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ヒヨコのたまご
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372 :
幸村精市
2007/11/25 00:58
行楽日和な今日はミステリーツアー…もとい、
『部長と某水族館に行こう!~行き当たりバッタリ覚悟で思ったことは即実行☆~』
を決行。
メンバーは俺・仁王・丸井・赤也の計4人。
本当は真田も来る予定だったんだが、家庭の用事で来れないとドタキャンされた。
弄り倒す予定だったのに惜しいことをした(チッ)
電車に揺られること約2時間の所に今回の目的地があった為、駅に集合して電車に乗り込んだ。
俺と仁王はともかく赤也達が黙っているはずがなく、電車の中で窓の外を流れる景色を見ながら思いつくままに実況中継して騒ぐ赤也と丸井。内容は、あの工場は巨大ロボに変身するんだとか、黄色の電車にはレモン好きの人しか乗れないとかくだらないものばかりだったが、そんな赤也達の会話を聞いていると、ああ、俺達中学生なんだな…と何故か微笑ましい気持ちになった(何)
そんな微笑ましくも騒がしい最中、隣に座っていた仁王が不意に俺の手を握ってきた。
「…何?」
「いや、俺らが手を繋いでたら周りの奴らがどう反応するか興味があってな。今日1日ちょっと協力して。」
…何が悲しくて仁王と手を繋いで水族館デートに繰り出さなければならないんだ?どうせ繋ぐなら若とが良いに決まってる…と思いつつ、普段は気まぐれな分、一度決めたら滅多なことが無い限り自分の意見を曲げない仁王の性格を知っている俺は半分諦めモードで了承。初っ端から余計な体力は使いたくなかったしね。仁王の繋ぎ方がさりげないからか、赤也も丸井も全く気にしてない…というかむしろ実況中継に夢中で気付いていない。繋ぐと言うよりは俺の手をおもちゃにしていたと言った方がいいような気がするが…フフ、どんなに手を弄ったってパワーSにはなれないよ、仁王(何)
そんな妙な展開になりつつも比較的平和に目的地へ到着。男4人で水族館なんて滅多にない組み合わせだからか、もしくは俺と仁王が手を繋いでいるからか、はたまた俺の鞄に可愛い可愛いマンドラゴラが入っていたからか、妙に注目されているような気がしたけど、そんなことは気にせず館内を散策。面白い生物がたくさんいて面白かったよ。植物も好きだけど海の生き物も好きだな。フフ、明日は焼き魚だ(食う気満々)
一通り見て回ってから、水族館の近くを散策してみると妙に長い階段を発見。見つけてしまったものは、行かないといけないだろうと、ひたすら階段を登っていった。山の斜面のような所だったから下手な神社より長かったな。まぁ、いつも俺が扱き倒しているレギュラー陣だし、息を切らすヤツなんかいなかったけどね。もしも、あれくらいで息切れなんかしていればメニューを増やす(鬼)
階段を全て登りきってみれば、だだっ広い公園になっていた。ベンチもあるし少し休憩していこうか…なんて、お茶を取りだし休憩。疲れなんて微塵も感じさせない赤也と丸井は遊具で大はしゃぎしているし、仁王は1人海の方を眺めてたそがれていた。俺はと言えば、お茶を飲みながら大きな木を凝視。
「…あの木登れそうじゃないか?」
「あ?どれ、幸村君。」
「ほら、あの大きな木。」
「んあ?お、ホントだ。登れそうッスね!」
「よし、せっかくだし登ろうか。」
そんな会話をした後腕まくりをして木登りを始めた俺達。どんなに大人っぽく見えたって、所詮中学生(笑)
せっかく登ったので、傍観していた仁王に記念撮影して貰った。フフ、高くて眺めが良かったよ。
身長と同じくらいの高さくらいまで登ったんだけど、何となく飛び降りられそうだったので飛び降りた。
着地は無事成功。お前足怪我したの忘れたのか?!と突っ込まれたけど、結果オーライだったから問題ない(爽)
一体何をしに行ったんだって言われそうだが、俺はやりたいことしかやらない(キッパリ)
思い立ったが吉日って言うだろう?木に登りたかったから登った。ただそれだけだよ。
着の身着のままに行動するのが俺だからね(笑顔)
そんな感じで好き放題して帰ってきた訳だが、ついでに夕飯も食って行こうという話になって、適当な店に入った。
中学生が外食なんて…って?フフ、そこら辺は大丈夫。事前に晩ご飯食べて来なさいってお金渡されたからね。
さすがに無断で外食なんてしないよ。
せっかく食べてこいって貰ったお金だし、食わなきゃ損だ!と言わんばかりに注文する俺達。各2人前ずつペロッと平らげてやったよ。
育ち盛りだからそれくらい軽いもんだ。
まぁ、こんな感じで適当な行き当たりバッタリだったミステリーツアー。
まさか手を繋いだり木に登るとは思ってもいなかったけどな(笑)
フフ、楽しかったね…キミとの思い出がまた1つ増えて嬉しい。
また一緒に行こうね(目を細めてマンドラゴラの葉をつつき)
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