lock and load - 日記-R18-

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┗lock and load(29-33/42)

33 :英
03/07-23:02

#Reloading

酔い潰れる子が可愛い。なんであんなに隙だらけになるんだ？ニコニコしたままへにゃへにゃになってテーブルで突っ伏して寝ちまうんだ。見ているだけで可愛いなって思う。俺はなんつーか……そんな可愛さ皆無で常に介抱役。もちろん下心なんかも有ったりするが何より可愛く酔い潰れた子を見ているだけで下半身満足しちまう。いいよな、あんな可愛く酔えるのってさ…可愛い酔い方の子を見ただけで俺は酒を何杯もあおるより心拍数上がっちまう。隙は大事だとよく聞くが隙だらけの子を見て確信した。ああ、隙は大事だ！！

>手を伸ばせば触れられる距離で何も出来ない俺はやっぱり俺。つまり、そう……酒が足りない。

[返][削][編]

32 :英
02/16-23:58

#Reloading

そう、気が付いたら世間の甘いイベントが終わっていた。チョコレートを渡す学生の初々しい姿をたまたま見掛け胸をときめかせた次の日、俺はと言えばチョコレートの売れ残りが半値にならないかと胸をときめかせている。現金だよな、俺。
けどさ、高いチョコレートはあまり食べる機会がないんだ……つまりだ、是非とも食べたい。分厚いパンフで見たんだが今はチョコレートにも色々あって…空みたいな深い青色なんてのもある。あれ、食べるの絶対勿体ない。どんな味がするのか予想もつかないが…きっと美味しいんだろうな。高価でないが苺に染み込んだチョコ？の瓶詰め、なんとか人を掻き分け買い渡せたが……あいつの口に合うといい。俺も料理が得意ならばと毎年歯軋り。いや、決して下手なわけじゃないぞ？スコーンとかスコーンとかスコーンとか焼けるわけだしな！？

>高いチョコより駄菓子のチョコのが口に合う気がした。

[返][削][編]

31 :英
01/15-17:39

#Reloading

久々に晴れた空を見た気がする。曇天は見飽きていたから良かった。手を伸ばせば届きそうな青空、もちろん其れは掴めなくて空を搔く。あー…そうだ、やりたい事があった。あまり頭が動かないな。

>美味しい紅茶を飲みたい。

無駄に思い出した過去に、酷く打ちのめされて視界がぐるぐる。

なあ、愛されるのと愛するのってどっちが幸せなんだ？昔から欠落した部分がある者は他人に好意を持たれやすいなんて言うけど、欠落だらけの俺は論外みたいだ。

あー…くそ、見ないふりをしたら良かった。
忘れていたのに掘り返して自爆。
ほんと、酒が足りない。今更だろ、俺がろくでなしな事くらい。見る目ないんだよ、と笑いながら自己嫌悪しちまってるからもう一杯。濃いめでどキツイの頼む。

[返][削][編]

30 :英
07/04-22:36

#Reloading

友人から連絡が来た。俺にだって一方的に好意を寄せているだけかもしれないが友人は居るんだ。数ヶ月ぶりに来た手紙を開けば相変わらずの姿が在った。俺とは真逆のタイプのそいつとはもう10年近い付き合いになる。未だに掴み所がなくゆらゆらと漂うクラゲみたいな印象だ。ただ此方が問えば必ず真っ当な答えを欲しいだけ与えてくれる。真摯に俺の背を叩き叱咤激励してくれる彼奴はどうやら縁というモノに雁字搦めになったらしい。俺はと言えば友人と呼べるのは此奴くらいで雁字搦めになる縁すらない。聞き上手な彼奴故の悩みなんだろうなと思った。皆に慕われ彼奴の周りには何時も誰かしら居るからな。そんな彼奴は幾つかの縁を切り捨て断捨離をしたんだと綴ってあった。いざ篩にかければあの縁もこの縁も要らないんじゃないかと、そうして気がつけば俺が残っていたらしい。特に頻繁に話す訳でもないが、いざ話せば落ち着くし連絡が無い時は元気な時だろうなと今更疎遠を案じてしまう仲でもない。こういう縁に恵まれた事を心底有難いと思えた。欲して手に入るもんじゃねえからさ。相変わらず手紙は途絶えがちだが、それでも切れない頑丈な縁を俺は誇らしく思う。

>次に話すのはいつだろうな、その時は惚気話をたらふく食わせてやるよ。

[返][削][編]

29 :英
06/30-00:42

#Reloading

まるで過去を今にしたような、そんな鮮明な夢を時たま見る。そういう類の夢はだいたい後味が悪く気が滅入るものが多い。過去を蔑ろにしている訳では無いが振り返りたい訳でもない。大事なのは今と先で……なんて考えているから夢を見るのかもしれない。無意識に過去から学べと、自分自身に警告をしているのだとしたら何だかしっくり来てしまう。きっと俺の疑心暗鬼が見せたんだろう、気付かぬ振りをしてはいたがそれでも詰まらない結果を導いたに変わりはない。夢の中の俺は失ったそれらを繋ぎ止める術も無いせいか要らないなと笑うしかなかった。気が付けば砕け散って掌から砂みたいに流れ落ち消えた。安堵しこれで良かった、と真っ先に呟いたんだから俺の今に間違いは無い。
砂まみれだ。溜まりに溜まった埃を払うみたいに、俺の感情もたまには綺麗にしてやらないと。

>お前の前では感情だけも綺麗で在りたい。

[返][削][編]

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