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675 :イエロー
09/25(月) 18:00
エピローグshot”１” 父と子
無邪気一味解散後から２０年の歳月が流れた
人々は”時代のうねり”を受けて…良いか悪いか…”新しい時代の幕開け”を迎えていた
〜〜東の海〜〜
偉大なる船大工達の想いを受け継ぐ男の船、所々軋んでいるが『フリーダム・ヴィクトリー号』の海賊船は今日も勇敢に海に錨を下ろし海のど真ん中でレストランを本日もオープンさせた
※元無邪気一味の海賊船
客達
『美味い…流石はかの有名なオーナー・ソフィの作る逸品だ』
『女性初にして海の五つ星を取ったレストランだ、当然だろう』
『しかしこのレストランは神出鬼没…見つけられてラッキーだ』
来店した人々は次々と舌鼓をうっていた
客達
『それにしてもまた”サーカス海賊団”が国を滅ぼすとは…』
『”新時代”てのは末恐ろしいな』
客の１人が新聞の記事を手に取りそう嘆く
この世界に存在する４人の悪名高き海賊団船長達を人々はこう呼ぶ
『海の四天王』と…その１人が仕切るサーカス海賊団が次々に国を滅ぼしていた
そしてその船長の顔も記載されていた
”海の四天王”『サーカス海賊団』船長
【大狂乱舞】のジェイク・スピア
懸賞金１４億４４００万ベリー
と
目つきの悪い白髪混じりの男
『あの野郎は無作為に国を滅ぼすなんて事はしねェワケ…何か考えあるんだろ』
そう呟く男
元『無邪気一味』 船大工
【海の壊し屋】のキャップ
懸賞金１０億１千万ベリー
カランコロン…
そこに１人の正義のマントを羽織る海兵が入ってきた
ザッ…ザッ…
後ろには１０人の海兵が銃を構える
スタスタ…
客達はざわめく
客
『誰もが知るビックネーム…何故あの人が此処に！？』
正義のマントを羽織る海兵
『飯を食いに来ただけだ、銃は下ろせ』
海兵達
『はッ…』
ザッ
次々と銃を下ろす海兵達
キャップ
「フン…なら俺の懸賞金もそろそろ取り下げて欲しいワケ」
正義のマントを羽織る海兵
『あれは建前だ。飯食ったら”海の壊し屋”…お前を捕まえる』
『数々の目撃情報でお前が此処にいるとは割れていたが…まさかこんなに堂々といると思いもしなかったが』
キャップ
「”黒金”…ここにはミルキィはいねェワケ分かってんだろ？俺を捕まえて幾ら尋問掛けようが無駄だ」
正義のマントを羽織る海兵の正体
海軍本部中将
【黒金】のシンベエ
客達
『あの有名な事件海軍本部に反乱を起こして海軍組織の仕組みを作り替えた男…元海軍本部大将であり現海軍本部の中将の異端な存在”黒金”のシンベエ！？』
『キャップさんあんたもスゲーお尋ね者だけど幾ら何でも此処で捕まっちまうだろ』
キャップ
「ちッ…大きなお世話なワケ」
シンベエは数々の視線を意図もせず食事を始めて食べ終わった辺りで口を開く
シンベエ
「”ザクロ”は俺たちも無視できない存在になりつつあるぞ、民間人への暴力事件の数々しかり世界政府の施設への破壊行為、恐らく大将達も動かす事態だぞ」
キャップ
「確かにてめェには”ザクロ”の世話して貰った恩があるが…あいつの人生だ、もしてめェが捕まえたいなら好きにするワケ」
シンベエ
「”母親も母親”なら”親父も親父”だな、めんどくせェから俺は捕まえないけど」
ハナクソをほじりながら呑気に呟くシンベエ
客達
『なんて人だ汗』
『本当に海兵かあんた汗』
キャップ
「”モモ”とも会ったワケ？」
シンベエ
「あの女何も言わなかったのか…新世界で１度会ったがあの女もザクロの事は意に介いしちゃいなかったがな」
キャップ
「ぎゃははは、流石は俺の女なワケ」
モモと呼ばれる女の正体は
『サーカス海賊団』 戦闘員
【猛獣傀儡】のモモ
懸賞金５億１千万ベリー
キャップは無邪気一味の解散後、一時期サーカス海賊団に派遣船大工として乗り込みそこで彼女と関係性を深めて、そこで誕生した子供こそが今世間を賑わすルーキー海賊
『ザリー海賊団』 船長
【海の執行人】のザクロ
懸賞金２億２千万ベリー
シンベエ
「さてこんな片田舎くんだりまでして来たんだ、お前と”美食家”くらいはしょっぴいて行くか」
バサッ
正義のマントを脱ぎ義手の黒金の腕を構えた
キャップ
「ふざけろよ、こちとらただ隠居してたワケじゃないワケ」
バコッ
大きな金槌を構える
黒髪ポニーテールの女
『やめんかッッ！！』
バコンバコン…
キャップとシンベエ、２人に拳を下ろす女
シンベエ
「”美食家”アンヌ・ソフィ」
元『無邪気一味』 海のシェフ
【美食家】のアンヌ・ソフィ
懸賞金１億３千万ベリー
(Android/Chrome, ID:bUkdi80i0)
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