一覧
┗
Ringwanderung
┗242,243,244,246,248
242 :
独
05/12-20:57
#20150512 20:57 - Leben -
今夜は豪雨らしい、雨音が激しさを増す。雨に活気がある。自然というものは時に人類に牙を剥くが、自然の方が遥かに人類よりも力が有り、人類にとっては最大の脅威である。時折、其れを認識させては、また長い年月を経て、人は平穏という檻の中で飼い慣らされるように出来ているらしい。
>脅威に囲まれた鍵の掛からない檻の中で。
#話は変わってしまうが、
コ/リオ/リの力というものを知っているだろうか。タイフーンが発生してからの進路は、地/球の自転の影響を受け、北半/球は右方向に、南半/球は左方向に曲がるという至って単純な原理なんだが、此れを踏まえて天/気図を眺めているとなかなか面白い。発生して最初は垂直に北へ向かって行くが、原理を基準として色んな要因があって、其れを足すと進路が変わっていく。此れが非常に面白い。
>長い59務の暇潰しには十分だ。
[
返][
削][
編]
243 :
独
05/13-23:40
#20150513 23:40 - Leben -
彼奴は眠ってしまったようだ。
今夜は昨日と違って夜がとても静かだ。音楽を止めてしまうと聞こえるのは、犬の寝息ぐらいなものだな。彼奴が心配していた野良猫たちも、今夜は静かに眠ることだろう。近所の野良猫は、どうやら発情期らしく、けたたましい声を上げていた。猫はそういう時期なのか。となるとお前もなんだろうか、アーサー。
#静寂に包まれながら、
ただ黙々と彼奴へ渡す予定の小物を作っていた。お前は気に入ってくれるだろうか…少しばかり心配だ。しかし、今日は少し彼奴と話す機会があったというのに、肝心なことを伝えそびれてしまった。
>週末は休みを取れたぞ。
#薔薇が枯れてしまう前に、
#お前に会えそうだ。
[
返][
削][
編]
244 :
独
05/14-23:59
#20150515 00:40 - Leben -
時折だが、彼奴に触れたくて仕方がない日がある。常日頃から触れたいと思っている事は否め無いが、その感情とはまた違う。此れを例えるのなら、発情期に近いのかも知れん。とは言うものの、今夜は彼奴が居ない。
>毎日顔を合わせていても足りない。
#触れたいと願えば願う程に、
触れ方が分からなくなってしまう。この無様な姿は、まるで何かの魔法、いや…呪いのようだ。其れでも尚、お前に触れる事を考えては胸が熱くなるんだ。浅緑の若葉の様な瞳に見つめられると、今でも脈が上がる。お前はこんな俺を滑稽だと笑うだろうか。
#偶には、
出逢った頃のように酒を飲み交わしたい。其れに俺は微醺を浴びたお前の姿も嫌いじゃない。昔のお前は酒に酔うと文を連ねて持ってきていた。呂律の回ってない程のものだったな。
>其れは其れで愛らしかったがな。
#最近の俺たちは、
長らく禁欲状態のようなものだ。意馬心猿と迄はいかないが、男たるもの少しの獣欲ぐらいは持ち合わせていても良いのかも知れない。
>ほんの少し俺たちに時間があればな。
#怖めず臆せず、
#これからもずっと先まで、
#お前と生きていきたいものだな。
覚えているだろうか、あの日の言葉を。
#Möchtest du meine Frau werden?
>Yes. Will you spend the rest of your life with me?
#Allerdings.
俺は今も昔も変わらずお前を愛している。
[
返][
削][
編]
246 :
独
05/17-17:55
#20150518 22:05 - Leben -
人が人に対して零す愚痴と言うものを聞くのが俺は非常に苦手だ。其処からは何も得ることが出来ない。其れだけではない、作業効率も落ちる。言った側は発散出来ても、聞いている側はスッキリしない事が多い上に、吐き出された愚痴を空気と共に吸収している感覚になる。つまりは気も身体も重くなってしまうように思うんだ。反省会と言う名の愚痴披露宴を繰り返すよりは、当事者も交えた検討会の方が余程有意義な時間だ。
#時に、
ストレスの発散は必要不可欠だろうが、ストレスを溜めずに済む環境作りもまた必要だ…、とこんな所で手記に綴れども、状況の改善は困難である。
>ストレスの発散といえば、
最近はなかなかゆっくりする時間もない。59務が落ち着いたら、ドライブがてら犬を連れて山へ行こう。森林浴で精神力を満タンにしたならば、また一から頑張ろうと思えるはずだ。世の中には色んなやつがいて、ストレス発散法も十人十色だ。ならば、己に見合った発散法をいち早く見つけ出す他ない。
>俺にとっては、
美しいものを見て感じ、音に触れ、文/学によって言葉の美に魅せられる。時には汗を流し、仲間や最愛と笑って過ごすのが一番だ。
誰かの不幸と比較してはまだ自分は幸せなのだと安心を得るよりも、何もないところから小さな幸せを見出せる者になれたらと願う。
>願わくば周りもそうであってほしい。
[
返][
削][
編]
248 :
独
05/29-02:47
#20150529 02:46 - Leben -
>Gute Abend, Arthur.
きっとお前は今頃、夢の中だろう。眠りの浅いお前が少しでも穏やかな夢の時へと辿り着けていればいいがな。流れ行く時間の中でお前と出逢い、こうして最愛となったのには大きな意味が有ったのだろうと最近思う様になったんだ。まだその答えは見つかっていないが、きっとすぐそこにあるはずだ。59務の合間にふとお前がどうしているか気になってしまう。時折、他者の手記を覗いてはその恋人たちの仲睦まじさに、お前との姿を重ねてしまう。
>そんな事をする暇があるなら会いに来い
とお前は言うだろうか。いや、お前はきっと黙っているんだろうな。お前は優しい男だ。いつも黙って、俺の事ばかり気に掛ける。
記念日をまた一月数える事が出来て嬉しい。
感謝している、アーサー。
#この良き日に俺の気持ちが少しでも、
#お前に届けばと願う。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]