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┗家庭の事情(19-23/28)
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23 :
南/伊
07/08-13:07
執拗に女の子の肩を抱こうとする野郎。
女の子はどう見ても乗り気じゃない。
昨日飲みに行った店で見かけた光景だ。
まあそういう場所じゃよくあることだな。
随分しつこいようだったから助けに入ろうとも思ったが、やめた。
なんでかって?
女の子が好みじゃなかったからだ。
男なんてそんなもんだろ。
行動原理のほとんどが下心に基づいてるだろ。
助けたついでにどさくさに紛れてナンパするだろ。
だったら好みの子助けるに決まってんだろ。
否定はさせないぜ、野郎共。
家に帰って弟にも同意を求めたらゴミを見るような視線を向けられた。畜生。
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22 :
南/伊
06/30-00:59
#うわ…兄ちゃんが仕事してる。
明らかに怯えた弟の声と視線にイラッとしながら今日は一日デスクワーク。
俺は大人だから怒らない。
#ヴェー!もしもしルートヴィヒ!?あのねあのね、大変なんだよ!兄ちゃんが仕事してるの!
怒らない。
#あ、もしもし菊!?どうしよう…兄ちゃんが仕事してる!
……怒らない。
#あのね、アントーニョ兄ちゃ…
うるせええええええ!!!
俺が仕事しちゃあ悪いかよ!ああ!?これ見よがしにわざわざ人の部屋まで来て営業マンのアポ取りばりの鬼電かましやがってこの野郎!なんだよ畜生悪かったよ今まで仕事ほとんど押し付けて遊び歩いてて!ああそうだよ俺が悪かったよすんませんでしたこんちくしょう!
俺の謝罪という名の逆ギレを鼻で笑って部屋から出て行った弟のあの勝ち誇った横顔は今夜夢に見そうだ。
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21 :
南/伊
06/28-22:52
久しぶりにあいつに本気で叱られた。
情けないことに泣いた。
すげぇ悔しかったけど、それと同じくらい有難いと思ったんだ。…そうは見えなかっただろうけどな。
叱られるってことは、背中を押されてるってことだ。
てめぇはまだまだできんだろってな。
叱られもしなくなった時は、本物の偉いさんか本物のカスになった時のどっちかだろ。
ちくしょー見てろよクソジジイ。
俺は絶対前者になってやるからな。
そんでてめぇに……、あー…なんだ、その、お、恩返しをだな、しなきゃなんねぇんだよ。借りっぱなしは気持ち悪いだろうが。だからせいぜい長生きしやがれ。わかったかこの野郎。
目蓋が重い。
目ぇ腫れてんだろうなと思ってたら、バカ弟に「兄ちゃん顔ブサイクだよ」って言われた。うるせぇよ。
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20 :
南/伊
06/24-22:59
家に帰ったら、リビングの壁に某七つの傷を持つ世紀末覇者の訪れを感じる恐ろしげなヒビが入っていた。
我が家に伝承者が攻めてきた可能性に戦慄する俺の視界の端にゆらりと動く人影。
#ヴェー、兄ちゃんおかえりー。
>…っな、なんだお前かよ。おい、このヒビはなんだ。
#あ…そ、それはね…あの…
#俺がやったんだ。
壁にとまっていた蚊を潰そうとして掌で壁を叩いたら割れたのだと、恥ずかしげに頬を赤らめて少しもじもじしながら語る弟。
とりあえず話の内容と表情を一致させろ。
ヘタレだと思っていた弟が拳ならともかく掌で壁を叩き割るような剛の者だったことについて、誰かに相談すべきだろうか。
喧嘩してうっかり頭をカチ割られたらたまったもんじゃねぇ。
くそ、きっとこれはあのじゃがいも野郎のせいに違いない。ムキムキとつるんでるせいでムキムキが感染したんだ。絶対そうだ。
じゃがいもめ…俺のか弱い弟を返せばかやろう。
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19 :
南/伊
06/23-23:18
二日酔いならぬ三日酔いでぐったりな日曜日。
テキーラ怖い。
明日からまた仕事だ。
生活リズム戻さねぇと間違いなく地獄を見る。
そろそろ弟の視線も痛ぇしな。ほんとすんません。
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