仲間一覧
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355.めりこ
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3 :ねこがすき
04/02(月) 04:10
シルヴァ
「なあ?」
ジャック
「ああん?」
シルヴァ
「そろそろ教えてくれてもいいだろ?誰に会いにいくんだよ?」
シルヴァとジャックはW7のバッフィング・トムに乗車していた。
マリウスとの決戦後、無事にメリーを救出した2人はメリーの回復を確認したのち美食の街・プッチへと向かっていた。
汽車にゆられてながらジャックは視線を窓から見える海から外し、ため息をついた。
ジャック
「まったく。着いてからのお楽しみだと何度も、、、」
ジャックが言いかけたその時、車内アナウンスが鳴る。
駅員
「お待たせいたしました。まもなく美食の街、プッチに到着いたします。お降りの際は忘れ物のないよう、、、」
シルヴァ
「うひゃーー!!やっと着いたぜーー!」
アナウンスを遮るようにシルヴァが大声でガッツポーズを見せる。
シルヴァ
「長かったな~~!ケツが痛えよ!おっさんはずっと黙ってるしよ!!退屈だったっつーの!💢!」
ジャック
「💢! テメエは! 俺が何度注意しても静かにしてろと言った事忘れたか! どんだけ駅弁食ったか忘れたか! 人が思い出に浸ってる間どんだけ・・・💢ん?」
ジャックが気づいた時には既にシルヴァは汽車を降りていた💦
シルヴァ
「おっさん~~!降りねえのか?」
ジャック
「💢!(ブチッ!) 人の話を聞けえーー!!馬鹿たれがあーー!!」
ジャックは怒りながら下車する。
シルヴァ
「ハハッ!ま、そうカリカリすんなや笑っ」
ジャック
「誰のせいだ!!」
シルヴァ
「さて、行こうか。」
シルヴァはニッカリ笑い声ながらジャックに背を向け歩き出す。
シルヴァ
「思い入れのある奴なんだろ?あんた、ずっと微笑んでたもんな!さ、会いにいこーぜ!」
ジャック
「貴様...!」
シルヴァ
「楽しみだ!で、何処に向かう?(ニッカリ笑っ)」
ジャック
「あ、ああ。とりあえずメイン通りへ行くぞ。(こいつ、、、笑っ)」
シルヴァ
「目印はあんのか?」
ジャック
「ああ。俺にしか分からないがな。」
2人はメイン通りへと歩き続ける。
途中途中で鼻腔を擽るような美味しそうな匂いが漂ってくる。
シルヴァ
「あ~~~!たまんねえ!メシ食って・・」
ジャック
「寄り道はせんぞ💢!」
シルヴァ
「毎度毎度遮るなあ!!💢!」
ジャック
「やかましい!!このミルク飲み人形が!」
シルヴァ
「💢!なんだあ??!?」
ジャック
「本当の事だろうが!食っちゃ出し食っちゃ出し・・・!!」
シルヴァ
「俺はミルク飲み人形じゃねえぞ💢!」
ジャック
「テメエで言ってんじゃねえか! あ・・・!!」
シルヴァ
「うおりゃあ!!」
びょ~~ん!!
ジャックに飛びかかろうとしたシルヴァをジャックが腕で静止する。
シルヴァ
「むぐぐ・・・!」
ニヤリ、、、
ジャックは左手でシルヴァの顔を押さえつけながら笑みをこぼした。
ジャック
「ここだ・・・!!」
シルヴァ
「・・・!! ほほぱ!(ここか!)ぐへっ!!」
ジャックが左手を離すとシルヴァは地面に落ちた。
シルヴァはそのままあぐらをかき、目の前の建物を見つめる。
シルヴァ
「こりゃあ、、すげえなあ。 ロックおじさんも腰抜かすかもなあ、、!」
ジャック
「フフン!そうだろうよ!この薫り、、鼻腔擽り目の前の通行人を全て足止めさせるこの威力!こんな料理を作れる奴はあいつしかいないからな!! 貴様、誰に会いにきたと聞いたな?俺が会いたかったのはここの料理長だ。長い間、またせてしまったがなあ!ガハハハ!!」
シルヴァ
「ホエ!!匂いだけでスゲえ料理人だとわかるぜ?!おっさん~!!」
ズルズル、、、
あまりの薫りに動けなくなっているシルヴァを引きずりながらジャックは店の扉を開ける。
ジャック
「・・・・・待たせたなあ!!
命の恩人よ!!」
シルヴァ
「へーーーーー((≧∀≦))!!」
(i/P904i)
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