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┗162.手記。(35-39/43)
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35 :
ミカサ・アッカーマン
2020/10/02(金) 05:00
ああ、好きだ。
あの人が、好き。
私はちゃんと、あの人が伝えてくれた言葉に相応しく応えられているだろうか。
私を受け入れて、受け止めてくれたあの人の優しさに報いることができているだろうか。
明日の朝はいつもより少し早い。
のに、こんなときに限って、目が冴えてしまって寝付けない。
なので、少し昔を思い出したりした。
いつから私はこうなったのだろうか。
そう言われても、よく分からない。
けれど、今こう感じている私の気持ちは、確かなものだ。
誰かに同じ想いを返してもらえることは、当たり前のことじゃない。
今この瞬間に巨人が攻めて来て、世界がなくなるかもしれない。
私の好きな人が、私を好きだと言ってくれる。
だから私は、好きな人に好きだと言うことを躊躇ったりしない。
あなたが、好きです。
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36 :
ミカサ・アッカーマン
2021/02/08(月) 23:37
あの人が居ると居ないとでは、随分と世界の見え方が違う。
大袈裟と言われてしまうかもしれないけれど、あの人が居ることこそが、私の世界だ。
あの人が居なければ、私は世界を失う。
あの人の声が聞けること。
あの人に触れられること。
目の前にあの人がいるだけで、眠りに落ちる瞬間の安心感が全然違う。
私を生かせるのはあなたしかいない。
だから、ずっと居てください。
世界のために、私は生きる。
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37 :
ミカサ・アッカーマン
2021/02/13(土) 00:24
私の持ち物に花がひとつ増えた。
あの人の心みたいに優しい色合い。
眺めているだけで、なんだかあたたかい気持ちになる。
好きな人にもらった物に囲まれることは、こうも嬉しいものなのだと気づいた。
私は兵士なのだから、本当はこのイメージが強いのは正しくないのかもしれない。
けれど、いつか。
いつかは…それだけを私のやるべきことに、できるといいと思う。
……この綺麗な花も、ずっととっておけたらいいのに。
世界は残酷だ。
でも、美しい。
できるだけ長く保てるように、大事に世話をしよう。
今年もあなたに、祝ってもらえて、とても嬉しい。
あなたが、好きです。
これからも…たくさん私に、お料理をさせてください。
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38 :
ミカサ・アッカーマン
2021/09/10(金) 23:12
>二千年後の、未来の思い出。
>看板猫がいる喫茶店。
少しいいドライヤーを、買った。
詳しいわけではないけれど、確かに…乾かしたあと、つるつるになるような…艶の輪がきれいに出るような、気がする。
あの人は長い髪が好き、のようだから。少しでもきれいに、伸ばせるように。丁寧に、手入れしたい。
髪の洗いかたに気をつけて。
乾かす前に、洗い流さないトリートメントするといいらしい。
ゴムで結ぶより、クリップでまとめるほうが、傷みにくいと聞いた。
あの人にきれいだって、…好きだって、思ってもらえるかな。
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39 :
ミカサ・アッカーマン
2021/09/20(月) 02:45
ああ、私。
あなたが、好き。
あなたが居ないと、こんなに寂しくて。
あなたが好きと言ってくれると、こんなに切なくて。
嬉しいのに、胸が苦しい。
誰かを想って、こんなに感情が零れるなんて。
私はあまり、感情の起伏がないと言われる。
だけどあなたを想うと、こんなにも感情が揺れる。
私を、私にしたのは、あなたです。
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