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318.最後の一秒を君と一緒に《R20》
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174 :エルヴィン・スミス&リヴァイ
2016/03/06(日) 15:38

secondary residence

退役後の生活を予行するため、知人から郊外の一軒家を借りた。
暫く二人で生活し、本部へはここから通う。

※リヴァイが用意してくれた間取りだ



◆record
3/5 PM 馬車にて移動。部屋を見て回る。
思ったより大きな家だ。書斎も広い。気に入った。
エルヴィンの持ち込んだ本が重い。二人と一匹には些か広すぎるような気もするが、掃除も行き届いていて悪くねぇ佇まいだ。
こっちの存在を忘れるほど書斎を嬉しそうに眺めていた。天気が良い日にテラスで飯を食うのが楽しみだ。

3/5 PM キッチンを触り暖炉に火をつけて寛ぐ。
去年誕生日に送られた高価なカップで茶を飲む。茶葉は先日ねだった高級品。贅沢な時間だった。
3/5 PM 入浴を終え就寝
エルヴィンが風邪気味のため、早めに休む。
猫のケージがないため寝室に寝床を用意するもベッドに乗ってくる始末。諦めてベッドに乗り降りするのを許すことにする。

アヒルを忘れたことを気にしているらしいリヴァイが愛しかった。先週の忙しさに加え家が変わったせいだろうか、体調が優れず初日を楽しみ切れないまま早々と眠ることになった。


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176 :エルヴィン・スミス&リヴァイ
2016/03/13(日) 22:03

◆record
3/11 マシュマロを焼いて食べる
長い問答の後だったせいか、甘さが体に沁みた。気遣ってくれるリヴァイの姿に胸が温かくなった。
互いに少しだけ色々と疲弊したから、安月給から奮発し甘い物に縋った。…が、少し買い過ぎた。
3/12 引っ越して初めての自炊。掃除。庭の手入れ。
リヴァイが食事を作ってくれた。豆をトマトで煮たスープは美味しかった。贅沢な腸詰肉も。先週忙しく手が付けられなかった書斎を掃除する。二人で庭の伸びすぎたミモザの枝を切る。充実した休日だった。
下拵えは兵舎の厨房当番の奴が気を利かせて済ませていてくれたから、特に難しいこともなかった。肉
は奮発した。美味そうに食ってくれたが、エルヴィンという人間は世辞の上手い人間だ。沢山切ったミモザは兵舎に持っていった。ペトラが飾り付けてくれている。

3/13 パン粥を食べる
体調が治りきらず半日眠っていた。起きてリヴァイの作ってくれたパン粥を食べる。怪我の功名だな。
猫と一緒に眠る奴を横目に掃除を済ませる。手の掛かるデカい子供を持った気分だった。
タオルの畳み方が下手だと知った。あれじゃ30点だ。

3/29 大根のスープを作る
引っ越してきてからこの方、家事を殆どリヴァイに任せきりだった。部下が用意してくれたレシピにしたがいそのまま切って煮込んだだけだが、まぁ食べられるものになって良かった。リヴァイがさり気なく手を出してくれたおかげだろうな。体調を崩しこの日も早く眠ることになった。何かの呪いか?それとも日頃の行いか。
4/16 一日ベッドで過ごす
可愛かった。

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