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213.オシロイバナ
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48 :
リヴァイ(乱入)
2014/12/31(水) 19:53
>一枚貰おう。
>今年最後の言葉を、唯一に。
今年最後、と言っておきながら実際に此処へ筆を走らせるのは其れから数ヵ月後、春も間近に見えてきた頃だ。
ひょっとしたら頁を拝借された事を、この手記の持ち主は忘れてるんじゃないかと思う。…ある意味狙い通りとも言えるな。
エレン。お前が俺からの文では無く、色違いに作られた互いの手記を手を取るのは一体どういう心境の時だ?
その時、果たして傍に俺は居るんだろうか。
その時お前は、少しばかりの寂しさを抱えていたりするんだろうか。…と、聞いているからには確かな肯定を、恐らくは期待している。
俺はと言えば。お前や、若しくは自分の手記を広げる事は以前に比べれば格段と減った。其れはお前に求める心境とは似ているようで違う。相変わらずこの気難しい脳には一人しか詰め込まれる余裕は無いし、思うように声が聞けない日は、俺も人の子だ。心細く思う夜もある。
だからって簡単に手を伸ばしたら、ふんだんに詰め込まれたお前の言葉を見れば余計に募るだろう。それでいい、と言うんだろうな。だがあまり拗らせると酷い事になりそうなんだ。募った感情をぶつけるよりは、飲み込みやすい温度へ調節しながら注いでやりたい。
さっきから何の話かさっぱりだろう。俺も何を目的として綴り出したのか、実はあまり覚えていない。
ただ、…そうだな。誑かす前提で無いにしろ、どうして口を開くとあんな事ばかり伝えてくるか少しは理解して貰えたか。
一日の中で大半を離れて過ごす間、手記や文に眼を通せば一気に爆ぜる可能性がある程に、日々お前の事を考えてるよ。俺のエレン。
二度目の誕生日を祝えて、何より嬉しい事は無い。これからも騒がしくも愛しい、俺だけの犬であり、恋人であってくれ。
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