郷愁 - Diary white

私信スペース003

　ＴＨＥ俺　
俺の方から私信を投げるつもりが投げられてるだと。兵長、初めましてじゃないです。「お前バカの癖になに格好付けてんだよブフォ！」の心境をこうも清々しく真向から言われる事ってあるんですね、初体験です初めまして。先日…つうか随分と前になっちまいますが、直接お会い出来て良かった。あんたの恋人のエレンに「恋人を紹介したい」と言われ数人に「お前はオカンか」と言われたが俺はオトンです。嘘です。尻談義の誘いなら喜んで朝までお付き合いしますよ。ここでも大いに語りたい所なんだが憚られる内容なんで自重しておこうかと。そしてこれも随分と前の話になっちまうんですが、エレンには時折話は聞かされてます。仲睦まじいようで何より。兵長の中二具合がツボでエレンの恋人と知る前から愛読確定してたと最後に伝えておきます、これからも仲睦まじくどうぞ幸せに。あと荒らしは止めやがれください。

　うらら。　
白の120は俺で間違ってない筈だ、多分。先ずは初めまして。リコ…さ、ん…で良いんだろうか。（呼び方迷子）あんたの綴る文字は率直で迷いのないような真っ直ぐなモンから、時折其の中に女らしい葛藤が紛れ込んでいて読み応えがあった。詳しい事迄は解らん其の文面だからこそ、色んな意味で胸に響いたのかもしれない。実は愛読に入れる少し前から読んでました。日常を綴る事があるのなら、心底楽しみにしていると伝えておきます。俺からも私信の礼を、有り難うございました。

　いわくつきの煩悩論　
思わずの返事が嬉しかったにも関わらず溜まりに溜まった私信の返事に追われ、こんなに遅くなっちまった。済まんな。気持ち的には直ぐに返事をして一刻も早く童貞疑惑を拭いたかったんだが。サシャも花より団子な無邪気さが悪くない、恋愛に発展するには難しそうな女だが…だからこそ魅力的って所か。――おい。何を言ってるんだよアルミン、クリスタが好きなのはこの俺だと何度言えば解るんだ、いい加減にしろ。（御互いに）お前には敢えて報告しておこうと思うんだが、こんな俺にも恋人が出来た。相手は小さくてこの腕で抱き締めたらすっぽり納まっちまうクリスタのようなクリスタだ。…ほら見ろ、クリスタは俺の事が好きだっt（略）こいつが妄想の産物か否かは想像に任せたい。バトンの回答は折り見てさせて貰う、ありがとな。