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┗和菓子とティータイム(62-66/126)
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66 :
英
09/21-07:43
昨晩は菊を閉じ込めて独り占めしてやりたいって話をしてたらいつの間にか寝てた。最近眠れない日が続いていたんだけど、俺が話すのを穏やかに聞いてる菊のそばでぐっすり。なんだか落ち着くんだよな…菊の隣は。
ここんとこ、菊に対する独占欲が半端ない気がする。俺から離れていくなんて考えたくもないし、菊が何をしていても俺のこと考えてほしくて。
ああ、そうだ…昨日は菊がフェリシアーノにフォアグラ食わせてもらったとか言うからフォアグラのことばっか考えちまうし。フォアグラの虜とか言われたらフォアグラに嫉妬するくらい普通だろ?菊の口ん中どころか胃袋まで掴んでんだぞ!?…フォアグラめ。俺はフォアグラには負けねえんだからな!……つまりだ、全部俺じゃなきゃダメなんだよ。余所見とか絶対嫌だ…って話から冒頭の監禁話になったわけだけど。
…本当にやったりしねえよ。お互い国務もあるし…それぞれが独立してんだし。だけどそれくらい菊がいなきゃ俺はダメなんだ。菊がいれば安定していられる。
もう逃がさねえから。
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65 :
英
09/18-23:22
ここ数日…体調が悪い。
世界を騒がせているあのニュースが少なからず影響してるのは間違いねえんだけど…情けない。
そんなわけでいつも以上に不安定なときに俺の安定剤は忙しそうだし…正直すげえ寂しかった。俺も遅くなる日が多かったし別にいいけど…全然足りないっつうか、深刻な菊不足。
今夜は少し時間あるって言うから、菊に噛み付いた。そうしたら色んな欲望が溢れでて…ぶっちゃけ我慢できないレベルにまで達してんだけど…ダメだ、そんな元気まではない。
自分でも何書いてるかわかんねえや。
でも、今夜は眠れそうだ。
菊…愛してる。
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64 :
英
09/15-00:01
今夜は眠れない夜になりそう。
…明日になったら抱きしめてほしい。こんなことをわざわざ日記に書くなんて自分でも小狡いなあと思う。だけど…書かずにはいられなかった。
…菊、不安だ。菊との関係じゃない、俺自身の問題。…自分の一部を失うような感覚、なんだろうな…ぽっかり穴が空いたような妙な感覚なんだ。俺は俺自身が分からない。例えば10年後…俺はちゃんと俺なんだろうか。わからない。
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63 :
英
09/08-21:34
>月が綺麗ですね。
なんて菊が言うもんだから空を見上げたらまん丸の月が空で光ってた。ほんとに丸いんだな。
菊ん家では中秋の名月って言うらしい。
菊と一緒に見上げる空は格別だ。
こんなに穏やかな気持ちになれるんだな。
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62 :
英
09/08-06:08
久しぶりにゆっくり休みを取ったせいか、国務に出るのが億劫で仕方ない。今回の休みは菊と揃ってたってのがあって二人でのんびり過ごしたから余計にだろうけど。
こうやって菊と時間を共有すると、楽しくて満ち足りた気持ちになる一方で、菊がいない多くの時間に絶望する。お互いに国務をこなす毎日で、一緒に過ごす時間なんて一日のうち微々たるもんだ。菊がいないとぽっかりと心に穴が空いたようで物足りない。菊に出会う前は知らなかった感覚だ。
菊との幸せな時間がある一方、大半は何か飢えた時間を過ごす。俺たちは半永久的にこの命を持ち続けるけど、国土の場所も文化も違う俺たちが一緒になることなんてできない以上、この飢えはずっと付いて回る。
それほどの絶望が俺の頭にはチラついている。考えすぎだと言われりゃそれまでだけど、考えずにはいられない。
菊、俺な…こんなにお前にのめり込むなら知り合わなければ良かったって割と本気で思ってる。友達を互いに探していたあの日、手を取り合ったことをなかったことにしてしまいたいと。
そうすればこの痛みを俺は感じずに済んだんだ。そうだ、今までそうやってきたし、実際、それは俺の防衛機序の一つとしてちゃんと機能していた。
…あの日出会ったことが全ての間違いだとするなら、俺は菊の手を離さなければならない。…だけど、もうそんなことはできないと思う。菊の温もりを知ってしまったから。
……菊、今日も愛してる。
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