静かの海 - Psky diary 2

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┗静かの海(341-350/500)

350 :日吉若
2008/11/10 21:12

…８ヶ月目、か？どうも過ぎた時間を数えるのは不得手だ。

前日、あまりの眠さにあの人にキスを強請ってから眠り、起きたら起きたで入れ違いにあの人が眠るという惨事。
遠方から来るとある令嬢をエスコートする義務を仰せつかっているらしく、深夜に起きないとならなかったらしい。
おかげで日付変更線辺りは、俺は一人で黙々ととある作業をしていた。
そろそろ時間だな、という所で無理矢理起こす。相変わらず寝起きが悪いが、比較的時間を取れたせいか、しっかり目を覚ましたらしい。
それから出発の時間までひたすら一緒にいる。何日かはあまりこうして寄り添ってもいられないので、途中から時計の針がやたらと気になって仕方なかった。
行かせたくないな、と。甘えた発想でそう思いながらも、時間は空気が読めない代表なので仕方が無い。ぐずって困らせる趣味もなく、いってらっしゃいと送り出す。

眠るでもなくぼうっとしている内に帰って来たあの人が飯を食っている間だけ起きていて、後はもう俺の目が開かないので糖分を強請って就寝。甘さが足りないのは困る。

昼間はその令嬢に費やしているので、俺はというとかねてからの用事をやっと済ませてきた。
古い知り合いだという令嬢のエスコートにやや疲れ気味のあの人のメールに笑いつつ、話してみたかった某跡部部長と会う算段を立てる。
…一応、一つの記念日だったはずなんだが。まあこういう日もあるだろう。何せこれから先も一緒に過ごすんだ。

眠る前はいつものように2人でベッドへ。
傍にいない日は久しぶりというか、それぞれがバラバラに過ごす日が何だか妙な違和感があって驚いた。
あの人の存在が、俺の中でこんなにも当たり前になっている。
４ヶ月後は、一緒に桜でも眺めて、今年の桜を思い出して笑えたらいい。
季節は巡るが、過ごした時間が巡ることはない。同じで違う時間を、共有出来るのなら幸せだろう。

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349 :日吉若
2008/11/10 18:19

この日は、先日からナンパさせて貰っていた某跡部部長とサシでの会談でした。
まず場所取りに悩む俺。ロルは有りや無しやで悩む。でもトークが目的だからな…と言う事で悩んだ挙句にフリーを占拠。
話下手な自分の性格も考慮した上で、話題に詰まったらサイコロ頼みだ、とばかりに場所を選ぶ。…よし、用意周到だな、俺。

跡部部長が来るまで極度の緊張状態をキープしつつ、入ってくるなりそつのない相手に流石ナチュラル系…と感心しつつの挨拶を。
実際問題として極度の人見知りで緊張しいな俺ですが、温度の近さにあっという間に警戒心が解けてしまいました。
言ってる事も妙にあの人と似ている所があり、ああ警戒しなくていいなと。あっさり信用しすぎて騙されやすいんじゃないかと疑われる始末でした。
…いや、だって割と最初からあの人を褒めてくれたモンで。やっぱりそういうのは嬉しくなる。
俺自身を褒められるよりも、あの人を褒められる方が何故か妙に嬉しい。
日記の印象もそのままに、実際会って話すと実にフランクかつ、話し上手で気遣いの出来る方だな、と。
無駄に格好つけるでもなく、自然な言動が男前とでも言ったらいいのか…過去のエピソードや姿勢を聞く度に、ああ格好いい人なんだなと思っていたのは今明かしときます。
弄りたがりの性格も滲んじゃいましたが、恋人に対しては実に懐の広い男だと感じましたね。

話のテンションが近かったせいか、時間があっという間に過ぎていった気がします。
常にリードして頂いて申し訳なかったですが、俺はとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
…シイタケ呼びは、別に恨んでませんよ？（…）

昨日は楽しい時間を有難うございました。
あの人に伝言は伝えておきましたが、「KY慣れしてるなら」との事です。俺と同等とKYですから、覚悟しといて下さいね。
イメージバトンも、その内答えられそうですよ。褒められているのに慣れてないらしいですが、褒め殺してあげますから楽しみに。

11/11 21:26

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348 :日吉若
2008/11/09 23:25

ここ数日頭の中を離れなかった言葉があった。
もういつ話した事だったのか記憶は定かではないが、付き合うよりももっと前の話だ。
出逢ってから一ヶ月前後、だろう。

>「発展性がなく、ダレてきたら別れる」

あの人の言葉だ。
潔い、実にあの人らしい台詞だと思う。
当時の俺が何と答えたのか、どんな流れの中での発言だったかはもう覚えていない。
（ところで相手の発言ばかりを覚えていて、自分の受け答えを忘れるのはどういう意識の持ちようなのか）
この言葉が、最近とみに俺に圧し掛かってくるような、そんな感覚があった。

だが、大概の場合、俺の不安は俺の勝手な暴走、妄想の産物だと既に何度も証明されてきた。
こうして一人で頭を悩ませた挙句にネガティブな思考に走ったとしても、本人に問いただせばあっさりと霧散する。
経験上、「こうすると相手に負担じゃないか」と考えるタイプが、当人にそれを問い質すのは酷く勇気が要る事だと俺は思う。
前の恋人の時に何度も味わった気分だ。
だが、あの人に対しては話を切り出すタイミングさえ掴めば問題がない。
バカだなと笑って、そうして理路整然として俺の不安を解いてしまう。
一つ一つの要素を解き明かしすぎて時に無粋ですらあるが、それでも俺は安心するようになってしまった。
野暮なまでの説明に、ああこの人らしいなと思う。
昨日もまた、そんな気分を味わった。野暮で無粋でデリカシーのない男だが、真っ直ぐだ。
その真っ直ぐさがないと物足りなくなってきた今日この頃、俺はもうきっと駆け引きが出来なくなっている。

あの人はこの上なくロマンチストな理系だ。
鉄/腕/ア/ト/ムに憧れてロボット工学の道に足を踏み入れるような、そんなガキっぽさを失わない人だと思う。
夢を見るだけじゃなく、夢を叶える事にロマンを感じるような。
理系は現象そのものだけじゃなく、原理にロマンを感じるんじゃないか、というような話を昨日した。
すると、あの人が昔そんな日記を書いた気がする、と。自分の日記を開いて確認していた。
俺はまだ読めない日記なんだが、いつか渡された時に確認してみようと思う。

…そして終着点のない日記なのはいつもの事、という弁明をしつつ。

>４丁目の跡部部長へ
ナンパのお誘いです。
夜間であれば俺は比較的予定を合わせやすいですし、アンタのスケジュールを優先して貰って構いませんよ。
今週中ならうちの部長が多少出掛けがちになるモンで更に好都合ですが、忙しいようでしたらまた後日で。
曜日で考えると、日曜の夜だけはアウトなのが確定しています。
こうしてナンパした相手と会うのは初めてなモンで、最初は挙動不審がちかもしれません。
会話重視で、と思っているんですがどうでしょうかね。

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347 :日吉若
2008/11/09 09:29

昨日は色々と慌しく過ごした。
かねてからの用事も終え、帰って来るとあの人が稽古をつけ終えたところだった。
…懐かしいな。俺は負けず嫌いで「疲れた」とは言えなかったが、何度練習してもショットが決まらない時は悔しくて情けなくて、体力以上に精神力が削られたモンだった。

そしてきっと一生話すこともないだろうと思っていた相手とも話すことになった。人の縁は不思議なモンだ。
一瞬言葉を交わした感覚としては、意外と丁寧な人だな、と。
あの人からの話ばかり聞いていたせいか、もっとテンションが凄いのかと思っていたが、やはりこれは初対面マジックだろうか。今後に注目。

眠い中であの人と夜まで一緒にいた。
一緒にテレビを見ながらああでもないこうでもないとダラダラ話す時間の至福。
何もない日常の尊さを知っていることを、嬉しく思う。

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346 :日吉若
2008/11/06 01:43

あの人と付き合ってから初めて、辛いだの苦しいだの悲しいだので打ちひしがれた。
俺の器は酷く小さい。容易く自己嫌悪でいっぱいになる。

最低なのは俺だろう。

>---------------------------------------------------

消すべきかとも思ったが、これもリアルタイムの俺だ。
解決はしたので記憶として止めておく。

昨日はどうにも気分が悪く、宥められている内に多少落ち着きを取り戻すと、今度は謝れバカハゲの連発。…俺も何なんだか。
ただ、俺が勝手に悲しくなったせいであの人まで悲しませてしまったのは反省すべきだ。
今日は拗ねないように、平和ならいいんだが。

そして今朝４丁目の日記でやたらとドッキリした。何てドッキリだ。
（10/6　9:20）

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345 :日吉若
2008/11/04 22:18

きらきら。の跡部部長から。いつも有難うございます。
そしていつも過分な褒め言葉に慄いてます。甘ったるいだけの日記になりつつある今日この頃ですが、胸焼けに注意して下さい。
それから、物凄く時期外れの自覚はありますが、400オーバーおめでとうございました。
残り80を切っていますが、らしさを貫いての完走を、２丁目からひっそりと見守らせて頂きます。

>□■大切な君バトン■□

>※制作：いもちん　赤澤+観月
>※人でも動物でも物でも、あなたにとっての「大切な君」を思う存分自慢すれば良いじゃないですか！

>１．君のお名前を教えて下さい。ついでに君、ルドルフへ来ませんか？
日吉若です。ついで扱いの勧誘には興味も無ければ、下克上しがいの無さそうな学校に行く気はサラサラありません。

>２．お前の「大切な君」ってどんな子か聞かせてくれよ。
最近あちこちでガチムチ扱いされている可哀想な我が校テニス部部長です。
一見口も悪けりゃ態度もでかい、肩がぶつかれば半殺しにされそうな雰囲気の持ち主らしいですが、
実際にはやたら甘い、親切な、何だかんだで面倒見のいい、人の成長を見守るのが大好きな人ですね。
ちなみに痴呆の気があります。忘れっぽい上面倒臭がり、人の話を聞きません。
…懐の広い人ですよ。優しいし、温かいし。実は振り回されたい願望の持ち主です。

>３．軽ーく馴れ初めを聞かせて下さい。
簡潔に言えば、話し相手の募集に俺が引っ掛かりました。
薔薇の風呂で溺れてるのが似合うと初回に言えば、お茶目な冗談が過ぎるとさらっと躱されたのを覚えてます。

>４．ソイツのどこが好き？
どこも何も。愚問ですね。
全部ですよ、このハゲ。

>５．逆に小憎らしいって思う所もあるでしょう？
やられた、と思う時ですかね。このまま敵わないのも癪ですから、ぎゃふんと言わせる機会をいつも見計らっています。

>６．でもそんな所も可愛いとか思ってるんだろ！
……可愛い、と言うか。まあ。

>７．その方にこれをされると弱い！…みたいな事ってあります？
基本的に弱いです。

>８．ソイツの有難みを感じる時ってどんな時？
いつも。強いて言うなら、呼べば声が返って来る時。

>９．最後に、「大切な君」へ想いの丈をぶつけてみろ！ぬああああ！
寒くなってきましたし、無理しないで下さい。愛してますよ。

（回す相手は次へ）
>>344

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344 :日吉若
2008/11/04 18:46

>>345からの続き

>１０．お疲れ様でした。では「大切な君」自慢をして欲しい方に回して下さいな。
#サボテンとくるくる針　不二さんへ
お久しぶりです。いつかの私信と、300祝いを有難うございました。
世紀の恋愛かどうかは俺には何とも。不幸と同じように、幸福もまた人それぞれですからね。
俺の幸せは、誰かにとっては酷くちっぽけなモンかもしれません。
そしてタイミングを逃す事一ヶ月。100オーバーおめでとうございました（…）
アンタのどこか危うさを感じる透明さと、どこかシュールさを感じる笑いのセンスが、俺は相当好きですよ。

#アイウォッシュ　跡部部長へ
お久しぶりです。先日の一件では肝を冷やしましたが、今日も変わらずアンタの言葉を目にする事が出来て嬉しく思います。
互いに生きてりゃどこかで顔を合わせる機会もあるかもしれませんし、一生会わずとも死ぬ訳でもない。
が、こうして好意を持てる相手を目にする機会を失っちまうのは、俺にとって勿体無い事です。
似ているなんざおこがましい事は言いませんが、時折「姫」の考えに深く頷いている俺はいます。
俺も言葉に詰まってどう表現していいんだかさっぱりですが、一方的な愛読ではない事がこんなに嬉しいとは。
いつかアンタと話してみたいと、願うだけならタダという事にさせて下さい。

>---------------------------------

もしも俺があの人の恋人でなければ、と、ふと考えてみた。
それなら友人になれたかもしれない人間がいる。だが、生憎俺は今現在あの人の恋人で、この先もその座を誰かに譲るつもりはない。
何かを手にする事は、つまり他の可能性を捨て続ける事なんだろう。

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343 :日吉若
2008/11/04 10:40

夢見は悪い方だ。
やたらバリエーションに富んだ俺の夢は、モノクロの方が希少価値だし、匂いや空気感まで微細に表現されている事も少なくない。
そういう夢で、人が死ぬと、起きてすぐは酷く気分が悪い。今朝方がそうだった。

朝方、５時。
あの人はまだ寝ているのに、嫌な夢を見たんです、と肩を揺すってしまった。
最初は寝ぼけがちだった目が続く俺の訴えにきちんと開いて、大丈夫だ、と。
あの人の腕に頭を載せたまま、温かさに安堵して再び就寝。甘えすぎだと、我ながら思う。

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342 :日吉若
2008/11/02 20:46

あの人の交友関係の広さには驚きを禁じ得ない。知り合いがまたいた、と聞く度にまたかと笑ってしまう。
が、あれだけ魅力的な人だからとつい思ってしまう俺は相当イカれてるな。

引きこもり生活も幸せなんだが、それだけじゃ俺は随分と見識の狭い男に成り下がる。そろそろ動き出すか、と。
人としての魅力を磨けたらいい。

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341 :日吉若
2008/11/02 12:06

久々に妙な夢を見た。

舞台は教室。普段それなりに親しくしているクラスメイト達と俺は椅子に座って話し込んでいた。
議題は、黒糖かりんとうの正体。（…）
何故あんなに堅いのか。いや、黒糖の部分である表面から何ミリかはサクッと歯が食い込む、いやねちゃねちゃしないか、そもそも何故かりんとうはあんなに堅いんだ、内側の空洞にどんな意味が等々。

弁明するが、別に俺は黒糖かりんとう愛好者じゃない。濡れせんべいのモチモチぷにぷにさを愛している。濡れおかきも堪らない。
俺の深層心理を解き明かされたい。
夢、占われたい。

と思いながら起床、居間に向かうとテーブルの上には黒糖かりんとうの袋が。
……そうか、俺はまだ眠っているらしい。黒糖かりんとうが俺を逃がしてくれないようだ。

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