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┗お前には教えない。(73-77/111)
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77 :
仏
02/19-22:19
Lettre d'amour.
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恋だったり、愛だったり。
そういう物を想い描いて言葉を綴る時、無意識にアイツを想ってる自分に気付いた。
例え目につかない場所に残した言葉だとしても、俺の愛は全てアイツに向いてて。
愛してる、なんてアイツの口から溢されたわずかな言葉の方が、俺の綴る長い愛の言葉よりもずっと効果があるのは分かりきってるのに。
それでも。俺の心をお前が掴んで離さないように、俺もお前の心を掴みたい。
(独占と嫉妬を、お前がしたくなるほどに)
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76 :
仏
02/18-22:33
狂おしい程の、愛しさ。
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昨日から今日の朝にかけて。
アイツとたくさんの言葉を交わせたわけだけど、その中でアイツから伝えれた愛に、俺は身体中を電流が駆け巡るほどに愛しさを感じた。
どうしようか。
想いは止めれない。
もしも舵をとれるのだとしたら、それは愛じゃないから。
自分では止められなくて、理性もきかなくて。それが愛だと俺は思ってる。
(だから、ねぇ。アーサー。)
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75 :
仏
02/16-06:49
雪に埋もれる。
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昨日は本当に、今年一番悪い日だろうってくらい災難が続いて。
真っ白な世界を眺めながら流れそうになる涙に、一人寝たふりをした。
俺にしては珍しく(って自分では思ってるけど)泣き言をもらしたら、胸を張って友人だと言えるソイツはやたら優しくて。
日付も変わってしばらく、アイツから届いた手紙に安堵しつつ今度は穏やかに瞳を閉じた。
友の有り難みと、アイツへの想いを痛感した日。
どんなに雪に埋もれても、俺は昨日と言う日を忘れない。
(白く滲む世界で、見付けられたもの)
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74 :
仏
02/13-18:23
鈍感なのは、
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アイツは変な所で鈍感。
は?マジで気付いてないの?って思う事が本当に多い。
俺はストレートに言葉を伝えてるつもりだし、実際そうだと思うのに、気付いてないんだよね。
しかも、だ。自分を鈍感じゃないって言い切りやがった。
俺は俺で、アイツの真意を汲み取るのが下手。
冗談なのか、本気なのか、その判断を間違える。
#……ばーか
って、返されてから気付くアイツの本音に胸がときめく事も少なくないんだけどさ。
たかだか二文字の悪態に隠されたアイツの本音を、俺はこれからも見付けていきたい。
…けど、俺の考えが合ってるかどうかはいつも謎のまま。だーって、アイツ答え合わせなんかしてくれないし。
貪欲で我が儘な俺は
いつだってお前不足なんだよ。
(お前は俺が、足りてるの?)
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73 :
仏
02/11-22:20
首筋に痕を残してやった。
鏡を見る度に俺を想えば良い。
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明け方。
暖房も効かない部屋で寝ちまったらしいアイツが震えながら傍に来たから、慌てて抱き締めた。
アイツは時々、俺を殺したいと言葉を溢す。
少なくとも、誰かの所に俺が行くのを見なくてすむから。そう言ってたけど。
腕の中で寒さに震えるアイツを見た時
俺は自分の体温が消え失せてもアイツを暖めたいと、そう思ったんだよ。
俺だって誰かの所に行くお前は見たくない。
むしろ、この腕から離したくない。
それでも。
それでも、アイツから体温を奪う事は、俺には出来そうにないなんて、実感。
だから、俺の腕で眠ったアイツから初めて聞いた、おやすみ。の言葉に、衝動は止まらなくて。
首筋に吸い付いて、赤い、赤い、独占欲の花を咲かせた。
(醜く、馬鹿らしい程の独占欲をお前へ)
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