┗83.華氏94度。【キャラ崩壊閲覧注意】
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1 :リヴァイ＋エレン・イェーガー
2013/08/15(木) 00:00
隣にいる、2年目。 毎日、愛しさは募るばかり。 華氏94度の温もりはずっと隣に。 |
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151 :リヴァイ
2015/08/02(日) 00:00
今日で2年めだ。
今までも今日もエレンの事が好きだし、明日もその先もそれは変わる事がないだろう。
エレンの事が毎日好きになる。
エレンの声を聞いて目を覚まして、エレンの声を聞きながら眠る。…出逢ってすぐは、エレンが1/3だったと>>5の辺りで言っていたが。今では殆どがエレンだ。俺の心の中はエレンで形成されていると言っても過言ではねえし、むしろ他のものが入り込む隙間がねえ。
声を聞くと顔が緩む。キスをして鼓動が高鳴る。甘い語尾ひとつに、ときめく。こんな風に何もかもが愛しい相手には、もう出逢えねえだろうな。
エレンだけでいい。…俺だけの、可愛いエレン。これからも、ずっとそばに居てくれ。
2年目だから表紙をリニューアルしてみた。
旧表紙。
古びた華氏式体温計で計る熱。 指先から伝う94度の温い体温。 いずれ望めば重なるだろうか。 100度を超えた熱いくちづけ。 |
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152:削除済
153 :エレン・イェーガー
2017/05/08(月) 19:42
兵長と連絡を取り合わなくなって、たぶん、１年くらいが経った。
オレの記憶だと、兵長から連絡がこなくて、オレも確認をしなかった。それでそのまま１年。
なんだか無性に懐かしくなって、あの頃使っていたお揃いの鍵を引っ張り出して、手紙の箱を開けてみようとしたけど、鍵は使えなかった。その辺にあった鍵を手当たり次第にさしてみたけど、ダメだった。
兵長ともう一度、なんてことを考えてるわけじゃねぇけど、どうしても、あの頃の記憶に触れたくなって、古い日記帳を引っ張り出してる。
なんでここの鍵は覚えてるんだろうな。分かりやすい、単純なものだから記憶に残ってたのか、それとも毎日のように使ってたからかな。それもよくわかんねぇや。
この頃にあった熱い恋心は確かに薄れていて、愛情もぼやけちまってたなぁ。慣れもあったんだと思う。
それでも兵長を嫌いだと思ったこともなかったし、鬱陶しいと思った事もなかった。
愛想を尽かされたんじゃないかと、兵長がそう思って心を痛めていないか。今でもそれが少しだけ気がかりだ。自惚れてんじゃねぇよって思われるかもしんねぇけど、兵長の愛情は確かに感じてたから。
兵長、兵長。
2人の思い出の日記を勝手に使ってすみません。
オレはガキだったし、最後まで身勝手だったけど。
あなたが幸せでいることをひっそり祈っています。
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154 :リヴァイ
2018/10/10(水) 04:36
今でもたまに夢に見る。エレン。…エレン。
あの時の俺は、何が怖かったのか。今じゃもう曖昧だ。
慰めてくれるお前の言葉に少しずつ距離を感じて、ついに嫌われたかと思うと息が詰まって、勝手に怖がって……勝手に逃げ出した。
最後の手紙の日付は、2015年7月31日。
もう三年以上も前の事になるのか。なあ、エレン。お前こそ元気にしているか？大事な奴は出来ただろうか。
最近どうだと聞かれるのが嫌で、金平糖のとも連絡を取らなくなった。エレンとも話をしない。そうなりゃ友達の少ねえ俺は簡単にひとりぼっちだ。
せっかく祈って貰ったってのに、幸せだ、とは言い切れないのが申し訳ねぇが。ひとりでもそれなりに生きている。
この日記の表紙を弄る鍵は忘れちまったってのに、この日記に書く為の鍵は覚えていた。……。白い日記の方もここの鍵と同じだったな。そのせいで白い日記は読み返せねえのが残念だ。あの日記帳の中身がプリンより甘かったってのは覚えている。
きっと、この置き手紙はお前に届かないだろう。それでいい。今更俺が何を言っても自己満足に過ぎないからな。
記憶の蓋が一気に開いて、目の前が妙に曇る。
直接謝るだけの勇気が無くて、すまん。エレンと共に過ごせた日々は、確かに幸せだった。エレン、エレン。どうか幸せでいて欲しい。
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