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独立のその後を、ここに記す。
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> 「俺は兄さんが居なくても生きていけるし、兄さんは俺が居なくても生きていける。完全に一つになってしまうのではなくて、いつでも二人で並び立ってくれるお前が好きだ。」 > > 遠い昔、何度もそうやって彼と語り合った。俺は優しくて、強くて勇ましくて、でも可愛くて、高潔で、誰より美しい兄貴が好きでたまらなかった。 > 互いが無くても生きていける、それでも必要としてくれる。そんなあの人が隣に居るのが誇らしかった。 > > その予想は大当たりで、分断された今現在、俺も兄貴も普段通りに生きている。兄貴はこの冬、露の極寒に晒されたようだが…電話ではなんでもないといった声色だったな。 > > 俺もいつも通りだった。分断が起こったことはそれは悲しかったが、一人だって生きていけた。少しの違和感を無視すれば。 > > 俺は他の奴らと話すたびに、兄さんの影を追ってはうじうじと思い悩むようになっていた。 > 俺は彼を何度も忘れようとした。 > しかし、それはいつも無駄な努力に終わる。 > > 誰かを愛しても、いつも物足りない。どんなに素敵な女性でも満たされない。 > > 分断が起こってから、「ああ、こんなに好きだったんだ」と自覚してしまった。付き合っている頃から薄々思ってはいたけれど。…俺はやっぱり、どこのどんな人よりもお前がいいんだ。 > > 兄さん、愛してる。ボ/ンに桜並木を作ったら、お前は見に来てくれるだろうか。
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