悪魔で悪いかっ【非募集】 - 旧ふぉるて臨時掲示板

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┗3.悪魔で悪いかっ【非募集】(918-927/944)

918 :虎徹
2024/04/14(日) 13:17:06

（昴から屋上テラスに移動するよう言われていると教えると、ふにゃふにゃとしていたアベルが一変し、真面目な表情で「きちんとした服で行かなくてはいけない」と告げてきたので、それを不思議に思い首を傾げて見せれば、今度は肩に手を置いてとんでも無い情報を口にしたアベルに驚いたような声を上げて）

は…？おい、それって気不味い雰囲気になるんじゃねぇだろうな…？

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919 :アベル
2024/04/15(月) 13:52:41

ジョルテは魔王の座に着きたくてしょうがないらしい。でも、オレがいるだろ？だから、オレを落とすため、いかにオレにその素質がないかっつーのを見付けては、朗々と親父に報告すんだよ。

(どうにも目の敵にされ、大人げない攻撃をちまちま受けているという話を呆れた声で伝えては、早くテラスに行かないとまたジョルテを喜ばせることになると思い、昴に声を掛けて)

テラスでメシ食うのも、ジョルテが立派な翼を出しっぱなしにするためだ。オレには翼がねぇからな……　昴ー、オレたちの服、用意してくんねーかー？

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920 :虎徹
2024/04/16(火) 12:30:57

随分幼稚な事をするんだな…、お前の叔父とやらは。

（叔父からの嫌がらせがあるとアベルから聞かされると、後継者争いによる嫌がらせはやはり有るのだなと妙に納得したような顔をするものの、本人からすれば鬱陶しいだろう事も分かるのか、昴に声を掛けているアベルを慰めるようにポンポンと頭を軽く叩いて）

死に直結するような事はされてないのか？

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921 :アベル
2024/04/16(火) 23:48:44

んー？まあ、急な突風で屋上から飛ばされそうになったり、食事中に飲もうとした水が黒かったりはあったけどなあー

(虎徹からの質問に、改めてこれまでのことを思い出しながら答えれば、不意にはっとし表情を不安なものにしながら、自分の両腕を抱き締めるように掴みながら虎徹に向き直って)

……え？これって、オレ、命狙われてたってこと？

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922 :虎徹
2024/04/17(水) 12:35:27

完全に狙われてるだろそれ‥。よく今まで生きてこれたな？

（冗談半分で質問をしたものの、返ってきた答えは笑えないもので、話していてようやく事の重大さに気付いたのか、自らを抱きしめながら不安な表情を浮かべたアベルの危機管理の無さに苦笑いを溢して）

出来るだけ叔父には近付くなよ、何されるかわかんねぇぞ。

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923 :アベル
2024/04/17(水) 21:14:08

ジョルテは風と水を操れンだよ。だから離れててもお構いなしっつーね……

(こちらの二人分の下着からシャツやスラックスまでの一式を持ってきた昴は、ジョルテの話を聞いても表情ひとつ変えずにいたが、ソファの上に一度置き、着替えを手伝いながら「…アベル様はおそらくこれまでに20回以上は死んでいておかしくはないと思います」と飄々と語って)

え……まじで？

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924 :虎徹
2024/04/18(木) 12:07:38

王子、お前…どうやって生きてきたんだ…。あ、もしかして昴が助けてくれてたとか…？

（ジョルテの扱う魔法の属性を聞いて、もし戦闘になった場合どう立ち回ればいいだろうかと考えながら用意してもらった服に着替えていると、着替えの手伝いをしていた昴がアベルが死んでいたであろう回数をサラッと述べたので、更に衝撃を受けた様子で改めてどうやって生き延びたのかを尋ねて）

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925 :アベル
2024/04/19(金) 11:56:07

そんなのオレが………　

(生き抜いてきた方法は、自分が毒に気付いたり腕力で逃げ出したりしてきたからだと言おうとしたところで、昴が虎徹のシャツの襟を直しながら「はい。僭越ながら、お守りしてまいりました」とはっきりと言ったため、ぎょっとして途中で言い換えて)

……そ、そのとーりだ。昴が助けてくれた。うん。

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926 :虎徹
2024/04/20(土) 13:32:04

やっぱりそうか、いつも王子を守ってくれてありがとな。

（鈍感なアベルだけで生き延びるのはさすがに無理だろうなと思いながら質問をしてみると、やはり暗殺されそうになるたびに昴がアベルを助けてくれていたらしく、二人が同じ答えを返してきたので、襟を直してくれている昴に礼を言い）

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927 :アベル
2024/04/20(土) 16:55:45

(勝手にショックを受け、苦虫を噛み潰したような顔をしていれば、昴は今度はこちらの襟を直したり袖のボタンを留めたりとしながら「いえ……。それよりも、虎徹様にも手が伸びる可能性が考えられます。充分にお気を付けくださいませ」と、冷静に告げてきたため、こちらも真顔で答えて)

確かにあるな、それ……。でも、虎徹のことは絶対にオレが守る。指一本触れさせやしねーよ。

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