンが一つあったわ。

>俺は侑士とは付き合うてへんからお間違い無く。

ってこないな変た＿＿…や無く従兄弟と付き合う訳無いやろ？一応居候先ではあるねんけどな？仲は悪くは無いさかい。

せやけど俺には美しい恋人が居る言う事で問題解決。

何や久しぶりなんにギャグよりになってもうたんは侑士の陰謀やな＿＿…。

夜半にでもリセットしてもうた手紙を各々に送る予定やさかい暫く時間空いてもうたけど待っとってくれれば幸い＿＿…。

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166 :忍足侑士
2007/04/04 01:01

寛にたゆたにの俺、二百頁おめでとうさん。
クル塚ーっ！遅為ったけど、お帰りさん。
駆け込みダッシュでも出遅れて言い逃げる（待）

―――――――――――――――――――――――――――

意味も無く切なく為るんはきっと。

今日が満月やから。
桜が綺麗やったから。

満開にはちょお足りん桜は、其れでも枝薄紅に飾り立てて。
せやのに今日の風は酷く冷たい。
春はまだ何処かで足踏みしとるんやろか。

駅から歩く帰り道。
真っ暗な夜道、薄手のコートの裾はためき。
見上げた空は雲一つ無く―――。

真正面にまぁるい月。
白くて丸い真円の月。

手ぇ伸ばせば届きそうな気ぃしてん。

伸ばしかけた手ぇ引っ込めて。
風の冷たさ身竦めて歩く歩道の脇。
ガードレールが隔てる車道と歩道。

翳る月灯り、夜空彩る薄紅桜。
真っ黒な天井覆う様に、縦横覆う枝小枝。
風を抱いて揺れる華。
木漏れ陽よりも酷く褪めた月灯り。

風の温度が下がった気ぃした。

こないな時、隣歩く誰かが居ったらええのにな。
意味も無く、躯の芯から底冷えするこないな夜。
繋げる手が在ったらきっとあったかい。

吐く息はもう白く為らんさかい･･･。
ガードレールに寄り掛かって、真上見上げて目ぇ閉じる。
白く透ける夜桜　薄紅淡く舞い散り夜櫻。

櫻に抱かれる錯覚。
まるで、冷めた月から護られとる気ぃした。

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165 :忍足侑士
2007/04/03 00:02

風は暖かく為った云うんに黄砂から逃れ窓締め切って。
柔らかに香り部屋に広がるアップルティー。
カーテン閉めた窓に寄り掛かって。

>おおきに。

小声で呟くんはちょお照れ臭いねんて。

色んな人がお帰り言うてくれたんが嬉しかった。
敢えて一人一人の名前は挙げへんけど、ちゃんと自分等の言葉受け取ったさかい。
ほんまおおきに。

今まで何回もお帰り言うてきたけど、まさか自分が言われるなん思ってもみんかった。
嬉しい反面、妙に照れ臭くて･･･やっぱ此の街はあったかいなぁ。
有難う、おおきに、こないに短い言葉でしか言われへんねやけど･･･。

俺は此れからも此処に居るよ。
皆大好きや。
帰りたいと思わせてくれておおきに。
また、迎え入れてくれておおきに。

カップから燻る湯気に眼鏡曇りよるけど･･･口許緩むんは幸せの証。

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164 :忍足侑士
2007/04/01 19:21

春麗らかな昨日の出来事。
部室で着替えてコートに入った思うたら、駆け込んで来よったサッカー部員。
因みにテニスコートの直ぐ隣のグラウンドはサッカー部が使うとるんや。
クラスメイトも居るさかい用が在れば御互い行き来する事も在るんやけど、そないなん部活中はそうそう在るもんでも無い。
部員等の注目浴びるサッカー部員。

>忍足、お前昨日うちのグラウンド来た？

否、行ってへん。
部活には出とったけど、サッカー部なん用無いわ。
首傾げるサッカー部員問正してみれば

>今日他校の女がサッカー部の忍足出せって乗り込んで来た。
>…………。
>サッカー部に忍足何か居ないし、背高くて眼鏡の関西弁って云ったらお前だろ。
>……俺やろな。

乗り込んで来た他校の女の用事自体はサッカー部に在ったらしいねんけど、何故か俺を名指しできよった挙句サッカー部や無い言うても納得せえへんくて難儀したらしい。
確かに傍目サッカー部のユニフォームとテニス部のユニフォームは区別しにくいかもしれんけどな。
せやかてサッカー少年な俺なんきしょいわ。
他校の女言われても数日前に会うたっけ、くらいの記憶しか無い。
確認したかっただけや言うて立ち去るサッカー部員。
釈然とせん侭残される俺。

俺、そないにテニス部っぽく無いんやろか…。

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163 :Ｃｒａｚｙ　Ｔｅａｔｉｍｅ
2007/04/01 03:07

月夜の晩の丑三つ時。
満月への秒読み開始。

四月朔日、ペンを置いて丁度一ヶ月。
失った日常は戻らへんけど―――･･･
其れでも俺等が俺等で在る事を。
また俺等が俺等らしく在る事を。

ペンは羽根ペン、インクは薄蒼。
開いた頁はまだ真っ白。
まだまだ白紙の頁に何綴ろか。

忘れられない刻が在る。
忘れたくない刻が在る。

日常も非日常も、総てが俺等の歩んだ道程。
例え後ろ振り返っても、前向いて笑いたい。
立ち止まる事が在ったとしても、歩む事を終わりになんてした無いねん。

>日常を失う少しばかり前の話。
>首からぶら下る金色の懐中時計。
>狂っとった其れが正しい刻を刻み出した。

>直しても直しても狂っとった懐中時計。
>其れが正しい刻刻む･･･其れは非日常の始まりだったんじゃろう。
>けれど其れももう終わり。

>時計は再び狂った刻を刻み出した。
>歩めと、そう言われた気がした。

Ｃｒａｚｙ　Ｔｅａｔｉｍｅ！
部屋は正立方体。
閉じたノートは再び開かれた。

>幾ら理屈で固めても、幾ら頭で理解しても。
>感情は其れ等総てを凌駕してしまった。
>僕に出来るのは唯理路整然と。
>感情が落ち着くのを待つ事しか出来ませんでした。

>誰一人欠けても形成さないパズルの様に。
>何一つ欠けても日常は成立しないのです。

>過ぎる刻がやっと―――感情が思考に追いついた。
>休憩時間は終わりです。
>道はまだまだ永いんですよ。

狂い乱れて月夜に夜桜。
舞い散る吹雪は淡雪薄紅。
春の嵐、轟く雷鳴。
ひらひらり揺ら揺らり。

チェリー、グリーンレーズン、マンゴー、ラズベリーエトセトラ･･･
開封したばかりの缶から昇る甘い香り。
温かいポット、流れ落ちる琥珀、注ぎ込まれるティーカップ。

Ｃｒａｚｙ　Ｔｅａｔｉｍｅ．
イかれた茶会の再開や。
心配してくれた人等、おおきになぁ。
俺はちゃんと此処に居る。
俺等は変らず此処に居る。

―――――――――ただいま。

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162 :忍足謙也
2007/03/02 21:00

スペも私信も記念も溜め込んどるわ俺…。

日曜には纏めて――…頑張ります（多分）

居候しとる俺しか理由は他の人には全く以て解らない事何やろうけど…

一応、大事な従兄弟君の事は心配せんでもちゃんと戻って来るさかい心配されとる侑士の友達等は戻って来たら暖かい眼差しで迎え入れてやってくれれば彼奴も喜ぶやろうから戻って来たら仲良くしたってな？

>ってちょお俺らしゅう無いか＿＿…？

部活の途中やさかい追記するかも知れへんけど…ほな。

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161 :忍足侑士
2007/03/01 23:31

随分日記を放置しとった様な気ぃしててんけど、実際はそうでも無かったらしい。
狂っとるんは時間感覚なんか、其れとも日付感覚なんか。

突然訪れた非日常。
日常に紛れて、其れは酷く現実感希薄に。
せやのに強烈に何かを残して今未だに。

もし非日常が訪れる前が日常や云うんやったら。
俺はもう二度と其の日常には戻れへん。
せやけど日常は今日も変わらず続いとって、時折･･･例えば廊下を振り返る瞬間―――失った日常を思い知らされる。

何時までも非日常を引き摺っとるわけにいかんのは判っとって、一日一日過ぎる度に自分が日常に戻って行くんも判る。
何事も無かった様に笑えとるし、愉しい時はほんまに愉しい。
其れは全部嘘や無い。

せやけど･･･まだもう少し引き摺られてたい。
まだもう少し抜け出すには時間掛かりそうなんや。

ペンを握っても言葉が出て来いへん。
何時もの俺てどないやったやろか、そないな事まで考える始末。
其れはきっと時計の音が酷くリアルに響くから。

落ち着くまで暫くペン置こうと思う。
日記消すわけや無いし、街を去るわけでも無い。
私信もバトンもまだ返せとらんもん仰山在りよるし、逢いたい人等も仰山居る。
何時までとか決めとるわけや無い。
もしかしたら一週間もせんうちにペン握れとるんかもしれん。
今は唯、時間が欲しいんや。

イかれた茶会は暫し休業。
居候の謙也は健在やさかいそっちは宜しうしたってや。

居なくなるわけや無いさかいに―――･･･
また日記を開く時、変わらず俺は此処に居る。

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