和菓子とティータイム

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┗和菓子とティータイム(27-31/126)

31 :英
07/19-21:06

今日は国務が早く終わったってのに、菊の姿が見えねえ…。
どこ行ったんだろう。菊ん家って無駄にでかいから菊いねえと結構空間持て余すんだよな。

まぁ、別に寂しいわけじゃねえけど！一人でダラダラすんのも楽しいしな！それに菊ん家には話し相手にはならないけど元気な女の子もいるし。俺のそばにはいつだって友達はたくさんだしな！

あー、でも菊いないと調子出ない。

[返][削][編]

30 :英
07/18-13:14

#グロにつき閲覧注意

国務中にも関わらず全く集中できないのは肩の痛みのせいだと思う。
昨夜、菊の歯が俺の肉を割いてその傷を抉った。深い傷だったと思う。

菊の歯が俺の肉を捉え、血なのか何だかよくわからないものが噴き出すような感覚に襲われると、痛みよりも興奮が先に来た。今、酷い痛みで目眩すら感じるってのに、昨夜は不思議と痛みは感じなかった。ただ、熱くて熱くて…喉が灼けるような感覚に自分が飢えていることを悟った。

傷口から身体の芯まで熱くなって、俺は直ぐに勃起していたし…、それを菊に罵られるのがたまらなくて…あの瞬間、理性は完全に飛んでいたんだと思う。

結局、理性を捨ててだらしなく強請ってでも欲しかったものは貰えず、行き場を失った欲望を自らの手で慰めた。傷口に指の腹を当てぐりぐりと押し付けてやると、ずっと皮膚に守られてきた俺の中身が直に嬲られ身体中に助けを求めた。それが痛みとなって俺の中を駆け巡った。毛穴から大量の汗、そして涙が溢れたが、俺は菊がつけてくれた傷口を愛撫し続けた。

…だけど、どうにもイケない。こんなにも興奮して熱くて目眩がするのに。俺はやっぱり菊じゃないと…。

起きたら、血は止まっていたし、昂りも治まっていた。
芯に残った飢えは消えないけれど、傷口にガーゼを貼って国務に向かった。昨日と違ってジクジクと針でひたすら刺されているような痛みだ。

菊の言うように一生消えない傷になってしまえばいい。だけど、一晩で止まってしまった血に俺は不安になった。…いつかこの傷も痛みも消えてなくなる。不安で不安で仕方ない。

しかし、だ。この傷がある以上、俺は普通に生活はできない。午後からも国務は詰まってるっていうのに、身体が熱くてたまらねーんだ。

ああ、最悪だ…。
菊のことしか考えられない。
…こんな俺を周りはおかしな目で見てねぇだろうか。自分でも目が違うのが分かる。はやく帰りたい…。ボロが出る前に…。

[返][削][編]

29 :英
07/17-16:00

菊はどんな香りが好みなんだろうか。
少し甘い香りがいいか？それとも爽やかな香り？
望むならどんなフレーバーティーだって淹れてやるぞ。室内を菊の好きな香りで満たして、そこで出迎えるんだ。菊が俺の顔を見た瞬間、ばっちり蒸らした紅茶をカップに注ごう。カップに集めた香りを差し出して、今度はしっかり体内でその香りを感じてほしい。

菊の好きな香りが俺に染み込むまで、何度も菊に紅茶を淹れてやる。菊が世界で一番好む香りを手に入れたいなんて馬鹿げてるかもな。だけど、俺は菊と繋がっているためには何だってする。

たとえ世界を敵にまわしたとしても。

今朝、菊が改まって何か言おうとしたから、別れ話だと勘違いした。よくよく聞いてみれば、全然違う話っつうか…真逆のことって言うか…まぁ、それはいい。
その後で、菊が見かけたオスモウサンの匂いが良かったとか言うから…。それで…この日記だ。
オスモウサンの匂いなんか嗅いだことねぇけど、俺の淹れる紅茶の方が絶対絶対絶対にいい香りだからな！

[返][削][編]

28 :英
07/17-07:11

Good morning.
昨夜はいつの間にか眠ってたみたいで、記憶がねぇのにタオルケットにくるまって寝てた。菊が布団まで運んでくれたんだろうけど…もう少し話していたかった。菊がそばにいると安心して寝ちまうんだよ。この性質どうにかしたい…(ずーん)

さっき、隣で寝ていた菊が一瞬目を覚まして俺を抱き寄せたんだけど、おかげで動けなくなっちまって。国務行かなきゃなんだけど…可愛いから起きらんねぇ…！参ったな…トイレにも行きたいのに。まぁ…もう少しだけ菊の腕の中にいるかな。…腕の中って言うか、菊に抱きつかれてるだけなんだけどな（笑）

[返][削][編]

27 :英
07/16-17:14

今朝の話。
今日は俺が朝はやく出かける日だったもんで、まだ眠っている菊にキスだけして国務に出た。
やることやって時間見たら、まだ菊が出かける時間に間に合いそうだったから15分だけ戻ることにした。…帰ってみるとまだ菊は布団で、声をかけてもぐずぐずして起きねぇんだ。たっぷりキスしてやっても抱き起こしてもずーっと目を閉じてやがる。…本格的に何かの魔法にかけられてんじゃねぇかと心配したんだが…あまり時間もなかったってのもあって、とりあえず布団から転がして畳に放置してまた国務に戻った。

そのあとだ、菊からメールが入ってて…

>行ってらっしゃい、アーサーさん。愛してます。寝た振りしていないで話せば良かった。

どうやらあれは寝た振りだったらしい。俺が国務を終えて帰ったと勘違いしたんだな。
……くそ、菊が可愛い。
普段はきちっとしてるのに、寝起きはぐずぐずしてんのってたまらねぇよ…。今度2人とも休日ができたら一緒にダラダラしような。

…今夜は少し遅くなる。今朝凹んでたから、せめてこの日記読んで紛らわしたらいいんじゃねぇか。……ちょっとしたご褒美だ。日に何度も開けてチェックしてるなんて言われたら悪い気はしねぇからな…。

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