一覧
┗鳩の止まり木(141-145/160)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
145 :
仏
08/27-05:39
星が消えていくのを見ていた。
夜から朝にかけて。群青が青に変わってそれから薄紫と桃色、薄橙に。空の端の雲が光るのがチカチカと目蓋の奥の方へ刺さる。
水辺を歩く。もっとゆっくり歩けたらきっと素敵だったんだろうけど。淀まない水の匂いと成長する緑の匂い。霞がかった空気をなるべく吸い込む。
今だけでもここに来たこと忘れないように、欲張って花を見付けて。水鳥が対岸へ行くときに作る波紋の消えるのも待たずに。皆同じ方へ向いて花弁が落ちていく。
君の所へ帰る頃にはすっかり消えた星だった。
もう少しだけ、傍で眠らせて。
[
返][
削][
編]
144 :
仏
08/06-09:30
この時間にいつもよりゆったり朝食を摂れるのが嬉しい。久々に自分の為に使える休み、何しようかな。とは言っても結局仕事に使いそうだ…。
せめて、そうだ、海を見に行こう。
[
返][
削][
編]
143 :
仏
07/23-13:49
穏やかな時間、こんなものがある今日の日が少しも現実味を帯びない。
何でもない話を聞いて頷いてるだけでいいってのは楽だよなあ。薔薇の手入れの大変さやハーブを乾燥させるうまい方法なんか、淀みなく話を聞かせてくれるこいつとケンカせずかかわれるようになったのは思えばそれほど昔じゃない。お互いにとって心地いい距離感ってのが掴めたのは大きな進展だったと思う。
どうか、少しでも長く、傍に。ねぇもっと色々な話を聞かせて。
たまに二人で過ごす時間が、こんなにも優しい。
[
返][
削][
編]
142 :
仏
07/22-14:39
いつの間にか違うことを考えちまった。
意識し過ぎとは思うんだけどね、これじゃあ好きなように振る舞えない。
緊張感は思ったより無いみたいだ。多分どこ行ってもそう。それともちょっとは許してんのかね。
爪先だけ日向。日が照って来たときのじわじわする感じは嫌いじゃないな。暑さの所為で空気が膨張して液体が上がってくる現象を目の当たりにしたのは初めてかも。ドリップパックのカフェラテがいつの間にかストローを昇って溢れそうになってた。びっくりした。
どこかからクラリセージの香りがする。
うまいとこだけ信用するやり方、俺は卑怯とは思わないけどね、そこから何を自覚するか、ヒントを得るのは必要な事と思う。
…うーん、目的地も定まっていないのに道標だけ幾つ見付けても無意味か。結局、何一つ選べない。何か、変わったのかね。それともこれでいいのかな。
堂々巡りして戻って来んのはアンタんとこだわ。
[
返][
削][
編]
141 :
仏
07/21-09:37
新しい試みの始まる予兆みたいなものにちょっと浮き足立っちまってる…。うーん、楽しいのは大歓迎だけど、目の前のことは疎かに出来ないね。
さーて夏野菜も順調に収穫できてるし、もうひと頑張り。
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]