スレ一覧
┗318.最後の一秒を君と一緒に《R20》(208-212/217)
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208 :
エルヴィン・スミス
2016/10/12(水) 22:28
久しぶりにペンを取る。
静かな夜だ。
空気が冷えて心地良い。
気付けば秋らしい気候になっていた。あいつの好きな季節だ。
当人は、今夜珍しく出かけている。戻りは遅くなるそうだ。
近頃何かと慌ただしい。
常に駆けていて休む間もなく、立ち止まったら再び走り出せなくなってしまうような気さえする。
それでも合間にあいつのことを思い出すと、知らず肩に入っていた力が抜ける。
ひどく幸福な反芻をして、気力が湧くのと同時に少しだけあいつが傍に居ないことが寂しくなる。
恋しくなる、と言うのか。
こんな気持ちは知らなかった。
落ち着いたら冬を迎える準備をしよう。
上質な毛布を買いに。
3回目の冬も暖かく過ごせるだろう。
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209 :
リヴァイ
2016/10/14(金) 23:00
また奴の加齢を祝うことが出来た。
誕生日おめでとう。
お前の一年が良いものになるように、誰よりも祈っている。
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210 :
エルヴィン・スミス
2016/10/19(水) 00:20
俺の愛しい緑は、少し前まで枯れかけていたのだろうか。
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