一覧
┗黒百合の憂鬱(23-27/46)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
27 :
列
07/16-23:01
♯
お部屋の戸棚の一角、古ぼけたオルゴールを飾っております。
ずっとずっと昔、お兄様が私にくださったその木箱は、美しい歌を奏でる、当時の私にしてみればとても高価なものでした。……いえ、きっとお兄様にとっても高価なものであったのだと思います。
こんな素敵なものいただけません、と慌てる私に、お兄様はやや困惑したお顔をなさってから、受け取るがいい、とそっぽを向いてしまいました。誕生日の記念である、と。お恥かしい話ですけれども、そのとき私は自分の大切な日のことをすっかり忘れておりました。忙しい日々に流されているうちに今年もそんな季節がやってきたのだと、そのときやっと気がついたのです。ありがとうございます、と今度こそ木箱を受け取った私を見、小さく笑ったお兄様のその表情を、私はきっと忘れないでしょう。
♯
私の大切な日を、忘れずにいてくださる方がいる。
たったそれだけが、どうしようもなく幸せです。
[
返][
削][
編]
26 :
列◇
07/03-18:04
♯
>>>812 英さん
寂しいことをおっしゃらないでくださいまし。
私はあなたと少しでも、絆を持っていたいと思うのです。
……これからもどうぞ、お友達でいてくださいまし。
♭
一番に愛せる方とお会いしたくて、一番に愛していただける方の傍にいたくて……けれど、そううまくいくものではないのですね。……十分理解していたつもりですのに、難しいと実感し、意味もなく肩を落としてしまいました。
ああ、お兄様。私の一番とどなたかの一番、いつか重なる日が来るのでしょうか。出会いとは難しいものですね。
[
返][
削][
編]
25 :
列◇
06/19-15:45
♭
こんなお天気、お兄様は大丈夫でしょうか……心配です。
どうぞ皆さまもお気をつけて。
[
返][
削][
編]
24 :
列
05/29-22:18
♭
こんな日はどうか、眠るまでそばにいてくださいまし。
[
返][
削][
編]
23 :
列◇
05/23-18:39
♭
優しいあなたですから、私にはきっと伝えてくださらないのでしょう。
♭
私は優しい方が好きです。私は我儘で、ひどく自分勝手で……それを許容してくださる方に惹かれてしまいます。とても自分勝手な理由で好きになってしまうのです。
けれどふと、不安になることがあります。私の我儘に付き合ってくださって、迷惑ではないですかと申し上げるたびに、気にするな、我儘を言ってくれるほうが嬉しいのだと言ってくださる、その優しさは、無理をなさっているのではないかと。優しいからこそ、そんなとき、迷惑だなどと率直に言ってくださるはずなどなく……無理をさせているのではないかと、本当はうんざりなさっているのではないかと、不安になるのです。
……でも、それでも、私は我儘を申し上げ、自分勝手に甘えてしまうのです。
優しさに甘える、とは、こういうことなのですね。
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]