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┗451.【非募集】深い森のその奥で8(860-869/869)

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860 :アグマ
2024/05/15(水) 23:15:21


フー……!

(気づけば大きな獣がもう一頭増えても尚人間の方が脅威に感じ身体に触れられれば弱々しい力で抵抗する素振りを見せて。しかし獣二頭に加え強い人間にも優しく宥められると尻尾を巻いて大人しくなり、抵抗する代わりに強い人間の胸元にきゅ、と顔を埋めて。)

ギー「ぅ……、ディラ、敵、人間?ネド?」

(見る影もなく弱々しい毛玉になってしまったアグマの怪我はフロストが見てくれるなら大丈夫だろう、それとは別に気になることといえばここを襲った敵についてで。フロストが離れたのを見るとディラに視線を向けて声を潜めて問いかけて。)

レーヴェン「…………!」

(相当な怪我をしているらしい毛玉に鼻を寄せて様子を窺いながら二人の会話に聞き耳を立て。しかし人語で会話をしているため意味が理解出来ず、仕方なくその場でお座りをしてフロストの帰りを待っていると不意に上空から迫る何かの気配に気が付き空を見上げて。)

???「………――――!」

(渓谷から数時間ほど飛び続けていると草食獣が言っていた通り森の一部の開けた草原にぽつんと佇む屋敷を見つけ。その上空を旋回し気配を探ってはぞろぞろと集まり始める獣達、見知らぬ人間に顔を顰めて。しかし屋敷から出てきた見覚えのある人間を見つけると逞しい翼を羽ばたかせて急降下しながら鋭い鳴き声を上げて。)

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861 :ディラ
2024/05/16(木) 22:48:01

当たり。狙いはあいつみたいだから、お前も油断すんなよ?
(ある意味巻き込まれているのは自分の側なのだが、それについては、向かって来る者を退けられなかった己が悪い為特にフロストに責任を押し付けるつもりもなく。ただ、同時に守ってやる義理もないので精々頑張れと毛玉を撫でながらギーと話していたところ、不意に聞き覚えのある鳴き声が上から近付いてくるのが聞こえ。殺意は感じなかったので焦ることもなく顔を上げれば、案の定見たことある姿に純粋に驚いて目を丸くし)
おー、鳥じゃん!どうしたよ、お前がこっちに来るとか。ちっせぇ奴らになんかあったのか?

フロスト&カイン「っぅわぁあ!?!?」
(薬草を取りに行こうとしていたところに、お湯を取りに行こうとしていたところに。それぞれほぼ同時に空を見上げ、そして一般人であるが故に当然、見たこともない大きさの鳥がまるで襲いかかるように急降下して来る様子に悲鳴をあげ、二人とも腰を抜かしてしまい)

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862 :ギー
2024/05/16(木) 23:29:43


…………そう、か…、………う!?

(恐れていた名前が挙がると表情を曇らせ、ディラでもここまで追い込まれる相手に自分がどこまでやれるだろうか、フロストを守ることが出来るだろうか、不安が尽きずに考え込んでいたが聞いたことのない鋭い鳴き声と吹き飛ばされそうなほどの風に煽られ我にかえり。慌てて二人の視線の先を見れば大きな鳥が降り立っており、さらにディラが臆せず声をかける様子に目を丸くしながら警戒のため姿勢を低くし。)

レーヴェン「!?!!?」

(小さかった影がだんだんと近くなってくるとその大きさにパニックになり、もしかして食べられてしまうかもしれない、と脱兎の如く駆け出せばタイミングよく地面に座り込むフロストに飛びつき怯えるように尻尾を丸めて。)


(広い草原にふわりと降り立つとこちらに馴れ馴れしく声をかける人間を嫌そうに睨みつけ。そこでふと相手の言葉も分からない上に自分の言葉が伝わらないことを思い出し、これでは無駄足ではないかと苛立ったものの人間の隣で姿勢を低くしこちらを警戒する獣に気が付き。見たことがない種類だが自分を見て逃げ出さないということは恐らく獣人だろう、この人間はどれだけ獣人を侍らせているのかとジト目を向けながら肉食獣にずい、と顔を近づけて。)

???「………――、――――?」(…お前、言葉は分かるか?)

ギー「……!――、―――?」(わかる、ディラの味方か?)

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863 :ディラ
2024/05/16(木) 23:37:18

今こいつが死にかけてるから忙しいんだよ。つーかお前ら、さっさと動けよな
(人間相手なら自分に向けられる感情には敏感で、自分にいい感情を持たない者には基本的に近付かないのだが、獣相手ではその辺りを気にしておらず。なにやら睨まれているのはわかったものの特に気にせず、むしろさっさと動けと腰を抜かす人間二人に呆れ)

フロスト「ぅ、煩い!化け物レベルの生き物がいきなり出てきたら普通はこうなる!」
(飛びついてきたレーヴェンを守るように、或いは縋るようにギュッと抱き締めて震え、あの生き物も知り合いなのか全く驚く様子のないディラに涙目で噛み付くように言い返し。使用人の方はディラに言われてなんとか動こうとするものの、まだ腰が抜けているらしく立ち上がるのもやっとな様子で)

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864 :ギー
2024/05/17(金) 00:04:14


???「―――!!?
―――――!!!………―――――」
(味方ァ!!?
お前達のような腑抜けと一緒にするな!!!
………此奴の仲間が私の領地まで逃げ延びた、とだけ伝えろ)

(警戒しながらもこちらを攻撃せず理性的に受け答えする肉食獣を少し感心していたのもつかの間、人間の味方かと問われれば激しく否定して。憤慨しつつも気を取り直して要件を伝え、さっさと人間に伝えろと偉そうに命令し。)


………ディラ、仲間、にげ、のびた?って…

(背後でへたり込んでしまっているフロストに駆け寄りたいのをぐっと堪えて大きな鳥と言葉を交わそうとしたものの突然激しく怒鳴りつけられビクリと耳を垂れ下げ、しかひ最後に告げられた言葉に首を傾げて。仲間、とは……少し悩んだように辺りを見回すと馬がいないことに気が付き、それを伝えるためにここまで来たのかと大きな鳥を見上げてからすぐにディラに伝えようと声をかけて。)

レーヴェン「ゔゔぅ………」

(ここに来てから怖いことばかりだ、と情けなく尻尾を丸めてフロストに寄り添って首元に顔を埋めて。しかし背後から聞こえる人間の呆れた声に何故あんなにも平然としているのかと耳を垂れ下げて。)

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865 :カイン
2024/05/17(金) 23:28:33

!アムレートさん.......アムレートさんは、ご無事ですか?怪我などされていませんか!?
(仲間が逃げ延びたと聞けば主人より早く反応し、震える足でなんとか立ち上がり。逃げ延びたということは、もう当面の危機は去っているのだろうか、ちゃんと無事に逃げられたのだろうか。未だ大きな鳥が恐ろしくはあるものの、必死で大切な馬の安否を問い)

フロスト「レーヴェン、大丈夫だ。化け物の仲間の化け物が来ただけらしいから.....」
(とはいえ、自分も恐ろしくて仕方ないのだが。未だに震える腕でレーヴェンを抱き締め、怖くはあるが命の危険はない、あったとしてもちゃんと守るからと宥め)

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866 :ギー
2024/05/18(土) 00:11:02


あむ…?
……――――?(仲間は無事か?怪我は?)

(ディラよりも早く使用人の男が反応すると視線を向けて、アムレートとは馬の名前だろう、彼も襲われたのかと不安げに顔を顰めながら大きな鳥に視線を戻して問いかけて。)

???「―――、――――…
―――――、――――――………、!」
(知らん、私の領地には匿っているが…
いい迷惑だ、さっさと迎えに来い………、!)

(自分を恐れない目の前のいけ好かない人間とは別に背後にいた弱そうな人間が反応すると獣人に視線を向けて。草食獣の容態を気にしているらしい、確か肩辺りに怪我をしていたかと思い返すもののきっと仲間達が勝手に手当をしているだろうと容態は伝えずに素っ気なく迎えに来い、とだけ伝え。同時に視線をいけ好かない人間に落すと腕に抱かれたちんまい毛玉に目が止まり、それが獣だと分かれば一瞬にして胸を打たれて恐る恐る姿勢を低くし顔を近づけて。)

……けがは、知らない
いいから、迎えに来い、言ってる…

(素っ気ない態度とはいえ迎えに来いと言うからには生きているのだろう、ディラと使用人とを交互に見やりどうするのかと首を傾げて。)

レーヴェン「グゥ…、……!…………」

(自分を抱きしめる腕が震えているのが分かり、言葉は分からなくともきっとフロストも自分と同じように怖いのだと顔を上げると一瞬にして人型になりぎゅう、と抱きしめて。)

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867 :ディラ
2024/05/18(土) 00:28:41

迎えに行くのはいいが、流石に大所帯過ぎんだろこれ。移動に何日かかるんだよ......ん?おぅ、こんなんなっちまった。死にかけてっからつつくなよ?
(使用人と同じく馬の安否は気になるが、まぁ生きているなら一先ず迎えに行こうと。しかしまだ追手が来るかもしれないこの状況、下手に分散するわけにもいかず、一番足が遅そうなフロストはギーに乗せるとしても、使用人はどうするか、自分が運んでもいいがそこそこ無理があるだろうと悩んでいたところ、怪鳥が近寄ってきたので抱いていた毛玉を見せ)

フロスト「っへ!?れ、レーヴェン.......!?」
(ただでさえここにはディラや、今は無力化しているが狼男など怖い奴が集結しているというのに、この上大きな鳥まで参戦して来るなんて怖がるなという方が無理である。怯えながら必死にレーヴェンを守ろうとしていたところ、不意に抱いていた身体の大きさと感触が代わり、隻眼を大きく見開いて目の前の見知らぬ男の子を見つめ)

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868 :ギー
2024/05/18(土) 00:48:10


ぅ……、でも、馬、大事……、ッ!?

(大きな鳥が言う領地がどこなのか分からないもののディラの反応からしてかなり遠い場所にあることが窺えて。長距離を移動するにも人数が多ければより時間がかかる、加えて負傷しているアグマやネドの脅威もあるため迎えに行こう、などとは簡単に口に出来ず。それを伝えようとディラから視線を離すと、背後で見知らぬ男に抱きしめられるフロストの姿を見てぶわりと毛並みを逆立てて勢い良く駆け出して。)

???「……――…、………―……?」(…愛い…、……む?)

(毛玉を覗き込んでみるとかなり手傷を負っているらしい、呼吸するたび微かに揺れる毛並みに嘴を寄せて匂いを嗅ぐとそれが自分の喉元に噛み付いた狼だと分かり目を見開き。すぐに顔を離して数歩後退るとぷい、と顔を背け、用は済んだとばかりに人間に背を向けようとして。)

レーヴェン「………!」

(人型になりフロストの真似をして両手でぎゅ、と抱きしめ。同時に驚いたように声を漏らすフロストをじっと見つめれば、むん!と張り切ったような得意顔を浮かべてぴこぴこと黒い毛並みの耳を揺らして。)

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869 :ディラ
2024/05/18(土) 14:18:06

そうだ!お前こいつと、ついでにフロスト連れてってくれよ。俺が持ったら絶対揺らすし。ついでにあいつ持って行ったら、お前んとこなら薬になる草あっただろ確か、それで治せる
(大所帯、しかも死にかけの毛玉と使用人やフロストがいては移動しにくい。ならばそのうちの何人かだけ怪鳥に運ばせればいいと気が付き。怪鳥の方も毛玉に興味があるようだし、それくらいなら運べるだろうとなんでもないことのように提案してフロストを指差し)

フロスト「レーヴェン、凄いじゃないか!ギー、ギー!レーヴェンが人の姿になった!」
(やはりまだ子供なのだろうその姿は幼く、得意げな顔が可愛らしくて思わず先程までの恐怖も忘れて笑ってしまい。先程のディラの発言ではないが自分もレーヴェンの事を子供だと思っている節があり、子供の成長を喜ぶように嬉々として相手に報告し、しかし聞こえていたディラの提案にはスンと真顔になり)
「は?ふざけるな無理に決まっているだろう。絶対に、断固として拒否する」

カイン「ぁ.......あの!もしよろしければ、私をお連れいただけないでしょうか。私なら、アグマ様が落ちてしまわないよう抱えていられます」
(一刻も早く馬の無事をこの目で確認したいが、この鳥?の住んでいる場所は、主人の発言からしてかなり遠いのだろう。主人は獣並みに動けるし、フロストはギーに乗せてもらえる。となると一番の足手纏いは自分であり最悪留守を任されかねず。鳥と主人の前に跪いて懇願し)

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