スレ一覧
┗140.日記(仮)(28-32/36)

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28 :リヴァイ
2017/07/12(水) 03:04

似た顔と声を交わしてみても、結局他人だと痛いほど思い知って長くは続けられない。

会いたいと言う言葉は届くだろうかとふと思う。
だが会いてぇと思う反面、会ってしまえばきっと想いがまた湧いちまうだろうと分かる。
友人として、過去の事だと吹っ切れた付き合いが出来る日が早く来ればいい。

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29 :リヴァイ
2017/08/08(火) 00:45

暑い日が続く。
洗濯物がよく乾いて気持ちがいい。
猫は伸びきって溶けているようだ。


暑いのは嫌いだと、ぼやいていた俺を笑っていた顔を思い出す。
ちゃんと水分をとっているだろうか。

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30 :リヴァイ
2017/09/25(月) 09:21

今年は王都に向かう事が多くなりそうだ。
馬車から見る景色は、秋晴れのいい光景だ。

陽気のせいか、今なら笑って話しができる気がして鳩を送ってみようかと、ふと考えたが…
また昔のように側にいたいという思いを持っていないかと言われると、首を横には振れねぇ自分が居て何とか抑えている。

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31 :リヴァイ
2017/10/06(金) 13:37

週末はまた王都に向かう。…奇しくも昔彼奴と歩いた土地の宿を取ることになった。
猫は部下に預けた。顔なじみだから不安に思うことも少ないだろう。

あの街に、また赴く。
季節も同じだ、吹く風の温度もきっと同じなのではないかと思う。
去年と違うのは…今年は独りであることだ。

情けねぇ話で、なんとなく今から胸が締め付けられる思いがするが、冷たい雨が降っているせいかもしれない。

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32 :リヴァイ
2017/10/12(木) 02:45

街は相変わらず賑やかで、何も変わっちゃいなかった。
夜に感じた風も笑えるくらいあの頃のままで、同行者はいたが心は独りだった気がする。
大きな荷物と一緒に、お前との思い出を引っ張っていたように思う。
俺は近くにいるぞと、届きもしない想いを何度も胸の内で呟いた。

あめは降らなかった。
いい旅行であったと思う。
たいした土産も買わなかったから、思い出になるものはない。
いずれまた…一緒に歩けたらどれだけ良いだろうと、今更どうにもならないことを思う。

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