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┗静かの海(351-360/500)

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360 :日吉若
2008/11/20 17:58

昨日、古い知り合いから連絡を受けたらしいあの人が、開口一番に上機嫌だと言った。
そんなに嬉しい事があったのかと話を聞くと、何やら俺を誉められたとか。…何だこの人。可愛いな。
だが気持ちは実によく解る。俺もあの人を誉められると無条件にデレる。
そうだろ、うちの部長は凄いだろうと自慢したくなる(バカなのは自覚しているから突っ込みは要らない) 
あの人もどうやら同じらしく、ああもうバカップルと呼ばれても否定なんざ出来やしないと思った。

その人は俺がまだヤマアラシだった頃からこの日記を知っていたらしい。…読まれているのを俺が知らなかったぞ、そもそも。
あの人と出逢う前から現在までを知られているのが少し、気恥ずかしい。何と言うか…あの人にベタ惚れですいませんという気分だ。

それにしても、意外と読まれてるモンなんだな。
こんなに一人の事しか書いていない、オチも笑いもない、感覚に偏り過ぎた日記でも、好きだと言ってくれる人がいるのに驚く。物好きだ。
俺はモテない。謙遜じゃなく、日記を通してナンパをされたりはしないし、そんなに大勢に愛読されているわけでもない。
だからこそ、不意打ちで読んでるらしいぜ、とあの人に聞かされると、妙に驚く。あの人の知り合いだから、好みが近いんだろうな、きっと。
そして読まれているのを知りつつ、自重する気はさらさらない。せいぜい甘ったるい面を暴露されて、それを揶揄われるといい。
俺には実害ありませんからね。知った事か。

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359 :日吉若
2008/11/19 13:50

久々に起こされた。

朝、何だか異常に体がだるく、いっそこのまま休んでしまいたいとすら思った瞬間に、あの人に名前を呼ばれた。
跡部部長、と呼び返したら、眠そうだな、と。眠いわけじゃなくひたすらだるかったんだが、素直に頷いておいた。
起こして下さい、なんて甘え方に笑われて、仕方なしに起き上がった。
今日も寒いが、心臓は温かい。

今日もあの人のただいまを聞いて、おかえりなさいと応えていたい。
…それにしても毎度思うんだが、「跡部部長、お疲れ様です」は、部活後の挨拶みたいだよな。

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358 :日吉若
2008/11/19 02:18

きっとアンタはまだまだ解っちゃいない。俺がどれだけアンタを好きか。
一つ一つ知っていけばいい。自分がどれだけ愛されているのかを。そして幸せだと笑ってくれたら、俺はもう何も怖くはないだろう。


跡部部長。
アンタと二人で「すまき」になって、世界を燃やし尽くす呪文を唱える事が出来たら、今よりもっと幸せになれるんですかね。
そんな魔法を使えない俺達は、ただ抱き合って、お互いを欲しがっていましょう。きっとそれが、俺達に出来るちっぽけな事だ。

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357 :日吉若
2008/11/18 12:34

誰でも幸せになれるモンだと思う。

俺みたいなタイプが幸せだ幸せだと惚けている現実が希望だなんて、不思議な話を聞いた。
俺は、もしそれが希望だと言うなら、希望を作り出しているのはあの人だと思う。
俺が幸せな事実が希望なんじゃなく、俺みたいなのを幸せに出来る、あの人みたいな人間がいる事こそが希望なんじゃないか?
あの人と付き合って幸せになれないわけないだろう、と素で考えている俺の思考回路は相当哀れだ。だが、本音だ。
もしも俺の幸せが希望なら、それは夢幻の類じゃないと証明し続けてみよう。
あの人がいれば容易い。


それから、昨日は他人から向けられたやたらと恥ずかしい台詞に悶絶して、恥ずかしい、恥ずかしくて死ぬ、と喚いた。
あの人は、お前が恥ずかしいのは解ったが、これの何が恥ずかしいんだ、と。相変わらず羞恥心に欠けた男だった。このハゲ。原始人め。
あの人はそろそろ俺の半分でも羞恥心を持てばいい。

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356 :日吉若
2008/11/17 17:37

どうやら俺は恋愛体質だったらしい。
頭の中が色ボケ状態で酷いモンだ。
寝ても起きても一人の事しか考えちゃいない。

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355 :日吉若
2008/11/16 10:29

二人揃って風邪をひく。…あれだけくっついて寝てりゃ、当然か。

熱があっても離れたくなくて、隣に眠る。

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354 :日吉若
2008/11/14 20:51

冬が来て、俺の気の早い頭がクリスマスの事を考え始めた。
欲しがっている物はもう知っているが、あちこち探し回ってもなかなかしっくりくる物が見当たらなくて少し焦っている。
シンプルで、フォルムの綺麗な。
シンプルな物程、実は気に入った物を見つけるのが難しいと常々思う。
地元のギャラリーでももう少し訪れてみるべきだろうか。
それともあの人はきっと見慣れているだろう、海外の有名なメーカーの物を探してみるべきか。
…プレゼント、なんて、俺らしくないんだが。誰かの為に捜し歩くのだってそうだ。
バスを乗り継いで何時間もかけて山奥の工房を訪れてみても、やっぱりいまいちピンとこない。
もういっそ自分で選べハゲ、と思うのは山々なんだが、喜ぶ顔を想像するとどうしても妥協も出来ない。難儀なモンだ。

あの人の事を考えている時間が好きで、嫌いだ。
考えていれば触れたくなって、あの人の香りだけ染み付いたこの部屋で、あの腕の感触に焦がれる羽目になる。
我侭な俺は、逢いたい、早く逢いたいと訴えてはあの人の集中を掻き乱して、あの人の中を占拠してしまう。
あの人の背中が好きで、嫌いだ。
体格以上に大きく広く見えるあの肩や背中に対する憧憬はきっと一生消えない。
だが、追いつけないと思うのも、あの人が俺を見ていないのも、嫌いだ。いつだってこっちを向いて、俺を呼んでいて欲しいと思う。
あの声が、「日吉」と呼ぶだけで、俺の心臓が蕩けていくのが解る。
呼び方が変わったわけじゃなく、あの人にとって俺はきっとずっと「日吉」で、俺はそれがとても嬉しい。
とってつけたように呼び方を変えられたって、違和感に苦しむだけだ。
あの人が呼ぶだけで、俺の名前は容易く特別な響きになる。
だってあの人が呼ぶ俺の名前は、いつだって「愛してる」を含んでいると、知っている。

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353 :日吉若
2008/11/14 11:15

夢を見た。

俺は家族でショッピングモールに来ている。
吹き抜けのすぐ傍らのホールでは家具だの食器だのの市が行われていた。
俺はそれをぼんやりと眺めながら、ああこの背もたれのフォルムはあの人が好きそうだな、と。
それらを抜けて、フードコートへ。
食事中、唐突にあの人からのメールが来た。動揺して俺はお吸い物をこぼし、自分の白いシャツに何滴かの薄いシミを作る。
内容は、「もうすぐ記念日だろ。何でも買ってやるから好きなモン選べ」
時計を見ると、23時半。閉店は30分後。俺は大慌てで欲しいモンを探しに奔走し始める。当然家族は放置。
店の中を走り回っている中で、目が覚めた。

起きてみると実に突っ込みどころ満載だ。
時間も、記念日も、何故その日に探し回る必要があったのかも意味不明だ。
だが一つはっきりしているのは、夢の中でもあの人は突然で、俺に甘いらしいという事だ。


昨日、ここ最近の日記の内容を明かしたら、「付き合いてえ」と、バカな事を言う。
もう付き合ってんだろ、この痴呆が。

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352 :日吉若
2008/11/12 19:40

俺は腑抜けになった。
逢いたくて堪らない。

別に何があったわけじゃない。1ヶ月逢ってないわけでもない。
ほんの僅かな時間ですら強請って糖分を補給した。それなのに、足りない。あの人が足りない。
朝からやけに逢いたくて授業中もあの人の顔が頭をちらついた。騒がれると困るからと学校では外している、指輪のない薬指がやたらと寒々しい。鞄の中にしまい込んだケースから出したいと何度思ったか。

今夜は例の令嬢を送り届けてからの帰宅になる。遅くなるからベッドを温めてろとの事だった。
逢いたくて、困る。
顔を見た瞬間に心臓が破裂しそうだ。逢いたい。

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351 :日吉若
2008/11/11 22:50

相変わらず疲れているらしい。
腕の中は若干狭い。が、温かいので逃げようとも思わない。気持ちよくて、俺までもう寝そうだ。

切れ切れとあの人があまりにもうるさいので、前髪を切った。…短くなって落ち着かない。何だこの視界。

失敗しても前髪なんざすぐ伸びる、切れ、と。どれだけアンタは俺の前髪が気に食わないんだこのハゲ、と思いつつ、うっかり言う事を聞いてしまった俺の健気さをあの人はもっと称えるべきだ。
…それにしても落ち着かないな。早く伸びろ、俺の前髪。

よく飽きないな、なんて。それはこっちの台詞なんだが。
何度だってアンタが俺に言ったんだ。飽きる飽きないじゃない、と。
だから俺も同じ言葉を、何度だってアンタに返そう。そうしてアンタが少しでも安心して俺を抱き締めたまま眠るのなら、きっとそれが安らぎを形にしたモンだと思う。

350を超えて、薄っすら終わりが見えてきた気がする、この日記。
499は、とびきりのラブレターを用意しないとならないな。
いつもあの人が俺に与えてくれる以上の喜びで、あの人の胸を震わせるように。

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