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Ringwanderung
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135 :
独
12/07-22:42
#201412007 22:42 - Leben -
久方の彼奴と過ごす休日。59務が忙しく中々彼奴との時間を作る事が出来ないのは俺だ。もっと触れたい、相手の体温を感じたい。あわよくば…などと、やはり俺も92と言えど男だ。色々と考えてしまうんだ。とは言え大切な時間である今日に…そんな事ばかりは如何なものか。身体ばかりと思われたく無い、という変な自尊心が働いて求める事を躊躇している。だが、俺にだってお前の様に欲求不満にはなるんだ。今更言っても仕方がないがな。
>其れからもう一つ
彼奴の不安を消し去る方法を暫し考える必要を感じた。此れは俺の中では今年中に何としても、早急に改善したい重点課題である。俺はお前以外愛せないというのに…全く困った奴だ。
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137 :
独
12/08-19:03
#201412008 19:03 - Leben -
物にも魂がある。少なくとも俺はそう思っている。其の言葉を聞く限りでは単なる頭の可笑しい奴なのだろうが、誰かが作り上げた物と言うのはその作者の魂が宿るのだと昔誰かに聞いた事がある。
冬に活躍する革のブーツはオイルを塗れば塗る程深みのある色合いになり、今は無きC.P社のティーセットは側面の印刷こそ薄くなってしまったが今も変わらず美味しい紅茶を淹れるには欠かせない物だ。兄貴がBerlinの蚤の市で見つけて買って来た兄弟熊の人形は仲睦まじく我が家の本棚で寄り添っている。手巻き式の腕時計は俺が螺子を巻くと息を吹き返すかの様に秒針は音を刻む。色褪せた絵本は開く度にインクの香りが冒険へと誘う道標を立てる。
>物には魂が宿る。
大切にすればする程に美しく輝く其れに変わらず俺は魅力されている様だ。ただ一つ言えるのは、俺は飽く迄も物を大切に使っているに過ぎないんだ。骨董品を眺める様な趣味は持ち合わせて無いからな。
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141 :
独
12/11-16:51
#20141211 16:50 - Leben -
今日は彼奴が59務で俺が休日だ。
ローデリヒとの約束の為に、出掛けてから帰って来ても時刻はまだ16時だ。彼奴が帰宅するにはまだまだ時間がある。彼奴の居ない時間はとても退屈だと思うようになったのは、何時からだっただろうか。互いの近所を報告するだけの他愛も無い会話でさえも愛おしいくて仕方がない。俺も随分と他者に執着する様になったものだ。ただ其れは彼奴に限った事で有るのは言うまでも無い話だがな。
久方振りにあの部屋の整理でもするとしよう。
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143 :
独
12/12-22:54
#20141212 22:50 - Leben -
帰りがすっかり遅くなってしまった。彼奴と顔を合わせる事は叶わなかったが…彼奴はゆっくり休めたんだろうか。彼奴は彼奴で忙しい様だからな、少し心配だ。明日から明後日に掛けて俺は59務で居ない。日曜はきっと帰りが遅くなるだろうしな。もう少しの辛抱だ、と思いたいが今は年の瀬、そうも言ってられんな。
>Gute Nacht,Arthur.
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144 :
独
12/14-18:40
#20141214 18:40 - Leben -
帰宅してから少し仮眠を取った。陽の温かさで目を覚ませば、久方ぶりに兄貴から便りが来ていた。此処の所、ずっと擦れ違いばかりだったからな。其れは兄貴に限った事では無い、アーサーともそうだ。ローデリヒやフェリシアーノも誰とも俺は会話らしい会話していなかった様に思う。アルフレッドからもC.O.Dをみんなでやらないかと誘いが来ていたな。早く返事をしなければな…そろそろ催促が来そうだ。
>来週は、
漸く2連休がもらえそうなんだ。
彼奴は忙しいのだろうな、年の瀬は街が騒がしく、何かと忙しい。少しはお前に触れたい……とは、柄じゃないな。
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